えのキングの投資日記

日本株投資日誌

10/11(金) しばらくは押し目買いに徹するべし⁉

10月10日(木)



【相場概況】



日経平均寄与度ランキング】



【業種別】



【ヒートマップ】



【売買代金】



【騰落レシオ】



空売り比率】



【米株市況】



恐怖指数



【Fear and Greed Index】

Fear and Greed Index - Investor Sentiment | CNN



【個別銘柄】

www.nikkei.com

https://jp.ricoh.com/


リコー(7752)が反発しています。


9日、旧村上ファンド出身者が設立した投資ファンドで、アクティビスト(物言う株主)として知られるエフィッシモ・キャピタル・マネジメントが同社株を買い増したことが、関東財務局に提出した変更報告書により判明しています。

保有比率は19.50%と9月時点の18.14%から上昇しており、保有目的は「投資及び状況に応じて経営陣への助言、重要提案行為などを行うこと」としています。

エフィッシモは8月以降、一貫して同社株の買い増しを進めており、今年に入ってからの同社株の上昇率は49%を超えています。

今後、株主還元の強化などを求めてくるとの見方もあり、一段高につながりそうです。


www.nikkei.com

https://www.komeda-holdings.co.jp/


コメダホールディングス(3543)が続伸しています。


同社が、9日発表した2024年3〜8月期連結決算国際会計基準)は、営業利益前年同期比3%増44億円となるなど、増収増益で着地しました。

新型コロナウイルス禍からの経済再開やキャンペーンなどの効果で客数を伸ばしたほか、4月に店頭メニューの値上げも実施し、採算が改善したようです。

SMBC日興証券の皆川良造氏は9日付リポートで、6〜8月期は「順調な決算」と評価しています。

同社は25年2月期(今期)通期の営業利益を前期比7%増の93億円とするなど従来見通しを据え置いていますが、皆川氏はフランチャイズ加盟店向けの卸売価格は9月に遅れて引き上げたため、9〜11月以降はその恩恵を受けることができると指摘し、「通期見通しの達成は余裕含み」とみているようです。


kabutan.jp

https://www.lion.co.jp/


ライオン(4912)が大幅続伸になり、年初来高値を更新しています。


同社は、10日、JAC(ジャパン・アクティベーション・キャピタル)と同社グループの持続的な成長と企業価値向上に向けたパートナーシップ契約を締結したと発表しました。

www.nikkei.com


JACは、本契約に基づき、10月9日付で同社の株式を、数百億円を投じて発行済み株式の5%弱を取得したようです。

JACは米カーライル・グループ出身の大塚博行氏らが立ち上げた投資会社で、今年4月には国内の大手金融機関などから1,300億円の資金募集を完了しており、夏にも投資を始めるとしていました。

主に上場する大企業に投資し、短期的な株主還元などを要求するアクティビストとは一線を画し、経営陣との対話を重視した上で企業価値向上を目指すとしています。

同社株投資は、JACの投資第1弾案件になりますが、JACが更に買い増す期待や成長を後押しするとの期待から、見直し買いが入ったようです。

株価は一段高が期待できそうです。


kabutan.jp

https://about.progrit.co.jp/


プログリット(9560)が大幅反発しています。



同社は、9日引け後に、決算を発表しました。

2024年8月期経常利益前期比66.1%増8.1億円に伸び、2025年8月期前期比31.2%増10.7億円に拡大を見込んでいます。




また、今期の年間配当前期比5円増18円に増配する方針です。

積極的なマーケティング活動を通じた認知向上、指名検索の獲得数拡大を図るととともに、法人向けサービスの導入拡大や高単価な短期集中の英語コーチングサービスでのシェア拡大を目指すとしています。

株価は25日線を突破しましたが上値の節目水準に達しており、同水準を突破できるか否かで方向性が定まりそうです。


テクニカル分析

日経平均 日足

日経平均は続伸!

