えのキングの投資日記

日本株投資日誌

8/27(火) 銘柄選別力が問われるプロの相場に⁉

8月26日(月)



【相場概況】



日経平均寄与度ランキング】



【業種別】



【ヒートマップ】



【売買代金】



【騰落レシオ】



空売り比率】



【米株市況】



恐怖指数



【Fear and Greed Index】



【個別銘柄】

www.nikkei.com

https://www.shimamura.gr.jp/


しまむら(8227)が逆行高になっています。


同社が、
23日に発表した8月度20日締め、速報値)の既存店売上高前年同月比5.5%増加しました。

前年実績を上回るのは10カ月連続で、販売好調を好感する買いが入っているようです。

アウター衣料や服飾雑貨、肌着などの実用商品の販売が伸び、行楽需要により、サンダルや帽子なども好調で、客数が同2.3%増加、客単価が3.3%上昇しています。

SMBC日興証券の金森都氏は23日付のリポートで、若年層向けのアベイル事業やベビー・子ども用品のバースデイ事業を含む各事業が復調したと指摘し、全国的な猛暑となり「夏物の売れ筋商品を追加発注したことなどが奏功した」との見方を示しています。


kabutan.jp

https://www.canbas.co.jp/


キャンバス(4575)が場中値つかずのストップ高比例配分になっています。


同社は、23日引け後に、臨床試験を進めている自社創出の抗がん剤候補化合物「CBP501」に付いて、欧州医薬品庁から膵臓がんに対するオーファンドラッグ指定の通知を受領したと発表しました。

今後欧州での開発に関して、臨床試験プロトコル作成支援を受け取ることができる他、CBP501が販売認証された際には10年間の市場独占権が与えられるとのことです。

これを材料視する動きとなり、株価は1,000円大台復帰も意識される動きになりそうです。



kabutan.jp

https://www.mes.co.jp/

三井E&S(7003)が続伸しています。

www.nikkei.com


本日の日経新聞電子版で「米クレーン特需、日本に商機 対中安保懸念で3兆円投資」との記事が報じられており、同社の松村竹実CFO「既に複数の案件が走っている」と語ったとされています。

また、既に補助金の対象となる米国製部品の調達率55%以上に目処を付けたとしています。

全て8月8日の決算説明会で話した内容で目新しさはありませんが、改めて期待感から見直された様子です。

前場は上値の重さも見られていましたが、信用残が改善してきていると見る向きもあり、一段高が期待できそうです。


kabutan.jp

https://www.tanabeconsulting-group.com/


タナベコンサルティンググループ(9644)が急反発しています。


同社は本日13時に、子会社のタナベコンサルティング三井住友信託銀行と連携し、全国の企業経営者が抱える課題の解決に向けたソリューションの提供を開始すると発表しました。

今回の連携で三井住友信託の信託業務提供にタナベコンサルの経営コンサルティングを掛け合わせることで、「経営者の抱える資本面の課題から、経営面における課題まで」をワンストップでトータル支援ができる体制を構築できるようになり、企業経営者の多岐にわたる経営課題を解決することが可能になったとしています。

また、既に連携を開始した三井住友信託のいくつかの支店では、企業経営者の課題を把握し、それらの経営課題に対してタナベコンサルがアプローチを行うことで、一定の成果が出ているとしています。

株価は月初の急落後1,100円近辺での地ならしが続いていましたが、本日の大幅高でレンジを上放れ、戻り相場入りが見込まれます。


テクニカル分析

日経平均 日足


日経平均は反落!

ローソク足下ヒゲの長い陰線となり、売り買いが拮抗していることが伺えますが、5日線(38,140.04円)を、約3週間ぶりに割り込んでおり、短期的な上昇一服の形状になています。

売買代金の減少が継続しており、価格帯の厚い75日線(38,642.74円)近辺を上抜けるのは難しい状況で、目先は、下落する25日線(37,226.01)にサヤ寄せしていく可能性も出てきています。

上昇トレンドを継続するためには、5日線が下向く前に、同ライン上に復帰することが最低条件となりそうです。


【本日のトピック】

www.nikkei.com


さて、本日もドル円が、一時143円台になるまで円高が進行し、日経平均にボディブローのようにダメージを与えています。


ジャクソンホールのパウエル議長のハト派発言を受けて、9月の0.5%の利下げ確率36.5%まで上昇してきました。

もし、9月の利下げが0.25%ではなく、0.5%ということであれば、現状では、マーケットが織り込んでいる状態ではないため、ドル円8/5安値(141.70円)を割り込んでくるかもしれません。

