えのキングの投資日記

日本株投資日誌

12月16日(火)来るか『掉尾の一振』!

12月15日(月)



【相場概況】



【売買代金】



【米株市況】



【個別銘柄】

www.nikkei.com

https://www.his.co.jp/


エイチ・アイ・エス(9603)が続伸しています。


同社は、12日、
2026年10月期(今期)の連結純利益前期比91%増90億円になる見通しを発表しました。

同日公表の25年10月期連結決算は、純利益前期比46%減47億円で着地しています。

トルコの子会社の事業縮小に伴う事業整理損や、のれんや固定資産の減損損失が響いたようです。

岩井コスモ証券の川崎朝映シニアアナリストは「25年10月期の減益よりも、コロナ禍以降続く業績の回復基調が材料視され好感する買いを集めている」と評価しています。

一方で、上昇一服後は円安などを背景に日本人が海外旅行を控えるようになり、株価の上値を抑えそうだとも語っています。


kabutan.jp

https://fundinno.com/


FUNDINNO(462A)連日でのストップ高になり、上場来高値を更新しています。


同社が12日発表した
2026年10月期の業績予想は、営業利益前期比5.3倍となる11億3,200万円と大幅に過去最高を更新する見通しとなりました。

同社は
株式投資型のクラウドファンディングのプラットフォーム運営を手掛けており、時流を捉えている様子です。

今期は大型資金調達支援である「FUNDINNO PLUS+」を軸に流通取引総額の拡大に努めるほか、パートナー企業との協業体制に基づく販売力強化などで業容拡大に取り組んでいく構えを示しています。

株価は上場直後に付けた高値939円を更新し、新しい相場が始まったと言えそうです。


kabutan.jp

https://fiteasy.co.jp/


フィットイージー(212A)
大きな窓を空けて続急伸し、ストップ高まで買われています。


同社は先週末引け後に、2025年10月期の単独決算発表に併せて2026年10月期業績・配当予想を開示しました。

今期の売上高前期比40.0%増136億2,000万円最終利益予想同40.6%増21億5,000万円を計画しており、前期に続き過去最高益を更新する見通しです。


また、
10月31日を基準日とする前期の期末一括配当を従来の見通しから1円増額して25円とした上、今期の配当は中間26円・期末20円年46円を予想しています。

株価は75日線を捉えてきており、一段高が期待できそうです。


【本日のトピック】


さて、本日の日経平均は終始軟調な動きとなりました。


先週末のブロードコム米オラクルの下落に端を発した半導体関連の下落に連動し、寄与度の高いアドバンテスト(6857)ソフトバンクG(9984)が売り込まれたことが要因です。


ただ、東証プライム全体では値上がり銘柄数1218 値下がり銘柄数346となり、非常に健全な循環物色が継続していることがうかがえます。


TOPIXは本日もプラスで推移し、史上最高値を更新していますね。


日経平均も、本日もそうですが、最近は50,000円を割り込めば、すかさず買いが入る構図になっています。

上値も重いのですが下値も固いという状況です。


松井証券によると、個人投資家のひとりあたりの実現益+51.7万円となり過去10年で最高水準になったようです。


海外投資家12月第一週は買い越しに転じ、徐々に買い越しペースを取り戻してきています。

www.nikkei.com


残るは19日に発表になる日銀政策決定会合ですが、すでにマーケットは0.25%の利上げを織り込んでいます。

jp.reuters.com


市場の一部には、利上げ打ち止め感を払拭させるために中立金利を上方に動かすなど、継続的な利上げスタンスにあることを強調するのではないかという推察がありますが、どうやらそれもなさそうです。

米株市場もAIの顕在化しないリスクには早晩慣れてくると思われますし、日銀サプライズがないのであれば『掉尾の一振』も見込めるのではないでしょうか?

