えのキングの投資日記

日本株投資日誌

6/9(金) 日経は当面の高値を形成するも、小型株の押し目買いは有効か⁉

6月8日(木)




【相場概況】

日経平均 寄与度ランキング


【騰落レシオ】



空売り比率】



【売買代金】



【米株市況】

6/7(水)米株市況



恐怖指数



【Fear and Greed Index】

Fear and Greed Index - Investor Sentiment | CNN



【業種】



【個別】

www.google.com


エーザイ(4523)が急伸し、年初来高値を更新しています。

ブルームバーグによると、同社と米バイオジェンが共同開発したアルツハイマー病新薬レカネマブ(商品名レケンビ)は、近く米食品医薬品局(FDA)の完全承認を得る可能性が高いことが同局のスタッフ文書で示唆されたと報じています。

FDAスタッフの文書では、承認の障壁は見当たらないとされているようです。

米当局は先週、レカネマブのようなアルツハイマー病治療薬が規制当局の承認を受け次第、メディケイドの適用対象になることを確認したとも報じています。

レカネマブは現在、必要な人々に速やかに薬を届けるための迅速承認のみ受けていますが、米国での年間売上は20億ドル(約2800億円)を超える可能性があるとのことです。

www.nikkei.com


また、両社は日本時間8日、早期アルツハイマー病に関する適応でレカネマブの新薬承認申請を韓国で行ったとも発表しています。

今後の株価にも期待が持てそうです。


また、本日は同ニュースの思惑でティムス(4891)ストップ高まで買われています。


同社株は、バイオジェンが、急性期脳梗塞薬候補「TMS-007」の後期第II相臨床試験を開始するかどうか再評価するために一時停止すると4月に発表したことで大きく売り込まれていました。

アルツハイマー治療薬開発が一段落すれば、バイオジェンは同社が導出した「TMS-007」の開発に動きだすのではとの期待に繋がっている様子です。

既にロックアップ解除となっているVC(ベンチャーキャピタル)売りの警戒も強いものの、本日は大商いだけに結構VC売りも熟したのではと期待する向きもあるようです。


www.nikkei.com


サニックス(4651)が大幅高となり、年初来高値を更新しています。


本日の日経新聞によると、同社は使用済み太陽光パネルのリサイクル事業に参入すると報じられています。

2024年度に佐賀県の工場に設備を導入し、全国に15箇所持つ既存の廃プラスチック処理工場を活用し、全国展開を目指すとのことです。

東日本大震災後に急速に普及した太陽光パネルは2030年代半ばに一斉に寿命を迎え、大量廃棄時代の到来を商機に繋げるとしています。


同社は5月15日に発表した中期経営計画で、太陽電池パネルのリユース・リサイクル事業の事業化を目指し、技術検証ラインを構築すると明らかにしていましたが、本日改めて材料視されたようです。

今後の株価も注目されるところです。


kabutan.jp


AI inside(4488)ストップ高まで買われ、年初来高値を更新しています。

AI inside、生成AI・LLMの研究開発と社会実装を行う「XResearch」を創設、140億パラメータ日本語LLMサービスを開発しα版 ...

同社は、生成AI及び大規模言語モデル(LLM)の研究開発と社会実装を行う「XResearch(エックスリサーチ)」を創設したと発表しています。

エックスリサーチは既に140億パラメータの日本語LLMサービス「PolySphere-1(ポリスフィア-ワン)」を開発していて、本日より企業・団体を対象にアルファ版の利用受付を開始するとのことです。

株価の勢いがどこまで続くか注目されます。


kabutan.jp


巴工業(6309)が場中値つかずのストップ高比例配分になっています。


同社は、業績の上方修正を発表しています。

2023年10月期の連結経常利益を従来予想の29.7億円から36億円へと21.2%上方修正することを公表し、配当予想も上期配当、下期配当共に従来計画の28円から40円へと大幅増額しています。

機械製造販売事業で一部案件の繰り延べが見込まれる一方、化学工業製品販売事業で機能材関連を中心に好調が見込まれることが主因とのことです。

明日以降の株価の動きも注目されます。


kabutan.jp


テイツー(7610)が大幅続伸になっています。


同社は、5月売上高が速報値で前年同月比44%増となったと発表しています。

前月に続き中古ゲーム、中古トレカ、中古ホビー、新品ゲーム、新品トレカ、新品ホビーなどが順調に推移しています。

特に、ニンテンドースイッチ向けゼルダの伝説 ティアーズオブザキングダム」が発売されたことで、新品ゲームの売上高が大きく伸長したとのことです。

国内においてトレカ市場が旺盛で、引き続き好調な業績が見込まれます。

株価は、引き続き買い優勢の展開が期待できます。


テクニカル分析

日経平均 日足 MACD


日経平均は続落!

