えのキングの投資日記

日本株投資日誌

5/8(月) インスペック(6656)は意外高の可能性ありか?

5月2日(火)


【相場概況】

日経平均 寄与度ランキング


【騰落レシオ】


空売り比率】


【売買代金】

東証プライム 2兆6675億円
東証スタンダード 1069億円
東証グロース 1450億円

【米株市況】

5/5(金) 米株市況


恐怖指数

 


Fear and Greed Index - Investor Sentiment | CNN

 


【業種】


【個別】

www.nikkei.com


イビデン(4062)が大幅高になり、年初来高値を更新しています。


同社が発表した、2023年3月期決算は、売上高前期比4.1%増4175億4900万円営業利益同2.2%増723億6200万円になりました。

しかしながら、2024年3月期は、売上高前期比4.2%減4000億円営業利益同28.1%減520億円の大幅減益で市場コンセンサスも大きく下回っています。

 


ただ、株価は嫌気されることなく反発しています。

同時に発表された、2028年3月期を最終年度とする新中期経営計画が好感されているようです。

業績の目標数値は、2026年3月期分まで設定していて、同期に売上高6200億円今期予想比55%)、営業利益1250億円2.4倍)を目指す方針を掲げています。

 


青木武志社長は、半導体メーカーなどの投資意欲が回復に向かう時期について「24年3月期の下期から」との見通しを示し、半導体は年央から回復」というコンセンサスに、概ね合致しています。

市場では会社側が示した回復シナリオを材料視する雰囲気が優勢で、大量の買いを集めたようです。

t.co

t.co


住信SBIネット銀行(7163)が続伸しています。

テレビ東京の経済番組「モーニングサテライト」のトレーダーズvoiceに、著名個人投資家片山晃氏がリモートで出演し、同社株を取り上げたことで見直し買いに繋がったようです。

同氏は、メガトレンドに乗るとのトレーダーズワードで話をしており、ここからメガトレンドに乗っていく可能性がある銘柄として同社株を取り上げています。

現在、個人投資家が株取引を行う時は当たり前のようにネット証券を使うようになりましたが、同じことが銀行業界でも起こっていくのではないかと指摘しています。


また、直近、ゴールドマン・サックス証券新規「買い」カバレッジを開始し、目標株価2100円に設定したことが話題になりましたが、新たに強気なカバレッジをしてくるところが、他にも出てくるのではないかと見る向きもあるようです。

本日は楽天銀行(5838)も物色されていて、今後のネット銀行の値動きが注目されます。

kabutan.jp

独立系の自動車部品メーカーのGMB(7214)ストップ高まで買われ、年初来高値を更新しています。


同社は2023年3月期の業績修正を発表していて、
経常利益を従来予想の23.5億円→33億円へと40.4%上方修正しています。

退職給付費用の減少が13億円程度あった他、販売価格の値上げや原材料費・物流コスト上昇の落ち着きなども貢献したとのことです。

株価は新値追いとなっていますが、過熱感も台頭していますので慎重に動きを見たい処です。

 

www.youtube.com


モンスターラボ(5255)上場来高値を更新していますが、本日も長い上影となっています。

 

 

3月下旬に新規上場した銘柄ですが、既存株主にVC(ベンチャーキャピタル)が多く、ロックアップが1,080円以上で解除されます。

そのため、1,080円以上ではVC売りが継続的に出ていると思われ、それが上値を抑えています。

とても短期間で熟せる株数ではないものの、それでも何度かトライしに行く動きから買い気も強い様子です。

同社は15日1Q決算発表を控えており、それ次第では上放れていく期待はあるものの、それまではVC売りをコツコツ熟していく展開が続きそうとの見方が多いようです。

連休明けもロック解除ラインである1,080円以上となる場面が出てくるか注目されます。

kabutan.jp


テラプローブ(6627)が大幅反発し、年初来高値を更新しています。


同社は台湾の半導体後工程大手パワーテック・テクノロジー(力成科技)の子会社で、半導体テスト工程の受託サービスを手掛けています。



いちよし証券ではレーティングを新規に「A」、フェアバリューを5,000円としています。

半導体テスト受託専業という世界的に見てもユニークなポジションを活かした展開を評価していて、2023年12月期営業利益前期比6.7%増73億円を見込むとしています。

半導体市況が調整局面のなかでも、同社業績は底堅く推移していて、中期的に収益拡大余地が大きいと判断しています。

株価の新展開入りが期待されるところです。


テクニカル分析

日経平均 日足 MACD

連休前の日経平均は小幅続伸!