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12月15日(月) 新たなフェーズに入ったAI関連投資

12月12日(金)



【相場概況】



【売買代金】



【米株市況】



【個別銘柄】

www.nikkei.com

https://corp.raksul.com/


ラクスル(4384)ストップ高
まで買われています。


同社は11日引け後に、MBOの一環としてゴールドマン・サックス・グループと組み、株式取得を目的に設立したR1がTOBを実施すると発表しました。

買付価格は1株1,710円で、同社はTOBに賛同の意見を表明しています。

買い付け予定数は6,106万2,650株、下限は3,969万9,100株とし応募が下限を下回る場合は買い付けを実施しない予定です。

買い付け期間は2025年12月12日から26年2月4日とされ、東京証券取引所は11日、同社を監理銘柄に指定すると発表しています。


www.nikkei.com

https://www.visional.inc/


ビジョナル(4194)がが大幅反発しています。


同社が、11日に発表した2025年8〜10月期の連結決算は、営業利益前年同期比30%増70億円で着地しています。

市場予想平均であるQUICKコンセンサス57億円(10月9日時点)を上回っており好感されたようです。

主力の転職サイト「ビズリーチ」が、即戦力人材の引き合いが強く、伸びているようです。

2026年7月期(今期)の営業利益予想は前期比8%増の231億円で据え置いていますが、野村証券の嚴智用リサーチアナリストは11日付リポートでビジョナルの販管費実績が140億円と野村の事前予想の155億円より少なかったと分析しています。

「通期利益計画の達成確度は高まり、費用の管理次第では上振れもあり得る決算内容だ」と評価しています。

同社は、求職者や求人企業のほか、両者を結びつけるヘッドハンターの成功報酬料率を26年2月以降の契約から引き上げると発表しました。

野村の嚴氏は、今期業績への貢献は限定的と会社側がみているため精査が必要だがビズリーチの利益成長を高める材料として株式市場で好感されるだろう」との見方を示しています。


kabutan.jp

https://www.river-ele.co.jp/


リバーエレテック(6666)ストップ高まで買われています。


同社は11日引け後に、生成AIの普及に伴い急速に拡大するデータセンター市場に向けて、次世代高速通信に不可欠な超低位相ノイズ・低ジッタ水晶発振器「KCRO-05」を開発し、量産化に向けた体制を整備すると発表しました。

同製品は独自の特許技術を応用した戦略製品群の第4弾です。

来期から本格的な量産出荷を開始し、顧客の需要拡大に合わせて順次生産能力を拡大していく見通しです。

中長期的に大きく業績に寄与することを見込んでいるとしており、株価は年初来高値を目指す動きになりそうです。


【本日のトピック】


さて、12日の日経平均CFD50,139.10円 -697.45円で終わっています。

SOX指数-5.10%の大きな下落で終わっていますね。

www.nikkei.com


下落の主要因はブロードコム(AVGO)オラクル(ORCL)の下落です。

jp.reuters.com


ブロードコム11%を超える下落になりました。


同社の25年4Qの売上高は、180.2億ドル(前年比+28%)で、市場予想を上回り、調整後EPSは1.95ドル(前年比+40%)と大幅な利益成長を示しています。

ただ、マーケットは、タンCEOが「AI製品の受注残が730億ドル(約11兆3500億円)に達しており、今後6四半期にわたって出荷される」と説明したことに関し、システム販売増で粗利益率が下がる事を悪材料と見なしたようです。

ただ、同社のビジネスの構造上、システム販売が増加すると、粗利益率の低下は必然的に起こります。

今回の下落要因は、市場は既に同社の素晴らしさを株価に織り込んでおり、もっと強気の見通しをしっかり提示してほしかったということであり、ある程度調整が進めば下げ止まるものと思われ、むしろ長期投資家にとっては買いの好機になるものと思われます。

www.nikkei.com


それに対して、オラクルの調整はブロードコムと比べて長引くかもしれません。

ブルームバーグ通信は12日、同社がオープンAIに提供する人工知能(AI)データセンターについて、一部施設の完成時期を2027年から28年に延期すると報じました。

同社は「契約義務の履行に必要な拠点で遅れは発生しておらず、すべての主要工程は計画どおり進んでいる」と報道を否定するコメントを発表しましたが、マーケットはなお懐疑的な目でみているようです。


