6月17日(水)
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【ヒートマップ】

【個別銘柄】

住友大阪セメント(5232)が急伸し年初来高値を更新しています。

野村証券が16日、投資判断を3段階の真ん中の「ニュートラル(中立)」から最上位の「バイ(買い)」に引き上げ、
目標株価を従来の5,400円から7,060円に引き上げたことが材料視されたようです。

野村証券の河野孝臣リサーチアナリストは投資判断引き上げの理由として、「セメントの再値上げによる利益改善と半導体用静電チャックの販売拡大」が見込めるとしています。
半導体製造装置で用いられる静電チャックはデータを長期保存するNAND向けが多いことが知られており、河野氏は「NANDの設備投資は28年3月期に大きく増加し、29年3月期にかけて拡大が続く」とし、静電チャックの売り上げ予想を27年3月期が前期比44%増、28年3月期が今期比27%増と予想しています。
同社株は、12日にも日興証券が目標株価を4,700円→6,400円に引き上げています。

エムビーエス(1401)が急伸し、ストップ高まで買われています。


同社は17日寄り前に、道路や鉄道、橋梁、トンネル、擁壁などの建築物および外装に生じるヒビ割れ・変位・歪みを電源や複雑な外部回路を用いることなく検知できる世界初の「状態・異常検知システムおよび状態・異常検知方法」を開発したと発表しました。
同技術は、村田製作所(6981)のガラス管にRFIDタグを封入した検知デバイスと、同社独自の「スケルトンはく落防災コーティング技術」を融合して開発したものです。
ガラス管内に封入されたRFIDタグを構造物表面に一体化して設置し、通常時は安定した通信状態を維持する一方、構造物に所定値を超えるひび割れや変位が発生すると、その応力によってガラス管が破損してRFIDタグの通信特性が変化し、RFIDリーダーがこれを検知することで、構造物の異常を簡易かつ安定的に把握する構造になっています。
株価は本日の大幅高で、これまで形成していた1,300円を挟むレンジ相場を一気に上放れそうです。

タムロン(7740)が大幅高になり、上場来高値を更新しています。

同社は、16日引け後に2029年12月期を最終年度とする中期経営計画(2027年12月期~)の骨子策定を行ったと発表しました。
2029年12月期の目標として売上高1,200億円以上(2025年12月期は850億7,100万円)、営業利益250億円以上(同166億3,800万円)を掲げています。
株主還元については中計期間から配当額を配当性向60%又はDOE(株主資本配当率)8%の高い方を基準として決めるほか、2029年12月期末までに約180億円の追加還元に取り組むとしています。
株価は早期に地均しが進めば、青天井相場に入っていく可能性が高まってきます。
【本日のトピック】

さて、日経平均は、連日で一時70,000円台に値をとばし、本日は引け値ベースでの最高値を更新しました。
TOPIXも22.09ポイント(0.55%)高の4013.23となり、初の4,000台で引けています。
なにが起きてる?
一言でいうと、「原油安 × AIブーム × 日本の金融正常化」です。
市場は現在、
✅ 中東リスク後退
✅ 原油価格下落
✅ AI投資継続
✅ 日本経済の正常化
を同時に織り込み始めています。
まさに株式市場にとっての「いいとこ取り相場」になっています。
🌍 ホルムズ海峡リスク後退
市場が安心したポイント
- 米国とイランが戦闘終結へ向けた枠組み合意
- ホルムズ海峡再開期待
- 原油供給不安が大幅後退

その結果
📉 原油価格下落
📉 インフレ懸念後退
📉 利上げリスク低下
📈 世界株高
🤖 AI相場は継続
原油安で景気悪化懸念が後退したことで、
資金は再び
- AI
- 半導体
- データセンター
- 自動運転
へ向かっています。
日銀は31年ぶりの政策金利1%へ
www.nikkei.com
このような環境の中、日銀は1995年以来31年ぶりに政策金利を1%まで引き上げました。

ところが、ドル円は160円前後の高止まりが続いています。
なぜ円高にならない?
理由は簡単で
- 米国金利も高い
- 日米金利差が大きい
- 日本の実質金利は依然低い
ことが原因です。
📈 恩恵を受ける業種
○ 追い風
- 銀行
- 保険
- 半導体
- AI関連
- 自動車
- 空運
- 防衛
- インフラ関連
△ 注意
- REIT
- 高PERグロース
- 借入依存度の高い不動産
になりそうです。

🎯 今後の注目ポイント
市場は現在
- 原油安継続
- AIブーム継続
- 米景気堅調
- 日銀の緩やかな利上げ
という理想シナリオを織り込んでいます。
しかしながら、
⚠️ 中東和平合意の実行
⚠️ FRBの金融政策
⚠️ 日銀追加利上げ
には引き続き注意が必要ですね。

とりわけ、今晩のウォーシュ新議長のFOMCデビュー戦は要注意です。
今回は金利の据え置きが濃厚ですが、市場が気にしているのは「ウォーシュ議長がインフレにどういうスタンスを取るか」という点です。
少し前までは「いつ利下げするの?」というムードだったのが、今では「もしかして年内に利上げがある?」という見方に変わってきています。
議長のちょっとした発言のニュアンスで相場が大きく揺れ動く可能性があり、まずは新議長のお手並み拝見というところです。