えのキングの投資日記

日本株投資日誌

3/24(金) 隠れたChatGPT関連!グローバルニッチトップの北川精機(6327)

3月23日(木)

【相場概況】

日経平均 寄与度ランキング

東証プライムの値上がり銘柄1059/値下がり銘柄688
騰落レシオ(25日)110.22%
空売り比率 44.3%
売買代金
東証プライム 2兆4742億円
東証スタンダード 780億円
東証グロース 1928億円

3/22(水) 米株市況


恐怖指数

恐怖指数

Fear & Greed Index

Fear and Greed Index - Investor Sentiment | CNN



【業種】



【個別】

kabutan.jp


 

HOUSEI(5035)が一時ストップ高になるまで買われ、大幅続伸しています。

 

同社は、顔認証システムにより入退室管理を可能にしたシュミレーションゴルフシステム「ガレージゴルフ」の発売を開始したと発表しています。

ユアサ商事(8074)と協業し、稲葉製作所(3421)のガレージを活用するとのことです。

短期間かつ低コストで設置が可能なため、遊休土地の有効活用につながるほか、手軽にゴルフを楽しみたいニーズにも対応するとのことです。

株価は上髭陽線を形成していますが、明日以降買いが続くか注目です。

kabutan.jp


メガチップス(6875)が急騰しています。


同社は2023年3月期通期見通しの業績修正と自社株買いを発表しています。

売上営業利益下方修正になるも、経常利益以下は持分法による投資利益、為替差益の発生で上方修正になっています。

持分法による投資利益は、同社の持分法適用関連会社であるSiTime株30万株売却しています。


自社株買いは最大30億円で、取得株はすべて消却するようです。

同社は2021年11月にもSiTime株100万株売却し、その売却資金の一部で自社株買いを実施しています。

同社はSiTime株を、未だ470万保有していて、時価総額800億円を超えています。

同社の時価総額735億円で、時価総額を上回る株式を保有していることになります。

あらためて、見直し買いが入ったものと思われ、明日以降買いが続くか注目されます。

kabutan.jp


マイクロアド(9553)が高騰し大幅続伸になっています。


同社は、ビデオリサーチ社のデータ総合ソリューションVR LINK」が持つメディア視聴傾向などのデータを活用し、スマートフォンアプリに対する広告配信を開始すると発表しています。

広告主は同社のマーケティングプロダクト「Circus」を活用した高精度なターゲティング広告配信が可能になるとのことです。

株価は高値引けで終わっていて、新値更新を伺う動きです。

kabutan.jp

 

遊技機向けのファブレス半導体メーカーのアクセス(6730)が急騰し、昨年来高値を更新しています。

 

 

同社は2023年3月期の通期業績見通しの上方修正を発表しています。

経常利益で従来予想の13.6億円→17.5億円28.7%上方修正しています。

 

また、同社は配当性向を50%を原則としていて、期末一括配当を記念配も合わせ63円→76円に増配しています。

パチンコ向けグラフィックスLSIが上振れになり、メモリーモジュール製品も計画を上回る見通しです。

明日以降、勢いがどこまで継続するか注目です。

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AI開発のエクサウィザーズ(4259)が大幅続伸になっています。


同社は、取得総数400万株(発行株式総数の4.8%)、取得総額12億円を上限とする自社株買いを発表しています。

3/23~9/29まで市場買い付けを通じて取得する予定です。

同社は2/14に、黒字予想から一転赤字拡大の決算発表を行ない、株価は大きく下落していました。

600万株を超える信用買い残があるため、戻り売りをこなしながらの窓埋めの動きになるか注目です。


テクニカル分析

 

日経平均 日足 MACD

日経平均は小幅反落!

ギャップダウンからスタートしたものの、75日線(27244円)浜辺で切り返す動きになり、200日線(27363円)を上回る陽線で終わっています。

米株安の環境下で、かなり底堅い展開になっていますが、27500円水準は、かなりの商いをやっていて戻り売りをこなす必要があると思います。

5日線(27235円)をサポートにして25日線(27612円)を捉える動きになれるか注目です。


【本日のトピック】

北川精機(6327)

