えのキングの投資日記

日本株投資日誌

7/8(月) 業態が変化していく企業を狙え! ミガロホールディングス(5535)

7月5日(金)



【相場概況】



日経平均寄与度ランキング】



【業種別】



【ヒートマップ】



【売買代金】



【騰落レシオ】



空売り比率】



【米株市況】

7/4(木) 独立記念日で休場

7/5(金)米株市況



恐怖指数



【Fear and Greed Index】

Fear and Greed Index - Investor Sentiment | CNN



【個別株】

www.nikkei.com

https://www.kewpie.com/


キューピー(2809)が大幅続伸し、年初来高値を更新しています。

 


同社は、
4日、2024年11月期(今期)の連結純利益前期比57%増207億円になる見通しを発表しました。

従来予想を33億円上方修正し、市場予想のQUICKコンセンサスの192億円(6月28日時点、7社)も上回っています。

値上げにより国内向け調味料の収益力が改善しているほか、海外でも中国・北米・東南アジアが好調に推移していることを反映したようです。


年間配当計画は54円(前期は50円)と、従来予想から4円引き上げています。


市場では「海外売り上げの強さや国内での稼ぐ力の回復は想定以上で、決算内容はポジティブな印象」(国内証券アナリスト)とみる声が聞かれます。


www.nikkei.com

https://www.euglena.jp/


ユーグレナ(2931)が大幅上昇しています。


同社は、4日、NTT
(9432)との共同研究によって、バイオ燃料の原料となる油脂の生成量を増やすことができる藻類の品種改良に世界で初めて成功したと発表しました。

中性子線を照射することで、バイオ燃料原料の油脂生成量を最大1.3倍に増やすことが可能な藻類の品種改良に成功したとのことです。

同社は、二酸化炭素の吸収量向上や目的に応じて有用性を高めた藻類を品種改良・生産することで、気候変動にかかわる様々な課題を解決する基盤技術として期待できるとしています。

SBI証券の鈴木英之投資情報部長は「収益への影響は未知数なので、世界初というキーワードなどに反応した短期筋の買いが入っているようだ」と指摘し、
株価については「5月の高値である577円を超えると、戻り待ちの売りが次第に増えそうだ」とみているようです。


kabutan.jp

https://g-fac.jp/


G-FACTORY(3474)ストップ高まで買われ、年初来高値を更新しています。

www.nikkei.com

4日、水産庁ニホンウナギの完全養殖技術の研究成果に関する報告会を行ったと国内メディア各社が報道しました。

稚魚となるシラスウナギの生産コストを大幅に引き下げたなどとする研究成果が公表され、商業化への期待が膨らんでいます。

同社は、グループでうなぎ料理の「名代 宇奈とと」を展開しているとあって、思惑が台頭したようです。

株価は2018年8月以来の高値圏に浮上していますが、上値余地はなお残されていそうです。


kabutan.jp

https://www.kokusai-electric.com/


KOKUSAI ELECTRIC(6525)が大幅続伸になり、上場来高値を更新しています。

jp.reuters.com


韓国サムスン電子が4-6月期の決算速報を発表しており、営業利益10兆4,000億ウォンと、市場予想の8兆3,000億ウォンを大幅に上回っています。

増益率は数年ぶりの大きさとなっており、メモリーチップの需要回復が反映される好決算になりました。

同社は国内半導体製造装置メーカーの中でもサムスン電子向けに強みを持つと位置付けられており、買いが優勢となったようです。

株価はポイントとなっていた5,200円レベルを上放れ、青天井圏を駆け上がる可能性が出てきています。


テクニカル分析


日経平均は僅かに反落!