引き続き、上向きの5日線(39,112.95円)上を維持しており、短期的な上昇トレンドは継続しています。

ただ、ローソク足3日連続の陰線となり、上値での売り圧力の強さを感じさせます。


足元の日足では、「三角持合い」を形成しており、かなり煮詰まってきているように感じます。

そろそろ、上下どちらかに放れてもおかしくない状況と考えます。


【本日のトピック】

S&P500 日足


さて、S&P500史上最高値を更新しました。


 


アトランタ連銀が公表しているGDPナウ3.2%まで上昇してきています。

恐らく、この状況を想定して企業業績を予測しているアナリストは少なく、次期決算では、かなりいい予想が期待できそうです。

米株の強さは、好調な決算を折り込みにきているものと思われます。

VIX指数 日足


一方でVIX指数は、警戒ゾーンと言われる20を超えてきています。


そして、米10年国債利回り4%を超えてきています。

www.google.com


これは、先日発表になった雇用統計が予想より、上振れることになったため、金利低下観測が薄れたからです。

 

www.google.com


本日公表されたFOMCの議事要旨でも、一部では0.25%の利下げを主張する者もいたことが明らかになりました。

www.google.com


サマーズ元米財務長官は、「9月の0.5%の利下げは間違いだった」と主張しています。


まもなく発表になる9月CPIは分岐点になるかもしれません。

これまでは、米株市場は「Good News is Good News」という反応でしたが、CPIが上振れてインフレ再燃懸念が台頭すれば「Good News is Bad News」という反応に転換してくるかもしれません。

t.co

ここもと、相場をリードしてきたAI関連に、水を差すような記事も出てきました。

しばらくは押し目買いに徹したほうが賢明のような気がします。

 

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10/9(水) 東京地下鉄(9023)は買い?

10月8日(火)



【相場概況】



日経平均寄与度ランキング】



【業種別】



【ヒートマップ】



【売買代金】



【騰落レシオ】



空売り比率】



【米株市況】

10/7(月)米株市況



恐怖指数



【Fear and Greed Index】

Fear and Greed Index - Investor Sentiment | CNN



【個別銘柄】

www.nikkei.com

https://www.punch.co.jp/


パンチ工業(6165)が続伸しています。

https://www.punch.co.jp/ir/newsData/20241007_ir_news.pdf


同社は、7日、ミスミグループ本社(9962)と資本業務提携すると発表しました。

両社は約13億円分の株式を持ち合ったうえで部品供給で協業するとし、同社にとって収益拡大につながるとの受け止めから買いが優勢となったようです。

ミスミグループ本社は、同社が実施する第三者割当増資を引き受け、総額12億6900万円を投じて発行済み株式総数の1割程度に相当する300万株を取得して2番目に大きい株主となる予定です。

同社もミスミグループ本社株を同額の規模で取得する予定です。

両社は商品の相互供給などの協業を進め相乗効果を発揮していき、海外市場でも両社のネットワークを活用し共同で市場開拓を進める方針です。


増資は株式価値の希薄化などが意識されやすい面もありますが、市場ではミスミグループ本社との協業による成長期待のほうが好感されている。」(いちよしアセットマネジメントの大島経寛ファンドマネジャー)との見方があるようです。



www.yomiuri.co.jp

https://www.isechem.co.jp/


伊勢化学工業(4107)が逆行高になっています。

8日の読売新聞では、次世代太陽光発電の切り札と位置付けられる「ペロブスカイト太陽電池の普及に向け、政府がすすめる戦略案の概要が分かったと報じています。

製造・設置費用の支援だけでなく、主原料であるヨウ素の生産も後押しするとのことです。

同社はヨウ素を手掛けていることから追い風になるとの見方から見直されているようです。


www.nikkei.com


また、本日6時45分ごろ、ノーベル物理学賞が発表されますが、ペロブスカイト型太陽電池を開発した桐蔭横浜大学の宮坂力特任教授も候補者の一人との見方も多くあるようです。

