本日は会社説明会出席のためブログ休みます。
9/28(木) 「夜明け前が一番暗い⁉」
9月27日(水)
【相場概況】
【日経平均寄与度ランキング】
【業種別】
【騰落レシオ】
【空売り比率】
【売買代金】
【米株市況】
【恐怖指数】
【Fear and Greed Index】
【個別】
サイボウズ(4776)が年初来安値をつけた後、切り返し大幅高になっています。
同社は26日の取引終了後に8月の月次業績を発表しています。
売上高は前年同月比14.2%増の21億3,500万円と増収基調を維持し、営業利益は同52.4%増の5億6,000万円と大幅な増益になっています。
直近では米長期金利の上昇警戒が高PER(株価収益率)のグロース株には重荷となっていて、同社株も寄り付き直後は安く始まりました。
ただ業績そのものは拡大基調にあるとの見方は多く、年初来安値を更新したことにより、押し目を待つ投資家の資金が流入したようです。
楽天証券経済研究所の土信田雅之シニアマーケットアナリストは「予想PER(株価収益率)が60倍超で割高感から売られていたが、節目の2000円を下回ったタイミングでは打診買いが入っているようだ」と指摘しています。
日本オラクル(4716)が急反発しています。
同社は、26日の取引終了後に6~8月期(第1四半期)決算を発表し、売上高が前年同期比12.5%増の573億7,200万円、営業利益が同14.4%増の184億6,800万円と2ケタ増収増益で着地しています。
企業の底堅いIT投資を背景にクラウドサービスが大きく伸びたほか、ライセンスサポートも堅調に推移したようです。
なお、会社側では通期営業利益予想を公表していませんが、EPSは前期比0-3%増の見通しとしています。
市場予想を上回る着地となったことで買いが向かい、株価は25日・75日両移動平均線を突破してきています。
株価は新展開入りも期待できそうです。
西華産業(8061)が急反発しています。
同社は26日引け後に、2024年3月期第2四半期累計の連結業績予想を上方修正しています。
営業利益は14億円から前期比31.6%増の19億円に見通しを引き上げ、減益予想から一転、営業増益で着地する見込みとなりました。
大口案件の受け渡しが第3四半期(10~12月)以降に繰り延べされたことが売上高の見通しを押し下げるものの、販売価格の改善が進み、利益は上振れる見込みです。
株価は本日一時急接近した5月10日の年初来高値2,339円を目指すことになりそうです。
ギグワークス(2375)が、一時ストップ高になるまで買われています。
同社は26日、100%子会社のGALLUSYSが、クシム(2345)の子会社であるチューリンガムと共同開発を進めるブロックチェーンゲーム「SNPIT(スナップイット)」のストラテジックアドバイザーに、作詞家で音楽プロデューサーの秋元康氏が就任すると発表しています。
SNPITは、スマートフォンのカメラで撮影した写真により、独自のトークンを獲得できるゲームで、アラブ首長国連邦(UAE)のドバイに拠点を置くZEAL NOVA DMCCがパブリッシングを行うとのことです。
本日はクシム(2345)も大幅高になっています。
今後の業績寄与期待も高く、目先この勢いがどこまで続くか注目されます。
ブシロード(7803)が急反発しています。
同社は26日引け後に自社株買い実施を発表しています。
上限を180万株(発行済み株数の2.53%)・10億円としていて、取得期間は2023年10月2日から2024年2月29日までになっています。
自社の株価水準や手元資金、経営環境等を総合的に勘案し、積極的な自社株取得が株主価値の向上に寄与すると考えたとのことです。
本日の大幅高で株価はネックライン550円を上回っており、先月急落時の真空地帯に入っていきそうです。
【テクニカル分析】
日経平均は反発!
大幅ギャップダウンからスタートするも、配当再投資期待もあってか、切り返し、高値引けとなる大陽線を形成しています。
しかしながら、下降する5日線(32,467円)を奪還するには至らず、短期的なテクニカルの動きにおいても上昇トレンド転換とは言えない状況です。
日経平均は、28日の権利落ちで約225円ほどビハインドからスタートします。
ただ、9/27~9/28は大引けに配当再投資の先物買いが入ることが知られています。
今回は日経平均型で約1615億円、TOPIX型で約7878億円と言われています。
2022年9月は、日経平均は228円の権利落ちがありましたが、終値は248円プラスで終わっています。
2021年9月は権利落ち193円で終値は639円マイナスになっています。
権利落ち日はボラタイルな動きになりそうです。
そして、9/29は日経平均の定期入れ替えの影響で約4500億円ほどの売り需要があるようです。
25日のブルームバーグには「長期停滞を克服した日本」という記事が掲載されています。
年末ラリーの見方に変わりはありませんが、9月末の需給イベントによる深押しの可能性はあるかもしれません。
「夜明け前が一番暗い」ということなのかもしれません。
9/27(水) 10月から年末ラリー開始の見通しは不変であるものの原油の動きは要注意⁉
9月26日(火)
【相場概況】
【日経平均 寄与度ランキング】
【業種別】
【騰落レシオ】
【空売り比率】
【売買代金】
【米株市況】
【恐怖指数】
【Fear and Greed Index】
Fear and Greed Index - Investor Sentiment | CNN
【個別】
TOWA(6315)が、一時4,115円まで買われ、約23年ぶりの高値をつけています。
26日付の日本経済新聞朝刊が「データセンターの効率的な運用などを目指して複数の半導体を1つにまとめる封止装置を開発した」と報じたのが手掛かりとなったようです。