 


大幅ギャップアップからスタートするも、次第に売りが優勢になり、「陽線」→「陰線」の出合い線を形成しています。

相場が下落に転じる可能性を暗示していて、連休明けの足形が注目されます。

日経平均先物 MACD

www.bloomberg.co.jp

 

連休中の日経平均先物は、一時28560円まで下落するも、
5/5に発表になった雇用統計で、予想を上回る数字が示されると、米市場はGoodnews is Goodnewsという反応になり大幅反発となり、日経平均先物29070円まで切り返して終わっています。


しかしながら、日経平均先物ローソク足は、下ヒゲの長い陰線である「首吊り線」を形成しています。

決算発表スケジュール

来週はSQ週でもあり、決算発表も佳境を迎えます。

2番天井を探りにいく中、思わぬボラティリティが高い値動きになる可能性もあり得ると思います。

なるべく先入観を排除して、大局を見極める局面と思います。


【本日のトピック】

インスペック(6656)


さて、本日はインスペック(6656)を紹介します。

 




同社は秋田県に本社を置く、半導体パッケージ基板や精密配線板の外観検査装置の専業メーカーです。


同社は4/3に、高性能フラットベット型検査装置及びロールtoロール型検査装置を各複数台、総額9億円に及ぶ大型受注を獲得したと発表しています。


また、4/28には、NEDOより採択された助成事業「2020年度戦略的省エネルギー技術革新プログラム」における「自動車向け省エネルギー効果を産むワイヤーハーネス代替部品の軽量化技術の開発」が完了したと発表しています。

今後急速に普及すると予想される電気自動車の軽量化及び人による手作業生産から自動生産へのシフトなどにより、同事業の目的である省エネルギーへの大きな貢献が見込めますので、同社の商機も広がることになりそうです。

インスペック 月足


同社株は、過去最高益を記録した2019年4月期決算を発表した後、株価が高騰し、2020年2月10日には6250円上場来高値を記録しています。


そして、四季報によると、2024年4月期予想は、2019年を上回る売上予想になっています。

先の大型受注9億円が上乗せされることは、ほぼ間違いないでしょうし、その後もNEDOの助成事業により確立された「ロール to ロール型シームレスレーザー直描露光装置」の受注も期待できると思います。

インスペック 週足


株価は週足をみれば、長い下落トレンドが終了したように見えます。

 

インスペック 日足

時価総額75億円しかなく、PERも108倍というのが難点ですが、出来高を伴い、直近4月18日高値2059円を上回る流れになってくれば、小型の貸借銘柄だけに、意外な上昇が見込めるかもしれません。

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5/1(月) 本日は旅行準備のため【本日のトピック】割愛します。

4月28日(金)

 

【相場概況】


【騰落レシオ】


空売り比率】


【売買代金】

東証プライム 3兆7751億円
東証スタンダード 1016億円
東証グロース 1794億円

【米株市況】

4/27(木)米株市況

4/28(金)米株市況

恐怖指数

恐怖指数

Fear & Greed Index

Fear and Greed Index - Investor Sentiment | CNN


【業種】


【個別】

kabutan.jp


キッコーマン(2801)が続急伸して、年初来高値を更新しています。


同社が発表した本決算が好感されているようです。

前期業績は計画上振れ着地となり、市場コンセンサスも上回りました。

 

しかしながら、今期見通しは営業利益微減益で市場コンセンサスを下回っています。


それでも、買われたのは、同時に自社株買いを発表したのもありますが、野村証券が強気のレポートをリリースしたのが追い風となったようです。

野村証券は、同社の今期の会社計画は、北米の醤油増収率予想が保守的で、4Q実績を見る限りコストインフレ影響も過大と指摘しています。

また、欧州も販促強化とロシアへの輸出停止の影響も一巡し、力強く回復すると予想しています。

同証券が、投資判断「中立」→「買い」へ格上げし、目標株価を9,200円まで引き上げたことが、見直し買いに繋がった様子です。


kabutan.jp


電設資材大手の未来工業(7931)が場中値つかずのストップ高比例配分まで買われ、年初来高値を更新しています。


同社は、2023年3月期の経常利益が前期比5.0%増41.5億円に伸び、従来予想の35.4億円から上方修正し、
減益予想から一転して増益で着地したことを発表しています。