同社は、
データセンター投資年間500億㌦(約7兆8,000億円)へ拡大し、長期負債前年比25%増の999億㌦(約15兆5,000億円)に膨らんでいます。


巨額の借入を抱えつつOpenAI向けインフラを構築する構図は、大口顧客依存という同社の構造的脆弱性を浮き彫りにしており、仮にOpenAIの契約がキャンセルさせる事態になれば、財務基盤が長期的に悪化することは避けられません。


ブロードコムクレジット・デフォルト・スワップCDSが低位安定しているのに対し、オラクルのCDSは急拡大していることがマーケットの不安を表しています。


ただ、この答えは一朝一夕にでるものではありません。

かって、ソフトバンクボーダフォンを買収した時、無謀な挑戦と揶揄されましたが、結果、日本の名だたる通信会社に変貌したきっかけになったことに似ているような気がします。

AIの進化がむしろ想像以上に拡大し、過剰設備投資どころか、設備投資は、なお不足するとの意見もあります。

現段階では、漠然とした将来不安でしかなく、マーケットも顕在化しないリスクにも慣れてくるでしょう。


そして、こうしたマーケットの反応は「AIバブルの崩壊」ではなく「AI投資の現実化」に目が向き始めた健全な流れです。

上記の表はエヌビディア(NVDA)も含めた決算後の株価下落の構造をまとめたものですが、いずれも好決算にもかかわらず株価は下落しました。

これは、マーケットが「AIでどれだけ売上が伸びるか」ではなく「AIでどれだけ利益が残るか」を見始めたことに他なりません。

恐らく、この流れは日本株の銘柄選定においても同様と思われます。

「AI投資はじめました」とか「データセンター建設します」といった思惑による株価上昇は徐々に短命化していき、「AI+CF(キャッシュフロー)創設力」が株価上昇の評価軸になってくるでしょう。

AI関連投資は新たなフェーズに入ってくるものと思われます。

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12/9(火)「株主還元×財務健全性」の羅針盤を手に入れろ!

12月8日(月)



【相場概況】



【売買代金】



【米株市況】



【個別銘柄】

www.nikkei.com

https://www.mec.co.jp/


三菱地所(8802)が大幅反発になり、2007年6月以来18年半ぶりの高値を付けています。



野村証券が5日、同社の目標株価を従来の3,790円から足元の水準を上回る4,290円に引き上げ、材料視した買いが入ったようです。

投資判断は3段階で最上位の「Buy(買い)」で据え置いています。

同社は5日、アナリスト・機関投資家向けイベント「IR Day」を開催しました。

野村の福島大輔リサーチアナリストは同日付のリポートにおいて、同イベントでは「海外事業で米金利の低下とともに投資市場が改善してくる可能性があるほか、米国で開発しているデータセンタービルの売却の可能性などが説明された」と指摘しています。

その上で、今後の米国事業の回復を織り込み、海外事業を中心に2027年3月期以降の業績予想を上方修正したとのことです。


www.nikkei.com

https://www.food-and-life.co.jp/


スシローを運営するFOOD&LIFE COMPANIES(3563)が続伸しています。

www.nikkei.com


6日の日本経済新聞は、同社が中国上海市に回転ずし店「スシロー」を2店舗開いたと報じています。

新店について「現地では値ごろ感から回転ずし人気が高まっており、開業時点で待ち時間は14時間となった」と報じています。

今回上海に開店した2店舗は、座席の一部を事前予約制としていますが、予約が可能な1ヵ月先まで全て埋まったとのことです。

同社株は高市早苗首相の台湾有事に関する発言を受けた日中関係の悪化を背景に、客足への影響懸念から売りが出ていましたが、報道を受けて見直し買いが強まっています。

同社は上海への出店は今回が初めてとなりますが、2026年9月期は海外店舗数を最大で320店(前期は234店)に増やす計画を掲げています。

極東証券経済研究所の鈴木あす香主任研究員は「対中関係悪化の影響が懸念されていたが、不買運動に発展していなかったことが確認できたのは出店計画達成などに向けてポジティブな印象」とみています。


