6月6日(金)
【相場概況】
【売買代金】
【米株市況】
【個別銘柄】
https://www.mitsubishisteel.co.jp/
三菱製鋼(5632)が急伸しています。
NATOのルッテ事務総長は会合後の記者会見で、国内総生産(GDP)比で5%を国防費や関連投資に充てる新目標を加盟国に提示し「幅広い支持を得た」と語りました。
防衛関連銘柄の業績拡大につながるとの見方から、旗艦銘柄である三菱重工業(7011)は上場来高値を更新しています。
同社は三菱重工が6%超の株式を保有する実質筆頭株主であることから注目が高まったようです。
業績好調に加えPER8倍前後、PBR0.5倍台、配当利回りも5%近くあり、バリュー株の側面も評価され水準訂正狙いの買いを引き寄せているものと思われます。
株価は、年初来高値1,792円を視野に捉えています。
トーセイ(8923)が急反発し年初来高値を更新しています。
米投資ファンドのダルトン・インベストメンツが5日付で関東財務局に提出した大量保有報告書にて、同社株を5.00%取得したことが判明しています。
保有目的は株価や株主価値の向上のため同社側と「建設的な対話」を求めていく可能性があるとした上で、状況に応じて重要提案行為を行う可能性があるなどとしています。
本日の大幅高で株価は1年以上続いたレンジ相場を上放れており、戻り売りを吸収できれば位置どころを変えてくるものと思われます。
https://www.siliconstudio.co.jp/
シリコンスタジオ(3907)がストップ高買い気配になり、年初来高値を更新しています。
同社はコンピューターグラフィックス技術を駆使して、ゲームの開発支援や販売などを主力展開していますが、5日取引終了後に任天堂(7974)に対し、「ニンテンドースイッチ2」の性能・機能を活用したゲームタイトル開発のための環境構築で協力したことを発表しています。
同社は、今後も両社の持つノウハウや技術を融合させることにより、引き続き任天堂のゲーム専用機の性能・機能を生かした高品質のゲームタイトル開発環境を整備していく方針を明示しています。
6日はストップ高の一本値で907万株の買いを残しており、一段高が期待できそうです。
【本日のトピック】
さて、通常国会は終盤戦に入り、来週から再来週にかけて内閣不信任決議案をめぐる駆け引きが最大の焦点となります。
石破首相は、内閣不信任が出されれば解散することをちらつかせ牽制していますが、信じられないことに、立憲民主党の野田代表は内閣不信任案の見送りを示唆していると報じられています。
枝野最高顧問「立憲民主党に『内閣不信任決議案を出せ』と言っている人たちは、もし内閣が総辞職して総理大臣指名選挙になったら『野田佳彦』と書いて連立政権を組んでくれるのか。『そのあとの事は知りません』というなら無責任でそんな声は聞く必要はない」「いま解散するのは国益の観点から大変問題… pic.twitter.com/EDc4uRYIz6
— ミエちゃん🐷🐾 (@Miemie1313) 2025年6月7日
不信任案を出しても、国民民主党や日本維新の会が賛成しなければ、立憲民主党が目指す政権交代が実現しないことが明らかになり、仮に、共産党だけが賛成となれば、「立憲共産党」のレッテルが張られる。
不信任案が可決されても、衆参ダブル選挙となり、候補者を立てるのも容易ではなく勝利する自信がないとのことのようです。
つくづく、「こいつら何のために政治家になったのか?」と思います。
数で否決されることは分かっているときは、かかさず不信任案を出すくせに、可決する可能性があるときは、妙な票読みから不信任案をださない。
選挙で堂々と政策で勝負すべきと思うのですが・・・
やはり、日本の政治家は給与も数も多すぎるため、家業として政治家をやっている者が大半ではないかと思ってしまいます。
案の定、媚中石破政権のもとでは日米関税交渉に進展は見られません。
その間、自動車業界は削られてきており、株価にも現れてきています。
現状、日本株は、旺盛な海外投資家の買いと自社株買いに支えられています。
ただ、このまま、ダラダラと石破政権が続くようなら、景気は悪化し、海外投資家も手を引き始めるのは自明の理と思われます。
逆に、日本の政治で変化が起こり、海外投資家が大好きな「規制緩和、成長戦略」などを強く推し進める人物が首相になるような政局の変化が起これば、株価は劇的に上昇すると思われます。
「マーケットは政治の変化を求めている⁉」と考えます。