また、2024年3月期も、前期比39.0%増57.7億円に拡大を見込み、10期振りに過去最高益を更新する見通しを示しています。

回折光学素子(DOE) | ソリューション/製品・サービス | DNP 大日本印刷


さらには、中期経営計画において、株主還元方針として、「配当性向50%またはDOE(株主資本配当率)2.5%を目安に配当を実施する方針を発表しています。

これは、今後3年間、最低72円程度は配当をコミットするという計算になります。

また、「PER10倍・配当性向50%=配当利回り5%になりますのでPER10倍以下の株価なら、どこで買っても配当利回りが5%以上になるということになります。(4/28、同社PER9.6倍

同社は、今期の年間配当は前期比64円増114円に大幅増配する方針を発表しています。

株価は、目先、この勢いがどこまで続くか注目されます。

kabutan.jp


小松ウオール工業(7949)が急伸し、年初来高値を更新しています。

 


同社は、
2024年3月期単独業績予想を発表しています。

売上高が前期比5.9%増400億円営業利益同25.7%増29億円純利益同21.6%増19億8,000万円と大幅増益を見込み、年間配当前期比25円増120円を予定しています

同社も、先の未来工業同様に、2024年3月期から2028年3月期までの中期経営計画期間における配当額算定の指標として、DOE(株主資本配当率)3%を下限とすることを発表しています。

したがって、同社の純資産は概算3900円/株ですから、配当は最低117円程度が確保されることになります。

株価の上昇率からみて、業績に大きな変化がなければ、配当利回りは5%程度が確保されると思います。

株価は、
本日の大幅高で、2019年12月以来、約3年4ヵ月ぶりの高値レベルまで上昇していて、当時の戻り高値2,440円をもブレイクするか注目されるところです。

kabutan.jp

 

カバー(5253)が一時ストップ高まで買われ、大幅高になっています。

同社は、前期業績の大幅上方修正を発表しています。

3月18日〜19日に開催された大規模イベントにおける配信チケット販売やライセンス商品の販売など、直近施策において、事前の需要予測を超えて好調だったようです。

上場まもない銘柄だけに、早速上方修正してきたことで、改めて高成長期待が意識され、寄り付きからストップ高まで買われました。

しかしながら、寄り後は上げ幅縮小の動きになっています。

この動きからも、未だVC(ベンチャーキャピタル)売りが出ているようだと見る向きもあるようです。

同社は、5/12本決算発表を予定していますが、今期業績見通しに、保守的な数字を出してくるという懸念もあるようです。


本日はテクニカル分析】【本日のトピック】は割愛します。

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4/28(金) 半導体関連の「年央回復」シナリオは崩れるのか?

4月27日(木)


【相場概況】

日経平均 寄与度ランキング

東証プライムの値上がり銘柄1037/値下がり銘柄713
騰落レシオ(25日)128.09%
空売り比率 46.2%
売買代金
東証プライム 3兆0066億円
東証スタンダード 1242億円
東証グロース 1309億円

4/26(水)米株市況


恐怖指数

恐怖指数

Fear & Greed Index

Fear and Greed Index - Investor Sentiment | CNN


【業種】



【個別】

www.nikkei.com


日東電工(6988)が3日ぶりに大幅反発しています。


同社は23年3月期の連結決算発表にあわせ、24年3月期の業績と配当予想を発表しています。

今期の最終利益前期比0.8%増1100億円と微増益ながら、3期連続の最高益の更新を見込んでいます。

また、年間配当予想20円増配260円を計画しています。

産業用テープやスマートフォン向けの回路基板などが堅調に推移する見通しのようです。

株価は減益予想から、一転、コンセンサスを100億円ほど上回る増益ガイダンスになったことを、ポジティブ視していて、3/9高値(8870円)を超えていけるかが注目されます。

kabutan.jp


山洋電気(6516)が大幅高になり、年初来高値を更新しています。

 

同社は、本日、取引時間中に、2023年3月期の連結決算発表とともに、24年3月期の業績予想を発表しています。

2023年3月期の営業利益134億円前期比22.3%増となり、従来予想の142億円は下振れしています。

しかしながら、年間配当金は従来計画の130円→135円に増配しています。

また、2024年3月期営業利益166億円で、同23.7%増を予想、年間配当金140円への引き上げを計画しています。

前期業績下振れは想定線、今期は想定以上の増益予想と捉えられ、好感されたようです。

明日以降も確りとした展開を続けられるか注目されます。


kabutan.jp


サイバートラスト(4498)が場中値つかずのストップ高比例配分になっています。

 