5日線(31,960円)を割り込む陰線になるも、マドを開けて下落するアイランドリバーサルにはならず、6/2に形成したマド(31,555円)埋めを達成しています。


日経平均が600円上昇した先週、海外投資家は現先合計+3443億円買い越しになっていて、10週連続の買い越しになっています。


しかしながら、先物単体では海外投資家が売りに転じてきていて需給関係に変化が生じていたことがわかります。

反面、個人は8週ぶりに買い越しに転じていて、今週も海外投資家売りVs個人買いという、やや危険な構図になっている可能性が高そうです。

日経平均 週足 MACD

日経平均の日足は、踏みとどまっているようにも見えますが、明日31877円を上回ることがなければ、週足は9週ぶりの長い上影を残す陰線となり、次週の下落も想定しなくてはならなくなります。

明日のメジャーSQ後の値動きも、中期トレンドを占う上で極めて重要になりそうです。

日経平均そのものや連動性の高い銘柄の売買には注意が必要と思われます。


【本日のトピック】

www.nikkei.com


さて、日経平均の当面の高値は6/732,708円になりそうですが、個別では、本日も海運株建機株など景気敏感株が物色される動きがでています。


この流れは、米国でも見られ、NVDIAなど一部のハイテク株に偏っていた物色が循環していることがわかります。


そして、炭鉱のカナリアと言われるラッセル2000など小型株が物色される流れも見られます。

www.nikkei.com

マザーズ指数 日足 MACD


日本のマザーズ指数は、カナダ中銀の利上げ再開で、米長期金利が上昇したことを嫌気して下落したようですが、資金循環が継続するなら、マザーズ銘柄が物色される日も近そうです。

マド埋めとなる757ポイントあたりがメドになるのではないでしょうか?

小型株の押し目買いは有効と考えます。

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6/8(木) 「魔の水曜日!」新たな投資対象に群がる流れか⁉ 酉島製作所(6363)

6月7日(水)


【相場概況】

日経平均 寄与度ランキング


【騰落レシオ】



空売り比率】


日経平均が593円も下落した割には空売り比率があまり上昇していません。


【売買代金】


【米株市況】

6/6(火) 米株市況


恐怖指数



【Fear and Greed Index】


EXTREME GREEDに突入!


【業種】



【個別】

www.nikkei.com


クミアイ化学工業(4996)が5連騰になり、年初来高値を更新しています。


同社は、前日に業績予想の上方修正を発表しています。

上半期営業利益は従来予想の101億円から127億円前年同期比61.3%増に、通期では145億円から171億円前期比34.9%増にそれぞれ引き上げています。

上期において、農薬及び農業関連事業の海外向けの販売が好調に推移していることに加えて、原燃料価格の高騰を踏まえて販売価格の改定を実施したことなどが寄与する見通しとのことです。

市場では、海外農業市場の拡大を受け、農薬への引き合いも強い状態が続くとの見方が多く、上方修正を受けて買い安心感が広がったようです。

 

kabutan.jp


岩谷産業(8088)が引き続き、水素関連の中心銘柄として買いを集め、連日で上場来高値を更新しています。


本日は、三菱UFJモルガン・スタンレー証券投資判断「オーバーウェイト」継続で、目標株価8,760円から10,160円に引き上げたことも好感されたようです。

同社は2024年3月期を初年度とする新しい中期経営計画を策定中ですが、同証券は、この新しい中期経営計画が、ROE 起点の財務目標となることを期待しているとしています。

また、自己資本の水準と株主還元方針の定量的な開示に注目するとのことです。

明日以降の株価も注目されるところです。


kabutan.jp


トクヤマ(4043)も、水素関連の出遅れ銘柄として買いを集め、年初来高値を更新しています。


同社は水を電気で酸素と水素に分解し、燃料となる水素を取り出す水電解装置で、本格的に水素ビジネスに参入することを昨年発表していて、今年度中に事業化することを目指しています。

一部報道によれば、今年の夏頃から水電解装置の量産を始めるとのことで、既に国内外の企業から問い合わせが来ているようです。

これが材料視され、水素関連として、見直し買いに繋がっている様子です。

明日以降も見直し買いが続くのか注目されます。


kabutan.jp


キューブ(7112)が続伸になり、ストップ高まで買われています。


同社は、直営店における5月度の月次売上高速報を発表していて、既存店売上高は前年同月比6.6%増になっています。

4月下旬に開店した大型路面店である青山店が売り上げの増加に寄与した他、同店の開店に合わせた追加商品投入などが寄与したようです。

ゴルフブームはコロナ禍における過熱感が落ち着きつつあるとしながらも、行動制限の解除とインバウンド需要の高まりなどを背景に、同社の想定通りに推移しているとのことです。

株価は75日線を突破し、新展開入りも期待できそうです。


kabutan.jp


フューチャーリンクネットワーク(9241)ストップ高まで買われ、年初来高値を更新しています。


同社は、地域情報プラットフォーム「まいぷれ」において、ローカルマーケティング支援を目的とした情報発信アウトソーシングサービスの販売を開始すると発表しています。

サービス利用により、店舗経営で忙しい事業者やITツールに苦手意識のある事業者も効果的なローカルウェブマーケティングを実現することが可能になるとしています。

月額3万円から8万円のサブスクリプションプランで、まいぷれの既存顧客の単価向上などにより、同社の収益力向上に寄与するとのことです。

事業への好影響を期待した買いによる株価一段高が期待できそうです。



テクニカル分析

日経平均 日足 MACD


日経平均は5営業日ぶりに大幅反落!