日足チャート上では11月14日の安値7,820円)と17日高値7,090円)にあいた「窓」をきょうの上昇で埋めています。



www.nikkei.com

https://www.mhi.com/jp/


三菱重工業(7011)が続伸しています。

www.nikkei.com


ヘグセス米国防長官は6日の演説で、日本などの同盟国は数年以内に国内総生産GDP)比で5%まで国防費を引き上げる目標を導入するよう求めました。

「役割を果たさない同盟国は(厳しい)結果に直面することになる」と警告もしており、防衛産業の拡大を意識した買いが防衛関連の一角に向かったようです。

ヘグセス氏が求めた5%は関連支出を含めたベースで、現行基準であれば3.5%となります。

日本は2027年度に防衛費の対GDP比2%を達成する目標を25年度中に前倒しで達成する方針を打ち出していますが、さらなる引き上げに向けた取り組みが中長期的に進む流れになりそうです。

xn--r8jzdvima84a.com


昨日のブログにも書きましたが、日本の防衛産業は「下請け・装備品のライセンス生産という枠組みから、自国の安全保障の中核を担う「真の国産化に舵を切り始めています。

これからも、防衛関連はマークしておいたほうがよさそうです。


【本日のトピック】

www.nikkei.com


さて、日本経済新聞社は、日経平均の中から金融と不動産を除く構成銘柄から、株主への利益還元に積極的な銘柄を40銘柄抽出した日経平均株主還元株40指数」を11月4日から公表しています。


同指数は上記3項目の合計額の3年平均を時価総額で割った「株主還元利回り」を算出し、この利回りの高い順に原則40銘柄を抽出しています。


上記は同指数に採用されている銘柄ですが39銘柄しかありません。

これはニデック(6594)日経平均から除外されたため外されたからのようです。


そして、採用された銘柄も決して安泰ではなく、毎年5月と11月の最終営業日を基準とした定期見直しで銘柄入れ替えが行われるほか、ニデックのように日経平均除外や無配となった銘柄は翌月には除外されます。

つまり、常に精鋭たちが選ばれる仕組みになっているということです。


同指数は11月4日から公表されていますが、過去1年のバックテストで比較した結果、株主40+18%日経平均+12%TOPIX+9.6%という結果になりました。

すでに「株主を大事にする会社」が評価されてきているという証左でありこの傾向は続くものと思われます。


本日の相場でも、実に87%が値上がりしています。

日経平均株主還元株40指数構成銘柄 週足(39銘柄)

多くの銘柄は、きれいな上昇波動を描いていますが、押し目をつけている銘柄を研究してみるのも一考かもしれません。

www.nikkei.com


それすら、面倒という人は11月26日に同指数連動のETFが上場しましたので、そちらに投資するのもいいと思います。

いずれにしても、物色対象のゲームチェンジが起こり始めており、株主還元を軽視する会社は淘汰されていくと思われます。

この「株主還元×財務健全性」という羅針盤を使えば、投資の荒波も乗り越えられるのではないでしょうか?

