えのキングの投資日記

日本株投資日誌

4月17日(金) 評価軸が変わる日本株

4月16日(木)



【相場概況】



【売買代金】



【ヒートマップ】



【個別銘柄】

www.nikkei.com

https://www.daikin.co.jp/


ダイキン工業(6367)が急反発し、年初来高値を更新しています。

www.nikkei.com


日本経済新聞電子版は15日「アクティビスト(物言う株主)の米エリオット・インベストメント・マネジメントダイキン株を約3%保有したことが15日、関係者の取材で分かった」と報じています。

finance.yahoo.co.jp


ブルームバーグでも報じられており、エリオット側は今後策定される中期経営計画において、利益率の改善や株主還元の強化、ポートフォリオの見直しを通じて株価の過小評価に対処するよう強く求めたとしています。


同社の事業および長期的な成長性が市場で著しく過小評価されているとの認識を示した様子で、これらが好感されて見直し買いが優勢となり、超大型株である同社株は朝方に一時13.9%高まで上昇しました。

その後は上げ幅を縮小しており、短期筋のショートカバーも巻き込んだ動きとなった様子です。


www.nikkei.com

https://www.hioki.com/ja/

HIOKI(6866)ストップ高まで買われ、年初来高値を更新しています。

同社が、15日発表した2026年1〜3月期連結決算純利益前年同期比41%増16億円で着地しており、業績の改善を好感した買いが優勢となった様子です。

データセンターの需要拡大によるサーバー向け電子部品やバッテリーの測定器などの売れ行きが好調で、収益を押し上げており、電気自動車(EV)や蓄電システム向け製品なども堅調だった模様です。

岩井コスモ証券の有沢正一投資調査部長も「データセンター向け製品などは今後も高い需要が見込まれ、中長期的な成長期待が買いを誘っている」とみているようです。


minkabu.jp

https://www.ecomott.co.jp/


エコモット(3987)ストップ高まで買われ、年初来高値を更新しています。


同社は15日引け後に、防衛装備庁防衛イノベーション科学技術研究所が実施する実証型ブレークスルー研究の「海洋監視制御システムの研究」にコンソーシアムの実施協力機関として参画していることを開示しました。

同事業は、2024年10月に発足したDISTIによる「実証型ブレークスルー研究」として実施されるものです。

各専門領域に独自の強みを持つ11社の企業・機関が連携し、広域海域に多数の自律航行型無人水上艇を協調的に展開することで、海洋監視制御システムの確立を目指すとしています。

防衛分野での新境地開拓への期待から買いを呼び込み、株価も一段高が期待できそうです。


【本日のトピック】

www.nikkei.com

 

さて、本日の日本経済新聞には面白い記事が載っています。


ここもと、マーケットの話題が集中しているのがキオクシアホールディングス(285A)ですね。

同社株は、年初来から実に3.1倍に跳ね上がりました。
売買代金も連日第一位の大商いをこなしています。


そして、同じく年初から株価が4.4倍になったのが古河電気工業(5801)です。

両社とも、時価総額が軽く1兆円を超える大型株であり、今回のように仕手小型株のような値上がりをみせるのは極めてめずらしい現象です。

両社とも貸借銘柄であり、値ごろから入った空売り勢が焼かれて高値を付けたという側面もありそうです。

PERでみると、キオクシア約39倍古河電工約58倍です。

普通なら割高と見なされますので、空売りの衝動に駆られる気持ちもわからないではない水準です。


ところが、将来の利益成長を加味したPEGレシオを見ると見方が一変します。


PEGレシオ(Price Earnings Growth Ratio)とは、名前に「Growth」と入っているように、今後急成長が期待できるグロース株に対し、割安性を測ることが可能です。


一般的には2倍以上が割高、1倍以下が割安と見なされます。

キオクシアは、成長率が124%、PERが39倍です。

PEGレシオは0.3でしかなく、異常に割安です。

古河電工は、成長率が36%、PERが58倍です。

PEGレシオは1.6であり、まだ上値余地があると言えそうです。

ちなみに、イビデンPEGレシオ11.3でかなり割高、三菱重工2.8であり、やや割高ということになります。

そして、米株では、エヌビディアPEGレシオ0.8メタ1.4です。

米テック株ではPEGレシオで評価されるのが普通です。

これまでは日本企業はオールドエコノミーが主流のため、PER・PBR・配当と低成長を前提とした尺度を使っていましたが、これからはPEGレシオや成長率が必要となり、日本株の評価軸が変わってきたということです。

日本株でも第二のエヌビディアを探すフェーズに入ってきたと言えるでしょう。

そして、こうした評価に変化が表れてきている銘柄群には、「AI需要」という共通項があります。

低PEGレシオで、今後も注目される銘柄としては

キオクシア(285A) PEG 0.3
古河電工 (5801) PEG 1.6
フジクラ(5803)PEG 1前後
住友電工(5802)PEG 1~2レンジ
ディスコ(6146)PEG 1前後
SCREEN HD(7735)PEG 1~1.5
三菱電機(6503) PEG 1~2

AI需要に関連する低PEGレシオ銘柄が新たなトレンドを生むかもしれません。

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