高値圏での「陽の陰つつみ」になっていて、目先の天井形成を示唆しています。


本日の段階では、5日線(31,862円)上をキープしていて、下落トレンド開始とは言えないものの、明日マドを開けて下落するようなら「アイランド・リバーサル」を形成することになりますので、明日の値動きは極めて重要になりそうです。

www.nikkei.com


一部の解説で、植田日銀総裁ETFの処分議論はまだ早いという発言の中で、アルゴリズムが、処分する場合の価格は時価をベースにすることになると考えている」というところを切り取って反応したというものもありましたが、本質は、SQ前にオプションのロールオーバーが進み、ショートカバーの燃料がなくなってきていたというところにあると思います。

本日、大きく下落したにも関わらず、空売り比率が41.4%とほとんど上昇してないところを見ると、目先のショートカバーは期待しにくい雰囲気です。

マザーズ指数 日足 MACD

日経平均は、本日の高値32,708円が当面の高値として意識されることになると思いますが、循環物色は進んでいて、本日もマザーズ指数は小幅ながらプラスで終えています。

日経平均が持ちこたえられず調整色を強めるようなら、大型株から新興銘柄へのシフトが一気に進む可能性もあるのではないかと思います。


【本日のトピック】

酉島製作所(6363)

https://www.torishima.co.jp/

 

xn--r8jzdvima84a.com


さて、本日は、以前も紹介した酉島製作所(6363)を取り上げます。

t.co


同社は「水関連」として取り上げられることが多い銘柄ですが、実は隠れた「水素関連」銘柄です。

上記は5/26の日本経済新聞ですが、

・液体水素対応ポンプで世界トップシェアを目指す


・この液体水素対応ポンプはJAXAと共同による研究開発中で、今年度中に実験開始

など期待のもてるコメントが述べられています。

前述の【個別】でも書きましたが、代表的な岩谷産業(8088)だけでなく、トクヤマ(4043)など、マーケットは「水素関連」銘柄の発掘に動いてきています。


PER9.3倍配当利回り3.46%です。
需給も良好で、本日の相場でも株価がくずれていません。

「水素関連」銘柄として物色される可能性もあり得ると思います。

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6/7(水) なぜ半導体が活況に?

6月6日(火)




【相場概況】

日経平均 寄与度ランキング


【騰落レシオ】


空売り比率】


【売買代金】


【米株市況】

6/5(月)米株市況


恐怖指数



【Fear and Greed Index】

Fear and Greed Index - Investor Sentiment | CNN


【業種】



【個別】

www.nikkei.com


ローム(6963)が続伸し、18年1月以来約5年5カ月ぶりの高値となっています。


同社は、5日の取引終了後、9月30日を基準日として1株を4株に株式分割すると発表しています。

同社の株式分割は1992年に1株を1.2株にして以来、約31年ぶりということです。

5日の終値から算出したローム株の最低投資金額は120万円を超えていましたが、現在の株価水準で算出すると株式分割後は30万円台に低下し、個人投資家などが投資しやすくなります。

アイザワ証券の横山泰史アナリストは「ロームは株主との歩み寄りという面では保守的で、新しい施策が出てくるとは思っていなかったので、株式分割はポジティブサプライズだった」と評しています。


www.nikkei.com


内田洋行(8057)が4連騰になり、年初来高値を更新しています。


同社は、5日の取引終了後、23年7月期の連結業績予想について、売上高2,360億円から2,420億円前期比9.1%増)へ、営業利益68億円から77億円同2.4%減)へ、純利益48億円から53億円同18.4%増)へ上方修正することを発表しています。

第3四半期に続き、民間分野での大手企業向けICT需要やオフィス環境需要が順調に推移していることに加えて、公共分野での教育ICT事業も想定を上回って推移していることが要因としています。

市場では「22年8~10月期が減益決算だったことを踏まえると、業績回復を好感した買いが入りやすい」と評する声が多いようです。


kabutan.jp

 
山王(3441)
が急騰し年初来高値を更新しています。

www.nikkei.com


政府が本日午前中に、水素や再生可能エネルギーに関する関係閣僚会議を開き「水素基本戦略」を正式に取りまとめたことがキッカケになっている模様で、同社株を含め水素関連株が物色されています。

www.mdpi.com


同社は貴金属めっき技術を応用した水素透過膜の事業化に取り組んでいて、既存技術で製造された水素透過膜と比較すれば、低コストかつ水素の透過量を増大させることができるため、水素精製装置の小型化につながる技術として注目されています。

本日は後場から水素関連株が一段高になり、水素製造装置開発の澤藤電機(6901)、水素運搬船開発の川崎重工業(7012)なども買われています。


kabutan.jp


ショーケース(3909)一時ストップ高になるまで買われ、年初来高値を更新しています。


同社は、自社が開発・提供するオンライン本人確認/カンタンeKYCツール「ProTech ID Checker」が、PEO建機教習センタのe-ラーニング「PCTオンラインらくトレ」のWeb申込時における本人確認プロセスに導入されたと発表しています。