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12/8(月)防衛事業の急成長が株価の位置を変える⁉ IHI(7013)

12月5日(金)



【相場概況】



【売買代金】



【米株市況】



【個別銘柄】

www.nikkei.com

https://group.softbank/


ソフトバンクグループ(9984)が大幅続伸しています。


5日に孫氏が関東財務局に提出した変更報告書によると、共同保有分を含めた11月28日時点の保有比率は34.73%と前回報告時の33.74%から上昇しています。


市場では買い増ししてきたとの声も聞かれましたが、孫氏の保有比率は確かに上がっているものの、保有株数は全く変わっていません。

同社は自社株買いを行っているため、全体数が減った分、孫氏の比率が高まっただけとの見方もあるようです。

ただ、WSJが孫氏がホワイトハウスとハイテク工場の建設計画を協議している」と報じたことを材料視しているという見方もあります。

報道によると、日米の関税交渉で調達した数千億ドルの資金を活用し、米政府の所有地に「トランプ・インダストリアルパーク」を建設しようとしているとのことです。

今週も強い動きが継続するのか注目されます。


kabutan.jp

https://www.umc.co.jp/


ユー・エム・シー・エレクトロニクス(6615)ストップ高まで買われています。


同社は、4日引け後に、中国の連結子会社が同国の自動運転技術会社であるShenzhen Zhuoyu Technology(ZYT)社から、先進運転支援システム製品の広角カメラや、LiDAR(ライダー)を統合型オールインワンセンサーのPCBアッセンブリー新規に受注したと発表しました。

ZYTは中国の主要自動車メーカーに製品を提供しており、UMCエレの中国子会社は主要パートナーとして、ADAS製品の電子機器受託製造サービスを提供していくことになります。

株価は、年初来高値395円が意識される動きになりそうです。


kabutan.jp

https://www.ibiden.co.jp/


イビデン(4062)が3営業日続伸になっています。


4日引け後に関東財務局に提出された大量保有報告書で、シンガポールに拠点を置く投資会社GIC社による株式保有割合が5.07%と、新たに5%を超えたことがあきらかになりました。

GICシンガポール政府投資公社であり、世界でも有数の投資会社とされています。

保有目的は純投資とし、経営権を取得する予定および支配について提案を行う予定はないとしています。

株価は、長期保有目的の海外投資家の資金流入を受け、先高期待などが高まる展開になっている様子です。


【本日のトピック】

IHI(7013)

さて、本日はIHI(7013)を取り上げます。

https://www.ihi.co.jp/


ご存じの通り、同社は三菱重工(7011)に並ぶ防衛関連銘柄の2大巨頭です。

xn--r8jzdvima84a.com


三菱重工(7011)については、以前のブログにも取り上げましたのでご参照ください。


同社の事業は

①資源・エネルギー・環境
②社会基盤
③産業システム・汎用機械
④航空・宇宙・防衛

の4つのセグメントに分類されますが、投資家が注目するのは圧倒的に④航空・宇宙・防衛のセクターです。


三菱重工と同社の2026年3月期中間決算を比べてみると、
三菱重工は受注・売上・利益・キャッシュフローとも堅調であることが伺えます。

一方、IHI減収ながら純利益+42%と高い伸びを見せています。

同社は、かって、民間航空機エンジン(PW1100G-JM)の不具合問題による巨額の特損計上で苦しみましたが、現在はその影響を一巡し、航空需要の回復と防衛事業の拡大により、鮮明な回復局面にあります。


三菱重工はロジネクストの売却等選択と集中が進んでおり安定的なキャッシュ創出力を誇っていますがIHIは、まだ道半ばであり構造改革局面であることがわかります。


株価もIHIは、三菱重工の後塵を拝してきたことがわかります。

www.nikkei.com


ただ、12月5日の日本経済新聞には、IHI、群馬にミサイル用ロケットモーター新工場建設」の記事が報じられています。

群馬県IHIエアロスペース(IA)は、かつての日産自動車宇宙航空事業部を源流としており、JAXAイプシロンロケットH3ロケットの固体ロケットブースター(SRB-3)の開発・製造を一手に引き受けています。


固体燃料ロケットは「即応性(すぐに発射できる)」「保存性(燃料を入れたまま保管できる)」に優れており、軍事用ミサイルには不可欠な技術と言われています。

記事の中には『防衛向けロケットモーターは陸・海・空の自衛隊が用いる地対空ミサイルや迎撃用ミサイルに使われる。新棟はこれらの製品の増産に充てるとみられる。』との記載がみられます。