受賞が決まれば同社株も物色される思惑もあるようです。


kabutan.jp


イメージ情報開発(3803)が、場中値つかずのストップ高比例配分になっています。


同社は、7日の取引終了後、同社と子会社のイメージ情報システムが、ラック(3857)やオールワークス(東京都台東区)と共同で進めるスマートシティ・スーパーシティ向け事業のシステム開発やサービス提供を開始することが決まったと発表しました。

旭川市での積雪情報監視・通報システムのサービスを提供するとのことです。

サービスは年度内に提供を始める予定で、今後の事業計画については改めて公表する方針です。

これを材料視した買いが向かい、株価は年初来高値を更新していますが、やや過熱感も台頭してきているため注意が必要です。


kabutan.jp

https://www.chordiatherapeutics.com/


Chordia Therapeutics(190A)が急反発し、一時ストップ高まで買われています。

www.nikkei.com


7日発表されたノーベル生理学・医学賞にてマイクロRNAが生物の遺伝子の働きを調節する仕組みを発見した米国の2人の研究者が受賞しています。


同社はRNA制御ストレスを標的としたがん治療薬の開発を手掛けていることから、連想的に物色されたようです。

また、同社株は先月ロックアップが解除となったことから、VCの売りにより足元では随分と売り込まれており、テクニカル的にも売られ過ぎ感は出ていた状況です。

それだけに今日はリバウンドのキッカケとなった面もある様子ですが、VC売りはまだ継続的に出てくる可能性もあり、続く物色にはならないのではとの声もあるようです。


テクニカル分析

日経平均 日足


日経平均は大幅反落!


ローソク足は、ギャップダウンからスタートする陰線となり、「三川宵の明星」を形成し、下落圧力が高まってきていることを示唆しています。

ただ、5日線(38,653.34円)上は維持しており、目先は同ライン上を保てるかが方向性を決めるカギになりそうです。

明日以降、5日線を割り込むことになれば、75日線(38,272.17円)25日線(37,630.40円)を目指した調整があってもおかしくありません。

www.nikkei.com


イスラエルがイランへの報復に動くとの見方も根強く、米長期国債利回り8月以来の4%超えになっています。

t.co


解散日10月9日公示15日、そして投票日27日、この3日間がいずれも六曜「先負」に当たるという冗談のようなスケジュールで選挙に向かう石破政権においても「選挙は買い」アノマリーが通用するのか?

少し慎重に構えたほうがいいような気がします。


【本日のトピック】


さて、本日から東京メトロ(9023)の仮需要申し込みが始まっています。

・1株あたり1,100円~1,200円 (ほぼ間違いなく1,200円で決定すると思います。)

・主幹事 野村、みずほ、ゴールドマン、三菱UFJモルガン 他幹事30社


・バリュエーション(1,200円の場合)

予想PER 13.3倍
実績PBR 1.04倍
予定配当 40円
予想配当利回り 3.3%


・他の鉄道会社と比べてもPER、PBR、配当利回りバリュエーションで優位性あり


株主優待が充実
10,000株持てば、無限に地下鉄タダ!
(証券会社の買い増しセールストークに使える?)


優待利回り 0.75%
(全線切符1枚300円として 3枚×2×300円)

配当利回り+優待利回り=4.08%
になり桐谷氏が推奨する総合利回り4%以上に。


営業利益率は19.6%と高く、私鉄大手の2倍近い


売上収益運輸収益が91%
(百貨店とかやってないから営業利益率が高いとも言える。)


・売上は中長期的に微増。一段増は望み薄


・新線は短く売上増の貢献は期待できない。
成長ドライバー不在


・中計では、不動産収益拡大を掲げるも、JRのように地上に土地を持っているわけではなく、ほとんど他社との共同開発

不動産売上比率拡大なら営業利益率は低下する可能性高い。


運輸部門コスト削減には期待したい。

・国と都の保有分は、今回のIPOで半減。残りは当面保有方針。


・過去の大型上場は、初値で15%以上値上がり
超大型物件のソフトバンク(9434)は初値割れるも保有していれば大儲け。

【結論】
成長性は乏しいもののバリュエーションでは優位性あり。

過去大型物件もセカンダリーで人気化しているケースが多く、初値で1,400円くらいは期待できると考えます。

IPO仮募集は積極参加。セカンダリーも1,300円台前半なら買いと思います。

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10/7(月)国策関連銘柄を狙え! Mipox(5381)