株価は、早々に先月31日高値を更新してきていて、短期に継ぎ、中長期のトレンド転換にも期待が掛かる局面です。


kabutan.jp


平田機工(6258)が急伸し、年初来高値を更新しています。


同社は、電気自動車(EV)関連設備の大型案件を受注したと発表していて、好材料視されています。

受注したのはEV用ドライブユニット(EDU)組み立て設備で、受注金額は80億円超になります。

受注金額の一部は今期業績予想に反映し、一部は来期以降の業績に寄与すると見込んでいるようです。

受注金額は年間売上高の1割程度の水準で、業績への影響は言う程大きくは無いものの、世界的なEV需要の高まりから今後も受注が続くとの期待に繋がっている様子です。


同社株は先月発表した本決算で示した今期見通しで減益計画となっていたことから発表後売られたものの、売り一巡後は買われる展開になっています。

本決算で示された足元の受注が好調で、見直し買いが継続していた状況で、今回の大型受注が発表されたたため、見直し買いが加速した様子です。

明日以降も確りとした展開が続くのか注目されます。


テクニカル分析

日経平均 日足 MACD


日経平均は4日続伸!




ローソク足「三空踏み上げ」とはならず、むしろ買いシグナルである「上放れの並び赤」を形成しています。

www.nikkei.com


本日の日経新聞にもある通り、ここもとの日経平均の急騰の原動力は、弱気派の踏み上げです。


そういう意味では、SQが近づくにつれ、オプションの踏み上げは沈静化してきます。

私自身は、日経平均自体は、今週が一旦ピークで、来週にかけて調整に入るとみています。


しかしながら、騰落レシオは過熱がとれていて、循環が非常にうまく作用していることが伺えます。

個別銘柄では、売り長になっている銘柄も散見され、出遅れ銘柄が物色される傾向もでてきています。

「基本は押し目買い」でのぞむのが得策と思われます。


【本日のトピック】

さて、本日は、ややネタ切れのため閑話をひとつ。

news.yahoo.co.jp


巷では、「AIインフルエンサーとか「AIグラドル」など実在しない、AIでつくられたクリエイターが大人気で、写真集やTikTokでひっぱりだこの状況です。

特に動画は、なめらかな動画にしようと思えば1秒あたり30枚~60枚の画像が必要(30fps~60fps)になるようです。

つまり、必要な半導体の量も桁違いになるわけです。

恐らく、最終的にはリアルタイムで人物との受け答えなどもこなすようになるのでしょう。

生成AIの普及で、半導体株が物色されるのも納得がいく気がします。



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6/6(火) SQ明けの相場を想定すれば・・・

6月5日(月)




【相場概況】

日経平均 寄与度ランキング


【騰落レシオ】


空売り比率】


【売買代金】


【米株市況】

6/2(金) 米株市況


恐怖指数



【Fear and Greed Index】


【業種】


【個別】

kabutan.jp


岩谷産業(8088)が3連騰になり、年初来高値を更新しています。

www.nikkei.com


4日付の日経新聞で、「政府は次世代の脱炭素燃料として有力な水素の供給を増やすため、企業の製造装置や関連素材への投資支援に乗り出す」と報じられています。

15年間で官民合わせて15兆円を投じ、水素のサプライチェーンを整備していく方針です。

水素ステーションを展開する同社は、水素関連銘柄としては最右翼に位置付けられているため思惑的な買いが向かったようです。

株価は、上場来高値7,470円を目指す動きになりそうです。

kabutan.jp



日立建機(6305)が大幅続伸になり、年初来高値を更新しています。

www.google.com


ブルームバーグによると、中国は、不動産市場を支える新たな一連の措置を検討していると報じています。

具体的には、当局は主要都市の中心部以外で物件の手付金比率を引き下げることや、仲介手数料の減額を検討しているとのことです。

また、国務院の指針下での住宅購入における制約が一段と緩和される可能性もあると報じています。

これを受けて、先週末の米国市場ではキャタピラー8.4%の上昇と急騰し、日本でも同社やコマツ(6301)竹内製作所(6432)など建機メーカーが大幅高になっています。

しかしながら、中国のこうした方針はまだ最終決定されておらず、変更もあり得ると言われているようです。

政策いかんによっては、株価も乱高下する可能性があり注意が必要です。


kabutan.jp


円谷フィールズホールディングス(2767)が大幅続伸になっています。


東海東京証券は、同社の投資判断ニュートラル」から「アウトパフォーム」に格上げし、目標株価2,160円から2,690円に引き上げています。

同証券は、同社のウルトラマン」のグローバルIPとしての評価が高まると考えている模様です。

また、スマスロ投入効果などが想定される中で会社側の遊技機台数計画は保守的として、24年3月期営業利益は会社計画120億円を上回る143億円を予想しています。

足元の株価は先月23日ザラ場に2,655円年初来高値を記録するも、その後は調整を強いられていましたが、先週後半からの連騰でその高値を、再び視界に捉えています。


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フィーチャ(4052)が場中値つかずのストップ高比例配分になっています。