 


同社の2023年3月期の経常利益は、前期比22.1%増10.6億円に伸び、2024年3月期も前期比31.5%増14億円に拡大することを見込んでいます。

また、今期配当金17.5円とし、流通株式比率25%をクリアし上場維持基準を達成したことも発表しています。

認証・セキュリティサービスが順調だったことに加え、IoTサービスで受託開発やセキュリティコンサル案件を獲得したことが業績に寄与しているようです。

株価は、目先、この勢いがどこまで続くか注目されます。

kabutan.jp


ニューラルポケット(4056)が場中値つかずのストップ高比例配分になっています。

 


同社は、ソニー(6758)と資本業務提携契約を締結すると発表しています。

サイネージ関連事業や、AIを利用した人体の態度検知関連事業、人材育成および人材交流で協力するとのことです。

また、新株69万株を発行し、ソニーに割り当て、第三者割当後のソニーの持株比率は4.56%となります。

調達資金の約6.62億円は研究開発費に充当するとしています。

株価は25日・75日両移動平均線を突破し、目先は3月30日の高値1,133円が意識される動きになりそうです。

kabutan.jp


ポプラ(7601)が急伸し、
ストップ高まで買われています。

同社は、ひろぎんHD(7337)系列の投資ファンドなどからの資金調達を行うことを発表しています。

ひろぎんHD系列のひろぎんキャピタルパートナーズが運営するファンドとMIT Corporate Advisory Servicesが運営する投資ファンドに、議決権の無い優先株を発行して割り当てるようです。

同社は23年2月末時点で6億9400万円の債務超過となっていて、今回調達する7億円債務超過の解消につなげる方針です。

株価は、14日の年初来高値記録以降、急調整を強いられてきましたが、本日の大幅高で再び新値更新を視野に捉える動きになりそうです。


テクニカル分析

日経平均 日足 MACD


日経平均は小幅反発!


ギャップダウンからスタートするも、25日線(28109円)は割り込むことなく切り返し、下影陽線が至現しています。

www.nikkei.com


明日は、日銀政策決定会合の結果が発表されます。


大方の見方は修正見送りと言われていますが、そもそもYCC見直しは意表をつくタイミングで発表しなければならないため、一応警戒しておいたほうがいいかもしれません。

日銀政策が見送りになり、再び5日線(28530円)を奪還するような動きになれば、再度4/25の年初来高値(28806円)を伺う動きになるかもしれません。


【本日のトピック】

jp.reuters.com


さて、韓国サムスン電子が27日発表した1Q決算は、利益が前年同期比95%減少するという厳しい内容になりました。

しかしながら、同社は、半導体の需要が徐々に上向きつつあると指摘しています。

中国の回復にけん引され、スマートフォンとディスプレーが下期に回復すると見込んでいるようです。

サムスンの見立ては、これまでのTSMC等の見立てとも一致していて、「年央から半導体は回復する」というシナリオに合致するものです。

www.nikkei.com


ところが、26日に発表されたアドバンテスト(6857)の決算は想定外のものとなりました。

2023年3月期こそ、過去最高益で着地したものの、24年見通しについては、売上高前期比14%減4800億円純利益40%減780億円というショッキングな内容になっています。

世界的な景気減速を受け、スマホやパソコンの需要回復の見通しが立たないと見ているようです。

同社の見立てが正しければ、半導体の回復は24年以降にずれ込むことになり、半導体は年央から回復」という、これまでのシナリオが崩れることになります。

マーケットは、半導体の回復がずれ込むことは織り込んでおらず、下落を牽引する材料になると思われます。


決算を受けて、同社株は、一時10%を超える下落になり、同社株1銘柄で日経平均72円引き下げています。

www.nikkei.com


ただ、今回の決算を受けて、アナリストの見方も分かれているようです。

野村証券は、「上期のSOCテスタの売上苦戦」として目標株価を引き下げる一方で、UBS「会社の見立ては保守的すぎる」三菱UFJモルガン「2025年売上に寄与する生成AIの大型案件が確認できた」として、目標株価を引き上げています。


引け後決算発表した信越化学(4063)は来期見通しは未定(この会社は毎回未定ですが・・)とし、明日以降も半導体の行方を占う決算発表が相次ぎます。

「年央に回復」のシナリオが有効なのか、「回復が来期に後ずれ」というシナリオになるのか注意深く見ていく必要がありそうです。

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4/27(木) 明星工業(1976)に怪しい動きアリ!