10月4日(金)



【相場概況】



日経平均寄与度ランキング】



【業種別】



【ヒートマップ】



【売買代金】



【騰落レシオ】



空売り比率】



【米株市況】

10/3(木)米株市況

10/4(金)米株市況


恐怖指数



【Fear and Greed Index】



【個別銘柄】

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https://corp.world.co.jp/


ワールド(3612)が急伸しています。


同社が、3日発表した2024年3〜8月期連結決算国際会計基準)は、純利益46億円で着地しました。

前期に決算期を3月から2月に変えており、23年4〜9月期との単純比較では42%増となります。


デジタル事業が大幅増益となり計画上振れの主因になっています。


また、9月国内小売事業の月次売上概況も公表し、既存店売上高前年同月比3.1%増と好調さが伺えます。

アイザワ証券の三井郁男投資顧問部ファンドマネージャー「実店舗からECへ販売形態のシフトを積極的に進めており、顧客のニーズを満たしながら利益率改善が進んでいる点が評価できる。PER(株価収益率)が8倍程度にとどまるなどバリュエーション(投資尺度)面に割安感があるのも、買いにつながっている」との見方を示しています。



kabutan.jp

https://www.sevenbank.co.jp/


セブン銀行(8410)が急反発しています。

www.google.com


ブルームバーグ通信が3日の取引終了後、セブン&アイ・ホールディングス(3382)は子会社セブン銀行株の一部を売却し、連結対象から外すことを検討している」と報じました。

カナダのコンビニエンスストア大手のアリマンタシォン・クシュタールから買収提案を受けるセブン&アイ・ホールディングス(3382)は一歩踏み込んだ構造改革を進めると伝えています。

市場では同社株の売却方法に関心が向かうこととなり、株価にプレミアムを上乗せしたTOB(株式公開買い付け)を巡る思惑が台頭しているようです。

ただ、一部売却であればTOBにはならず、相対取引時価より安い価格での売却となる可能性もあるのではとの見方もあるようです。

それだけに買い一巡後は上値の重さも見られていましたが、後場には思惑優勢の動きで一段高となっています。

週明けも思惑買いが続くのか注目されます。


kabutan.jp

https://www.daidoh-limited.com/

ダイドーリミテッド(3205)が大幅続伸しています。


同社は、3日の取引終了後、12月17日開催予定の臨時株主総会において、資本金と資本準備金利益準備金の減額について付議することを決めたと発表しました。

資本金や資本準備金利益準備金を大きく減らし、その他資本剰余金やその他利益余剰金に振り替え、配当原資などにする模様です。

shikiho.toyokeizai.net


同社は2025年3月期から2027年3月期までの3年間において、1株年間配当100円を実施する方針を示しており、更に株式市場から最大50億円程度の自己株式を取得する方針も示しています。

ただ、アクティビストが抜けたことにより、大規模な株主還元の実効性に疑問抱く向きも多く、今の株価でも配当利回りは10%を優に超えています。

しかしながら、今回の減資発表を受け、公表済みの大規模な株主還元は実効されるとの見方が強まってきました。

今回、同社は資本金を10月3日時点の68億9,185万円から1億円に減資する方針ですが、1億円へ減資した後は、税制上では中小企業の扱いとなるため、税負担の減少を背景に利益創出力が高まるとの見方もあるようです。