 

同社は、車載用を主力に画像認識ソフトの開発を手掛けていますが、先週末2日引け後に、自動車機器大手のBOSCHと資本業務提携すると発表しています。

先進支援運転システム(ADAS)向け画像認識分野で専門的なエンジニアリングサービスや技術を提供するとしています。

三者割当増資でBOSCHに同社株29万3937株を割り当てる他、主要株主2人がBOSCHに計29万3936株を売却する予定です。

調達資金の約1.77億円は事業拡大のための採用費・人件費や開発環境構築のための設備投資に充てるとのことです

発行・売出価格619円ですが、今後の業容拡大効果に期待する買いがはいったようです。

kabutan.jp

 

クリアル(2998)が急伸し、上場来高値を更新しています。

 


同社は、1万円からインターネット上で不動産投資ができる、不動産投資オンラインマーケット「CREAL」を運営していますが、5月に計3件約24億円のファンドを組成完了したと発表しています。

 

また、神奈川県綾瀬市東京都足立区販売用不動産を売却することも明らかにしています。

売却価格は、何れも2023年3月期末の連結純資産(31.11億円)の30%相当額以上の模様です。

株価は、目先、この勢いがどこまで続くか注目されます。


テクニカル分析


日経平均は大幅続伸!


ローソク足「三空踏み上げ」を形成してきていて、明日の足形が陰線になるようなら、警戒が必要と思われます。


日経VIが、再び急騰しています。
週末のメジャーSQを前に、31,500円や32,000円のコールが締め上げられていることが想定されます。

(今晩のナイトセッションでも、売りのロスカット祭りになりそうです。)

しかしながら、この極端な現象は、遅くとも水曜日までです。週末がSQで決済されるため、当然日経平均を吊り上げる理由がなくなりますので、水曜あたりまでに、ポジションが整理されてくるからです。


マザーズ指数もマドを開けて急騰しています。

マザーズ寄与度上位



ところが、本日は、指数寄与度の高い大型銘柄ほど物色される傾向があり、指数自体が買い上げられたものと思われます。

マザーズのチャートは、通常マド埋めをしてくる傾向がありますので、SQを消化してしまえば、いったん下落することも想定しておいたほうがよさそうです。


決して、現状の上昇トレンドを否定するものではありませんが、SQを消化すれば、来週は日銀政策決定会合を警戒する向きも出てくると思います。

少し、ポジションを減らしていくのも一考と思います。

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6/5(月) プロが間違える相場は大きなチャンス!

6月2日(金)


【相場概況】

日経平均 寄与度ランキング


【騰落レシオ】


空売り比率】


【売買代金】


【米株市況】

6/1(木) 米株市況

6/2(金)米株市況


恐怖指数



【Fear and Greed Index】

Fear and Greed Index - Investor Sentiment | CNN


【業種】


【個別】

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ニチレイ(2871)が続伸し、3,000円を回復してきています。

 

同社は1日に傘下のニチレイフーズが業務用冷凍たまご商品を7月1日納品分から約8~27%引き上げることを発表しています。

食品業界では原料やエネルギーコストの上昇などを背景に商品価格引き上げの動きが相次いでいます。

マーケットでは、値上げに対し利益採算の改善をもたらすとして、ポジティブ材料とみなす傾向があり、これが好感される形で買いを呼び込んだようです。



また、野村証券は1日付でニチレイ目標株価3,500円から3,800円に引き上げています。

藤原悟史リサーチアナリストは同日付のリポートで、24年3月期(今期)は加工食品事業での減価償却費が重荷となるとした一方で、「25年3月期からは投資回収期に入り、中期的に利益拡大を期待できる」と指摘しています。

株価は5/10につけた3,
150円が意識される動きになりそうです。


www.nikkei.com

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スマートドライブ(5137)が5連騰になり、上場来高値を更新しています。

特に材料は見当たりませんが、2024年4月に改正される「働き方改革関連法」により、運送業界が大きなダメージを受けるとされる「2024年問題」関連銘柄として物色されているようです。

 

同社は国内外においてモビリティデータ(GPSデータ、加速度センサーデータなど)を利活用して業務効率化に繋げる法人向けクラウド型車両管理サービスを手掛けています。

新たな働き方改革関連法ではドライバーを対象とした時間外労働の上限が年960時間となり、業界全体でドライバー不足が深刻化すると見られているだけに物流業界の業務効率化は必要不可欠となり、同社サービスの需要が見込めるとの見方です。

今後も「2024年問題」は度々話題になると思われ、その度に関連株として注目されそうです。


kabutan.jp

 


このブログでも何度か取り上げたエクサウィザーズ(4259)が大幅続伸になっています。

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同社は、導入している信託ストックオプションについて、昨日時点で確定した受益者および金額は僅少で、権利行使を行った者はいないと発表しています。