4月26日(水)


【相場概況】

日経平均 寄与度ランキング

東証プライムの値上がり銘柄274/値下がり銘柄1516
騰落レシオ(25日)128.37%
空売り比率 45.1%
売買代金
東証プライム 2兆7267億円
東証スタンダード 1419億円
東証グロース 1613億円

4/25(火)米株市況


恐怖指数

恐怖指数

Fear & Greed Index

Fear and Greed Index - Investor Sentiment | CNN


【業種】



【個別】

www.nikkei.com


大林組(1802)が大幅高になり、年初来高値を更新しています。

26日の日経新聞によると、英ファンドのシルチェスターが、同社に対して6月に開催される定時株主総会の議題として1株12円の特別配当を株主提案したと報じられています。

シルチェスターは大林組株の約4%保有していて、2023年3月期の年間配当予定42円に対し、コア事業の純利益の50%と保有株からの年間配当の100%に相当する株主還元が必要と、54円の配当を主張したとのことです。

同社のPBRの低さなどを問題視したようです。

これが刺激となり、見直し買いに繋がったようですが、シルチェスターが大量保有している大成建設(1801)清水建設(1803)戸田建設(1860)も連想的に買われています。


また、戸田建設は、フランスの投資信託のロンシャンから、215億円を上限とする自社株買いを求める株主提案を受けたと発表しています。

アクティビストが保有する低PBR銘柄には株主還元を求める株主提案が今後更に増えてくるとの見方が多いようです。


kabutan.jp


Abalance(3856)後場から急騰しています。

同社は本日14時に、連結子会社WWBが、新たな事業として系統用蓄電池事業に参入することになったと発表しています。

後場からの急騰は、これがキッカケとなったようです。

また、同社株は、明日から信用取引の増担保規制が解除となる可能性が高いため、それに期待した買いが下値に入っていたと見る向きもあります。

明日も強い動きを続けられるか注目されます。


www.nikkei.com


食品スーパー大手のいなげや(8182)が場中値つかずのストップ高比例配分になっています。

同社は、前期最終利益の一転赤字への下方修正などの他、イオン(8267)連結子会社としてイオングループに参画すると共に、ユナイテッド・スーパーマーケット・ホールディングス(3222)経営統合を目指すことを発表しています。

2024年11月の経営統合実現を目指し、それに先立って、イオンが同社株の51%相当を取得する模様です。

市場では、いなげやによる第三者割当増資や、イオンによるTOB(株式公開買い付け)の実施などが想定されているようです。

目先の株価はTOBプレミアムを期待する思惑で動くと思われます。

kabutan.jp


木徳神糧(2700)が急伸しています。

同社は、2023年12月期の連結業績予想について、営業利益10億円→15億8000万円(前期比20.1%増)純利益7億円→11億円(同6.0%増)へ上方修正し、あわせて配当予想中間・期末各25円の年50円→中間・期末各30円の年60円へ増配することを発表しています。

需要に対応した仕入れの徹底や仕入れルートの複線化など業態毎の仕入れ戦略が奏功し、原料調達や提案営業で優位性を実現したことが寄与したとのことです。

株価は上値の節目水準に達しており、同ラインを保てるかが焦点になりそうです。

kabutan.jp


ジオコード(7357)が場中値つかずのストップ高比例配分になっています。


同社は、ヘッドウォータース(4011)とのChatGPTの活用における連携開始を発表しています。

ChatGPTの活用支援サービスで培ったヘッドウォータースの技術力を基に、同社の支援を受け、同社はクラウド営業支援ツールネクスSFAやChatGPTを活用した新たなサービスの研究開発を進めるとしています。

株価は4/211,225円の高値を付けたあと大きく売り込まれていましたが、引き続きボラティリティの高い動きも想定されるため、注意が必要です。


テクニカル分析

日経平均 日足 MACD

日経平均は反落!

