14日の日経平均は26732.44円 +79.92円(+0.30%)
一時、日銀短観の改善を受けて200円超の上昇をみせたものの、直近高値が近づいたところで上値が抑えられ、そこから先は伸び悩む展開でした。特筆すべきは任天堂(7974)62230円 +1890円(+3.13%)
以前 LINEで情報提供をしていた時に、「日本が世界を席巻する分野はアニメとゲーム!!」 「任天堂は玩具メーカーからでてきたため、自ら作り出すマリオやポケモンなどのキャラクターでブームを起こすことができる」と書いたとおもいますが、徐々に市場でも認知されてきたのかなと思います。
中小型のテーマ株は、相変わらず日替わりメニューで物色される展開です。先日紹介した天昇電気(6776)は4日連続ストップ高! 連想ゲームで富士興産(5009)も大幅上昇!三桜工(6584)も引き続き元気な動きです。
ただ、先日も書きましたが、おそらくテーマ株は徐々に思惑だけで買われたものは淘汰されてくると思います。
明日から、年末まで26銘柄が新規上場ラッシュを迎えます。確かに、四季報オンラインなどでは、年末損益通算やIPOの換金売りでマザーズは調整するとの解説もされています。
上記の通り、昨年末もマザーズだけが-1.9%の騰落率で終わっています。
ただ、昨年末はサンバイオ(4592)が大日本製薬との契約がご破算になるサンバイオショックがあり、月間で38%も下落した影響も大きかったと思います。
むしろ、マクアケ(4479)やフリー(4478)JTOWER(4485)のIPOが大活況となり、マザーズの1日あたりの売買代金が11月は約700億だったのに対し、12月は1170億まで65%もアップしています。
今年のIPOは100億を超えるのは4銘柄だけで総じて小粒です。換金売りに資金がまわるというより、むしろIPOが活況になることにより、テーマ材料株に流れていた資金も含めてマザーズの中小型株に還流するのではないかと感じています。