日経平均業種別構成

ご存じのとおり、日経平均の構成は、約6割強製造業に分類されます。

サービス業の構成は7.1%程度しかありません。

S&P500業種別構成

それに対し、S&P500は、約7割強サービス業であり、製造業10%たらずであり、日経平均とは真逆の構成になっています。

www.google.com


したがって、先日のISM景況感指数においても、非製造業は非常に好調でした。

サービス業の比率の多いS&P500には、リセッション入りの心配は無用といえます。

www.google.com


ところが、製造業においては、悪化の兆しが見えており、日本株にとっては不利な状況です。

日銀はタカ派FRBハト派という構図がはっきりしてきており、ドル円円高が進行すれば、日本株は一人負けになる可能性を帯びています。

グロース250 日足

ただ、世界は不景気になっているわけではなく、日経平均特有の動きです。

投資を生業にしている運用しなければならない資金は腐るほどあり、常にチャンスを狙っています。

あれほどダメダメだったグロース250が、本日は4.88%も逆行高してきており、居所を変えようとしています。

「森を見るより木を見る相場」が始まりつつあり、銘柄選別力が問われるプロの相場になりつつあるのかもしれません。

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8/26(月) イベント通過で明暗わける日米株になるか⁉

8月23日(金)



【相場概況】



日経平均寄与度ランキング】



【業種別】



【ヒートマップ】



【売買代金】



【騰落レシオ】



空売り比率】



【米株市況】

8/22(木)米株市況

8/23(金)米株市況



恐怖指数



【Fear and Greed Index】

Fear and Greed Index - Investor Sentiment | CNN



【個別銘柄】

www.nikkei.com

https://corporate.jp.sharp/


シャープ(6753)が急伸しています。

www.47news.jp


共同通信が22日夜に、ソフトバンク(9434)が同社に対し、1,000億円規模の出資を行う案が浮上していることが分かったと報じました。

報道によるとソフトバンクはAI向けデータセンターの構築を目指し、同社の堺工場の一部を取得する交渉を進めており、その過程で出資案が持ち上がったということです。

一方で同記事では、ソフトバンクは利点が少ないとして出資を前提とした工場取得には難色を示しているとも報じています。

東海東京インテリジェンス・ラボの沢田遼太郎シニアアナリストは、「大型出資が実現すれば厳しい状況となっているシャープの財務改善が進む可能性は高い」と語る一方で、「シャープに出資する台湾の鴻海(ホンハイ)精密工業も絡んでくるため、出資交渉はかなり難航するのではないか」とも指摘しています。

出資交渉が不透明である以上、株価の一段高においても不透明と言わざるを得ない状況です。


kabutan.jp

https://www.saikaya.co.jp/


さいか屋(8254)ストップ高になるまで買われ、年初来高値を更新しています。

www.nikkei.com

 

自民党の総裁選挙を巡り小泉進次郎が立候補する意向を固めたと国内メディアが相次いで報じており、日経新聞電子版は22日夜に、日経新聞社とテレビ東京が21~22日に行った緊急世論調査に関し「事実上の首相となる次の自民党総裁に相応しい人を聞くと小泉進次郎環境相が23%で首位だった」と伝えています。

小泉進次郎の選挙区は横須賀市を含む神奈川11区であり、菅義偉前首相も小泉氏を支援する意向を固めたとも報じられています。

同社は、神奈川県地盤の百貨店で、県内では藤沢店と川崎店に加え、横須賀店を展開しているとあって、個人投資家を中心に小泉進次郎関連銘柄とみなした買いが入ったようです。

進次郎関連銘柄としては、同社の他にも大和自動車交通(9082)勤次郎(4013)などが物色されています。


kabutan.jp

https://www.kawamoto-sangyo.co.jp/


川本産業(3604)ストップ高まで買われ年初来高値を更新しています。

 

www.nikkei.com

 

アフリカを中心に流行しているウイルス感染症であるエムポックス(サル痘)に付いて、重症化し易い「クレード1」の感染者がタイで確認されたことが伝わっており、コロナ禍で脚光を浴びた感染症対策関連株の一角に物色の矛先が向かっています。

エムポックスを巡っては今月に入ってスウェーデンでも感染が確認されているほか、14日には世界保健機関(WHO)が「国際的に懸念される公衆衛生上の緊急事態」を宣言しています。

マスクなど衛生用品を手掛ける同社の他にも、防護服のアゼアス(3161)、配置薬の中京医薬品(4558)、遺伝子解析のプレジョン・システム・サイエンス(7707)などが派手に物色されています。

休み明けも、引き続き物色されるのか注目されます。


kabutan.jp

https://corp.renet.jp/


リサイクルを手掛けるリネットジャパングループ(3556)が大幅高になっています。

www.nikkei.com


日本経済新聞電子版が23日未明、環境省は2025年度の税制改正で、廃棄物処理の高度な技術を持つなどして国の認定を受けた事業者向けの法人税の減税措置を求める」と報じています。

太陽光パネルやペットボトルなどの資源の有効活用を促し、業界全体の技術の底上げを図る方針です。

パソコンなどの小型家電リサイクルを展開する同社に対して思惑的な買いを誘う材料となったようです。

同社のほかにも、都市鉱山から有価金属を回収するサービスを提供するアサカ理研(5724)太陽光パネルのリサイクルも手掛けるエヌ・ピー・シー(6255)ウエストホールディングス(1407)なども物色されています。

リサイクル関連が、引き続き有望テーマとして成長するか注目です。


テクニカル分析

日経平均 日足

日経平均は続伸!