5日線(28570円)を割り込み、4日連続の陰線になっています。

短期調整局面が始まっていて、これから連休を迎えることを考えれば、一段の調整も想定しておくところと思われます。

さしあたって、25日線(28068円)、米株の状況次第では、75日線(27575円)200日線(27509円)あたりまでの下落は覚悟しておく局面と思われます。


【本日のトピック】

明星工業(1976)

https://www.meisei-kogyo.co.jp/


さて、本日は明星工業(1976)を紹介します。


同社は、発電所や化学プラント、LNG(液化天然ガス)関連施設等に代表される工業設備に欠かせない熱絶縁工事を主力とする建設工事会社です。

https://pbs.twimg.com/card_img/1650749837917433856/n5tuXcYq?format=jpg&name=medium

 

https://t.co/8ME3PJL1I0

 


同社は、4/25引け後に、前期業績の上方修正と配当増額を発表しています。

また、同時に、拡充となる配当方針の変更も発表しています。


ところが、株価は上方修正が発表される前の、25日のザラ場から急騰していることがわかります。

一部では、事前に上方修正の情報が漏れていたのではないかといぶかしむ向きもあります。


また、著名投資家が、有料サイトでつぶやいたとか、その側近がやっているとかの噂もあるようです。

本日、株価が334万株の大商いをこなしながら、小幅高で終わったのは、地合いもありますが、短期資金の打ち返しを消化したからかもしれません。


同社は、LNG工事では国内首位の実績を持ち、豊富な受注残をかかえながら、収益が急拡大しています。

PERは9.9倍 PBRは0.8倍 配当利回り3.9%です。


これまで、著名投資家が手掛けたと言われる銘柄に比べれば、ファンダが随分まともです。

実際、手掛けているかはわかりませんが、業績でも十分評価される余地はあると思います。

さすがに、明日以降は、徐々に出来高も減ってくると思いますが、それでも株価が横ばい、もしくは上昇するようなら、短期の売りが切れてきたということをしめすと思います。

昨日高値の975円を超えてくるようなら、一段高が見込めるのではないでしょうか?

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4/26(水) 新「恐怖指数」には注意が必要⁉

4月25日(火)



【相場概況】


東証プライムの値上がり銘柄1080/値下がり銘柄666
騰落レシオ(25日)146.54% かなり過熱水準!
空売り比率 40.8%
売買代金
東証プライム 2兆3472億円
東証スタンダード 1454億円
東証グロース 1658億円

4/24(月)米株市況


恐怖指数

Fear & Greed Index

Fear and Greed Index - Investor Sentiment | CNN


【業種】



【個別】

kabutan.jp


三菱電機(6503)が急伸し13連騰。年初来高値を更新しています。


同社は、自動車機器事業の構造改革を実施すると発表しています。


① 巨額投資が必要な先進運転支援システムなどのCASE関連事業については、技術シナジーが見込めるパートナーとの協業を模索する。

② 電動パワーステアリングシステム製品など強みが生かせる事業に関してはコスト削減とともに、価格転嫁の加速など顧客との取引条件の見直しを進め、収益性が期待できるプロジェクト・機種にリソースを集中させる。

③ カーマルチメディアをはじめとする課題事業は早期の事業終息を進める。

としています。

また、スピーディーな事業運営を展開するため自動車機器事業を分社化する方針。

具体的な方法や内容は確定していないとしていますが、1年以内を目安に新会社の設立を目指すとしています。

収益性の向上を期待した買いが集まったようですが、明日以降も継続するか注目です。

kabutan.jp


Abalance(3856)が大幅反発になっています。

増担保規制が手仕舞い売りのトリガーとなり、需給バランスが崩れて、足元派手に売り込まれてきましたが、本日は漸く反発しています。

 


