9月19日(金)
【相場概況】

【売買代金】

【米株市況】

【個別銘柄】

再生細胞薬を開発するサンバイオ(4592)が急伸しました。


同社は、18日に開示した2025年2〜7月期の連結決算の説明資料で、外傷性脳損傷の治療製品「アクーゴ」について、米食品医薬品局(FDA)と第3相臨床試験の方式について合意したと明らかにしました。
米国では26年2〜7月期にかけて臨床試験に向けた準備を進める予定です。
市場では「米国で承認の取得時期などが示されたわけではないので、短期筋による値幅取りを狙った買いが入っているようだ」(国内証券の情報担当者)との声が聞かれています。

技術承継機構(319A)が大幅高になっています。

同社は、18日引け後に、自動車用ブレーキおよびEVの金属ばね部品の製造を行う多賀製作所の全株式を約24億円で取得すると発表しました。
多賀製作所の主要子会社も含めた連結純資産は46億円となっており、買収金額を大きく上回っているため、負ののれんが発生することから、今期業績に特別利益として計上する見込みだとしています。
多賀製作所の連結業績は黒字を計上しており、買収額は安いとの見方もあるようです。
来週も好感する買いが続くか注目されます。

イビデン(4062)が大幅続伸し、年初来高値を更新しています。
18日、業績不振に陥っている米インテル(INTC)に対し、エヌビディア(NVDA)が50億㌦(約7400億円)を出資し、半導体を共同開発することが明らかになりました。
共同開発により年250~500億ドルの市場創出効果を見込むともされています。
同社は一時インテル向けが売上高の8割近くを占め、現在はエヌビディアのGPUに使われるパッケージ基板を独占供給しています。
両社の協業による恩恵が期待されると見た投資家が攻勢を仕掛ける形となりましたが、上値では売り物も多く、目先は調整入りも見込まれます。
【本日のトピック】

さて、石破首相が辞任してから、日経平均は急騰しています。
辞任を発表した9月7日の翌日から9営業日で約2,000円、4.7%もの上昇を記録しています。

自公過半数割れとなり、今度こそ、国民の減税支持、デフレからインフレに移行する上で、政府も真剣に改革に取り組むであろう姿勢が期待されているのでしょう。

少々、気が早いようにも思いますが、高市関連銘柄の代表格である助川電気工業(7711)あたりは、好業績も手伝って直近3週間で約2倍近くまで上昇しています。

週末こそ、日銀がETFの市場売却を発表すると、日経平均は、一時800円を超える下落に見舞われるも、発表から30分ほどで落ち着きを取り戻し、切り返す動きも見られました。

ETF売却は年3,300億円(簿価ベース、約37兆円を全売却するまで100年以上かかる)程度であり、企業の自社株買いが年間22兆円、4月以降の海外投資家の買いが10兆円規模であることを考えれば、まったく支障のないレベルでしょう。
もっとも、日本の国力としては、企業の収益に伴う配当金が経済活動をしていない日銀に吸われてしまうことになりますのでいかがなもんかとも思いますが・・・

日経平均の信用倍率を見ると、直近のデータで3.81倍、過去4週平均でも4倍程度という好需給が株高のエンジンのひとつになっている様子です。
買い残は増えているものの、その水準は4月急落前よりも低く、一方で売り残は日経平均株価が直近で週間4.1%上昇した際に再び1兆円の大台に乗るという状況です。
週末、800円安から切り返したのも売り方の買戻しがあったと思われます。

一方、騰落レシオは、株価を高値圏に維持した状態で、少しづつ落ち着きを取り戻しつつあります。

今週は、22日に自民党総裁選の告示があります。
告示を受けて各候補者が公約を示すことになり、市場では財政拡張への期待が一段と強まっています。

日経平均は、好需給の中、早ければ、週初にも46,000円台乗せが見られるかもしれません。