6月2日 相場概況
日経平均 28946.14円 +131.80(+0.46%)
TOPIX 1942.33Pt +16.15(+0.84%)
マザーズ 1135.80Pt -5.94(-0.52%)
東証1部の騰落銘柄数は値上がり1259/値下がり843
騰落レシオ(25日) 92.61
売買代金 2兆7747億円
日経VI 20.34 -0.14(-0.68%)
VIX 17.95 +1.19%(+7.10%)6/2 19:42現在
業種 陸運、不動産、鉱業など上昇
精密機器、パルプ・紙、情報・通信など下落
個別 トヨタ(7203)、レーザーテック(6920)が連日の上場来高値を更新し、リクルート(6098)や信越化学(4063)も大幅高。2銘柄で日経平均を37円引き上げています。
HIS(9603)やOLC(4661)などアフターコロナ関連が物色され、以前このブログでも紹介したインバウンドバブル関連のエアトリ(6191)やアドベンチャー(6030)、オープンドア(3926)なども大幅高しています。
その他、原油高が追い風になったINPEX(1605)や、大和が目標株価を3700円→3900円に引き上げたホンダ(7267)が大幅高になり、「LINEマンガ」の運営企業と業務提携を発表したイーブックイニシアティブジャパン(3658)がストップ高しています。
反面、HOYA(7741)やエムスリー(2413)、東京エレク(8035)などが軟調になり、野村が目標株価を23500円→22000円に引き下げたニトリ(9843)が4%超えの下落になっています。
その他、5月の月次が失望をさそったワークマン(7564)や、ショップ開設数が材料となったBASE(4477)が大幅安に沈み、アフターコロナ関連に資金が向かう中、サイボウズ(4776)やブイキューブ(3681)などリモートワーク関連が売りに押されています。
日経平均は3日ぶりに反発!
開始直後に28500円台に下落するも、売り一巡後は、一時29000円台まで回復しました。
その後は頭が重くなる展開でしたが、5日線(28863円)や25日線(28642円)上を維持しています。
SQに向けて、29000円を突破し75日線(29232円)を上抜けできるかがポイントになりそうですが、それには、何かプラスアルファの材料が必要になるのかもしれません。
本日も日経平均よりTOPIXのほうが上昇率が高く、TOPIXは75日線を上抜けしてきています。
引き続き バリュー優位のマーケットが続きそうです。
さて、本日のメイホーHD(7369)上場を皮切りに6月のIPOラッシュが始まりました。
6月は、上記の通り、REITを入れれば、24銘柄が上場します。6月は立ち合い日数が22日しかないなかでの24銘柄ですから、スケジュールがタイトになり、マーケットもそれなりに振り回される可能性があります。
本日上場のメイホーHDは公募2080円に対し、初値が4630円になり(その後はストップ安ですが・・)、初値が公募価格以上になったのは32連続のようで、IPO人気が健在であることがわかります。
ただ、5月はIPOが1社もなく、6月に集中したのは、今年から変わった上場審査への対応が遅れた企業が期限ぎりぎりにかけ込んだ側面があり、上場延期の再承認も4社あり、どれもこれも宝物というわけにはいきそうにないので吟味が必要になりそうです。
ただ、大和が主幹事なのは、先日紹介したワンダープラネット(4199)のみのようで、HPを見る限りブックに参加できるのも、東海道REIT(2989)、デコルテHD(7372)、Blue Meme(4069)だけのようです。
これらの会社については、仮条件が決まり次第、データを載せるようにしますので参考にしていただければと思います。
また、セカンダリーが狙えそうなものについても紹介していきますのでよろしくお願いします。