7月3日(金)
【相場概況】

【売買代金】

【ヒートマップ】

【個別銘柄】

https://www.sumitomo-chem.co.jp/
住友化学(4005)が大幅反発しています。

同社は、2日、韓国サムスン電機と次世代の半導体パッケージ基板「ガラスコア基板」事業で合弁会社を設立すると発表しました。
AI半導体向けの需要の拡大を見据え、次世代基板の量産体制を整えるとのことです。
合弁会社にはサムスン電機が66%、同社の完全子会社で半導体やディスプレー材料を手がける韓国の東友ファインケムが34%出資し、2026年内の設立を予定しています。
2027年度下期を目標に量産体制を整備し、その後も段階的に供給能力を増強する予定です。
野村証券の岡崎茂樹リサーチアナリストは今回の発表について3日付リポートで、現時点では住友化全社の業績を大きく押し上げるとはみていないとする一方、「2030年度以降に本格的な業績寄与の可能性があり、成長事業の戦略を注視したい」と語っています。

イノバセル(504A)がストップ高買い気配になっています。

同社グループは切迫性便失禁の根本治療を図る「ICEF15」の国際共同第3相治験(Fidelia試験)を日本と欧州で実施していますが、2日の取引終了後、米国食品医薬品局(FDA)から同試験を米国で開始できる旨の通知を受け取ったと発表しました。
これにより、Fidelia試験に米国の施設および患者を正式に組み入れることが可能となり、今年中に米国患者を含めたFidelia試験全症例の組入れ完了を目指すとしています。
株価はストップ高の一本値で終えており、週明け以降の株価が25日線を明確に上放れてくると6月26日ザラ場を底にした反騰相場入りが見えてきます。

Finatextホールディングス(4419)が一段高になり、上場来高値を更新しています。


同社は、3日、日本生命グループのニッセイプラス少額短期保険と業務のブラックボックス化を抑止しつつ生成AIを活用して査定業務を自動化する実践モデルを構築し、システム実装に着手したと発表しています。
株価は、本日の大幅高で、約1ヵ月半ぶりに年初来高値を塗り替え、約11ヵ月ぶりに新値を更新しています。
新しいステージに入った可能性が示唆され注目されます。
【本日のトピック】
ティアフォー上場で、自動運転関連株はどう動くのか!

ティアフォー(593A)とは
日本発の自動運転ソフトウェア企業
- 2026年7月22日 東証グロース上場
- 想定時価総額 約700億円
- 名古屋大学発ディープテック企業
- 自動運転OS「Autoware」を開発
ティアフォーの強み

① 「自動運転のLinux」を目指す
- Autowareをオープンソース化
- 世界中の企業・大学・研究機関が利用
- 利用企業は200社超
- デファクトスタンダード獲得を狙う
つまり、
車を売る会社ではなく、自動運転のプラットフォームを提供する会社。

② ビジネスモデル
無料でOSを公開し、その周辺で収益化する。
- 開発支援
- システム構築
- 安全認証
- 運行管理
- 将来的にはライセンス収入
ソフトウェア企業らしい高利益率モデルを目指している。

③ 国策の追い風
- NEDO大型プロジェクト
- 国土交通省
- レベル4実証
- ドライバー不足対策
- 地方交通維持
日本の社会課題と完全に一致している。

④ 強力な資本
- 累計調達額 約380億円
- IPOで約190億円調達予定
- トヨタ
- いすゞ
- ヤマハ
- KDDI
- SOMPO
大企業との連携も進む。

ここは注意
①大きな赤字
- 売上 約64億円
- 営業赤字 約105億円
まだ研究開発フェーズ。
②IPOは大型
- 吸収額 約220億円
初値2倍・3倍を狙うIPOではない。
③NVIDIAリスク
NVIDIAは
- パートナー
でもあり
- 将来の競合
にもなり得る。
私が本当に注目しているのはイーソル(4420)


ティアフォーを調べるほど、私が注目したのはイーソル(4420)でした。
注目する理由
✅ ティアフォーと2021年に自動運転技術の商用化に向けた戦略的パートナーシップを締結
✅ Autowareプロジェクトに初期から参画
✅ リアルタイムOS「eMCOS」を開発
✅ AutowareとeMCOSを統合し、商用レベルの自動運転システムを共同開発
✅ 機能安全(ISO26262)やリアルタイム制御など、自動運転に不可欠な技術を保有

イーソルの役割
ティアフォー
➡ 自動運転の頭脳
イーソル(4420)
➡ 頭脳を安全に動かす基盤
- リアルタイムOS
- 機能安全
- 車載ソフトウェア
- eMCOS
Autowareの商用化には欠かせない領域を担う。

私が考えるイーソルの勝ち筋
① ティアフォー上場で自動運転関連株への注目が高まる
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② Autowareの採用企業・実証実験が増える
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③ 実証から量産・商用化フェーズへ移行
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④ 商用化には「安全に動くOS」が不可欠になる
- リアルタイムOS
- 機能安全(ISO26262)
- 高信頼ソフトウェア
イーソルが得意とする領域です。
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⑤ eMCOSが車載OSとして採用を広げる
現在、この市場ではBlackBerryのQNX(キューネックス)が世界的な実績を持つ代表的な車載リアルタイムOSです。
イーソルのeMCOSは、このQNXが強い市場に挑戦する国産リアルタイムOSとして開発が進められています。
ティアフォーとの戦略的パートナーシップやAutowareとの連携を足掛かりに、採用が広がれば企業価値の向上につながる可能性があります。
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⑥ 市場から「自動運転を支える基盤技術企業」として再評価される
私は、ティアフォーが「自動運転の未来」をつくる企業なら、イーソルは、その未来を安全・確実に動かす基盤技術を提供する企業だと考えています。

私の投資判断
ティアフォー
✔ 世界標準を狙う夢のある企業
しかし、
- 赤字が続く開発フェーズ
- 大型IPOで初値の需給妙味は限定的
- 量産化・収益化にはまだ時間が必要
まさに「未来への投資」という位置付けです。
イーソル
✔ すでに事業基盤を持つ上場企業
✔ ティアフォーと2021年から戦略的パートナーシップを締結
✔ AutowareとeMCOSの連携による商用化を推進
✔ リアルタイムOS・機能安全という、自動運転に欠かせない基盤技術を保有
✔ 自動運転の社会実装が進むほど、技術の重要性が高まる可能性
✔ 将来的には、自動運転時代の**「つるはし屋」**のような存在になれる可能性
私の考え
私は、ティアフォーが「自動運転という金鉱を掘りに行く企業」だとすれば、イーソルは「その金鉱を掘るための道具(基盤技術)を提供する企業」になれる可能性があると考えています。
もちろん、現時点でそのポジションを確立したとは言えません。
しかし、Autowareの普及や自動運転の商用化が進み、eMCOSが幅広い車両やOEMに採用されるようになれば、イーソルは特定の企業だけではなく、自動運転市場全体の拡大から恩恵を受ける存在へ成長する可能性があります。
だから私は、
ティアフォーは「未来を切り開く企業」
イーソルは「その未来を支える基盤技術企業」
そして将来的には自動運転時代の“つるはし屋”になり得る企業という視点で、中長期の成長に期待しています。