ローソク足は下ヒゲを伴う陽線となり、5日線(37,995.72円)上を維持しています。

www.nikkei.com


ナイトセッションの日経平均先物は、38,280円 -130円で戻ってきています。

www.nikkei.com


144円台まで進んだ円高が重荷になり、休み明けは弱含みでスタートしそうですが、引き続き5日線上を維持しながら陽線を継続できるか注目です。


26日のローソク足陽線になった場合は「5陽連」となり、価格帯の厚い抵抗線である75日線(38,642.26円)を上抜ける足掛かりになるかもしれません。

一方、陰線を形成し、5日線上を維持できない状況になれば、下向きの25日線(37,304.16円)に接近、もしくは割り込む可能性も否定できません。

売買代金3兆4,000億円あたりまで減少しており、上抜けるには困難な状況ではありますが、下向きの25日線が横ばいになるまで、日柄調整を続けることができるか注目されます。


【本日のトピック】

www.nikkei.com


さて、相場の流れを変えるきっかけにもなり得ると期待した23日の閉会中審査でしたが、正直、ほとんど無意味のひどい内容でした。

自民・公明は金利上昇ありきの質問で、植田総裁もマーケットの急落は米国の景気不安が台頭したためと答弁していました。

金利の継続的な上昇を予見させる発言で、ドル円円高に振れ、円キャリーの巻き戻しが発生したからのように思うのですが・・・)

立憲民主にいたっては、日銀の金融引き締めが遅れたのは安倍派に忖度したからとか、鈴木財務大臣がパーティを開いているのはけしからんなどと、相変わらずアホな質問をするような状況で、結局、日銀が金利を引き上げる判断をする材料であるとか時期今後の展望などは、明確にされずじまいでした。

結局、わかったのは、日銀はタカ派姿勢を崩していないということです。

www.nikkei.com


同日、ジャクソンホールで開催された、パウエル議長の講演では、「政策を調整する時が来た」9月の利下げを示唆する内容でした。

7月に講演されたことと、ほとんど内容に変化はなく、こちらもFRBハト派と確認されたというところです。


米株は、ハト派を歓迎というよりは、恐らくイベントが通過したということで買われたものと思われます。

それに対し、日本株は、ほとんど無反応でしたが、ドル円144円台まで円高が進んでいます。


ドル円日経平均の相関が薄れたことについて、一時期より円高になり、買いやすくなった海外投資家が内需株を買っている等の解説もありますが、これ以上円高に振れる動きになれば、日経平均も下落していくものと思われます。

日経平均 業種別 構成比


日経平均の構成比は、電機機器自動車精密機器など、為替の影響を受ける業種が多く、その想定為替の全社平均は約147円と言われています。

今週も緩やかに円高が進むと思われ、143円台に入ってくれば、下向きの25日線(37,304.16円)に近づく、もしくは、週末月末特有の売りが出る等も重なれば、37,000円割れがあることも想定しておいたほうがいいかもしれません。

引き続き、ドル円を注視しながら乗り切りたいところです。

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8/23(金) 流れが変わるとすれば、23日の閉会中審査⁉

8月22日(木)



【相場概況】



日経平均寄与度ランキング】



【業種別】



【ヒートマップ】



【売買代金】



【騰落レシオ】



空売り比率】



【米株市況】

8/21(水)米株市況


恐怖指数



【Fear and Greed Index】

Fear and Greed Index - Investor Sentiment | CNN



【個別銘柄】

www.nikkei.com

https://www.jti.co.jp/


JT(2914)が反発しています。


同社は、21日、米同業のベクター・グループを買収すると発表しました。

ベクターは米国4位のたばこメーカーで、23年12月期に約1億8300万ドルの純利益を稼ぐなど、収益は安定しています。

買収額は約3780億円で、2024年12月期(今期)中に全株式を取得する予定です。

今回の買収により、同社の米国市場シェアは2.3%から約8.0%へと拡大する見通しです。

市場では「米国のたばこ販売単価は高く、相対的に高い利益率が見込まれる」(国内証券)との見方がでており、同社の海外販売比率は高いが、為替が安定しない新興国での販売も多いため、米企業の買収で国際通貨の米ドルでの収入が得られることを前向きに評価する声も聞かれます。


kabutan.jp

https://www.sbirheoshifumi.rheos.jp/


SBIレオスひふみ(165A)が場中値つかずのストップ高比例配分になっています。

 


