えのキングの投資日記

日本株投資日誌

9/13(金)日米金利差を確認しながら相場に挑む⁉

9月12日(木)



【相場概況】



日経平均寄与度ランキング】



【業種別】



【ヒートマップ】



【売買代金】



【騰落レシオ】



恐怖指数



【Fear and Greed Index】

https://edition.cnn.com/markets/fear-and-greed



【個別銘柄】

kabutan.jp

https://www.sakura.ad.jp/corporate/ir/


さくらインターネット(3778)ストップ高まで買われています。

www.bloomberg.co.jp


11日
のNY市場でエヌビディアのフアンCEOが半導体の需要は非常に高いと示し、エヌビディア株が8%超の大幅高になっています。


また、AIサーバーを手掛けるスーパーマイクロ8%近くの上昇と、AI関連や半導体関連が総じて買われています。

www.nikkei.com


また、米オラクエリソン会長が昨日ラスベガスで講演し、データセンターへの積極的な投資を続けていく方針を示したことも追い風になっているようで、東京市場でも関連銘柄が見直されている様子です。


同社株のほか、データセクション(3905)さくらケーシーエス(4761)ブロードバンドタワー(3776)などが大幅高になっています。


kabutan.jp

https://www.ebara.co.jp/


荏原(6361)が大幅反発しています。


同社は12日、千葉県の富津市内に160億円を投じて水素専用ポンプの試験施設を建設すると発表しました。

顧客の需要に応じて流量や圧力などを調整したポンプの開発・試験を担える体制を整え、水素の輸出入や発電所への供給に向けた商用化を急ぐとしています。

施設の一部は2025年後半に稼働、竣工は2026年6月を予定しています。

同社は、水素インフラ関連事業を新たな柱として、2030年に売上収益300億円、2040年には2,000億円以上の規模に成長させることを目指しています。

同施設は同社の水素戦略の要になる施設です。


kabutan.jp


アストロスケールホールディングス(186A)が急反発しています。


同社は11日引け後に、UKSA(英国宇宙庁)との間でCOSMICフェーズ2の契約を獲得したことを発表しました。

契約金額は約3億6,000万円です。

COSMICは低軌道上に存在する運用を終了した英国の衛星2機の除去を行う英国のスペースデブリ除去プログラムで、同社では今後の事業展開において重要なプロジェクトに位置付けています。

株価は、本日4桁を捉える場面があり、目先は8月27日の戻り高値1,119円を目指す動きになりそうです。


kabutan.jp

https://exawizards.com/

エクサウィザーズ(4259)が大幅反発しています。


同社は11日引け後に、住友生命保険が運用を予定しているAIを活用した営業職員の育成システムの開発を支援したことを発表しました。

2021年8月に住友生命と“Well-beingTech”領域で業務提携しており、今回の取り組みもその一環のようです。

ここ数ヵ月の同社株の節は6~7月に滞留した350円処にあると考えられ、このレベルで売り物を捌けるかが注目されます。


テクニカル分析


日経平均は、8営業日ぶりに大幅反発!

ギャップアップからスタートし、上向きに転じた5日線(36243.88円)上抜く大陽線を形成しています。

目先の上値メドとしては、9月2日高値から9日安値までの半値戻し37164.26円が次の目標となりそうです。

概ね、25日線(37255.65円)が同水準にあり、25日線は上値抵抗線として機能しやすいことが知られています。


相場の格言で「半値戻しは全値戻し」というのがあります。

この格言には、半値を戻せば、もとの水準まで戻る勢いがあるという意味もある一方で、一度下げた相場が半値まで戻ればそこで手仕舞いしたほうがいいとの2つの意味を持つと言われています。

目先は、25日線を上抜けることが出来るかがカギになりそうです。


【本日のトピック】

www.bloomberg.co.jp


さて、昨日のブログでも書きましたが、ブルームバーグの日銀リーク記事には9月日銀会議現状維持ターミナルレートは1%程度であることが載っています。

www.google.com


そして、本日、日銀の田村審議委員は

「 現在の市場の金利動向についての見方は緩やかだ。」

金利は適時かつ段階的に引き上げる必要がある。」

「中立金利水準は少なくとも1%を超えると考えている。」

と前日のリーク記事を裏付ける発言をしています。

また、

「市場は日銀の利上げが非常に緩やかになると予想しているが、このようなスピードでの利上げはインフレ上昇リスクをさらに高める可能性がある。」

「一方的な急激な円安の反転もあり、消費は緩やかに増加することが見込まれる。」

市場の織り込み不足を指摘する発言もしています。


本日のドル円が、同氏の発言を受けても円高にならなかったのは、米国の金利が上昇し、日米金利差が広がったためと思われます。


CNBCの岡崎良介氏は、日米10年金利差が1%縮まれば、9%の円高圧力が加わると分析しています。

www.nikkei.com


一方、識者の間では、日銀の次の利上げは12月か1月と見る向きが多いようです。

ある程度、ターミナルレートと利上げ時期が見えてきたため、少しづつマーケットも織り込み始めると思います。

日米金利差を確認しながらドル円を想定し、相場に挑むのも一考かと思います。

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