 

https://kitagawaseiki.co.jp/


さて、本日は北川精機(6327)を紹介します。

同社は、プリント基板真空プレス、合板プレス機、FA機械が主力の企業で、ソーラー設備、炭素繊維プレスも展開しています。


特に、電子機器に必要不可欠なプリント基板、その材料となる銅張積層板(CCL)を製造する積層プレス装置で、同社は世界トップクラスのシェアを誇ります。


同社の2023年6月期2Q累計の連結経常利益は前年同期比4.6%増1億8200万円に伸びましたが、通期計画5億5000万円に対する進捗率は33.1%増に留まっています。

 


しかしながら、売上営業利益率は前年同期の10.7%→14.7%に大幅上昇していて、次期売上につながる仕掛品も大きく伸びていることがわかります。

そして、同社は、今話題のChatGPT関連でもあります。

ChatGPTマイクロソフトクラウドコンピューティングサービス「Azure」で動いています。

物理的には、マイクロソフトの持つデータセンターにエヌビディアのグラフィックス・プロセッシング・ユニット(GPUが、ChatGPTの訓練と実行に使われています。

GPUをつなげているのは、高機能な銅張積層板・多層基板のプリント基板です。

そして、北川精機は、この銅張積層板(CCL)プレス装置で圧倒的な世界シェアを誇るのは前述の通りです。

 

実際、理化学研究所富士通が開発したスーパーコンピューター「富岳」においても、同社の製造装置で作成された数多くのプリント基板が使用されているようです。

既に、台湾、中国、韓国のメーカーはプリント基板製造に大規模投資を続けており、日本でもプリント基板製造の大規模投資が始まる予定です。

 

また、航空・宇宙・自動車産業の新素材として注目されているCFRP炭素繊維強化プラスチック)積層板を作成するCFRP自動積層装置も注目されます。

すでに、乗用車部品の試作品は数多く作成されていて、本格採用になれば、爆発的需要拡大につながる可能性があります。

 

PERは、まだ8.6倍程度であり、今後物色が進む可能性も高いと考えます。

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3/22(水) 広がる金融不安!問われるFRBの手腕。

 

3月20日(月)

【相場概況】

日経平均 寄与度ランキング

東証プライムの値上がり銘柄93/値下がり銘柄1723
騰落レシオ(25日) 103.31%
空売り比率 46.7%
売買代金
東証プライム 2兆9764億円
東証スタンダード 992億円
東証グロース 1668億円

3/17(金) 米株市況

3/20(月) 米株市況


恐怖指数

恐怖指数

Fear & Greed Index

Fear and Greed Index - Investor Sentiment | CNN


【業種】


【個別】

www.nikkei.com


電池大手のマクセル(6810)が場中値つかずのストップ高比例配分になり、年初来高値を更新しています。

3/19の日経新聞が、同社が「産業機械向けに大容量の全固体電池を世界で初めて量産する」と報じています。


全固体電池リチウムイオン電池の液体電解質を固体に置き換えたものです。

同じ大きさなら蓄電量を3倍に増やせ、発火の危険性も低いと言われています。

同社は「工場用ロボットだけでなく、ウエアラブル端末なども視野に入れている」とし、2030年度に300億円の売上を目指すとしています。

収益貢献への期待が強く、株価もしばらくは強含みそうです。

kabutan.jp

不動産テック事業を手掛けるLeTech(3497)が場中値つかずのストップ高比例配分まで買われています。

同社は、2023年7月期2Q累計の経常損益4.8億円の黒字に浮上したことを発表すると共に、通期見通しの大幅上方修正を発表しています。

通期の経常利益は従来予想の3.3億円→7.1億円2.2倍の大幅上方修正になっています。

不動産ソリューション事業で、投資用賃貸マンションなど不動産販売が好調で、3Q以降も順調に推移していることがうかがえます。

株価は調整局面から脱出する動きが見られ、この勢いがいつまで続くか注目されます。

www.nikkei.com


夫人靴の企画・開発を手掛けるダブルエー(7683)ストップ高比例配分になるまで買われ、年初来高値を更新しています。


同社は2023年1月期経常利益が前期比5.1%増10.8億円で着地したことを発表し、2024年1月期も前期比45.8%増15.8億円に拡大する見込みであることを発表しています。

