えのキングの投資日記

日本株投資日誌

8/18(木) 野村マイクロ・サイエンス(6254)に注目

8月17日(水)

【相場概況】

日経平均 寄与度ランキング

東証プライムの値上がり銘柄1445/値下がり銘柄335
騰落レシオ(25日) 121.21%
空売り比率 39.6%
売買代金
東証プライム 2兆8671億円
東証スタンダード 925億円
東証グロース 1724億円

恐怖指数

日経平均 S&P500 日経VI VIX

Fear & Greed Index

恐怖と貪欲指数 - 投資家心理|ティッカー (cnn.com)

ついにGreedエリアに入りました。

【業種】


【個別】
SBI証券投資判断を中立→買い 目標株価を59700円→98000円に引き上げた任天堂(7974)が大幅高になっています。

ただ、レポートの内容は、落ち込みが限定的で過去のPERから98000円を割り出したというもので、新たに成長戦略が示されているわけでもないため、98000円という目標値は、にわかに信じがたいものがあるように思います。

主力どころが物色され、ソニーG(6758)トヨタ(7203)ファーストリテイリング(9983)などが堅調になり、昨日売り込まれた、日本郵船(9101)商船三井(9104)川崎汽船(9107)の大手海運株にも見直し買いが入っています。

www.nikkei.com

原子力規制委員会柏崎刈羽原発のテロ対策施設の設置計画を正式に認可したことから、東京電力HD(9501)が大幅高になり、原油安も相まって、関西電力(9503)中部電力(9502)など電力株が全面高になっています。

www.nikkei.com

前日にアマゾンドットコムとの資本提携を発表したアイスタイル(3660)が連日のストップ高比例配分になり、今期営業損益が黒字転換になることを発表したリブセンス(6054)ストップ高まで続伸しています。

昨日、大和証券の目標株価引き上げで高騰したギフティ(4449)も大幅続伸していて、小型株の個人による物色が顕著になっています。

kabutan.jp

前日に1Q決算が好感されて高騰したKudan(4425)一時ストップ高になるまで続伸しています。
モルガン・スタンレーMUFG証券ノムラインターナショナルPLCクレディ・スイス証券らが空売り残を抱えていて、買戻しの動きも出ている様子です。


反面、SOX指数の反落から、東京エレクトロン(8035)レーザーテック(6920)など半導体関連の一角が軟調になっています。

www.nikkei.com

大和証券目標株価を3300円→4000円に引き上げた大阪チタニウム(5726)は、一時年初来高値を更新するまで上昇しましたが、次第に売りに押され、マイナスで終わっています。
16日には、日本製鉄が同社株の一部を売却していることを発表しています。

ダブルスコープ(6619)サーバーワークス(4434)キャリアリンク(6070)Keeper技研(6036)など直近大幅に値を上げていた銘柄群に利益確定売りが入り、大幅安になっています。

テクニカル分析

日経平均 日足 MACD

日経平均は大幅続伸!


心理的な節目の29000円をあっさり回復し、高値引けとなる「陽の丸坊主と言われる強い足形を形成しています。

一方で、やや変形ではあるものの、「三空踏み上げ売りに向かえ」を形成していると指摘する人もいます。

昨日のブログでも、今回の上昇のエンジンは売り方の買戻しであることを書きましたが、本日29000円達成で、売り方のロスカットが出ているならば、今後は一本調子での上昇は難しくなると思います。

一旦は5日線(28665円)くらいの調整はあってもおかしくないタイミングと思います。

【本日のトピック】

野村マイクロ・サイエンス(6254)

https://www.nomura-nms.co.jp/

さて、本日は野村マイクロ・サイエンス(6254)を紹介します。
「超純水」に特化した水処理ソリューションを提供するエンジニアリング会社です。

「超純水」とは、限りなく「純度100%の理論的な水」に近い高純度の水です。

電子機器や医薬品の製造に欠かせないのが「超純水」になりますが、特に半導体の製造工程での洗浄に「超純水」は必ず用いられます。

半導体製造に使われる「超純水」の純度は0.1ppt以下といわれます。
0.1pptは50mプールに耳かき0.1杯の砂糖を溶かした程度の純度と言われていますので、非常に高度な精製技術がいります。

レーザーテック(6920)の決算説明資料によると、今後半導体の微細化が進み、3nmや2nmといった、より細かい半導体製造が主流になっていくようです。

微細化が進めば、当然より高度な「超純水」が必要になるのは明白です。より野村マイクロの高度な技術が求められると思います。

8/10発表になった1Q決算では、前期の大型好採算案件の剥落が原因で20%の減益になっています。
それでも、進捗率は5年平均を上回っています。

野村マイクロ(6254)

決算発表翌日こそ、株価は一時的に売られましたが、現状は決算発表前の水準まで戻っています。

信用残をみると、日証金株不足になっていることがわかります。

売り残+貸付残が買い残を上回る売り長になっていることがわかります。

空売りをしているメリルリンチシティグループモルガン・スタンレーMUFGクレディスイスが締め上げられる展開になれば、意外高もあり得ると思います。

監視しておいてもいいと思います。

t.co

 

 

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