同社は、21日引け後に、配当修正を発表しました。

従来未定としていた2025年3月期の配当予想について中間・期末各27円20銭の計54円40銭(前期実績36円)に大幅増配しています。

今後、DOEが10%以上となるように年間の配当金を設定するとしています。


あわせて、9月30日を基準日に1株を8株に分割すると発表しました。

期末配当は株式分割の後に実施されることになり、分割を考慮すると3円40銭となります。

株価は、これらを好感視する買いが向かっており、目先この勢いがどこまで続くか注目されます。


kabutan.jp

https://www.sharing-tech.co.jp/

xn--r8jzdvima84a.com


以前このブログでも紹介したシェアリングテクノロジー(3989)が、一時ストップ高になるまで買われ、年初来高値を更新しています。


21日に提出された大量保有報告書によると、英国のアクティビストファンドで知られるアセット・バリュー・インベスターズ・リミテッド同社株を5.20%保有していることが明らかになっています。

保有目的は「純投資・重要提案行為等を行うため」としています。
同ファンドは先日には、
アツギ(3529)新家工(7305)を新たに大量取得したことが明らかになっており、7月にはテクノスジャパン(3666)、6月には青山財産ネットワークス(8929)を新たに大量取得しています。


小型株中心に積極的に買っており、買い増す動きも多いことから、好材料視されている模様です。


kabutan.jp

https://www.mag2.co.jp/


まぐまぐ(4059)が大幅続伸になり、ストップ高になるまで買われています。

サイドバーでクエリ検索

同社は、21日引け後に、1secと協業し、新ファンサイトプラットフォーム「MagOne」を開始すると発表しました。

サイドバーでクエリ検索

MagOneはクリエイターのための新たな情報発信基地、次世代のファンコミュニティーサイトとして利用できる新サービスです。

AI技術とビッグデータを活用したスポンサー企業とのマッチング、NFTなどのブロックチェーン技術を使った新しいファンコミュニティーの形成、ECサイトでのオリジナルグッズの販売など、クリエイターの活動の幅が広がる支援を行うとしています。

株価は業容拡大を好感視する動きで、新展開入りも期待できそうです。


テクニカル分析

日経平均 日足

日経平均は反発!


ローソク足は3本の陽線が並ぶ「赤三兵」を形成し、買い需要が旺盛であることが伺えます。

一方、本日は「陽のコマ」を形成し、相場転換の可能性もある「赤三平思案星」となっています。

日柄調整が継続していると思われ、価格帯の厚い75日線(38,640.10円)を上抜けるような動きが見られるまでは方向性が定まらない展開が続くと思われます。

www.nikkei.com


流れが変わるとすれば、23日9時30分と13時におこなわれる閉会中審査での植田総裁の意見聴取でしょう。

ここでは、直近の株価の変動を踏まえた意見が総裁より初めて出てくる見通しですが、ハトかタカで大きく市場の織り込みが変わる可能性があります。

日銀は、日銀の国債買い入れ減少→国債供給過多→海外投資家に国債販売→保有率を高めるため金利上昇という構図を描いているため中期的には金利上昇を目論んでいることは間違いありません。

しかしながら、自身のタカ派発言が令和のブラックマンデーを呼び込んでしまったことや、岸田首相の後継総裁が誰になり、どのようなスタンスの金融政策を打ちだすか見通せないだけに、「急ぐ必要はない」ハト派発言をする
可能性も高いのではないかと思います。

そうなれば、これまでの円高が是正され、日経平均も上昇トレンドに転換する可能性が高くなります。

23日はジャクソンホール会議でのパウエル議長講演も予定されており、マーケットがどの様な反応を示すのか注目されます。

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8/22(木) 円安バブルの崩壊が来るか⁉

8月21日(水)



【相場概況】



日経平均寄与度ランキング】



【業種別】



【ヒートマップ】



【売買代金】



【騰落レシオ】



空売り比率】



【米株市況】



恐怖指数



【Fear and Greed Index】

Fear and Greed Index - Investor Sentiment | CNN



【個別銘柄】

kabutan.jp

https://digital-plus.co.jp/


デジタルプラス(3691)が続伸し、ストップ高まで買われています。

同社は20日引け後に、ポート(7047)株主優待として「デジタルギフト」を採用したと発表しました。


デジタルギフトは同社子会社のデジタルフィンテックが運営する、会員登録不要で誰でも簡単に自分の欲しいギフトを自由に選択できるサービスです。

ポート株式を1単元(100株)以上保有している株主へ、デジタルギフトを優待品目として採用することで、株主は交換先のなかから好きな優待品目を選択することができるとしています。