同社は、グループ企業であるVSUNのセル工場建設(第1フェーズ)進捗状況に関するお知らせの追加情報を発表しています。

その中で、本セル工場の建設資金は自己資金と既存取引先銀行から一部借入金により実行することで合意しており、現在公募増資等の計画は無いとしています。

一部で公募増資への懸念も言われていた銘柄だけに、本日は安心感が広がり、押し目買いを入れるキッカケとなった面もあるようです。

明日以降も戻り基調を続けられるか注目されます。

kabutan.jp


再生医療等製品の開発を手掛けるサイフューズ(4892)が大幅反発になっています。


同社は、末梢神経損傷に対する新しい治療法として、バイオ3Dプリンターを用いた神経再生技術の開発に世界で初めて成功したと発表しています。

京都大学医学部附属病院整形外科、同病院リハビリテーション科、京都大学大学院医学研究科人間健康科学系専攻との共同開発の成果です。

同社は、今回の結果を医薬品医療機器総合機構に報告し、今後、再生医療等製品としての実用化に向けて開発を進めるとしています。

株価は、これを好感する買いがはいったものの、1,400円付近からの売りも多く、大陰線で終わっています。

戻り売りを吸収できるか注目です。


マイクロアド(9553)が4連騰になり、上場来高値を更新しています。

同社に、特段、新たな材料は見当たりませんが、足元で揉み合いを上放れてきたことを機に見直し買いが継続的に入っている様子です。

同社株は2月に発表した1Q決算が好感されて大きく買われてきましたが、3月中旬以降は揉み合い相場になり、日柄調整がすすんでいました。

1Q決算が良かったことから2Q決算への期待も抱かれ易く、来月15日発表予定の2Q決算へ向けて、先回り的な買いも、これから入ってくると期待する向きも多いようです。

明日以降も買いが続くのか注目されます。

kabutan.jp


セキュア(4264)が大幅高になっています。


同社は、AIを活用した「SECURE AI STORE LAB 2.0(セキュア・エーアイストアラボ・2.0)」を新宿住友ビル地下1階にオープンすると発表しています。

2023年2月に提携を発表した米スタートアップ企業のAiFiの技術を活用し、ネットワークカメラの映像を独自AIで解析、レジレス・無人店舗の運営を実用化したとのことです。

本日の株価は長い上影を残しましたが、先ずは5日線をサポートに出来るかが注目されます。

 


テクニカル分析

日経平均 日足 MACD


日経平均は小幅続伸!

ギャップアップからスタートし、年初来高値(28806円)を更新するも、頭打ちになり、3日連続の上髭陰線になっています。

上値が重く、5日線(28608円)も若干下向きに変わってきていて、短期的には調整に入ってもおかしくない状況です。

www.nikkei.com


しかしながら、本日の日経新聞には、東証再編が後押しになり、自社株消却が過去最多になっていることが掲載されています。

東証の上場維持基準に、流通株式比率が導入されていますが、プライムが35%以上、スタンダードとグロースは25%以上が求められています。

自社株を消却すれば、上場株式数が減るため、流通株式比率を上げることができるようになります。

そして、自社株消却が多くなれば、日経平均のEPSの上昇につながり、PERの低下につながります。

目先は、連休が近づく中、米株市況次第で調整に入ってもおかしくありませんが、日本株の優位性はしばらく続くのかもしれません。

 


【本日のトピック】

www.google.com


さて、ブルームバーグに、新「恐怖指数」誕生へという興味深い記事が掲載されています。



このブログでも、恐怖指数として、毎回VIX指数のデータは載せていますが、ここもと、VIX指数は低位安定してしまっていることがわかります。

およそ、1か月前の銀行危機が話題になった時でさえ、1年前の水準に近づくことはなく、現状は17前後で安定しています。

www.bloomberg.co.jp


VIX指数が精彩を欠いている理由には諸説あるようですが、その中で有力と言われているのが、期間24時間未満という超短期の株式オプション取引「ゼロDTE(ゼロ・デー・トゥー・エクスピレーション)」が積み上がっているという説です。

通常のオプションはSQで決済されますが、ゼロDTEは24時間以内に決済されるため、VIX指数には反映されにくいようです。

米国では、若年層のゼロDTEの取引が活発になっていてゴールドマン・サックスのデータによれば、ゼロDTEは昨年7-9月(第3四半期)にはS&P500種株価指数オプション全体の40%を超えるようになり、その比率は6カ月前のほぼ2倍に急伸しているとのことです。

こうした、背景もあってか、VIXを算出するシカゴの取引所、CBOEグローバル・マーケッツは、VIXの期間1日バージョンをローンチする計画を明らかにしています。

同社ウェブサイトに掲載された文書によると、CBOEの1日ボラティリティー指数(コード:VIX1D)は24日に導入される予定のようです。

この指数がどのような動きをするかはわかりませんが、シェアが増えてきているゼロDTEの動きを反映するということになれば、現状のVIX指数よりはボラティリティが高くなると思われます。

現状、マーケットには、VIX指数に反応してポジションを取るアルゴリズムが数多くあると言われています。

現状、マーケットが小動きに終始しているのも、VIX指数のボラティリティが低下していることとも関係があると思われます。

新指数に連動するアルゴリズムが稼働するようになれば、マーケットもボラタイルな動きになるかもしれないので注意が必要かもしれません。

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4/25(火) 今日は【本日のトピック】は割愛します。

4月24日(月)