また、今期の年間配当は10円増配35円になることも発表しています。

経済再開で外出機会が増え靴の需要が増えるという期待がある他、宣伝を強化した「跳べるパンプス」などの定番商品が好調に推移しているようです。

株価は、やや過熱感を帯びてきていて、ここからの一段高は微妙と思われます。

kabutan.jp

マンガアプリなどを配信するサーバーの開発などを請け負うLink-U(4446)が急反発しています。

同社は2023年7月期2Q決算を発表し、2Qとしては最高売上を更新したことを発表しています。

2Q累計の営業利益2億2700万円で前年同期比2.2倍となり、通期計画2億5000万円に対する進捗率は90.5%になっています。

着実なMAUの積み上げを背景に、国内マンガ事業が好調に推移しているようです。

同社は1Qまで2桁減益で、一転、ポジティブサプライズになっていて、株価の一段高も期待できそうです。

kabutan.jp


液卵製造大手のイフジ産業(2924)が大幅高になっています。

 

同社は2023年3月期通期業績の上方修正を発表し、営業利益を従来見通しの13億3300万円→15億6400万円に引き上げています。


また、期末配当18円→21円に増配し、年間配当32円→35円になることを発表しています。

鳥インフルエンザの流行で鶏卵価格が上昇する中、販売価格の改定や工場の生産効率向上に努めた結果が、予想を上回る業績進捗に繋がったようです。

ローソク足下影陽線を形成していて、一段高も期待できる動きになっています。

 


テクニカル分析

 

日経平均 日足 MACD


日経平均は大幅反落!

寄り付き後、昨日の高値を上抜ける局面がありながら、200日線(27362円)で頭を押さえられ、その後75日線(27242円)も下回る上髭陰線を形成しています。


リバーサルハイからのスラストダウンとなり、売り圧力が強いことを示しています。

 


3/2116:30のCFDは反発し、27176円 +230円になっています。

今晩のFOMCの結果を踏まえた米株の動き次第と思いますが、現状75日線も回復できておらず、上値は重い動きになっています。


【本日のトピック】

 

www.nikkei.com

 

さて、ご存じの通り、19日の日本市場が始まる前に、UBSクレディスイス4200億円で買収というニュースが飛び込み、とりあえず最悪の事態は避けることになりました。

 

(G-SIBsに指定されるクレディスイス時価総額4500億円の京都銀行以下で買収されたことになります。)



しかしながら、クレディスイスAT1債が全損扱いになることが報じられると、マーケットは、あらためて動揺を見せる動きになりました。

AT1債自体は、日本の地銀はほとんど保有していないようですが、CoCo債などハイブリッド証券で運用する投信などは数多くあるようです。

 

t.coCoCo債も、今回のAT1債同様に突然死をヘッジする方法はありません。

今回は株式は無価値化せず、債券が無価値化したわけですので市場に動揺が走りました。

債券より株式が先に損失を被るという大前提が崩れたわけですから無理もありません。


昨晩、欧州当局が事態の沈静化のために上記の声明をだしています。

 

www.google.com


株は反発し、すこしだけ、落ち着きを取り戻したように思いますが・・・


こうなってくると、いよいよ今晩のFOMCと翌日のパウエル議長会見が注目されます。


FED Watchをみると、3月0.25%の利上げを織り込んでいて、6月には利下げに転じることを示唆しています。


過去の暴落局面は「利下げ期」に起きています。

景気後退に陥り、慌てて利下げするときが暴落のピークになっています。

過去と同様に、利下げされるまでの数カ月で、金融不安がさらに広がる動きになるのか、FRBの手腕が問われる局面になりそうです。

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3/20(月) 四季報 春号 注目銘柄 マナック・ケミカルパートナーズ(4360)

3月17日(金)

【相場概況】

日経平均 寄与度ランキング

東証プライムの値上がり銘柄1350/値下がり銘柄423
騰落レシオ(25日)110.52%
空売り比率 43.6%
売買代金 
東証プライム 3兆6788億円
東証スタンダード 1486億円
東証グロース 1599億円

3/16(木)米株市況

3/17(金) 米株市況


恐怖指数

Fear & Greed Index

Fear and Greed Index - Investor Sentiment | CNN


【業種】


【個別】

kabutan.jp


サンリオ(8136)ストップ高まで買われています。

 

 

同社は先月、ライセンス事業で売上計上の時期を操作していた疑いがあると発表し、売り込まれていました。

 