現時点で信託ストックオプションによる過年度の税負担の見直し等の影響は無いとのことです。

国税庁経済産業省信託型ストックオプションは株式取得段階で実質的な給与として課税対象になると説明していて、導入企業の財務への影響が懸念されています。

同社には、影響が及ばないということが明白になり、安心感を呼んだようです。

本日の大幅高で株価は2月9日年初来高値555円に肉薄していて、週明け高値更新が見られるか注目です。


kabutan.jp

 


ニーズウェル(3992)が大幅高になり、年初来高値を更新しています。


同社は、港湾施設の運営管理 荷役業務向けに計画最適化 AI モデルを構築したことを発表しています。

港湾施設は、荷物や貨物を取り扱う時、あらかじめ配置計画を決定します。

その際、立案技術が確立されていない、専門知識を持つ人材が必要、立案に時間がかかるという課題が発生します。

同社は、蓄積されていた作業計画の作成手法をヒアリングし、複雑な配置ルールを可視化し、実証実験を経て計画最適化のAIモデルを開発しています。

これにより、経験の浅い担当者でも効率的に配置計画の作成が可能になるようです。

業績への影響は不明ですが、今回の成果を元にした今後の受注拡大なども期待できるといった見方が強まっているようです。

株価は、5月末を基準日とする株式2分割を実施し、足元のは調整色を見せていましたが、本日は値ごろ感もあって買いを集めたようです。

今後の値動きが注目されます。


kabutan.jp

 


サンオータス(7623)が、後場に動意づき、一時700円台に乗せています。

 


同社は、神奈川県警察本部と「電動キックボードシェアリング安全利用に関する協定」を締結したと発表しています。

特定小型原動機付自転車に関する改正道路交通法が7月1日に施行されることを踏まえ、同社と神奈川県警は相互に連携し、安全利用の促進を目指すとのことです。

同社は、 本件の業績に与える影響は軽微とし、今後の見通しについて重大な影響があると判断された場合には、速やかに公表するとしています。

株価は長い上影を残しましたが、直近安値圏を放れる動きが見られるか注目されます。


テクニカル分析

日経平均 日足 MACD


日経平均は続伸!

引け値ベースでの、先月30日に記録したバブル崩壊後高値31,328.16円を更新し、29日のザラ場ベースでの高値31,560.43円に肉薄してきています。


ナイトセッションの日経平均先物31,970円 +420円の大幅高で帰ってきていて、休み明けは、バブル後最高値を更新するのは確実です。


日経平均の週足は、8週連続の陽線を形成しています。


しかしながら、酒田五法には「新値八手十手」という考え方があり、それを当てはめると来週あたりは、いったんの天井をつける可能性もあるかもしれません。

指数売買については、安易なショートは禁物ですが、ボチボチロングの利益確定も検討するところと思います。


【本日のトピック】

www.bloomberg.co.jp

【2分解説】米雇用統計|後藤達也

さて、注目された5月米雇用統計ですが、雇用者数は伸びが加速する一方で失業者も増加平均時給は鈍化と強弱入り交じる内容となりました。


結果、思ったより景気がいいということで、リセッション懸念が和らぎ、さりとて、インフレも鈍化しているため、金利上昇懸念も払しょくされるというマーケットにとってもっとも都合のいいシナリオなり、米株は大きく上昇しています。

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この結果をうけて、識者の間では「そんなはずはない」ととれるコメントが多く並んでいます。

NAAIM エクスポージャー指数

S&P500


NAAIMエクスポージャー指数をみると、プロと言われる人たちが、ポジションを落とし気味にしている中、S&P500は上昇してきていることがわかります。

つまり、プロが相場見通しを誤っていることが伺え、それが、上記の「そんなはずはない」発言に繋がっているものと思われます。

プロが相場を間違っているときは、大きなチャンスです。
なぜなら、彼らが「持たざるリスク」を感じ、買いに転じることで、マーケットは一段高になる可能性が高いからです。

 

日本株に、目を転じると、これまで相場を引っ張ってきた生成AI半導体関連が、軒並み高値持合い、もしくは調整に入ってきています。


それに対して、ここもと、やや蚊帳の外に置かれがちであった銘柄群が、上昇する兆しが見えてきています。

中小型株も含め、うまいこと「セクターローテーション」が進んでいることが伺えます。

日経平均自体は、一段高したあと、調整に入ることもあるかもしれませんが、個別銘柄は、まだまだチャンスがありそうです。

t.co


この人も損切りしたらしいので・・・

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6/2(金)止まらない外国人買い!日経平均の高値トライは見られるか?