株価は、本日の大幅高で主要移動平均線が集まる530円台から550円台レベルを上抜けてきており、一段高相場も期待できる状況です。


kabutan.jp

http://www.nakamura-gp.co.jp/


中村超硬(6166)ストップ高まで買われています。

www.nikkan.co.jp


21日
日刊工業新聞で、同社が「2025年度にも多孔質構造材料のゼオライトの量産を始める」と報じられています。


ナノサイズのゼオライト「Zeoal」パイロットプラントを2025年度にも稼働させ、2031年3月期には材料科学事業の売上高10億円を目指すとのことです。

株価は、
今後の成長性を期待する動きとなり、目先は、7/1の年初来高値498円が意識される動きになりそうです。


kabutan.jp

https://fiteasy.co.jp/


フィットイージー(212A)ストップ高まで買われています。


同社は、20
日引け後に、7月度の主要KPIに付いて発表しました。

会員数は前年同月比48.5%増13万2,000人と順調に積み上げており、店舗数は168店舗と6月から4店舗増加しています。

株価は、業績拡大を期待した買いを誘う格好で、月初からの急落分を取り戻し、上場直後からの下降トレンド転換を示唆しています。

一段高が期待できそうです。


kabutan.jp

https://www.irisoele.com/jp/


イリソ電子工業(6908)が大幅高になっています。

 



20日
に提出された大量保有報告書によると、アクティビストのシティインデックスイレブンスが、村上世彰氏の長女である野村絢氏と共同で同社株を5.06%保有していることが明らかになっています。

保有目的は「純投資・重要提案行為等を行うため」とし、先月下旬から買い始め今月月初の急落時には市場内で多く買い増しており、大量保有報告書から算出した平均買いコストは約2,380円となっています。

 

同社は財務体質が非常に良いキャッシュリッチ企業で低PBR銘柄ということもあって、アクティビストによる大量保有で更なる株式還元への思惑にも繋がった様子です。

シティインデックスイレブンス野村氏が更に買い増してくる期待もあるのではとの声も聞かれ、明日以降も確りとした展開を続けられるか注目されます。


テクニカル分析


日経平均は反落!

大幅ギャップダウンからスタートするも、下降する25日線(37,490.11円)を割りこむことはなく、陽線で終わっています。

75日線(38,648.42円)近辺は、多くの商いをやってきた水準で、それなりの戻り売りが出やすい水準です。

本日も売買代金3兆4,629億円と減少してきており、現状の売買代金では75日線を上抜けるのは難しいと思われます。

200日線(37,122.62円)を割り込むことなく、下向きの25日線が横向きに変わるまで38,000円近辺で日柄調整を進めることができるのか、もしくは、200日線を割り込み二番底を形成しにいくのか注目されるところです。


【本日のトピック】

ドル円

さて、ドル円が、少々円高の動きになってきています。

www.bloomberg.co.jp


ゴールドマン・サックス・グループとウェルズ・ファーゴエコノミストらは、米労働省の労働統計局(BLS)が米東部時間21日午前10時(日本時間同日午後11時)に発表する基準改定値(速報値)で、3月までの年間雇用者数の伸びが、現在の推定から少なくとも60万人(月約5万人)下向き改定されると見込んでいます。

パウエル米連邦準備制度理事会FRB)議長が、米東部時間23日午前10時(日本時間同日午後11時)から基調講演をおこなうジャクソンホール会合カンザスシティー連銀主催の年次シンポジウム)で、想定以上の利下げが示唆されるのではないかという懸念が台頭してきているようです。

 

www.bloomberg.co.jp


米国が9月から利下げに入る可能性が高いため、ただでさえ、日米金利差の縮小が意識され、円高に振れやすくなっている状況ですが、懸念されるのは、日銀がさらなる利上げを全くあきらめていないことが垣間見えることです。

20日に日銀は、インフレ圧力が持続する可能性を示唆する2本の論文を公表しました。

ブルームバーグ木村太郎シニアエコノミストは、内田副総裁の講演で、日銀がハト派に転じたと受け取ってはいけない。

 

政策金利が実質的には「かなり低い水準」だと強調し、経済や物価が日銀の見通しに沿って展開すれば調整していくと改めて発言しているからだと語っています。

www.bloomberg.co.jp


また、同日、明治安田生命北村乾一郎運用企画部長は、年内にも日本銀行の追加利上げが行われる可能性があり、内外金利差の縮小により円の対ドル相場は1ドル=135円に向かうと語っています。



ドル円135円まで円高になれば、ほとんどの輸出産業が下方修正に追い込まれ、日経平均もEPSが削られ、一段の下落は避けられないと思います。

円キャリーの持ち高調整が、ある程度進んだと思われますので、先週のような急落はないかもしれませんが、円高による企業業績の悪化懸念は、ボディブローのように日経平均にダメージを与えるものと思います。


現状では、長期国債利回りは低下してきており、落ち着きを取り戻そうとしていますが、日銀のタカ派姿勢が鮮明になり、長期金利が上昇に向かえば、株式市場もダメージを受けるでしょう。

そのときは「円安バブルの崩壊」とでも語られるのでしょうか?

www.google.com


連日話題にのぼる自民党総裁候補ですが、日銀に市場との対話を促し、ザイム真理教の信者ではない人に総裁になってほしいと切に願います。

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8/20(火) 低成長ニッポンに金融引き締めは適切なのか⁉