しかしながら、3/16に実施した、2023年3月3Q決算発表の結果は、コンセンサスを大きく上回る大幅増収増益となり、通期業績も上方修正しています。

国内外での複数のキャラクター展開が奏功し、長らく赤字が続いていた国内物販販売事業と北米事業が黒字化しています。

また、テーマパーク事業でも入園者数の大幅増加やオリジナル商品が好調で、大幅に売上を伸ばしています。

ライセンス売上時期操作についても、特別調査委員会の調査報告書を受領したと報じられていて、アク抜き的な動きも出ているようです。

kabutan.jp

 

Webマーケティング支援を手掛けるマクビープラネット(7095)ストップ高まで買われ、上場来高値を更新しています。

 

同社は2023年4月期通期の業績の大幅増額修正を発表しています。

営業利益は従来見通しの16億円→20億5000万円65.6%の大幅増額修正になっています。

同社は、業績の修正要因を独自のデータ活用による収益の増加や新規顧客開拓によるもので、一過性のものではなく、継続的な収益貢献が見込まれるとしています。

大引けでは、約9万株の買いを残して終了していて、一段高も期待できそうです。

kabutan.jp


EduLab(4427)ストップ高まで買われています。


同社はOpenAI社「GPT-3.5」を活用した新たなAI自動採点エンジンの提供を開始すると発表しています。

自社で提供する語学ラーニングツールに導入し、約95%の高い精度で自動採点を実現した他、より適切な表現をAIが提案するなど、今後の学習にも役立てることが可能になるとしています。

目先は25日線を捉える動きになるか注目されます。

kabutan.jp


サイバートラスト(4498)が急伸しています。

同社は、Linux/OSSサービスのライセンス販売等が来期にずれ込むことから、2023年3月期通期売上予想66億円→61億円に引き下げています。

しかしながら、利益貢献の大きいリカーリングサービスの積み上がりにより、利益面は従来予想を据え置いています。

 

そして、従来は無配としていた2023年3月期末配当35円の配当実施することを発表しています。

今期業績は売上・利益ともに過去最高益を見込んでいて、株主に対する継続的な利益還元が可能になったと判断したようです。

日足は底打ちの動きになっていて、一段高が期待できそうです。

kabutan.jp

宿泊施設向けクラウドサービスを提供する tripla(5136)が大幅反発しています。

 

同社は3/13に発表した2023年10月期1Q決算を発表していますが、1Qの経常利益進捗率が20%と低いことから、一時ストップ安になるなど、大きく売り込まれていました。


しかしながら、3/14に公表された決算説明資料によると、1Qの実績は目標を大きく超過していて、同社は8月を含む4Qに収益が上がりやすい偏重の傾向があることを説明しています。

アフターコロナの回復傾向を見極めるため、現段階での通期予想は修正しないとのことですが、状況によっては上方修正もあり得ることを匂わしています。

足元は売られすぎと見る向きもあり、来週も戻りを試せるか注目です。

テクニカル分析

 

日経平均 日足 MACD


日経平均は大幅反発!

75日線(27256円)、下降する5日線(27325円)は上抜けるも、200日線(27361円)に頭を押さえられる動きになっています。


ナイトセッションの日経平均先物26700円 -330円で戻ってきています。


米株に比べ、日本株の弱さが目立つのは為替の円高が関係していると思われます。


来週は日本が3/21春分の日で休日になり、休日明けの3/22にはFOMCパウエル議長会見が待ち構えているだけに、週前半どうしても積極的な売買はひかえられると思われます。

まずは、直近3/16安値26632円あたりまでで踏み止まることができるかが注目です。

この水準を割り込むことになると、一気に26000円割れの可能性も現実味を帯びてきますので注意が必要と思います。

【本日のトピック】

マナックケミカル・ケミカルパートナーズ(4360)

https://mcps.co.jp/


さて、本日は新しく発売された四季報 春号をめくっていて気になったマナック・ケミカルパートナーズ(4360)を紹介します。


同社は2021年10月1日に設立された、臭素化化合物受託製造を行うマナックの持ち株会社です。

 

売上構成比は難燃材部門ファインケミカル部門で9割近くの売上をあげています。

 


同社の扱う難燃剤はカーテンや車のダッシュボードなど、ファインケミカルは医薬品原料や食品添加物、肥料などに使われていて、私たちの生活に密着しています。

 