6月1日(木)


【相場概況】

日経平均 寄与度ランキング


【騰落レシオ】


空売り比率】



【売買代金】



【米株市況】

5/31(水)米株市況


恐怖指数



【Fear and Greed Index】

Fear and Greed Index - Investor Sentiment | CNN


【業種】



【個別】

www.nikkei.com



菱洋エレクトロ(8068)ストップ高まで買われ、年初来高値を更新しています。


同社は、2024年1月期第1四半期の連結決算発表に併せ、通期業績予想の上方修正を発表しています。

売上高1,200億円から前期比1.5%減1,280億円当期純利益55億円から同2.5倍75億円に見通しを引き上げています。

また、これまで120円としていた年間配当予想は40円増額し、前期比50円増配の160円に見直しています。

ICT・ソリューション分野が堅調に推移した2~4月期の業績を通期の予想に反映し、リョーサン(8140)が持ち分法適用関連会社となったことに伴う負ののれん発生益が暫定値を上回る見込みとなったことも寄与するようです。

本日の株価大幅高で景色が一変していて、3,700円処を目指すことになりそうです。


kabutan.jp


新光電気工業(6967)が一時ストップ高になるまで買われ、年初来高値を更新しています。

www.bloomberg.co.jp


ブルームバーグが、同社親会社の富士通(6702)
が売却を探っている同社株について、米系投資ファンドKKRベインキャピタルアポログローバルの他、政府系ファンドの産業革新投資機構大日本印刷(7912)などが応札に関心を持っていることが分かったと報じたことがキッカケです。

報道によると、富士通は新光電工の株式を全て売却する方向で、すでに財務アドバイザーを指名したとのことです。

また、富士通は全保有株を売却する選択肢の他、TOBによる発行済み株式全ての取得を含めた提案を受け付ける方向で調整しているとも伝わっています。

ただ、交渉は、まだ初期段階で、富士通が株式を当面保有し続ける可能性もあるようです。

同社は半導体の材料や半導体製造装置向けの製品を手掛けているため、経済安全保障の観点からも交渉相手を慎重に検討する方針のようです。

それだけに不透明感は強いと言え、買いも続かず上げ幅を縮小しています。

明日以降の動向が注目されます。



kabutan.jp


はてな(3930)が場中値つかずのストップ高比例配分になっています。


同社は2023年7月期の通期業績予想の上方修正を発表しています。

通期の経常利益を従来予想の1.4億円から2.2億円へと51.0%上方修正しています。

人員採用が順調に推移し、業務委託などの外注費が従来の想定を下回る見込みのようです。

また、6万株(0.60億円)を上限として自社株買いを実施することも開示しています。

株価は75日線を上抜けてきていて、新展開入りになりそうです。


kabutan.jp



メディアシーク(4824)が一時ストップ高になるまで買われ、年初来高値を更新しています。


同社は、ソフトバンク(9434)傘下のSBペイメントサービス、およびスクロール(8005)傘下のキャッチボールと協業し、継続課金(サブスク)サービス対応のクレジット決済サービスエスコレ」の提供を開始したと発表しています。

同社は、エスコレ」の特長として、管理サイトでサブスクサービスの管理に必要な顧客・商品・申し込み情報の更新、請求・売上管理を一元化できること、クレジットカード決済が承認されなかった場合、自動で後払い契約に移行し、代金回収漏れリスクを低減できることを挙げています。

株価はやや過熱状態にありますが、明日以降の値動きが注目されます。


kabutan.jp


テクノホライゾン(6629)が、一時ストップ高になるまで買われ、年初来高値を更新しています。

同社は、子会社アポロ精工が次世代のレーザー自動はんだ付けロボット「J-CAT STAR GATE」、IH自動はんだ付けロボット「J-CAT WAVE」をそれぞれ発売すると発表しています。

また、このほかにも、航空機整備現場へのウェアラブルカメラ導入協力を発表していて、これら複数の材料を手掛かりに物色が活発化したようです。

株価は年初来高値を更新しましたが、上値の節目として意識される水準に達したことで売りも膨らみ、上げ幅を縮小させています。

目先は現水準を保てるか否かが焦点となりそうです。


テクニカル分析

日経平均 日足 MACD

日経平均は反発!

上昇を続ける5日線(31102円)を1日で奪還し、昨日の高値(31142円)も超えてきています。


日経平均が33年振りの高値を付けた後、下落に転じた先週、海外投資家+5946億円(現物+3817億円/先物+2129億円)買い越ししています。

足の速い先物投資家が一時売り転する一方で現物投資家は買い続けた可能性が高いものと思われます。

www.google.com


ブルームバーグによると、日本を投資対象とする米国籍の株式上場投資信託ETF)であるウィズダムツリーのDXJに、5月は約2億4200万ドル流入したようです。

米国人にとって「為替ヘッジあり」ETFということになりますので、これだけで330億円以上の円売りドル買いのヘッジポジションがとられたということになります。

海外投資家の日本株買いが継続するかぎり、多少の日柄調整はあっても、上昇トレンドは継続されると思います。


目先は、直近高値の31,560円を上抜き、上記平行チャネルを形成していくのか、跳ね返されるのかが注目されるところです。


この人が、こう言ってるので、案外強いのかも・・・⁉

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6/1(木)日経平均調整の中、マザーズ物色に勝機あり!

