2月6日(金)
【相場概況】


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【ヒートマップ】

【個別銘柄】
www.nikkei.com

https://www.ajinomoto.co.jp/
味の素(2802)が大幅続伸しています。

同社は、5日、2026年3月期(今期)の連結純利益(国際会計基準)が前期比85%増の1,300億円になりそうだと発表しました。
従来予想の1,200億円から上方修正し、市場予想の平均であるQUICKコンセンサスの1,190億円(1月29日時点、10社)を上回っています。

好採算の半導体向け電子材料が伸びているほか、本社ビルと土地の売却益も寄与するようです。
野村証券の守田誠リサーチアナリストは5日付のリポートで「電子材料事業と調味料・食品のBtoC(消費者向け)事業の力強さを確認でき、決算の印象はポジティブ」と評価しています。
minkabu.jp

https://www.arisawa.co.jp/
有沢製作所(5208)がストップ高まで買われ、19年8か月ぶりの高値水準まで上昇しています。

同社は、5日取引終了後、2026年3月期第3四半期累計(4~12月)の連結決算の発表にあわせて、通期業績予想を上方修正しています。
売上高予想を従来予想の514億円から前期比11.0%増の553億円、営業利益予想を45億円から同12.4%増の55億円、最終利益予想を32億円から同0.8%増の40億円に引き上げました。
また、期末配当予想は9円増額の53円とし、年間配当予想は97円(前期は96円)になります。

主力事業分野である電子材料セグメントでスマートフォン及び半導体向け需要が堅調に推移しているようです。
また、産業用構造材料セグメントは航空機需要の回復を背景に内装材用ハニカムパネルの生産が増えたほか、世界的な水需要の拡大で水処理用FRP製圧力容器が好調となっています。
配当利回りは4%を超えており、一段高が期待できそうです。
minkabu.jp

https://www.unitika.co.jp/
ユニチカ(3103)がストップ高まで買われ昨年来高値を更新しています。

同社が、6日11時に発表した2026年3月期第3四半期決算は、営業利益が前年同期比2.1倍となる90億3,000万円に急拡大しています。
同社は、高分子事業を主力に機能資材や祖業の繊維などを展開しますが、高付加価値製品の拡販及び不採算事業の見直しなど合理化努力が奏功しており、為替差益なども加わり利益改善が急となっている様子です。

また、併せて、通期業績予想を上方修正しており、営業利益は従来予想の75億円から前期比62%増の95億円に大幅増額しています。

日銀短観
同社については、同社の開発した繊維状の吸着剤が海水や工業処理水に溶けているレアアースを選択的に捕集・回収する用途に使える可能性が指摘されており、レアアース関連としても物色された側面もありますが、昨年12月15日に発表になった日銀短観からも業績の復調が予測されました。

日銀短観とは、日本銀行が四半期ごとに約1万社の企業を対象に「業況判断DI」などを聞き、企業の景況感・業績計画・設備投資・雇用判断などをまとめたものです。
DIは、「良い」回答割合 − 「悪い」回答割合で算出され、プラスなら景況感が良い、マイナスなら悪いことを示します。
同社が分類される繊維業は2025年12月の先行き調査で23ポイントを記録しており、変化幅が19ポイントになっています。
業況が著しく伸びていることがわかります。

同社の他にも、日東紡(3110)や富士紡ホールディングス(3104)など、日銀短観が発表になってから順調に上昇していることがわかりますね。
日銀短観は要チェックです。
【本日のトピック】
www.nikkei.com

さて、週末NYダウは史上初の50,000㌦突破となりました。
先週は
①雇用の悪化
②アンソロピックの新AIサービスが「Saasの死」論争を引き起こし、ソフトウエア株の暴落
③ハイパースケーラーのAI巨額投資不安
ということが、ほぼ同時におこり、米国市場にはリスクオフの嵐が吹きすさぶ状態でしたので、このタイミングでの切り返しは、まさに「雲外蒼天の反転劇」と言えるでしょう。
①雇用悪化


5日に発表になった、JOLTS求人件数も新規失業保険申請件数も、いずれも弱い数字となり、米国の景気悪化懸念となりました。
www.nikkei.com
AIに業務を代替させることによるリストラが進行しているとの話もありますが、この時期は極寒で、建設業が作業を中断しており、雇用をストップするというような季節性の要因の可能性もありますので、政府閉鎖で11日に発表延期になった雇用統計を見守るとともに、一過性の現象なのかを継続的に確認していく必要があると思います。
②「SaaSの死」
www.nikkei.com
米アンソロピックが新型AIモデル「Cowork(コワーク)」の提供を開始したことにより、既存の業務ソフトや情報サービスの需要の一部を奪うとの見方が市場に拡がり、「SaaSの死」というセンセーショナルな言葉とともに、SaaS株の暴落を巻き起こしました。
しかしながら、当然すべてのSaaS株が駆逐されるわけではなく、逆にAIを成長の糧に変え得る銘柄も多くあります。
株価のバリュエーション調整も進みましたので、反発に入る銘柄もでてくると思います。
③ハイパースケーラーのAI巨額投資不安
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アマゾンやマイクロソフトは巨額なAIインフラやデータセンターの投資を発表しており、これが「利益成長に対して投資が重すぎるのでは?」という 投資家心理の悪化 につながりました。
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エヌビディアのファンCEOが何度も「AI投資の必要性」を説き、「SaaSの死」の火消しに奔走しています。

そして、メガテックのキャッシュフローを比較してみると、2021年から2025年まで5年間の推移がほぼ横ばいで、無理のない範囲で投資していることがわかります。
つまり、①②③とも、極論に怯えて過剰反応し、高騰した株価のバリュエーション調整がおこなわれたということでしょう。

ただ、グーグルやアマゾンは週末の反転相場の中でも下落しています。
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メガテックの増え続けるAI投資はキャッシュフローの96%にも積み上がっており、今後は自社株買いなど株主還元がおろそかになると指摘をする向きもあります。
早晩、株価の下落が止まったとしても、株価がかってのような輝きを取り戻すには時間がかかるかもしれません。
ただ、その分物色対象が中小型株に移る可能性があります。
www.nikkei.com
日本株も週明けは高市政権圧勝の吉報とともに、最高値を伺う動きになると思いますが、ここもとの異常な売買代金の増加は、ひょっとして米メガテックを売って、中小型の日本株に乗り換える動きが出ているのではないでしょうか?
首尾よくいけば、今年の日本株は世界のトップピックになるのではないかと感じています。


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