えのキングの投資日記

日本株投資日誌

4/7(月)人災がなくならないと日本はリバウンド止まりか?

4月4日(金)



【相場概況】



【売買代金】



【米株市況】

4/3(木)米株市況

4/4(金)米株市況


【個別銘柄】

www.nikkei.com

https://www.obic.co.jp/


システム開発オービック(4684)が大幅高になりました。

www.nikkei.com


4日付の日本経済新聞朝刊などがオービックの2025年3月期(前期)の連結営業利益が前の期比10%増の780億円強だったようだ」と報じています。

31年連続の最高益となる見通しに加え、2026年3月期(今期)も増益の公算が大きいとしており、好感した買いが入ったようです。

報道によると、同社が強みとする大企業向けを中心に、業務効率化に向けた統合基幹業務システム(ERPの需要が好調だったとのことです。

内藤証券の田部井美彦投資調査部長は「相場全体が不安定な中、システム業界は為替や関税の影響がなく選好されやすい。人手不足などでデジタル化が進む成長ストーリーは変わらず魅力的」と話しています。

同社の株価は一時75日線まで到達する局面がありましたが、このラインを上抜ければ更に勢いづくことが期待されます。


kabutan.jp

https://www.onward-hd.co.jp/


オンワードホールディングス(8016)が5営業日ぶりに急反発しています。


同社は、3日引け後に、2026年2月期連結業績予想を発表しました。

売上高前期比10.4%増2,300億円営業利益同13.3%増115億円純利益同17.4%増100億円を見込み、年間配当予想前期比4円増30円としています。

「23区」をはじめとする主なブランド事業の成長を新規出店の拡大などで加速させるほか、昨年10月から連結対象となったウィゴー事業の通年寄与を見込みます。

また、新規出店やデジタル関連投資に伴う減価償却費の一時的な増加はあるものの、値引き販売の抑制や在庫管理の徹底などによる粗利率の改善を見込み、増益転換を目指すとしています。

株価は25日線を上抜けてきましたが、まずは同ラインを維持できるか注目されるところです。


kabutan.jp

https://www.goodcomasset.co.jp/

グッドコムアセット(3475)ストップ高まで買われています。


同社は、
3日の取引終了後、4月3日付で福岡証券取引所本則市場に重複上場したことを記念して、記念株主優待を実施すると発表しました。

2025年5月末日および10月末日時点で500株以上を保有する株主を対象に、保有株数500~999株の株主に2万円分(年4万円分)の株主優待デジタルギフト、1,000株以上を保有する株主に5万円分の株主優待ギフトをそれぞれ贈呈する予定です。

1,000株以上保有株主の優待利回りは、前日終値ベースで12.8%の水準となり、優待・配当利回りでは18.5%になります。

本日は47万株超の買いを残しており、株価の一段高が期待できそうです。


【本日のトピック】


さて、今週も厳しい相場になりそうです。


4日の米株ヒートマップは、ほぼ赤(値下り)一色です。

www.nikkei.com

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中国が報復関税を発表し、貿易戦争の体をなしてきたことや、トランプ大統領が利下げを要求するも、パウエル議長が拒否し、トランプ1.0の時同様、FRBとの対立姿勢が鮮明になった「パウエル・ショック」の再来がフラッシュバックされたことが要因のようです。



米株はマグニフィセントセブンのみならず、他のセクターにも売りが広がり全面安の状態です。



日経平均年初来での下落率は15%を超え、週初に先物通りの下落がくれば20%を超える下落率になりそうです。



世界同時株安の動きになってきていますが、圧倒的に弱いのは米国と日本です。

ドイツDAXは、まだ年初来でプラスを保っていますし、欧州諸国の下落もそれほどではありません。


上記は2024年1月100として指数化したものですが、日経平均は2024年前半はベストパフォーマーだったのが、いつのまにかワーストパフォーマーに成り下がっていることがわかります。

www.nikkei.com


もちろん、「利下げサイクル」の世界諸国と「利上げサイクル」の日本とは経済環境も違うのでしょうが、私は、かなりの部分は人災が要因と思います。

米国は日本が世界で一番投資をしている一番大事な同盟国なはずです。

ラトニック米商務長官は、
「習主席がフェンタニル削減を提案すれば、中国に対する20%の関税は引き下げられる」と発言しており、ディールの余地があることをしめしています。

すでにメキシコシェインバウム大統領は、交渉により関税を回避しています。

にもかかわらず、石破首相は一番大事な顧客に会いに行くわけでもなく、「しゃべること思いついて、気が向いたら電話する」と言ってるようなものです。

一番大事な大口顧客とトラブっているにもかかわらず、顧客と向き合わない営業マンがいれば、私がもし営業統括であればどやしつけるでしょう。


上記は石破政権と岸田政権の就任後半年間の海外投資家のフローですが、石破政権は金融所得課税を示した岸田政権より売り込まれていることがわかります。

www.asagei.com


このような状況で、森山幹事長は4/27に中国に行くとのことですが、この政権はいったいどうなっているのでしょう?


米国市場は、これまで数々の暴落を経験してきましたが、そのたびに立ち直り高値を更新してきました。


すでにVIX45.31まで急騰し、Fear and Greedパンデミックの時の1以来の低い数字になっています。

t.co


全米で大規模なデモも始まっており、ベッセント長官もデドックス期間などとは言ってられない状況です。

恐らくトランプ大統領も今週をメドに相場を落ち着かせるためのコメントを出すのではないかと思います。

ただ、日本は石破政権が倒れて、人災が起こらなくならないとリバウンドの域はこえないのかもしれません。

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