防衛省は長射程ミサイルの開発・配備を急ピッチで進めていますが、長射程ミサイルはそれを飛ばす「エンジン(モーター)」が必須になります。

この流れは、日本の防衛産業が「下請け・装備品のライセンス生産というこれまでの枠組みを超え、自国の安全保障の中核を担う「真の国産化へと舵を切ったことを示しています。


同社は、防衛事業の2030年度目標として 売上収益2,500億円、営業利益率10% を公式に掲げています。

これだけで営業利益ベースで200億円超の押し上げ効果がある計算になり、同社の2026年3月期全社営業利益予想が約1,600億円であることを踏まえると、防衛事業単体で全社利益の15%以上を稼ぎ出す計算になります。

防衛事業が単なる「安定事業」から「収益ドライバー」へと変貌することを意味します。


IHI三菱重工と比べると、負債依存度は高いものの、ROEが高く、PBRも低いことが見て取れます。

IHI 日足

チャートも75日線サポートから切り返す動きを見せており、年初来高値奪還も近そうです。


航空需要の回復+防衛事業の急成長で株価が位置どころを変えてくる可能性もありそうです。

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12/5(金)ほんまひどいなー!

12月4日(木)



【相場概況】



【売買代金】



【米株市況】



【個別銘柄】

www.nikkei.com

https://www.nippon-shinyaku.co.jp/


日本新薬(4516)ストップ高まで買われ、年初来高値を更新しています。


同社は、4日、米バイオ企業のカプリコールセラピューティクスと日米での独占販売契約を結んでいる筋ジストロフィー治療薬候補「CAP-1002」について第3相の臨床試験(治験)のデータを発表しました。

良好な安全性のほか、薬剤を投与した患者が副作用に耐えられる忍容性が確認され、医薬品の開発に前向きな結果として好感されたようです。

同社は、カプリコール社と2022年に米国、23年に日本で筋ジストロフィー治療薬の独占的販売契約を結んでいます。

米国で同治療薬候補が承認された場合、日本新薬の米国子会社が販売する予定になっています。

シティグループ証券の山口秀丸氏はリポートで「治験の成功は極めてポジティブ」と評価しています。

同治療薬候補の承認に向け、米カプリコール社は米食品医薬品局(FDA)と交渉することになり、シティグループでは2026年の発売を予想しています。


www.nikkei.com

https://www.fanuc.co.jp/


ファナック(6954)が急騰し、年初来高値を更新しています。

www.politico.com


米政治ニュースサイトのポリティコが3日、「米政府はロボティクス分野に関する大統領令を来年発出することを検討している」と報じました。

ラトニック商務長官がロボティクス業界のCEOらと会談し、業界の発展を加速させたい考えだとされています。

xn--r8jzdvima84a.com


昨日のブログで取り上げた多くのフィジカルAI関連が大幅上昇になっています。

西村証券の瀧山裕二チーフストラテジストは国内のロボット関連銘柄について「きょうは米報道を受けた思惑が先行しているが、ロボットを使う港湾ロジスティックや人工知能(AI)の分野は日本成長戦略会議の重点施策にも挙げられており、将来的な業績拡大や株価の上昇余地は大きい」とみているようです。


kabutan.jp

https://www.blue-i.co.jp/


ブルーイノベーション(5597)が大幅続伸になっています。


同社は、3日の取引終了後に、台湾のドローンメーカーであるエアロプロビング社とブランドライセンス契約を締結したと発表しました。

今回の契約は両社がこれまで培ってきた技術力・事業経験を相互に生かすことで、アジア市場における新たな価値創出に向けた協力体制を構築するのが狙いで、同社は2026年1月からアジア市場での本格展開を開始します。

本日の株価は25日線タッチで伸び悩んでおり、このレベルでの売り物をどう捌くかがポイントになってきそうです。


【本日のトピック】

Postprime(198A) 週足


しかし、ほんまひどいなー!


