3月31日(月)
【相場概況】
【売買代金】
【米株市況】
【個別銘柄】
アイダエンジニアリング(6118)が大幅反発しています。
同社は28日引け後に、資本政策の見直しを予定していることを発表しました。
新たな資本政策は5月の本決算発表時に公表する予定です。
同社は、それに先立ち、350万株(発行済み株式総数の5.66%)・30億円を上限とする自社株買いを発表しました。
また、買収防衛策を株主総会後の6月下旬に廃止するとも発表しており、これらが好感されて買われたようです。
同社は、実質無借金経営で財務体質は盤石のキャッシュリッチ企業ですが、PBRは1倍を大きく割り込んでいる状況であり、株主還元強化への期待も強い様子です。
それだけに新たな資本政策は期待できるのではとの見方も多く、5月15日の本決算発表に向けてしっかりとした値動きが期待できそうです。
Synspective(290A)が大幅続伸しています。
同社は、31日、昨年に引き続き内閣府宇宙開発戦略推進事務局の「令和7年度小型SAR衛星コンステレーションの利用拡大に向けた実証」に採択されたことを公表しました。
契約内容は2つあり、ひとつが「期間(予定)が今年3月27日から来年3月31日まで」の案件で、落札金額は6億8,100万円(税抜き)となり、もうひとつが「期間(予定)が今年4月1日から来年3月31日まで」の案件で、落札金額は3億8,600万円(税抜き)になっています。
両案件は、国内各省庁でのSARデータの本格的な利用を拡大していくため、さまざまな行政分野において、小型SAR衛星コンステレーションを試用し、潜在的な利用ニーズを有する行政分野において利用実証を行い、行政実務利用の観点からの有効性、実用性を検証・評価、整理する、内閣府が推進する実証事業となっています。
株価は、本日の大幅高で、700円近辺のレンジ相場上放れが期待できそうです。
丸千代山岡家(3399)が大幅反発しています。
同社は、28日、2028年1月期を最終年度とする中期経営計画を発表しました。
最終年度に売上高500億円(2025年1月期は345億8,500万円)、経常利益率10.5%(同11.1%)を目指すとしており、配当性向も段階的に20%(同2.8%)まで引き上げることを目標としています。
全体相場が下押す中、株価は逆行高を演じており、14日の直近高値(3,965円)を目指す値動きが期待できそうです。
【本日のトピック】
おはようございます☀
— 落ちるナイフキャッチマン🔪🫲 (@naifukyatc58841) 2025年3月30日
さてさて恐怖の月曜日…
ブラックマンデーは勘弁だよ😱💦
一応シートベルトしっかり締めておこう🎢
皆さん今日もよろしくお願いします👍#投資家さんと繋がりたい pic.twitter.com/8mGfynNmSp
それにしても酷い相場ですね。
本日の東証は1575銘柄が値下りし、値上がりした銘柄は、わずか52銘柄。
実に96%の銘柄が値下りしたことになっています。
相場が下落してくると、いろんな弱気材料が出てきます。
米国はトランプ関税を警戒してソフトデーターが軒並み悪化してきており、スタグフレーションに陥ることがまことしやかに論じられています。
※ソフトデーター:アンケート調査による経済指標で、今後の景況感の先行指標とされる(PMI・消費者信頼感指数など)
ただ、インフレが騒がれる中、金利は上昇していませんし、PMIにしても、非製造業やサービスは依然50を超えています。
今週は、ISM景況感指数や雇用統計など重要な経済指標が発表になりますが、個人的には、それほど悪い数字ではなく、週末にかけて、いったん戻しに入るのではないかと想定しています。
日経平均も、本日は昨年8月の令和のブラックマンデーからの2番底が意識されたように感じます。
25日移動平均乖離率も-4.95%まで広がってきており、一旦自立反発しやすいタイミングにきていると思います。
ただ、4月上旬から相次ぐ米国決算発表において、ここもと見られた、実績は伴っているのに、見通しを保守的にみる決算発表が相次げば、米株の調整は長引くかもしれません。
強すぎた米国一強の時代が終わりを告げ始めているのかもしれません。
イーロンマスクは「日本は必ず復活し、日本の時代が到来する」と言ったとの投稿が話題を呼んでいます。
米国に集中しすぎたマネーが日本市場に流れてくるという動きがあればいいのですが・・・
とりあえず、石破内閣の退陣が絶対条件になりそうですが・・・