3月18日 相場概況
東証一部の騰落銘柄数は値上がり1268/値下がり826
騰落レシオ(25日)94.18%
空売り比率 42.1%
売買代金 東証一部 4兆1427億円
マザーズ 1668億円
【恐怖指数】
【業種】
【個別】
主力どころでは、ソフトバンクG(9983)やソニーG(6758)、日立(6501)などが大幅高になり、萩生田経産相が、洋上風力の公募見直しについて言及したことが伝わり、レノバ(9519)が18%を超える急騰になっています。
資源高を背景に、三井物産(8031)や住友商事(8053)など商社株が昨年来高値を更新し、三菱商事(8058)は連日で上場来高値を更新しています。
市況関連も反騰しており、住友金属鉱山(5713)が大幅高になり、東邦亜鉛(5707)や大平洋金属(5541)が急騰しています。
マザーズ指数が切り返す中、メルカリ(4385)やフリー(4478)、JTOWER(4485)など主力株が大幅上昇になりHENNGE(4475)は一時ストップ高になるまで買われています。
プライム昇格を掲げて、本日より東証一部に昇格したロードスターキャピタル(3482)に、指数連動投信組み入れ需要を先取りする買いがはいり、12%を超える上昇になっています。
反面、4-6の生産計画見直しを発表したトヨタ(7203)が反落し、デンソー(6902)やトヨタ紡織(3116)、豊田自動織機(6201)などグループ企業も売られています。
原油価格が再び上昇してきたことから、JAL(9201)、ANA(9202)の空運株が軟調になり、小田急(9007)や京浜急行(9006)など鉄道株の多くも売りこまれています。
MacbeePlanet(7095)は今期営業益を上方修正するも、材料視されず、5%を超える下落になり、今期減益見通しになったダブルエー(7683)が急落しています。
また、今月マザーズに新規上場したイメージマジック(7793)は3Q決算を受けて、一時ストップ安になるまで売り込まれています。
【テクニカル分析】
日経平均は5日続伸!
3連休前にもかかわらず、強い動きになり、売買代金も4兆円を超える高水準です。
ナイトセッションの先物は27100円まで上昇しています。
月曜日の米株次第と思いますが、27000円より上は価格帯が厚くなり、戻り売りも出やすくなります。
オシレーターのストキャスティックも、高水準にきており、短期的には過熱感もでています。
いったん、押し戻される動きがあっても、おかしくないと思いますが、その際、下落から横向きに傾きを変えつつある25日線(26282円)を下値サポートとして、割り込まずに調整できれば、再度上値を取っていく可能性も十分あり得ると思います。
下落する75日線(27494円)を上抜く動きになれば、週足の13週線(27317円)もとらえることになり、年始より続いてきた中期下落トレンドが終了することになります。
メジャーSQ明けとなる米株をにらみながら、押し目買いを狙っていく水準と思います。
【今日のトピック】
さて、3/18に四季報の春号が発売されました。
3連休で読み込んで、チャンスを狙うという人も多いと思います。
上記は、四季報の基本的な見方です。
上記は成長株(内需グロース株)の見方です。
来期の成長を見る上で、上記のPER欄をパラパラめくるのもありですね。
来期PERが急減している会社は来期利益が跳ね上がってる先になります。
上記は、昨年の年間上昇率上位銘柄ですが、昨年の春号(本決算未発表)時点で新春号比で来期予想が大幅増額or黒字予想の企業がほとんどになっています。
今年も新春号→春号で来期予想が増額されている企業に注目するべきでしょう。
以下に気になった銘柄を載せてみます。
①イノベーション(3970)
②ライトアップ(6580)
③日本ピラー工業(6490)
④Macbee Planet(7095)
⑤Institution for a Global Society(4265)
独断と偏見で選んでみました。(マニアック!)
来期はインフレや金利 ロシア問題などで大きく変動する可能性があると思います。
なるべく、原材料高や金利の影響を受けにくい銘柄にしたつもりですがいかがでしょう。