12月15日(月)
【相場概況】

【売買代金】

【米株市況】


【個別銘柄】

エイチ・アイ・エス(9603)が続伸しています。

同社は、12日、2026年10月期(今期)の連結純利益が前期比91%増の90億円になる見通しを発表しました。
同日公表の25年10月期連結決算は、純利益が前期比46%減の47億円で着地しています。
トルコの子会社の事業縮小に伴う事業整理損や、のれんや固定資産の減損損失が響いたようです。
岩井コスモ証券の川崎朝映シニアアナリストは「25年10月期の減益よりも、コロナ禍以降続く業績の回復基調が材料視され好感する買いを集めている」と評価しています。
一方で、上昇一服後は円安などを背景に日本人が海外旅行を控えるようになり、株価の上値を抑えそうだとも語っています。

FUNDINNO(462A)が連日でのストップ高になり、上場来高値を更新しています。

同社が12日発表した2026年10月期の業績予想は、営業利益が前期比5.3倍となる11億3,200万円と大幅に過去最高を更新する見通しとなりました。
同社は株式投資型のクラウドファンディングのプラットフォーム運営を手掛けており、時流を捉えている様子です。
今期は大型資金調達支援である「FUNDINNO PLUS+」を軸に流通取引総額の拡大に努めるほか、パートナー企業との協業体制に基づく販売力強化などで業容拡大に取り組んでいく構えを示しています。
株価は上場直後に付けた高値939円を更新し、新しい相場が始まったと言えそうです。

フィットイージー(212A)が大きな窓を空けて続急伸し、ストップ高まで買われています。

同社は先週末引け後に、2025年10月期の単独決算発表に併せて2026年10月期の業績・配当予想を開示しました。
今期の売上高は前期比40.0%増の136億2,000万円、最終利益予想は同40.6%増の21億5,000万円を計画しており、前期に続き過去最高益を更新する見通しです。

また、10月31日を基準日とする前期の期末一括配当を従来の見通しから1円増額して25円とした上、今期の配当は中間26円・期末20円の年46円を予想しています。
株価は75日線を捉えてきており、一段高が期待できそうです。
【本日のトピック】


先週末の米ブロードコムや米オラクルの下落に端を発した半導体関連の下落に連動し、寄与度の高いアドバンテスト(6857)やソフトバンクG(9984)が売り込まれたことが要因です。

ただ、東証プライム全体では値上がり銘柄数が1218 値下がり銘柄数が346となり、非常に健全な循環物色が継続していることがうかがえます。

TOPIXは本日もプラスで推移し、史上最高値を更新していますね。

日経平均も、本日もそうですが、最近は50,000円を割り込めば、すかさず買いが入る構図になっています。
上値も重いのですが下値も固いという状況です。

松井証券によると、個人投資家のひとりあたりの実現益は+51.7万円となり過去10年で最高水準になったようです。


海外投資家も12月第一週は買い越しに転じ、徐々に買い越しペースを取り戻してきています。
残るは19日に発表になる日銀政策決定会合ですが、すでにマーケットは0.25%の利上げを織り込んでいます。
市場の一部には、利上げ打ち止め感を払拭させるために中立金利を上方に動かすなど、継続的な利上げスタンスにあることを強調するのではないかという推察がありますが、どうやらそれもなさそうです。
米株市場もAIの顕在化しないリスクには早晩慣れてくると思われますし、日銀サプライズがないのであれば『掉尾の一振』も見込めるのではないでしょうか?