【相場概況】

日経平均 寄与度ランキング

東証プライムの値上がり銘柄1135/値下がり銘柄614
騰落レシオ(25日)133.10%
空売り比率 40.4%
売買代金
東証プライム 2兆507億円
東証スタンダード 1371億円
東証グロース 1678億円

4/21(金) 米株市況


恐怖指数

恐怖指数

Fear & Greed Index

Fear and Greed Index - Investor Sentiment | CNN


【業種】


【個別】

www.nikkei.com


tripⅼa(5136)が大幅高になっています。

先週末の日経新聞で、ゴールデンウィークのホテル宿泊料金が急伸していると報じられています。

日経新聞が5都市のホテルを対象にゴールデンウィーク初日(4月29日)の平均客室単価を調査した処、前年から50%以上上がったとの回答が6割超を占めたとのことです。

単価上昇は客室稼働率が高まっているためで、予約数が大きく伸び、満室に近いとの回答が多かったとのことを受け同社株の他、HANATOURJAPAN(6561)旅工房(6548)エアトリ(6191)など旅行関連株には買われているものが目立っています。

www.nikkei.com


ANA(9202)年初来高値を更新し、JAL(9201)JR西日本(9021)富士急行(9010)など空運・鉄道株にも強い買いがはいっています。

21日に、観光庁全国旅行支援を利用する際の新型コロナワクチン接種証明書や陰性証明書の提示が5月8日以降は不要になると発表したことも追い風になっているようです。

ゴールデンウィーク明けも旅行需要の旺盛さは続くとの期待に繋がっている様子です。



kabutan.jp

 

Retty(7356)ストップ高まで買われ、年初来高値を更新しています。

 


同社は、
台湾大手旅行代理店・五福旅行社と共同で、訪日台湾人旅行者を対象とする地方創生・インバウンド施策を2023年4月24日から展開すると発表しています。

五福旅行社で訪日旅行を予約した旅行者に、同社が旅行先地域の飲食店情報を提供するとのことです。


施策で得た訪日外国人旅行者の行動データを活かし、地方創生・インバウンド需要拡大への新たな施策にも繋げていく計画のようです。

同社株は物色し易い低位株で、しかも小型の貸借銘柄ということもあり、短期資金も集まりやすい銘柄です。

明日も物色が続くのか注目されます。

kabutan.jp


グッドパッチ(7351)が場中値つかずのストップ高比例配分になっています。

同社は、サイバーエージェント(4751)と資本業務提携契約を締結すると発表しています。

サイバーエージェントが獲得したDX支援案件に対し、同社がUI/UXデザイン支援を提供するとのことです。

同社はサイバーエージェント新株71万7300株を割り当て、募集後の持株比率は7.88%となります。

調達資金の約4.9億円はデザイナーの採用費や人件費などに充てるとしています。

株価は年初来高値を更新し、目先この勢いがどこまで続くか注目されます。

kabutan.jp


東京自働機械製作所(6360)が場中値つかずのストップ高比例配分になっています。

 

同社は、23年3月期の業績上方修正を発表しています。

売上高110億円から前期比50.9%増133億600万円営業利益5億5,000万円から同2.6倍9億8,500万円純利益4億5,000万円から同2.1倍7億9,900万円へ上振れて着地したことを公表しています。

生産機械事業で海外特定顧客向けの受注が大幅に増加したことが要因としています。

株価は2015年3月以来の高値水準を目指す動きになりそうです。

www.nikkei.com

ispace(9348)が大幅高になっています。

昨日の日経新聞朝刊で「国内新興ispace、民間初の月面着陸に26日挑戦 日本の探査、試金石に」との記事が報じられています。

記事には、着陸への難しさが書かれていることもあり、失敗した時の警戒感も強いと言えますが、成功出来れば出尽くしとはならず、好材料視されるとの見方にも繋がっているようです。

未だイベントドリブンは終わっていない模様で、明日も物色が続くのか注目されます。


テクニカル分析

日経平均 日足 MACD


日経平均は小幅高!

ギャップアップでスタートするも、上値が重く、上ヒゲの陰線になり、5日線(28616円)を下回っています。

引き続き、売買代金の少ない中、日柄調整が続いています。


今週は、米国で決算発表が佳境を迎えますので、米株の動き次第かもしれませんが、上下どちらかに離れた方向にトレンドを形成する可能性が高くなってきていると思います。

少し、ポジションを減らして様子をみたいところです。


【本日のトピック】

本日は割愛します。

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