4月3日(金)
【相場概況】

【売買代金】

【ヒートマップ】

【個別銘柄】

https://www.sakura.ad.jp/corporate/ir/
さくらインターネット(3778)がストップ高まで買われています。
来日中のマイクロソフトのブラッド・スミス社長が3日午前に高市早苗首相と面会し、日本でデータセンターなどに100億ドル(約1兆6000億円)を投資すると発表しました。
投資の一環として、同社とソフトバンク(9434)とAI向けクラウド基盤の共同開発を検討する方針です。
同社の田中邦裕社長はマイクロソフトとの協業を通じ「国内の顧客に対し、運用要件に配慮した柔軟なAIインフラの選択肢を提供できる可能性を検討していく」とのコメントを発表しています。
株価はストップ高で買い気配となっており、上値追いが期待できそうです。

東京製鐵(5423)が大幅高になり、年初来高値を更新しています。

2日、アクティビスト(物言う株主)として知られる香港の投資ファンド、オアシス・マネジメントが同社株を新たに発行済み株式数の6.25%にあたる約688万株を取得していることが明らかになりました。
同社は以前から無借金経営で財務体質が良く、キャッシュリッチ企業として有名であり、ついにここにもアクティビストが入ってきたかということで、株主還元などへの期待から好感する買いが集まった様子です。
ただ、創業家を中心に安定株主が多い銘柄だけに、圧力を掛けるのも難しいとの声も聞かれます。
今後オアシスが更に買い増してくるのか注目されます。

https://www.asahieito-holdings.co.jp/
ASAHI EITOホールディングス(5341)がストップ高まで買われています。


同社は2日引け後に、新たな挑戦と位置付けるヘリウム、ネオンなどの「希ガス」事業に関して、東京都の時価総額1,000億円規模の上場企業と貿易に関する協業について検討を開始したと発表しました。
同時に貿易事業の商流を協業する相手として、国内の高圧ガス販売会社とヘリウムおよび希ガス群の貿易事業に向けた協業の検討を開始したことも公表しています。
今後の事業の広がりに対する期待が高まる方向で、株価も新たな流れが発生しそうな動きです。
【本日のトピック】
さて、米国とイランの戦争は、ますます混沌としてきています。
いまだ、全面戦争には至っておらず、限定戦の枠組みの中での推移になっていますが、そんな中、米国のF15戦闘機が2機、イランのミサイルによって撃ち落されたことが報道されています。(その後、パイロットは救出されたようですが・・・)
トランプ政権は、これまで「制空権を完全に掌握している」と主張してきましたが、本当であれば戦闘機が撃墜されることはありえません。
戦争が米国の予測している限定戦から予測不可能な局面に移行しているのかもしれません。

トランプ大統領は、改めて4/6の交渉期限を過ぎれば、イランには「あらゆる地獄が降りかかる」と投稿しており、今週はこの期限が市場の注目になることは間違いないでしょう。
ちなみに、正確には、東部時間の4月6日午前10時5分であり、日本では6日の午後11時5分になります。

仮にトランプ大統領がTACOって、イラン撤退となったとしても、原油が高騰、もしくは高止まりすれば、中東に原油依存度が高い日本経済にも、ジワジワしわ寄せがくることは避けられません。

三井住友DSアセットマネジメントは原油価格の日本株に対する影響を分析しています。
悲観シナリオ(原油価格が150㌦~200㌦に高騰した場合)
・TOPIX EPSを11%~15%押し下げる
・26年度企業業績 マイナス~ゼロ成長

リスクシナリオ(原油価格が100㌦~120㌦で半年以上高止まりした場合)
・TOPIX EPS 5%~7%押し下げる
・26年度企業業績 なんとか増益を維持

楽観シナリオ(原油価格が3か月以内に75㌦へ低下)
・TOPIX EPS 1%~3%押し下げ
・26年度企業業績 増益維持
となり、現状はリスクシナリオを折り込みにいってる状況です。

ただ、原油先物の動きをみると、5月は112.06㌦、6月97.72㌦、7月89.16㌦、8月82.50㌦、9月78.20㌦、10月75.12㌦・・・
と下落していってることがわかります。
つまり、期先ほど安くなっており、原油取引のプロたちは原油高騰は一過性のものと見ていることがわかります。
「餅は餅屋に聞け」と言われますが、彼らの見立てが正しければ、マーケットはかなりの部分は織り込んでいる可能性もありそうです。
もちろん、今週は特にニューステロップに振り回される可能性もありそうですが、戦局が沈静化してくれば、マーケットも息を吹き返すこともあるのではと考えます。