12月19日(金)
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【個別銘柄】

https://www.aeonfinancial.co.jp/
イオンフィナンシャルサービス(8570)が大幅続伸となり、年初来高値を更新しています。

18日に関東財務局に提出された大量保有報告書によって、アクティビスト(物言う株主)として知られる香港の投資ファンドのオアシス・マネジメントが同社の株式を5.10%保有していることが明らかになりました。
保有目的は「ポートフォリオ投資および重要提案行為」で「株主価値を守るため、重要提案行為を行うことがある」としています。
オアシス・マネジメントはこのところ堀場製作所(6856)やフェローテク(6890)など、日本の個別銘柄への投資を活発化させています。
市場では「日本の上場企業に経営改善の圧力が強まる状況が続いており、資本効率の改善余地が大きい銘柄には海外のアクティビストなどが収益機会を求めて投資する動きが強まっている」(外資系運用会社の投資責任者)との声が聞かれます。

津田駒工業(6217)がストップ高まで買われています。

同社は、18日、熱を加えると柔らかくなる熱可塑性の炭素繊維強化プラスチック(CFRP)に対応した部品製造ロボットを開発したことを公表しました。
複数台ロボットの協調制御技術により、航空機部品の製造サイクル時間短縮や、その他のモビリティ分野への適用拡大に繋がるとしています。
軽量かつ高強度なCFRPは次世代の素材として注目を集めています。
株価は、後場から買い気配のみになり、休み明けも上値を試す動きが続きそうです。

GA technologies(3491)が大幅反発しています。
SBI証券は、18日、同社株の投資判断を「買い」継続として、目標株価を従来の5,700円から7,800円に大きく引き上げました。
時価を大幅に上回る水準ということもあり、見直し買いのキッカケとなった様子です。
同証券では市場が抱いている金利変動に起因する業績悪化懸念は、杞憂若しくはイメージでしかなく、やや合理性に欠ける見方だとしています。

その理由として、ユーザーの金利感応度や資産運用リテラシーが市場関係者と比較して高くないことや、金利環境変化の最中で同社業績およびKPI推移が至って良好に推移し続けてきたこと、CCC(キャッシュ・コンバージョン・サイクル)が一貫して30日以内の低位安定推移していることなどからリスクは極めて限定的と見ているとのことです。
株価は週明けも見直し買いが継続するのか注目されます。
【本日のトピック】

さて、15日に日銀が発表した12月日銀短観は大企業・製造業の業況判断指数(DI)が15と前回2025年9月調査(プラス14)から改善し、3四半期連続で改善する結果となりました。
特に、3カ月先のDIはプラス15と足元からは横ばいとなるものの、市場予想(プラス13)を上回っています。
トランプ関税懸念がくすぶる中、市場予想より上振れしたのは、いい意味でのサプライズと言えるでしょう。
それでは、どんな業種が期待されているのでしょうか?
上記の表から期待値の高い順番に抜き出してみると・・
1、はんよう機械
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ポンプ/コンプレッサー/ボイラー/送風機/減速機/油圧・空圧など
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設備あらゆる工場・インフラで使われる基礎
この分野は設備投資の「最初に動く分野」であり、企業の設備投資が旺盛であることを示しています。
《関連銘柄》
①ポンプ・水処理関連

②コンプレッサー・送風機

③ボイラー・熱機器

④減速機・駆動系

⑤油圧・空圧

2、電気機械
データーセンター・電力・工場自動化が同時進行しています。
《関連銘柄》

3、産業用素材
短観で繊維・化学の先行きが改善しており、EV、GX、医療向け需要が拡大しています。
《関連銘柄》

4、建設・設備工事
設備投資が施工段階に入っており、DIも改善しています。
《関連銘柄》

5、情報サービス(SI・DX)
人手不足でIT投資が継続されています。
《関連銘柄》

このあたりは、日銀短観からも次の四半期に期待できる業種・銘柄といえそうです。
チェックしておいたほうがよさそうですね!