もっとも、上場時、会社は10万株売り出し3340万円しか入らず。一方ダン氏は283万株売り出し12億円ゲット!

上場ゴールの臭いがプンプンしてたから、やっぱりかという感じ。


そして、ダン氏は、しれっと社長退任!


違法ではないものの・・・


主幹事 みずほ 副幹事 日興 SBI 大和 マネックス 楽天・・・

こんなの上場差し止めしなくちゃあかんやろ!

















12/4(木)フィジカルAIは歴史の転換点!

12月3日(水)



【相場概況】



【売買代金】



【米株市況】



【個別銘柄】

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https://www.hephaist.co.jp/


ヒーハイスト(6433)ストップ高買い気配になっています。

www.nikkei.com


3日付の日経新聞朝刊では、「電子部品や半導体などの日本企業が連携し、ヒト型ロボット(ヒューマノイド)の量産に乗り出す」と報道されています。

本記事では、早稲田大学村田製作所(6981)が立ち上げたロボット開発の連携組織「京都ヒューマノイドアソシエーション(KyoHA)」ルネサスエレクトロニクス(6723)住友重機械工業(6302)住友電気工業(5802)日本航空電子工業(6807)の4社が新たに参画したと報じられています。


同社は、10月2日付リリースでKyoHAへの参画を発表しています。

KyoHAでは初期プロトタイプとして災害現場向けのパワー重視モデルと俊敏性や機能性を重視した研究向けの2種類のヒューマノイド開発に取り組んでいますが、同社は関節関係の設計・量産を担当しています。

本日の株価はストップ高の一本値で287万株超の買い物を残しており、ヒューマノイド開発への期待感から買いが継続すると思われます。


kabutan.jp

http://www.kikuchiseisakusho.co.jp/


菊池製作所(3444)ストップ高まで買われ、年初来高値を更新しています。

同社は先端企業の集積地である東京・多摩地域に本社を置き、福島県内の複数の工場をもとに製造業向けの試作・設計や金型製造を強みとしてドローンの製造ロボットの開発支援に事業を展開しています。

www.nikkei.com


2日、ファナック(6954)が、米エヌビディアとフィジカルAI領域での協業を発表したことなどを背景に、株式市場では「フィジカルAI」が注目テーマとして浮上してきています。

こうした環境において、同社には、AIが自律的に制御するロボットの試作ニーズが拡大するとの思惑が浮上し、投資資金の流入を誘発する格好になりました。

本日の大幅高で株価は長期反騰トレンド入りが意識され初めています。


kabutan.jp

https://info.gdep.co.jp/


ジーデップ・アドバンス(3885)ストップ高まで買われています。

同社株についても、「フィジカルAI」関連として注目されたようです。


同社はAI領域のハード・ソフトの開発・販売を手掛けていますが、エヌビディアのエリートパートナー認定企業でもあり、今年8月下旬にはエヌビディア製最先端GPU搭載サーバーの提供を開始しています。



また、国内ではマクニカホールディングス(3132)と協業でAIロボットの開発支援パッケージ提供しており、これがフィジカルAI開発向けで需要を捉える公算があるとみられているようです。

株価は、この勢いがどこまで続くか注目されます。


【本日のトピック】

www.nikkei.com

www.nikkei.com


さて、我々は大きな歴史の転換点を目の当たりにしているのかもしれません。

12月相場の始まりとともに、世界中の投資家が注目する二つの重大な発表が相次ぎました。

一つは、産業用ロボットの世界王者 ファナック (6954) と、AI半導体絶対王者 エヌビディア による、産業用ロボット向け「フィジカルAI」実装に向けた協業です。