8月19日(月)



【相場概況】



日経平均寄与度ランキング】



【業種別】



【ヒートマップ】



【売買代金】



【騰落レシオ】



空売り比率】



【米株市況】

8/16(金)米株市況


恐怖指数



【Fear and Greed Index】

Fear and Greed Index - Investor Sentiment | CNN



【個別銘柄】

www.nikkei.com

https://www.nyk.com/


日本郵船(9101)が6日続伸しています。

SCFI 日足


国際的なコンテナ船の運賃市況の目安となる上海輸出コンテナ運賃指数(SCFI)が16日時点で6週ぶりに反発したのが手掛かりとなっているようです。


また、岩井コスモ証券では、投資判断を5段階評価で最上位の「A」継続目標株価5200円から6300円に引き上げています。

同証券は、為替の押し上げ効果は縮小したものの、コンテナ船運賃については今後も高止まりが継続すると見ているようです。

保守的な会社の下期予想は超過達成が濃厚とみているものの、株価に織り込まれていないと判断しているようです。


kabutan.jp

https://www.7andi.com/


セブン&アイ・ホールディングス(3382)後場からストップ高買い気配になっています。

www.nikkei.com


本日13時過ぎの日経新聞電子版にて、同社が「カナダのコンビニエンスストア大手アリマンタシォン・クシュタールから買収提案を受けたことが分かった」と報じられました。

これを受けプレミアム付きのTOBへの期待から思惑的に買われている様子です。

同社は社外取締役で構成する独立委員会を立ち上げており、評価額など提案内容の精査を始めたとのことで、その答申を踏まえ受け入れるかを検討するとのことです。

ただ、提案は法的拘束力のないもので、出資比率や株式の取得方法などの詳細は明らかになっておらず完全買収となるのかは不透明であり、何より買収提案を受け入れるかも不透明です。

それだけに続く物色にはなり難いとの見方も多くありますが、取締役会が提案を拒否した場合、アリマンタシォン側が同意を得ないままTOBに乗り出す可能性もあるとも報じられています。

思惑的に物色が続く期待もあるようで、明日以降の株価動向が注目されます。


kabutan.jp

https://astroscale.com/ja/


アストロスケールホールディングス(186A)が急反発し、ストップ高まで買われています。

 

同社は19日寄り付き前に、子会社のアストロスケールがJAXAとCRD2(商業デブリ除去実証)フェーズ2の大型契約を締結すると発表しました。


CRD2は、JAXAの進めるデブリ除去プログラムを起点に新しい宇宙事業を開拓し、日本企業が新たな市場を獲得することを目的としたプロジェクトです。

今回の契約の契約金額は120億円グループ史上最大規模の受注となり、同件に関する収益は2029年3月末までの契約期間にわたって計上される予定です。

株価は綺麗な戻り相場が継続中で、一段高が期待できそうです。


kabutan.jp

https://www.asmarq.co.jp/

アスマーク(4197)が場中値つかずのストップ高比例配分になっています。


同社は16日引け後に、株主優待制度の新設を発表しました。


毎年11月末時点で100株以上を保有する株主を対象に、保有株数と保有期間に応じて1,000円~30,000円分のQUOカードを贈呈します。

同社はもとより株主還元に積極的で、前週末終値換算で配当利回りは3.6%台と高いこともポイントとなったようです。

利回り妙味が高まったことを好感視する動きとなり、株価は25日75日両線を突破しました。

目先この勢いがどこまで続くか注目されます。


テクニカル分析


日経平均は反落!


ローソク足「陽の陰はらみ」を形成し、25日線(37,748.15円)を下回っています。

明日の値動きが切り返し、25日線を上回るようであれば上昇トレンドは継続になりますが、続落し200日線(37,051.91円)を割り込むような動きになれば注意が必要です。

特に、ダブルトップのネックライン水準となる4/19安値(36,733.06円)を割り込むようなことになれば、二番底を形成しにいく可能性がでてきます。

今のところ、二番底を形成したとしても、一番底よりは浅くなると思われます。

個別銘柄は、信用残が減少することにより、本来の値動きを取り戻しつつあるものも散見されます。

十分引き付けて買い向かうタイミングを計りたいところです。


【本日のトピック】


さて、上記はドル円日経平均を重ね合わせた相関関係を示したチャートです。

7/11 日経平均高値 42,426.77円
   ドル円高値 161.76/ドル  

8/5  日経平均安値 31,156.12円
   ドル円安値 141.68円/ドル

8/16 日経平均高値 38,143.55円 
   ドル円高値 149.38円/ドル 

チャートを見れば、一目瞭然ですが、日経平均ドル円の相関関係は非常に高く、直近では天底もほぼ一致しています。


本日についても、昼から5兆円を超えるともいわれるセブン&アイの買収提案が報じられ、円需要増加観測からか、ドル円は一時145円台まで円高となり、それに合わせて日経平均一時700円を超える下落になりました。

なぜ、ここまでドル円に振り回されるのか?

