7月12日(金)
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Fear and Greed Index - Investor Sentiment | CNN
【個別株】
イオンモール(8905)が急反発し、年初来高値を更新しています。
同社が、11日発表した2024年3〜5月期の連結決算は、営業利益が前年同期比11%増の154億円となるなど増収増益となりました。
営業利益の2025年2月期通期見通し(550億円)に対する進捗率は28%となっています。
インドネシアやベトナムなど海外事業が伸びたほか、国内も改装などの活性化や集客の施策が奏功したようです。
SMBC日興証券の田沢淳一氏は11日付のリポートで、国内モールにおける電気代や販促費などのコスト抑制により、利益は会社計画をやや上振れて進捗していると指摘し、今期は良好なスタートを切ったとして、決算の印象を「ポジティブ」と評価しています。
https://www.prime-strategy.co.jp/
プライム・ストラテジー(5250)が大幅反発しストップ高まで買われています。
同社は、11日大引け後(15:30)に決算を発表しました。
2024年11月期第2四半期累計の連結経常利益は前年同期比29.7%減の9,700万円に減りましたが、通期計画の1億7,000万円に対する進捗率は57.1%に達しました。
前年同期の52.1%も上回っています。
また、同社は、同時に米国で出願中の戦略AI「David」に付いて、米国特許商標庁から特許査定を受けたことを発表しました。
今後の業績寄与期待感もあり、投機資金が攻勢を仕掛ける形となったようです。
株価は75日線(1349.19円)を突破してきており、一段高が期待できそうです。
Sansan(4443)がストップ高比例配分になり、年初来高値を更新しています。
同社が、11日引け後に発表した、2024年5月期の連結経常利益は前期比10倍の12.2億円に急拡大し、2期ぶりに過去最高益を更新、10期連続増収となりました。
これまでは先行投資によって利益水準が抑制されてきましたが、今回のガイダンスも含めて増益志向が鮮明になったとが評価されているようです。
また、同社は、併せて取得上限20万株(自己株式を除く発行済み株数の0.16%)または3億円とする自社株買いの実施を発表しています。
株価は年初来高値更新となり目先この勢いがどこまで続くか注目されます。
ベイカレント・コンサルティング(6532)がストップ高まで買われています。
同社が、11日引け後発表した、2025年2月期第1四半期の最終利益は前年同期比19.7%増の69.7億円に伸びました。
旺盛なコンサルティングニーズを背景とした既存コアクライアントとの取引拡大、新規顧客の増加、前期の積極的な採用により入社した人材の戦力化が進んだことが主因としています。
戻り基調にある株価へと弾みが付いており、上値余地はまだ残されてそうな印象です。
【テクニカル分析】
日経平均は急反落!
ローソク足は、ほぼ安値引けになる大陰線となり、7月SQ値(41,531.26円)も下回っています。
足形も「三川宵の明星」を形成しており、天井到達からの調整開始リスクを警告しています。
13日早朝のナイトセッションでは日経平均先物は41,190円+20円で戻ってきています。
確かに、あまりにも急ピッチで上昇した日経平均が、一旦天井を形成した可能性はあると思います。
ですが、このまま下落トレンドに入っていくとも思えません。
上記は日経平均ETFのヒートマップですが、当たり前ですが値下り銘柄が多いことがわかります。
ところが、東証スタンダード市場では値上がり銘柄が多いことが一目瞭然ですし、東証プライム市場全体では値上がり銘柄数のほうが多かったことがわかります。
つまり、12日の日経平均の値動きはオプションSQに絡んだ作為的な下落であった可能性が高いと思われます。
例えば、時間的価値が少なくなったアウトオブザマネーのコール(例,日経平均が40,000円の時41,000のコール買い等)を大量に仕込んだ投資家が、SQに向けて日経平均を上昇させて、SQでインザマネーに持ち込むことができれば、そのポジションは莫大な利益を生むはずです。
したがって、こうした投資家は、日経平均の寄与度の高いファーストリテイリングや東京エレクトロンなどを買い上げて日経平均を上昇させます。
そして、SQを通過し、思惑通りオプションが利益になった後、買い上げた日経平均の寄与度の高い銘柄を用済みとばかり売りに出します。
日経平均の寄与度の最も高いファーストリテイリング(9983)が前日決算で上方修正を発表しPTSで反発していたにもかかわらず、4.85%の下落に沈んだのは、こうした短期筋の売却があったからと思われます。
しかしながら、こうしたSQに絡んだ売買は、当然SQが過ぎればなくなります。
日経平均のPERが17倍台まで買われ、やや割高な状況であることは否定できませんが、連休明けのマーケットは、やや落ち着きを取り戻すものと思われます。
【本日のトピック】
さて、14日午前中トランプ前大統領が銃撃されるという衝撃的なニュースが飛び込んできました。
銃撃されて耳から血を流す姿は痛々しいですが、とにかく命に別状がなくて幸いです。
草場の陰から安倍元首相が守ってくれたのかもしれませんね。
これだけの事件に遭遇しながら、ガッツポーズをしながら退場するのですから、まさに鋼のメンタルの持ち主です。
この写真は「強いアメリカ」を象徴する写真として語り継がれると思います。
即効でTシャツが販売されているのも、さすがアメリカという感じですが・・・
ゼレンスキー大統領をプーチン大統領と言い間違えるバイデン大統領とでは、すでに雌雄を決したと言っても過言ではないでしょうが、休み明けのマーケットは、よりトランプ相場が意識される展開になるでしょう。
他の国はトランプ大統領とは良い関係を築くことは難しかった。だが安倍さんだけは信頼関係を築けた。
— 井戸端ステーション (@idobata_station) 2024年7月14日
議論がまとまらずトランプが首を縦に降らなかったがシンゾーが言うなら良いとOKをだした。
プーチン大統領とも27回会談を重ねた。
今回の事で安倍さんのこと思いだしたけどほんとにすごい人だった pic.twitter.com/JCN2C4DmV6
かえすがえすも、もう日本には安倍元首相がいないことが残念です。