5月8日(金)
【相場概況】

【売買代金】

【ヒートマップ】

【個別銘柄】

FIG(4392)がストップ高まで買われ、年初来高値を更新しています。

同社は7日引け後に、同社グループのREALIZEが台湾企業と共同で、最先端AI半導体の検査工程に使用される自動化装置を開発したと発表しました。
米国企業のAI向け半導体に搭載されるGPU(画像処理半導体)パッケージを対象とした装置で、量産工程に用いるとしており、位置決め精度や動作性能、長時間稼働に耐えられる信頼性などの厳しい要求に対応しているとのことです。
作業負荷の低減と品質の安定化に繋げるとしており、株価は、本日の大幅高で2022年12月以来の高値水準に到達しており、上場来高値を目指す展開になりそうです。

カカクコム(2371)が大幅上昇になり、年初来高値を更新しています。

7日に提出された大量保有報告書によると、アクティビストのオアシスマネジメントが、同社株の保有比率を従来の12.11%から15.74%まで増やしたことが明らかになっています。
当該報告書を確認すると、4月24日に市場内外で大量に取得していることがわかります。
4月23日には、ブルームバーグが、『スウェーデンEQTが同社を買収検討』と報じたことで、その日はストップ高まで買われていました。
その翌日にオアシス側が買い増しているだけに、高値圏でも買ってきたことから先高感に繋がっているようです。

また、同社は、8日前引け後に2027年3月期(今期)決算発表をおこないましたが、今期見通しは市場コンセンサス下回りました。
ただ、それでも嫌気する動きは限定的で、後場は一段高になっています。
決算発表通過で買いやすくなったと見る向きもあり、今後の株価が注目されます。

グリーンエナジー&カンパニー(1436)がストップ高まで買われ、年初来高値を更新しています。

同社は、7日の取引終了後に集計中の2026年4月期連結業績について、売上高が従来予想の170億円から184億円(前期比58.4%増)、営業利益が8億円から11億5,000万円(同2.1倍)、純利益が4億4,000万円から5億円(同81.8%増)へそれぞれ上振れて着地したようだと発表しました。
成長ドライバーである系統用蓄電池事業が計画を上回ったほか、系統用蓄電池案件の成約及び引き渡しが想定以上に進捗したことが奏功したようです。
稼働を開始した広島蓄電所及び霧島蓄電所における運用収益も業績に貢献しており、効率的な借り入れに取り組んだ結果、財務コストが想定を下回ったことも寄与したとのことです。
本日の株価は、ストップ高水準で27万株超の買い物を残しており、一段高も期待できそうです。
【本日のトピック】
任天堂(7974)


さて、任天堂(7974)が5月8日の取引終了後、2026年3月期の連結決算の発表にあわせて、2027年3月期の通期業績予想を開示しました。

まずは実績ですが、Switch2が発売初年度で1,986万台となり、計画を超過しています。
売上は初2兆円超えとなり、前期比98.6%増ですから、文字通り倍増を記録しています。
Switch2の初年度としては、まずまずの立ち上がりと言っていいでしょう。


凍り付いたのは2027年3月期のガイダンスです。
・営業利益の予想が3,700億円で、市場予想を大きく下回る水準。
・Switch2の販売台数予想が1,650万台で、市場の期待値より大幅に下振れ。
・ソフト販売本数が6,000万本で、アナリスト予想のほぼ半分。
・配当が219円から162円に57円も削られる減配。
・期待されていた追加の自社株買い発表もなし。

これだけ、悪材料が出そろいましたので、PTSでは8%を超える大幅下落になりました。

それでも、PTSでは値ごろ感からか7,000円割れでの買いが入っていましたが、ADRでは-11.30%となる6,643円換算まで売られています。
海外投資家は、よりシビアに見ているのかもしれません。

同社株の需給も、かなり厳しいものがあります。
もともと、個人投資家にも人気の銘柄ですので、株価が下落するたびに信用残が増えるという悪循環を形成してしまっています。
休み明けのマーケットは、追証のぶん投げも出る可能性もありそうです。
買い時はいつ?
結論的には、超短期の日計りを狙う人以外は焦る必要はないと思います。
①信用残

逆神様は、同社株を投げる宣言してますので、少なくともこの人が投げ切るの見たほうがいいかも・・
(ドルコスト平均損切するらしい)
それはともかく、信用残が整理され、信用倍率がこなれてきてからでも遅くないと思います。
②6,000円割れ
同社の過去のハードウェア・サイクルにおける巡航PERは15~20倍です。
ADRで-13%暴落した6,600円台であっても、会社予想ベースのPERは約25倍と、まだ「過去の巡航水準よりも割高」な位置にいます。
もしPER 20倍まで調整すると仮定すれば株価は5,320円、PER 15倍までなら3,990円となります。
もちろん、将来のソフト拡充による上方修正の期待値が含まれるためそこまで落ちるとは断言できませんが、「バリュエーション上の完全な底」にはまだ距離があるという事実は認識しておく必要がありそうです。
③セリングクライマックスの確認
窓を開けて暴落し、巨大な出来高(パニック売り)を伴って長い「下ヒゲ」をつける日を待つ
信用買い残が激減したデータ(数週間後の需給データ)を確認するまでが1セットです。
結論
・落ちるナイフは拾うべからず。
・株は底値では買えないもの。
・悲観が極まった時に仕込んで、誰も見向きもせん時期にじっくり育てていく。
こんな心構えでいいのではないでしょうか?