一言でいうと、日本はあまりに低成長だからです。

日経平均とEPS(日足)

S&P500とEPS(週足)

上記は日経平均S&P500のそれぞれEPSを比較したものですが、日経平均はコロナ明けの2021年あたりからEPS約2割の上昇に留まっているのに対し、S&P500のEPSは同期間で約1.8倍ほどになっています。

低成長であるために、ひとつのリスクファクターの影響を受けやすい状況であるということです。

www.nikkei.com


令和のブラックマンデーを受け、日銀は市場と対話する姿勢を示し、マーケットはやや落ち着きを取り戻しましたが、日銀は利上げをあきらめたわけではありません。

www.nikkei.com


7/30の日本経済新聞には財務省国債「海外販促役」に野村やJPモルガンを指定したことが報じられています。

つまり、財務省日銀国債買い入れ縮小→国債供給過剰→海外投資家に国債販売→保有率を高めるため金利上昇という構図を描いています。

www.nikkei.com

そして、この構図を啓蒙しているのが、今回内閣官房参与に鞍替えした神田前財務官です。




そして、本来なら日本を高成長にすべく政策を総動員しなくてはいけない総裁候補が、金融緩和継続を訴える高市早苗候補以外、そろいもそろって金利のある世の中」などと財務省の思惑通りの金融政策を口にしています。

日本がまだ低成長を脱していないにも関わらず、アベノミクスを180℃ひっくり返そうとしているのです。

高市氏以外(小林候補は未知数ですが・・)が総裁になるのであれば日本株の見通しは暗いものになるのかもしれません。

【おまけ】

これ、おもろい!

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8/19(月)短期の売りに長期の買いが交錯する構図!じっくり押し目買いの好機を探るべし⁉

8月16日(金)



【相場概況】



日経平均寄与度ランキング】



【業種別】



【ヒートマップ】



【売買代金】



【騰落レシオ】



空売り比率】



【米株市況】

8/15(木)米株市況

8/16(金) 米株市況


恐怖指数



【Fear and Greed Index】



【個別銘柄】

www.nikkei.com

https://www.disco.co.jp/


ディスコ(6416)が続伸しています。

www.nikkei.com


16日の
日本経済新聞朝刊は、「ディスコが9月にもインドに営業や技術支援のサービスを手掛ける現地法人を設立する」と報じています。

インドは中長期的に半導体市場の拡大が見込まれており、前日の米株式市場でエヌビディアはじめ半導体関連が大幅上昇するなど地合い改善も追い風に買いが集まったようです。

インドは政府主導で半導体産業の誘致を進めており、インドに進出する半導体メーカーの工場の立ち上げを支援する方針です。

インドにはマイクロン・テクノロジー(MU)や日本のルネサスエレクトロニクス(6723)半導体チップを最終製品に組み立てる「後工程」の工場を建設する計画を進めています。

インドは電力や水のインフラ供給が課題とされ、投資規模の比較的小さい後工程工場が先行して集積するとみられています。

同社は、シリコンウエハーから半導体チップを切り出す「ダイサー」や、ウエハーを薄く削る「グラインダ」と呼ぶ後工程の製造装置の世界大手で、需要拡大を見込んで進出する方針です。


www.nikkei.com

https://www.sanken-ele.co.jp/

サンケン電気(6707)が大幅高で5連騰になっています。


村上ファンドの流れを汲む投資会社でアクティビストとして注目されるエフィッシモ・キャピタルマネージメントが、同社株を買い増し保有株比率がこれまでの23.58%から25.36%に高まったことが、15日に関東財務局に提出された変更報告書で明らかとなりました。

保有目的に付いては「投資および状況に応じて経営陣への助言、重要提案行為等を行うこと」としています。

エフィッシモはかつて東芝の経営に株主として強く関与してきた経緯があり、経営改革や株主還元の強化などに対する市場の期待が強いとみられます。

投資価値向上への思惑買いがどこまで続くか注目される処です。


なお、同日、エフィッシモによる株式の保有比率が従来の15.82%から17.01%に上昇したことが判明したUACJ(5741)も大幅高になっています。


kabutan.jp

https://www.vtec.co.jp/


ブイ・テクノロジー(7717)が大幅続伸し、5連騰になっています。


同社は、15日の取引終了後、国内大手フォトマスクメーカーから、フォトマスク欠陥修正装置「Draco(ドラコ)」を受注したと発表しました。

局所真空技術収束イオンビームを用いた世界初のフォトマスク欠陥修正装置で、修正位置精度の高さや従来方式では実現が難しい加工端が滑らかで優れた仕上がりを実現するとのことです。