来年3月末の配当を出す前に自社株買いをした方が手出しが減るため、12月17日の臨時株主総会で承認されれば、直ぐにでも大規模自社株買いが発表されるとの期待も強く、週明けも思惑買いが先行しそうです。


kabutan.jp

https://www.systena.co.jp/

システナ(2317)が大幅連騰になっています。


大和証券が4日付で、同社の投資判断投資判断「2」を継続し、目標株価330円から400円に引き上げています。

2025年3月期営業利益は従来の98.4億円から120億円に上方修正し、会社計画レンジ上限を見込でいます。

ソリューションデザインを中心とした稼働回復、EV開発・電装化など受けた組ソフト開発需要などを反映した模様です。

また、手元流動性が豊富であることから、株価動向次第では追加の自社株買い設定期待ももてるとのことです。

株価は一段高が期待できそうです。


テクニカル分析


日経平均は続伸!

ローソク足は、売り買い拮抗をうかがわせるコマ線を形成しつつも、下降する5日線(38,313.59円)に引きずられることなく、陽線を描いています。


ナイトセッションの日経平均先物は、39,560円 +1,000円の大幅高で戻ってきています。

www.google.com


4日に発表になった9月米雇用統計は、非農業部門雇用者数25.4万人増と市場予想15万人増を大きく上回る結果となりました。


すこし前に話題になった「米景気不安」ってなんだったのと思うくらいの強さです。



この結果、米金利は急上昇となり、ドル円は、一時149円をつけるまで円安になりました。

雇用統計発表後の利下げ予想


雇用統計発表後、
市場の年内利下げ期待は指標発表前の0.75%から0.5%に後退しています。

カップ・ウィズ・ハンドル


「石破ショック」でダメになったと思っていましたが、日経平均9/27高値(39,829.96円)を上抜けてくるようなら、カップ・ウィズ・ハンドル」形成が継続していると言えそうです。

「中東リスク」自民党単独過半数割れ」など警戒すべき事象は、まだまだありますが、テクニカル上は年末ラリーに向けての準備が着々と進んでいるような気がします。


【本日のトピック】


さて、発言がブレブレの石破内閣ですが、基本的には「岸田内閣の劣化版」と考えていいと思います。

石破関連として防衛関連地方創生関連の銘柄が思惑で派手に物色されていますが、中期的視点にたてば、政府が推進する「デジタル田園都市国家インフラ整備計画」に沿った国策銘柄を丹念に拾っていったほうが成果がでるような気がします。

www.nikkei.com



10年で4.5倍になった野村アセットマネジメント「情報エレクトロニクスファンド」を運用する福田泰之チーフ・ポートフォリオマネージャー半導体装置関連株は今春にピークを付けたと判断、徐々に売却を進めた。今後は生成AI(人工知能)の普及でデータセンター関連需要が伸びるとみる。」と語っているのも非常に興味深いですね。


Mipox(5381)

http://www.mipox.co.jp/


本日はMipox(5381)を紹介します。

 

同社は「塗る」「切る」「磨く」というコア技術を一貫して進化成長させてきた1925年創業の老舗企業です。


同社の注目点としては、5Gや6Gの大容量高速通信網構築の一端を担う光ファイバーを研磨する植毛研磨フィルムの先駆けの企業で特許保有するという点です。

www.mipox.co.jp

光ファイバー端面研磨プロセスにおける植毛研磨フィルム | 研磨ラボ
光ファイバー端面研磨プロセスにおける植毛研磨フィルム | 研磨ラボ

光ファイバー研磨工程で特に使用頻度が高いのがMT(MPO)コネクター研磨と言われています。


光ファイバー端面研磨プロセスにおける植毛研磨フィルム | 研磨ラボ

光ファイバー端面研磨プロセスにおける植毛研磨フィルム | 研磨ラボ

このMTコネクターですが、ただ研磨すれば良いというわけではなく、ファイバーを2μm~3μm程度突き出させ、その突き出した状態で精度良くファイバー先端を鏡面仕上げしなければなりません。

