9月25日(水)
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Fear and Greed Index - Investor Sentiment | CNN
【個別銘柄】
サイボウズ(4776)が大幅に反発しています。
同社は、24日、発行済み株式総数(自己株式を除く)の6.3%に相当する300万株、金額で30億円を上限とする自社株買いを実施すると発表しました。
資本構成の再構築を進め、経営環境の変化に対応した機動的な資本政策を図っていくことを取得目的としています。
同社が、あわせて発表した8月の売上高は前年同月比15.1%増と7月(14.7%)から増収基調を維持しました。
新型コロナウイルス禍が一巡した後も、在宅勤務の普及に伴って営業活動の情報や人事情報などをクラウドでまとめて管理する需要が引き続き強いようです。
同社は、「クラウド型業務支援ソフト『kintone(キントーン)』を中心に売り上げが好調だった」(財務経理部)と説明しています。
上昇基調にあった株価に弾みが付き、目先2,000円大台復帰も視野に捉えたと見られます。
光・彩(7878)が場中値つかずのストップ高比例配分になっています。
同社は、24日引け後に、10月31日を基準日として1株を2株に株式分割すると発表しました。
投資単位当たりの金額を引き下げ、流通株式数の増加により株式の流動性を高める方針です。
また、投資家により投資し易い環境を整え、投資家層の更なる拡大や株主数の増加を図ることを目的としています。
これを受けて株価は直近高値2,601円を突破し、上値追いに期待する声も出ています。
https://www.nippon-shinyaku.co.jp/
日本新薬(4516)が続伸しています。
同社は24日、「ユバンシ配合錠」に関し、米ジョンソン・エンド・ジョンソン(JNJ)が肺動脈性肺高血圧症の治療薬として製造販売承認を取得したと発表しました。
肺動脈性肺高血圧症は、心臓から肺へ血液を送る肺動脈の血圧が異常に上昇する疾患で、厚生労働省により指定難病と位置付けられています。
J&Jが実施した国際共同第3相ピボタル試験の結果に基づく承認で、日本新薬にとって肺高血圧症領域では、「ウプトラビ」などの製品群に「ユバンシ」が加わることとなります。
株価は、注力領域の一つとして位置付けている肺高血圧症関連分野での展開の広がりをポジティブに受け止めており、一段高が期待できそうです。
https://gamewith.co.jp/
GameWith(6552)が大幅反発になり、ストップ高まで買われています。
同社は25日14時に、デジタルガレージ(4819)とアプリ外課金事業の共同推進に向けた戦略的パートナーシップで基本合意したと発表しました。
同社が運営する国内最大級のゲームメディア「GameWith」と、デジタルガレージ社が提供するアプリ外課金サービスのシナジーにより、ゲーム業界における新たな収益モデルの創出を目指す構えです。
具体的には、GameWithの攻略サイト内で独自の決済プラットフォームを提供することを検討しているとのことです。
株価は8月以降の急落分を取り返し、更なる一段高を目指す勢いです。
【テクニカル分析】
日経平均は小反落!
ローソク足は上影をつける小陰線を形成しており、前日は一時上回った75日線(38279.91円)が上値抵抗線として機能していることが伺えます。
ザラ場安値も前日の水準を下回り上昇一服感があり、38,000円前半での上値の重さを感じさせます。
恐らく、週末の自民党総裁選の結果で日経平均も大きく方向性を変えると思います。
・高市早苗総裁の場合
高市氏の戦略的財政出動と低金利政策は、まさにマーケットが欲している政策であり、高市総裁誕生の暁には、日経平均は「カップ・ウィズ・ハンドル」を形成し、年末ラリーがスタートするものと思います。
・石破茂総裁の場合
石破氏の場合は緊縮財政、金融所得課税、地方創生(地方創生担当大臣の時なにやったん?)を掲げており、仮に総裁になるなんてことがおきれば、日経平均は9/2と9/24を頭とした「ダブルトップ」を形成するでしょう。
まさに「石破ショック」です。
マーケットが下落する総裁が日本にとっていいはずがありません。
総裁は変なパワーバランスではなくて政策で選んでほしいいものです。