株価は、業績寄与期待感から買いを集めていますが、75日線(2,934円)付近からの上値が重く、同線を明確に突破できるか否かが焦点となりそうです。


kabutan.jp

https://twostone-s.com/


TWOSTONE&Sons(7352)が大幅続伸し、ストップ高まで買われています。


同社は、16日、2024年8月期連結業績予想について、売上高138億7,900万円から140億600万円(前期比39.3%増)、営業利益2億200万円から3億6,000万円(同12.9%増)、純利益6,300万円から1億5,900万円(同6.5%減)へ上方修正し、減益予想から一転して営業増益予想になりました。

同社では、中長期的に持続的な成長が可能な組織体制構築を行うための人員補強や組織体制の強化に注力しており、営業活動の効率化や利益率の向上などの取り組みが想定を上回って進捗していることに加えて、Midworks事業を中心としたエンジニアプラットフォームサービスが想定を上回っていることが業績を押し上げるようです。

株価は25日線(1046.96円)レベルに到達しており、今後同水準を意識した攻防になりそうです。


テクニカル分析

日経平均 日足

日経平均は大幅高!

先週(8月13~16日)は5連騰で取引を終えるとともに、週末16日は8月13日の上げ幅(1207円高)を上回って今年2番目の上げ幅(1336円高)となりました。

ローソク足は、大陽線になると共に、25日線(37,941.56円)を上回って週末16日の取引を終えています。


ナイトセッションの日経平均先物37,640円 -450円で戻ってきています。

週明けは、下向きの25日線(37,941.56円)を割り込んでスタートする可能性が高いものの、25日線上を維持できれば75日線(38,668.59円)を突破する可能性がでてきます。

ただ、38,500円近辺で取引されたボリュームが極端に多いため、この価格帯に近づくにつれて戻り売り圧力が強まることが予想されます。

商いの急増を伴うような大きなセンチメントの改善がなければ、この価格帯を上抜けるハードルは高いものと思われます。

一方、下向きの25日線上を維持できずに押し返されたり、押し返されたあと200日線(37,020.27円)を下回って戻せなくなるようだと、二番底か、最悪の場合は一番底を探る値動きになることも考えられます。

200日線を割り込んで戻せなくなったときのリバウンド狙いの買いは控えるか、下げ止まりを確認してから慎重に行うほうがよさそうです。


【本日のトピック】

t.co

さて、8/9の日本経済新聞スクランブル」では、過去1カ月続いた急落相場に底入れの兆しが出てきたとし、急落相場の「第1波」が終了したとみた場合、当面の戻りのメドとして2割上昇が意識されるとしています。



野村証券が1987年のブラックマンデーから今回の急落まで過去14回のTOPIXの急落局面について、第1波の底入れまでの下落率を調べたところ、平均は22%であり、底入れから次の高値を付けるまでの戻り局面での平均上昇率19%になるようです。


底入れ後、2割程度戻すという過去の急落後のパターンを今回に当てはめてみると日経平均3万7700円台TOPIX2600台後半が戻りのメドになるということなので、先週末で戻りのメドはクリアしたということになります。

www.google.com


一方で、16日に発表になった投資部門別売買状況によると、日本株が暴落した8月第1週(5-9日)に海外投資家は株式先物1兆2777億円売り越したことが判明しています。

先物を売ったのは、短期売買を行うヘッジファンドや商品投資顧問(CTA)と言われています。

コンピュータープログラムで機械的に売買をしているCTAが、マージンコールを迫られ、大量の売りを出さざるを得なかったということでしょう。

海外投資家売買動向

興味深いのは、海外投資家は先物を売り越す一方で、現物は4953億円買い越してきている点です。

しんきんアセットマネジメント投信の藤原直樹シニアファンドマネジャーは、海外投資家には「2種類いる」と指摘しており、日本銀行の利上げや米国景気の減速懸念などに反応する向きは先物を使って短期的な視点で売りに動く人が多い」とした半面、「日本のバリュエーションやファンダメンタルズ(経済の基礎的要因)を見ている投資家は買い優勢だったのではないか」と述べています。

恐らく、CTAの先物売りのほとんどが月曜日に集中し、割安になった現物を長期のバリュー投資家やアクティビストが買いに入ったものと思います。


そして、面白いのが、個人においても、短期の信用は追証に迫られ売り越している一方で、現物では買い越しているという点です。

要するに、海外投資家も個人も短期の売らざるを得なかった投資家が売らされていて、長期の投資家は、しっかり買い向かっているということです。


こういう人もいるようですが・・・

www.google.com


それはともかく、現状CTAの運用成績は、かなり悪化しているようです。

恐らく、解約もでてくるでしょうし、多くの解約期限である9月末あたりまでは、ポジション解消売りも出るでしょう。

日経平均も、一旦の戻りのメドに達したということならば、こうした売りに押されて二番底を形成する局面があるのかもしれません。

ただし、短期のCTAが売り、割安ハンターのバリュー投資家等が買うという構図であるならば、先例があるため二番底は一番底より、水準が、かなり上になると思います。

売買代金の増減等をチェックしながら、じっくり押し目買いの好機を探る局面と考えます。

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