MTコネクターの研磨工程は、従来は研磨スラリー(液体研磨剤)パッドの組み合わせによる方法が主流でした。

しかしながら、最近では洗浄性が改善したことや、廃液による環境汚染が懸念されるため、世界的に植毛研磨フィルム等を使用する方法に移行しています。

もともと植毛研磨フィルムはハードディスクのメディアに対するテクスチャー研磨工程において高精度な研磨を行うことを目的として開発されました。

同社はハードディスクの最終研磨工程では世界シェア100%を誇っていますが、同社の植毛研磨フィルム光ファイバーの接続における信号損失を低減させるとして、世界中で高い評価を受けています。

まさに、政府が推進する「デジタル田園都市国家インフラ整備計画」に沿った銘柄です。


同社は2024年3月期赤字となり無配転落していましたが、8/9発表の2025年3月期1Q決算では上方修正しており、1Qの経常利益の進捗率は47.8%になっています。


ちなみに、その時の決算短信にも「世界的なAIサーバー投資の影響により、抑制されていた汎用データセンター投資が復調傾向です。」と書かれています。

通期の再上方修正も期待できると思いますし、今期は同社の創業100周年でもありますので復配も期待できると思っています。

kabutan.jp


そして、9/25には、同社の主要取引先のデクセリアルズ(4980)が、同社の本社がある栃木県鹿沼市に新工場建設を着工すると発表しています。


同社のIRは、この新工場が稼働すれば、どの程度の利益貢献が予想されるかという私の質問に対し、「お答えできかねます」との返事(ここのIRはメールでの問い合わせしか受け付けてないのが難点。)でしたが、デクセリアルズの中期経営計画を見ると「高速通信技術における進化を先回りして、技術の掛け合わせによる複合半導体バイスの開発構想に着手する。」とあります。

当然、同社の中期利益貢献にもつながっていくと考えます。

Mipox(5381)日足

チャートは高値持合いを形成していますが、直近高値788円を上抜けてくれば景色が変わると思います。

押し目は積極的に狙いたいと思います。

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10/4(金) ブレブレ石破首相!ダブルトップにならないことを願うばかり⁉

10月3日(木)



【相場概況】



日経平均寄与度ランキング】



【業種別】



【ヒートマップ】



【売買代金】



【騰落レシオ】



空売り比率】



【米株市況】

10/2(水)米株市況



恐怖指数



【Fear and Greed Index】

Fear and Greed Index - Investor Sentiment | CNN



【個別銘柄】

www.nikkei.com

https://kasumigaseki.co.jp/


霞が関キャピタル(3498)が急伸しています。


同社は、2日、2025年8月期(今期)の連結純利益前期比99%増100億円になる見通しだと発表しました。

9期連続増収5期連続増益になります。

また、29年8月期を最終年度とする中期経営計画を示し、同年度の純利益について今期見通しの5倍となる500億円を目指すとしています。(上記グラフが突き抜けてる⁉)

今期の大幅増益と今後の成長に期待した買いが流入し、東証プライム市場で値上がり率トップになりました。

市場からは「中期計画をみるとホテル、物流、ヘルスケア、海外とバランスよく成長させる方針で評価できる内容だ。PER(株価収益率)も18倍台と今後の成長を考えれば割安感もある」(国内証券)との声が出ているようです。


www.nikkei.com

https://www.seibuholdings.co.jp/


西武ホールディングス(9024)が急伸しています。


同社は、2日、2025年3月期連結純利益前期の3.1倍となる840億円になる見通しになることを発表しました。

4%減260億円とする従来予想を大幅上方修正し、16年3月期以来9期ぶりに過去最高益となります。

持ち分法適用会社NWコーポレーションの子会社化に伴い負ののれん発生益など計657億円を特別利益に計上するほか、ホテル・レジャー事業などの堅調な業績も反映しています。