ローソク足小陰線を引いていますが、高値と安値の切り上げが本日まで3日続き、強い上値追い圧力を感じさせます。


ナイトセッションの日経平均先物41,010円 +150円で戻ってきています。

日経平均 ボリンジャーバンド


ボリンジャーバンドをみると、+2σ(40,656.87円)+3σ(41,399.51円)の間でバンドウォークしていることがわかります。

経験則上、+2σ~+3σの間でのバンドウォークは3日~5日ほど続く傾向がありますので、来週の前半には、一旦押し目をつけるかもしれません。

日経平均 週足

しかしながら、先日の25日線75日線ゴールデンクロス同様に、中期トレンドの方向性をはかる13週線(38,731.05円)が5月3週以来の上向き転換になってきました。

中期上昇トレンド入りにも期待だ見えてきましたので、押し目は買い方針でいいと思います。


【本日のトピック】

ミガロホールディングス(5535)


さて、本日はミガロホールディングス(5535)のIRに行ってきましたので紹介します。


同社は2023年にプロパティーエージェントを持ち株会社化した不動産DXの会社です。

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社長の中西聖氏は、スーツも来ておらず、「どこの兄ちゃんやねん」という印象でしたが、決して原稿の棒読みではなく、非常にわかりやすく会社説明をこなしていました。

1977年生まれで明治大学MBAを取得、その後東京大学大学院で博士課程を修了した後、起業した、高知県出身のナカナカのイケメンです。

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同社は、都心のコンパクトマンションの開発、販売、管理を主業としていますが、注目すべきは、ここにDX技術を融合させ、単なるマンション会社から大きく業態を変えていこうとしている点です。

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同社が販売するのは「オール顔認証」マンションです。


エントランスの解錠はもちろん、メールボックス宅配ボックスの解錠、エレベータでのセキュリティ解除、各住戸での自動解錠などがセットになっており、このシステムを提供しているのは同社以外にはないそうです。

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カギをなくす心配もなく、両手が荷物でふさがっている時も簡単に入室が可能。かつセキュリティも万全になります。

赤外線も感知しますので、写真やスマホをかざしても反応しません。

また、来客がある時はスマホに登録するだけで、入室が可能になるため、母親が1時~18時の間は入室可能にするとか、彼女ができたから1年入室可能にするとか自由に設定できますし、スマホで子供が何時に帰ってきたとか確認もできるとのことです。

これらの利便性が好評となり、最近の不動産鑑定では、顔認証のついているマンションの賃料が平均より3%~5%高く成約しているというデータがでています。

一般に3,000円賃料があがれば、その資産価値は90万円上昇すると言われていますので、同システムは資産価値向上にも繋がっているようです。

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そして、同社は2019年から特許を取得しており、同社がマーケットを独占できる体制を整えています。

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同社の顔認証システムは、同社マンションにとどまらず、三菱地所を筆頭に、大手不動産にも、顔認証システムを提供し始めています。

顔認証マンションは年々増えてきており、今後も注目されていくでしょう。

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さらには、同社の顔認証システムはマンションのみならず、空港テーマパーク大学など、さまざまなところで取り上げられつつあり、提供実績も増えてきています。

大阪地下鉄でも同社の顔認証が装備にむけて実験が行われているそうです。


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そして、亀岡市等の自治体とも提携し、公共施設の入退室、顔認証での商品購入などのサービスも実施し始めています。

いずれ、マイナンバーと連携し、顔認証で本人確認もできるようになりそうです。


同社の業績も順調に伸びていることが伺えます。

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同社は7/11:2の株式分割をしています。

配当は前期に記念配当を実施していますが、記念配当込みで増配になっています。

また、年1回配当であったのを、中間配当を設定することにより年2回配当にすることにしています。

同社にとってのリスクは、金利建築コスト資材コスト価格転嫁にあるようですが、金利は年0.2%上昇くらいを想定し、資材コストは高止まりながら、やや落ち着いてきた。価格転嫁はDXの付加価値をつけるとのことで、一番大きいコストは人的資本を含んだ建築コストになるとのことです。

社長はここ1~2年を投資の時期と位置付け、人的資本獲得のため、M&A等も検討したいとのことです。

ミガロホールディングス(5535)


同社のPER24.2倍時価総額305億円ほどですが、社長はDX不動産として知られるSREホールディングス(2980、PER41.7倍、時価総額777億円)くらいには持っていきたいとのことでした。

社長は、「こないだガイアの夜明けが取材に来てた」とポロっともらしていました。(放送されれば上昇するかも⁉)

押し目は買っておきたい銘柄です。

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