えのキングの投資日記

日本株投資日誌

4/8(金) 買いのタイミングを計る方法 マニー(7730)

4月7日(木)

【相場概況】

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日経平均 寄与度ランキング

東証プライムの値上がり銘柄数174/値下がり銘柄数1630
騰落レシオ(25日)98.83%
空売り比率 42.9%
売買代金 東証プライム 2兆8624億円
     東証スタンダード 801億円
     東証グロース 1790億円

マーケットが大きく下落した割に空売り比率が跳ね上がってないのは、現物の売り切りが多かったということか?

恐怖指数

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日経平均 S&P500 日経VI VIX

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【業種】

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【個別】
昨晩の米国市場で、ファイザージョンソン・アンド・ジョンソンなどディフェンシブセクターの医薬品株が上昇していたことから、アステラス製薬(4503)が大幅続伸し、中外製薬(4519)武田薬品(4502)第一三共(4568)塩野義製薬(4507)など医薬品株が総じてしっかりの動きになっています。

マルハニチロ(1333)日清製粉G(2002)山崎製パン(2212)など食品株が買われ、セブン&アイ(3382)神戸物産(3038)しまむら(8227)など小売株が物色されています。

上方修正を発表したビッグカメラ(3048)5%を超える上昇になり、決算が好感されたベルシステム24(6183)7%を超える急騰になっています。

グローバルウェイカカムーチョ保有するピアズ(7066)クックビズ(6558)ストップ高になり、直近ツイッターでつぶやいていたビーブレイクシステムズ(3986)19%近い急騰になっています。
(究極のイナゴ祭りやな!)

本日新規上場したエフビー介護(9220)は公募から1割高い初値でスタートし、一時ストップ高になるまで買われています。

反面、レーザーテック(6920)東京エレクトロン(8035)が大幅続落になり、4Qの出荷額が前四半期と比べ微減になったディスコ(6146)5%を超える下落になっています。

ソニーG(6758)TDK(6762)富士通(6502)ダイキン(6367)などハイテク株が軒並み売られています。

メルカリ(4385)メドレー(4480)BASE(4477)など東証グロース株が大きく売り込まれ、JTOWER(4485)も買いが先行したものの続かず、10%近い下落に沈んでいます。

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厚労省コロナ専門会合で、新規感染者拡大により、第7派に入っていることが指摘され、エアトリ(6191)オープンドア(3926)ラウンドワン(4680)OLC(4661)などレジャー関連の大半が大きく売り込まれています。

テクニカル分析

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日経平均 日足 MACD

日経平均は大幅続落!

ギャップダウンからスタートとなり、週足13週線(27059円)もあっさり割り込む動きになっています。

MACDデッドクロスし、ヒストグラム陰転になっていて、トレンド転換を示唆しています。

明日以降、25日線(26761円)を守ることができるかがポイントになりますが、SQ後の値動きの方向性には注意が必要と思います。

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日経平均と海外投資家動向

日経平均▲483円の下落に転じた3/28-4/1の週海外投資家▲8327億円(現物+3604億円/先物▲1兆1931億円)の売り越しになっています。
配当税制に絡むポジション移動があったにせよ、3週ぶりの売り転換になっています。

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ドル建て日経平均日経平均

上記はドル建て日経平均日経平均を対比させたグラフですが、日経平均上昇トレンド転換が見られましたが、海外投資家から見たドル建て日経平均は下落トレンドが継続していたことがわかります。

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海外の株式市場とくらべても、ドル建て日経平均のパフォーマンスは劣後しています。

岸田内閣が成長戦略を打ち出せないことが主要因と思われますが、海外投資家が参入してくる動きが見られないと、日経平均が新値を取っていくような動きになるのは難しいと思います。

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昨日、公表になったFOMC議事録では、FOMC直後のパウエル議長発言と異なり、ずいぶんタカ派寄りであったことが判明しています。

債券市場は5月0.5%利上げは織り込んでいたものの、月950億㌦を上限とした資産圧縮5月からおこなうことは織り込んでいませんでした。

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毎月、上限の950億㌦資産圧縮すれば、1年1兆4000億㌦になります。

パウエル議長「バランスシートの正常化には3年超かかる」と予想しており、コロナ後から拡大したバランスシート、約4兆6000億㌦の大部分を縮小していく方針のようです。

昨日の公表を受けて、債券市場は、6月0.5%利上げする確率60%7月0.5%利上げする確率48%ほどあると示唆しています。

今後はインフレがどの程度進んでいるかが重要なポイントになり、とりあえず4/12発表CPI(消費者物価指数は極めて重要になります。

日経平均は2日で900円ほど下押ししていますので、とりあえずリバウンドはあるかもしれませんが、まだまだ予断を許しません。
基本は戻り売りと思います。

【本日のトピック】
さて、相場は当面予断を許さない環境が続くと思いますが、このような環境でも、チャンスを虎視眈々と狙っているマネーは確実にあります。

カカムーチョ関連や、IPOに資金が流入しているのは、その証左と思います。

もちろん、材料株や仕手株に乗るのは難しいでしょうから、本日は、私が考える買いのポイントのひとつを書いてみます。

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マニー(7730)

出来高急増
まずは、出来高急増銘柄を探します。
いまからですと、好決算で買われる銘柄が該当すると思います。いまのようなマーケットになると、好決算ものに、より多くの資金が流れてくる可能性がありますので、主な銘柄の上方修正などはチェックしておいたほうがいいと思います。

出来高減少 株価横ばい、もしくは調整
よくありがちなのが、好材料がでたときに飛び乗るケースがありますが、デイトレでもないかぎり、高値掴みになる可能性がありますので、数日様子を見ます。

そうすれば、翌日から、出来高が減少してくるケースが多く、株価も横ばい、もしくは、利益確定売りで押し目をつけていくパターンがあると思います。
なるべく、移動平均線窓埋めのタイミングを見ていきます。

出来高
ここから、再度出来高が増加してくれば、株価も、さらに上昇していくパターンが多いと思います。


上記は、昨日紹介したマニー(7730)のチャートです。
好決算で出来高が急増し、ギャップアップで株価が急騰し、75日線をぬけてきています。

本日は、株価は+1円で下落していませんが、出来高が減ってきています。

恐らく、株価は、いったん利益確定売りが出て調整すると思いますが、様子をみながら、移動平均窓埋めのタイミングを見ながら、出来高が再び増加していくようなら買い付けします。

パターンにはまらなければ、買い付けはしないのがいいと思います。

答えはどうなるか、わかりませんが、よろしければチェックしてみてください。