そしてもう一つは、 安川電機 (6506)と ソフトバンク (9434) による、AIロボットの社会実装に向けた協業です。

これは、これまで「チャットボット」や「画像生成」といったデジタル空間に留まっていたAIが、現実の物理世界(フィジカルワールド)に書き換え始めたことを意味しており、蒸気機関、電力、インターネットに続く、第四次産業革命の真の本番、「 物理AI(Physical AI)革命」の幕開けと言えるでしょう。


エヌビディアのジェンスン・フアンCEOは以前から、「次のAIの波は『フィジカルAI(エンボディドAI)』だ」と予言してきました。

フィジカルAIは以下のような特徴を持ちます。

・認識と判断
カメラやセンサーからの入力(視覚・触覚)を瞬時に解析し、状況を理解する。

・自律生成
「この部品を組み立てて」という曖昧な指示(プロンプト)から、具体的なロボットアームの軌道を自律的に生成する。

・学習と適応
シミュレーション空間(デジタルツイン)で数百万回の試行錯誤(強化学習)を行い、未知の物体や環境にも適応する。

フィジカルAIを実現する上で、世界の耳目を集めているのが日本のFA関連です。

エヌビディアはAI半導体GPU)とソフトウェアプラットフォーム(Isaac Sim, Omniverse)において圧倒的な支配力を持っていますが、物理世界に干渉するための「 身体(ハードウェア)」は持っていません。

ロボットアーム、精密減速機、サーボモータ。これらは、ナノメートル単位の精度と、数十年にわたる過酷な稼働に耐える耐久性が求められる「匠の領域」です。

フィジカルAI実現のためには、「匠の領域」を備えた「身体(ハードウェア)」が必須になります。

世界の産業用ロボット市場において、日本企業は極めて高いプレゼンスを誇ります。

いわゆる「世界4大ロボットメーカー」のうち、2社(ファナック 安川電機)が日本企業であり、 川崎重工業(7012) や 不二越 (6474)、 デンソー (6902)なども含めれば、日本勢の世界シェアは約半数を占めます。

www.nikkei.com


そして、ソフトバンクG(9984)は世界No1のABBのロボット事業を8,000億円で買収すると表明しています。

こうした流れは、フィジカルAI実現のためのハードウェア獲得競争に号砲が鳴ったことを示しています。


フィジカルAI投資のロードマップ

フィジカルAI投資には以下のロードマップが描かれると考えられます。

フェーズ1:黎明期(2025年〜2026年)

・キーワード: 実証実験、PoC、ハイプ

投資戦略:ニュースフローに反応しやすい「期待先行」の相場。ボラティリティが高い。

・注目:エヌビディアとの提携を発表した企業(ファナック安川電機)や、AI関連の小型株(SIer、ビジョン技術)が短期的に物色される。

 

 

フェーズ2:普及期(2027年〜2028年)

・キーワード: 実装、生産性向上、選別

・投資戦略:実際に業績(受注・利益)に寄与し始める段階。「本物」と「見掛け倒し」が選別される。

・注目:部品メーカー(ハーモニックドライブナブテスコ)の受注増が先行指標となる。工場の自動化投資(CAPEX)サイクルと連動。

フェーズ3:成熟・一般化(2029年〜2030年)

・キーワード:サービスロボット、家庭進出、社会インフラ

・投資戦略:工場以外の場所(物流、小売、介護)での普及が本格化。

・注目: プラットフォーマーとしての地位を確立した企業や、サービスロボット専業メーカー。

 

kabutan.jp

フィジカルAI 関連

現在は、フェーズ1の真っ只中です。

本日も【個別銘柄】で紹介しましたが、思惑も含めて様々な銘柄が物色されています。

短期的なニュースや思惑で急騰する銘柄も出てくるでしょうが、押し目で ファナック や 安川電機 といった「王道」を拾うのが正攻法と思われます。

個別銘柄は追々紹介していきますが、半導体関連に匹敵する新たなテーマが生まれてきていることは認識したほうがよさそうです。

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12/3(水)よくできてるな〜!

12月2日(火)




これ、よくできてるな!