三木証券の北沢淳商品部投資情報課次長は今後の注目点として「24年内に目指す東京ガーデンテラス紀尾井町の売買契約締結の金額になる」と指摘し、「8月の株価上昇は株主還元に期待した面が強く、売却した資金をどれだけ投資家に振り向けるかが焦点だ」と語っています。


kabutan.jp

https://www.kayac.com/


カヤック(3904)ストップ高まで買われています。


同社は3日13時頃に、総務省の「地域おこし協力隊の戦略的広報」に係る総合企画・運営事業を受託したと発表しました。


この事業は、都市部から地方に移住して地域活性化に貢献する地域おこし協力隊の応募者数増加と促進を目的としたものです。

同社は自社運営の移住スカウトサービス「SMOUT(スマウト)」の知見と、自治体や移住関心層とのネットワークを生かすとしています。

株価は、本日の大幅高で、8月急落時に空けた大きな窓を埋め、ストップ高張り付きのまま商いを終えています。


kabutan.jp

https://www.abejainc.com/


ABEJA(5574)が急反発しています。


同社は2日引け後に、国立国際医療研究センターが公募した戦略的イノベーション創造プログラム第3期「統合型ヘルスケアシステムの構築における生成AIの活用」で採択された研究開発課題「日本語版医療LLMの開発ならびに臨床現場における社会実装検証」に共同研究開発機関として参画すると発表しました。


さくらインターネット(3778)の組織内研究所であるさくらインターネット研究所が代表研究開発機関となり、同社は、さくらインターネットが提供する計算基盤である生成 AI 向けクラウドサービスを用いて大規模言語モデル(LLM)の開発を行うとのことです。

株価は25日線超を固められるかが勝負になってきそうです。


テクニカル分析


日経平均は大幅反発!

ローソク足は、ギャップアップからスタートし、75日線(38,258.83円)を奪還するも、上ヒゲの長い陽線で終わっています。


いびつではあるものの、日替わりで上下する「鯨幕相場」となっており、投資家の迷いを表しています。

「中東情勢は先行き予断を許さない上、米雇用統計の公表も控えており、強気一辺倒にはとてもなれない」といった心情でしょう。


相場の天底をはかるストキャスティクスをみると、水準が中途半端(%D 48.85 SLOW %D 58.05)で好転していないことがわかります。

すこし、ポジションを落して様子をみるのも一考と思います。


【本日のトピック】

t.co


本日の日本株の上昇は、石破首相が、日銀の植田総裁面会後に
「個人的には現在、追加の利上げをするような環境にあるとは考えていない」との認識を示したことで、ドル円が一気に147円台まで円安が進んだため、急速なショートカバーが入ったことによるものと思われます。

石破首相は、最近の著書で日銀による異次元金融緩和下で「国家財政と日銀財政が悪化した」等と言って批判していたのですから、まさに手のひら返しの印象です。

www.j-cast.com


「立場は人を変える」と言われますが、石破首相のブレ方は尋常ではありません。

早期解散金融所得課税リニア新幹線保険証原発推進女系天皇・・・

よく言えば柔軟なのかもしれませんが、あまりに前言撤回が多すぎると思います。

t.co

持論のアジア版NATO創設は、速攻でインドに断られ、日米地位協定の見直しもバイデン大統領の電話会談では話題にしなかったようです。

外相も務めたこともなく、米国に特別なコネクションも持たない石破首相では、ハードルが高すぎると思います。
多分、このままフェードアウトするのでしょう。

www.nikkei.com


新聞各社の世論調査では、石破内閣の支持率は50%前後で、歴代内閣で最低のようです。

自民党は、今回の選挙では議席を減らす可能性が高そうですが、最低でも過半数の233議席を確保することが求められます。(現在単独258、連立与党290



「選挙は買い」と言われていますが、与党が過半数割れになるとマーケットは低迷することが知られています。


かといって、選挙で単独過半数を得れば、信任を得たとばかり、緊縮と増税に走るのでしょう。

日経平均首相足

首相足チャートダブルトップにならないよう願うばかりです。


【おまけ】


せっかくの晴れ舞台なのに、腹が出て、メガネのシールはついたまま。

ズボンも裾上げしたほうがいいんちゃう?

誰か言ってあげる人いなかったの?(新手のイジメ?)

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