5月31日(水)




【相場概況】

日経平均 寄与度ランキング



【騰落レシオ】



空売り比率】


空売り比率が48.3%まで上昇してきています。
明日はショートカバーが入りやすい状況と思われます。


【売買代金】


小型株の循環物色が進んでいることが伺えます。


【米株市況】

5/30(火) 米株市況


恐怖指数



【Fear and Greed Index】

Fear and Greed Index - Investor Sentiment | CNN



【業種】



【個別】

www.nikkei.com


日野自動車(7205)が高騰し年初来高値を更新しています。


同社は、三菱ふそうトラック・バス社と経営統合することで基本合意を締結することを決めたと発表しています。

経営統合実施後、トヨタ自動車(7203)は同社の親会社ではなくなる見込みで、同社と三菱ふそうは商用車の開発・調達・生産分野で協業するとのことです。

UBS証券の高橋耕平アナリストらは30日付リポートで「統合相手、発表タイミング、ともにサプライズ」と指摘しています。

統合によって「商用車の電動化、コネクト、大型車用燃料電池などで先行するダイムラートラックの技術へアクセス可能となる」点などを挙げ「日野自の株価にはポジティブ」と指摘しています。

株価は、全体悪相場の中、高寄り後も上げ幅を維持して終えていて、短期のみならず中長期でのトレンド転換も目指すことになりそうです。

kabutan.jp


アステリア(3853)が急伸し、一時ストップ高になるまで買われています。

www.nikkei.com


日本では、ステーブルコインを電子決済手段と定義した改正資金決済法が6月1日に施行され、地方銀行などが年内にも発行する見通しです。



ステーブルコインは法定通貨や国際商品などを裏付け資産にすることで価格が大きく変動しないように設計された電子決済手段です。

暗号資産(仮想通貨)のビットコインと同じくブロックチェーン(分散型台帳)技術を使うものの価格が乱高下しにくいため、決済や送金など実需での利用に向いているのが特徴です。

日本円対象のステーブルコインの普及促進を目指す同社や、子会社がステーブルコインによるデジタル証券のクロスチェーン決済に関する技術検証に成功したと発表した経緯のあるスピー(4499)に対しては、国内での流通解禁による業績面での好影響を見込んだ買いが入ったようです。

株価は、目先、3/29年初来高値822円水準を超えていけるか注目されます。

kabutan.jp


自重堂(3597)が場中値つかずのストップ高比例配分になっています。


同社は、2023年6月期の期末一括配当を従来計画の300円から500円へと大幅増額修正することを発表しています。

東証より提示された「資本コストや株価を意識した経営の実現に向けた対応等に関するお願いについて」を考慮の上で、総合的に判断したとのことです。

本日のストップ高後の配当利回り5.49%になり、高配当を求めた買いが殺到しました。

株価は上場来高値9,170円更新も視野に捉えた動きになりそうです。


kabutan.jp


ダントーホールディングス(5337)が、一時ストップ高になるまで買われ、年初来高値を更新しています。

同社は、連結子会社タッチストーン・キャピタル・マネージメント三者割当増資を実施すると発表しています。

米国の不動産事業に精通する割当先から、企業価値向上のための協力関係の申し出があったと公表していて、同社に対しては業績面でのプラス効果を期待した買いが集まったようです。

株価は、新たなステージに入る可能性を示唆しています。


pptc.co.jp


Property technologies(5527)が大幅高になっています。


https://www.tv-tokyo.co.jp/mv/wbs/feature/post_275004/


同社は、テレビ東京系「ワールドビジネスサテライト」にて、中古マンションの売却査定で同社グループ企業「KAITRY」が手掛けるAI査定が紹介されています。

不動産の一般的な売却は、訪問査定から売却完了し、現金化するまで3ヵ月以上掛かりますが、KAITRYのAI査定なら最短3日で完了するとのことです。

同社のAI査定は、サービス開始から2年で買い取り実績が年間約1500件を超えてきているようです。

これを受け今後も期待出来るとの見方から同社株の見直し買いに繋がっている模様です。

今後の株価が注目されます。


テクニカル分析

日経平均 日足 MACD

日経平均は大幅反落!

5日線(31033円)を下回り、陰線を形成しています。

本日の下落の要因としては

MSCIリバランス

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月末特有の機関投資家のリバランスとMSCIの銘柄入れ替えの影響で、東証プライムの売買代金は今年最高の6兆9552億円になっています。

ここもと、株価が上昇していましたので、機関投資家からは株式比率を落とす売りが出たようです。

②中国PMI

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中国の5月製造業PMIが48.8と予想を下回り、昨年12月以来の低水準になったことも、投資家心理を悪化させたと言われています。

③為替

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財務省金融庁・日銀の3者会合が警戒され、為替が139円台に、やや円高になったのも、下落の原因とされているようです。


一方で、本日もマザーズ指数はプラスで推移し、銘柄の循環物色が進んでいることが伺えます。

ダブルトップとは|テクニカル分析の基礎知識|iFinance

日経平均は、5/25安値30558円を割り込むようなら、ダブルトップが完成してしまいますが、恐らく割り込ますに下値切り上げの日柄調整で推移すると思います。


日経平均が調整している間、マザーズが動く可能性が高く、個別銘柄の選択が難しい人は、上記のようなETFを買ってみるのも一考かもしれません。

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