7月18日(金)
【相場概況】

【売買代金】

【米株市況】

【個別銘柄】

ノリタケ(5331)が大幅反発し、年初来高値を更新しています。

17日、元村上ファンドの丸木強氏が代表を務めるアクティビスト(物言う株主)、ストラテジックキャピタル(SC、東京・渋谷)が同社株を5.10%取得したことが明らかになりました。
SCが関東財務局に提出した大量保有報告書によると、ノリタケ株を10日時点で148万1,600株取得しています。
保有目的は「純投資および状況に応じて重要提案行為等を行うこと」としています。
資本効率の向上に向けた取り組みを積極化するとの思惑が広がり、株価は目先、2024年7月高値4,350円を目指す動きになりそうです。

FDK(6955)が大幅続伸し、ストップ高まで買われています。

同社は17日引け後に、水素貯蔵タンク用の新材料として、高容量AB2型水素吸蔵合金を開発したと発表しました。
7月よりサンプル提供を開始し、10月以降の量産出荷を予定しています。
水素貯蔵量の体積効率が液体水素の約2倍、高圧水素ガスの約7倍となるほか、重量当たりの水素貯蔵量も大幅に向上します。
現在電池用途で主流となっている製品での問題を解消でき、水素ステーション向け燃料電池など、幅広い水素貯蔵タンクに対応可能となるとしています。
株価は、持合い離れからの高値引けになっており、一段高が期待できそうです。

Hmcomm(265A)がストップ高まで買われています。

同社は、17日取引終了後、滋賀県守山市が公募した「官民連携プロジェクトサポート事業」で、同社が提案した「衛星データ×FAST-D漏水検知システム」が採択されたと発表しました。
同実証では、守山市内における水道インフラの老朽化対策として、『衛星データ×音響AIによる非破壊・予測型漏水検知モデル』の有効性を検証します。
衛星データや地理空間情報から事前に抽出した漏水の可能性が高いエリアに対し、同社が開発した異音検知AIソリューション「FAST-D」を用いて地中からの漏水音を収集し、これを解析して漏水兆候の有無や優先対応エリアの特定などを行う予定です。
同社は、今回の実証により得られた知見を元に、守山市内のみならず他自治体への横展開を推進し、維持更新コスト抑制と持続可能なインフラ運営モデルの構築を図るとしています。
株価は、この勢いがどこまで続くか注目されます。
【本日のトピック】

さて、20日は、いよいよ参議院選挙の開票結果がでます。
7/19段階で、Chat GPTに予測させると、自民30、公明10となり、与党は大惨敗になることを示唆しています。

石破首相は参議院選挙翌日に記者会見を開くようです。
やっと辞めてくれるかと思いきや、産経新聞は、日米交渉をたてに続投する説を唱えています。
毎日新聞は「石破首相の退陣は不可避」と論じていますがどうなることやら・・?

UBS証券は参議院選挙の結果がマーケットに及ぼす影響を6つのシナリオを想定して分析しています。
マーケットに最もネガティブに作用するのは、シナリオ5の「立憲民主党主導の組閣」のようです。


確かに、「魔の民主党政権」時代は、あらゆるマニュフェストが頓挫し、日経平均も概ね1万円以下で推移しました。
海外投資家もこりごりと思っているのかもしれませんね。
選挙戦最終日【立憲民主党】おさらい
— あーぁ (@sxzBST) 2025年7月18日
この一年で掲げた政策
・紙の保険証を残す
・選択的夫婦別姓
・朝鮮学校の公的助成をめざす会設立
・厚生年金積立金の流用
・多文化共生社会
・国籍の壁をなくす←new!
立憲にだけは投票しないで下さい!
日本が乗っ取られます! pic.twitter.com/swz6OkEiAg
なるほど、立憲民主党が与党になっても、マーケットにプラスになる政策はなさそうですし、辻元のオバはんあたりが大臣になると思うとゾッとしますね。
そして、その次にマーケットにネガティブに作用しそうなのが、シナリオ2の「自公+立憲」の連立です。
石破首相が保身に走り、立憲民主と連立なんてことになれば、こんどこそ自民の保守派は党を割るのではないでしょうか?

立憲民主党の野田代表は、財務省内で「使い勝手佳彦さん」と呼ばれているという話もあり、石破内閣との連立は増税路線しか見えてきません。
当然、マーケットにもマイナスしかないように思います。
一方、UBS証券の分析で、マーケットに一番プラスに作用しそうなのは、シナリオ6の「自由民主党主導の新しい党首による組閣」です。

高市早苗元経済安保担当相は、18日の講演で「私なりに腹をくくった」と宣言したようですが、高市総理が実現すれば、マーケットには、間違いなくプラスに作用すると思います。
小泉進次郎総理誕生でも、マーケットにプラスに作用するとは思いますが、いまひとつ、政策がはっきりしないため、語呂合わせや大喜利のような銘柄が上がってきますね。
この場に及んで、石破首相は自公の勝敗ラインを45に下方修正しようとしたみたいですが・・・
自分の放った特大ブーメランに恥を知れ石破茂 pic.twitter.com/QLUlx7fJu1
— 信州蝦夷の党『光の騎士』代表 (@reiwarokumonsen) 2025年7月12日
石破首相も党内野党の時代には、選挙に負けるたびに、第一次安倍内閣、麻生内閣、野田内閣と辞任を迫ってきたわけですから・・(壮大なブーメランやな⁉)
20日の選挙で、過半数割れの結果が出た場合は、自分の媚中リベラル内閣は国民に求められていないことを自覚し、最後くらいは潔く辞任してもらいたいものです。