業績は好調で、2/10には2023年3月期通期業績予想の上方修正を発表しています。


私が、今回の四季報で注目したのは、足元の業績が好調であるにも関わらず、まだ価格転嫁が進んでいないというところです。

いまのところ、会社は慎重に見ているとのことですが、東洋経済原料高騰分の価格転嫁が後半に発現するとみているようです。


業績についても、東洋経済は会社予想より強気に見ているようです。

そして、利益剰余金75億5600万円もあることが記載されています。

投資家向け説明会は3カ年の中期計画を固めてから発表するとのことですが、なんらかの株主還元発表があってもおかしくないと思います。

 

同社の時価総額74.2億円です。


浮動株比率は16.3%ですから、浮動株は140万株ほどしかありません。

したがって、しばしば仕手化する傾向があります。

 


昨年も、ヨウ素関連として煽り屋さんがやってましたね。

PER7.2倍PBR0.62倍です。

会社の業績に関するリリースなどが出れば、高騰してもおかしくないと思うのですがいかがでしょう。



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3/16(木) アクシージア(4936)は買い下がりが有効⁉

3月15日(水)

【相場概況】

日経平均 寄与度ランキング

東証プライムの値上がり銘柄1498/値下がり銘柄307
騰落レシオ(25日)115.19%
空売り比率 45.5%
売買代金
東証プライム 2兆9621億円
東証スタンダード 1049億円
東証グロース 1320億円

恐怖指数

Fear & Greed Index

Fear and Greed Index - Investor Sentiment | CNN


【業種】


【個別】
テクニカル分析


本日は下記のようなニュースが出てますので割愛します。

3/15 20:50現在 

www.google.com

www.google.com

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とりあえず嵐が去るのを待つしかなさそうです。

【本日のトピック】

アクシージア(4936)

https://axxzia.co.jp/


さて、本日は以前も取り上げたアクシージア(4936)を取り上げます。

xn--r8jzdvima84a.com

以前、10月のブログで1291円の時、取り上げて、一時1780円まで高騰する場面もありましたが、その後は失速し、3/141140円まで下落する局面もありました。

下落した要因として考えられるのは

①売出し株

 

同社は1/31に、2/17に東証プライムへ昇格することを発表すると同時に、265万株の売り出しをおこなうことを発表しました。

株価は需給悪化を警戒した売りが出て大幅下落になりました。

ただ、あくまで大株主が市場に放出する売出しであり、一株当たり利益が毀損する新株発行ではありません。

そして、東証プライム昇格を目指すうえで上場基準の流通株式比率35%をクリアするための売り出しであり、すでに創業者の保有株放出が検討されていることは、四季報の秋号にも記載されていました。

そのため、私自身は、持ち株を少しだけ残し、いったん売却しています。

ちなみに、売り出し価格は1235円です。(大和で少しだけもらいました。)

kabutan.jp

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そして、その後、M&Gインベスト野村証券が大株主に躍り出てきていますし、プライム上場で、投信等の買いが期待できることを考えれば、需給悪はあまり気にしなくていいレベルと思います。

②2Q決算


同社は3/13に2023年7月期2Q決算を発表しています。

2Q累計では売上、利益とも最高益を更新しています。

しかしながら、通期計画の進捗率が48.2%になり、11-1月期の経常利益が減益になったことが嫌気されたのか、決算発表翌日の株価は、一時1140円になるまで売り込まれました。

ただ、同社は7月決算ですが、もともと8~1月期の上期より2~7月期の下期のほうが売上がたちやすい下期偏重の会社です。

同社の売上の91.3%は中国です。


中国では、有名なEC商業イベントとして
11/11 独身の日
3/8  女性の日
6/18  618商戦
がありますが、同社の決算で2~7月の下期に2回のイベントをこなすことになりますので、相対的に下期偏重になるようです。

前回の下期も、5月に中国のロックダウンが明けて 618商戦に間に合ったことで、大幅上方修正になっていますので、今回はさらに期待が持てると思います。

そして、2Qの経常利益の鈍化の要因としては、為替差損7184万円発生しているからと考えられます。
内訳は不明ですが、一過性のものと思われます。

そして、2Qは売上総利益率(粗利)は伸びています。
しかしながら、販売管理費約9億円増加しています。


販売管理費は同社の戦略として、新製品の発売等、積極的にコストをかけていることがうかがえます。

そして、「AGドリンク」という、利益率の高い商品が成長しているようです。

同社は、昨年から上記の株主優待を実施するとともに、今回、はじめての配当を出すことを発表しています。

配当性向は30%前後を目安にするとのことですので、利益が伸びれば増配も期待できます。

少しづつ買い下がるのが有効と思います。

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