封止装置は機能が異なる半導体をブロックのように組み合わせる「チップレット」と呼ぶ技術に対応し、半導体を衝撃や環境から守るのに使われ、半導体受託生産の世界最大手、台湾積体電路製造(TSMC)に出荷するとのことです。
同社は、半導体の封止装置のトップメーカーで、同社推計の世界シェアは約6割を占めています。
株価は、引けにかけて利益確定売りに押されましたが、今後同社の業績に寄与してくるのか注目されます。
日本取引所グループ(8697)が大幅続伸し、年初来高値を更新しています。
同社は、25日、2024年3月期(今期)の連結純利益(国際会計基準)が前期比17%増の540億円になりそうだと発表し、同6%増の490億円としていた従来予想から上方修正しています。
また、年間配当予想も6円増額し、記念配当10円を含めた前期の水準と横ばいの63円に見直しています。
市場では「売買活況で業績への期待はあったが、実際に上方修正され買い安心感が広がっているようだ」(東洋証券の大塚竜太ストラテジスト)との声もあるようです。
プロジェクトカンパニー(9246)が大幅続伸になっています。
同社は、先週21日にSBI HD(8473)が、同社との資本業務提携に向けた検討開始を発表し、同社株を追加で30万株取得することを公表しています。
発表されてから、本日で4連騰となり、この動きからもSBI HDは連日買いに動いているのではとの声も聞かれます。
近い内に予定数取得完了のアナウンスがあるのではとの見方もあり、出尽くし売りを警戒する向きもありますが、今後資本業務提携の正式決定や場合によっては更なる買い増しという可能性もありそうです。
今後の株価が注目されます。
ソーシャルワイヤー(3929)が急騰しています。
同社は、26日、プレスリリース配信サービス「@Press」とニュース発信プラットフォーム「NEWSCAST」で動画生成機能の提供を開始したと発表しています。
原則としてソーシャルワイヤーの配信サービスを利用する全ての配信リリースが対象で、追加費用なしで標準提供されるようです。
利用会員は、自動生成された動画を会員ページで参照した後、公開か非公開かを選択できるとのことです。
本日の大幅高で株価は足元の下げ分の大半を埋めており、目先は4日高値369円がターゲットになりそうです。
オプティマスグループ(9268)が急伸し、連日で上場来高値を更新しています。
同社はニュージーランド向けを主力に中古車輸出を手掛け、売上高の98%を海外が占めていますが、足もとの業績は絶好調に推移しています。
また、25日には、オーストラリアの自動車販売会社AUTOPACTの株式取得契約の締結について決議したことを発表しています。
オーストラリアでの事業領域拡大など業容拡大効果に期待した買いを集められれば、青天井圏を駆け上がることになりそうです。
【テクニカル分析】
日経平均は大幅反落!
大陰線で「陰のたすき線」を形成し、25日線(32,621円)、75日線(32,661円)の主要移動平均線を下回ってきています。
騰落レシオ(25日)が132.64%であることや、新安値銘柄数が、本日は10銘柄しかないことを考えれば、底入れとは考えにくく、28日には配当落ちが約225円ありますので、今週は一段の下落を覚悟しなければならないかもしれません。
しかしながら、本日も金利が上昇する中、海運株や銀行株などバリュー株はしっかり買われ、半導体等のグロース株は売り込まれています。
個別銘柄の動きは変わっておらず、売買代金も3兆2000億円の高水準を保っています。
決して、日本のマーケットから資金が逃げているわけではないと思います。
米株に比べれば、日本株はバリュー株(割安)であるともいえ、世界のバリューを求める投資資金が日本を支えているという構図でしょう。
パウエル議長は学生ローンの返済再開や大規模ストライキ、原油高、政府閉鎖の4つの「不確実性」を指摘していますが、10/2のISM製造業景気指数で、それなりの数字が出れば、相場の停滞ムードも払しょくされると思います。
ストライキや政府閉鎖はテクニカルなもので解決しないものではありません。
読みにくいのは、原油高でしょうか?
上記は、シェール会社のCEOが、政府に探査を要求する目的で述べたもので、150㌦というのは信ぴょう性に欠けるところがありますが、もし、昨日のブログにも書いた中国の復活が見られるのであれば、一段の原油高はあり得ます。
原油が100㌦を超えてくれば、マーケットにもインフレ再燃として下押し圧力になると思います。
年末ラリーの見通しは変えませんが、原油の動きには注意が必要と思います。
9/26(火) 年末ラリーの準備をすすめるマーケット⁉
9月25日(月)
【相場概況】
【日経平均寄与度】
【業種別】
【騰落レシオ】
【空売り比率】
【売買代金】
【米株市況】
【恐怖指数】
【Fear and Greed Index】
Fear and Greed Index - Investor Sentiment | CNN
【個別】
三菱ケミカルホールグループ(4188)が反発し、年初来高値を更新しています。
25日付の日本経済新聞朝刊には「三菱ケミGは半導体材料の国内新工場を建設して2025年3月期の稼働を目指す」と報じられています。
フッ化アルゴン用のフォトレジスト(感光材)向け高分子素材の新工場を建設する方針で、既存拠点と合わせて生産能力が2倍に増える見通しです。
感光材は微細な半導体回路をつくるのに欠かせず、新工場の投資額は数十億円規模とみられます。
半導体受託製造の世界最大手である台湾積体電路製造(TSMC)の日本進出などを機に関連企業の投資が増えていて、市場では「中長期で需要増が見込まれる半導体分野を強化する点で株価にポジティブな材料だ」(国内証券のアナリスト)との見方があるようです。
第一三共(4568)が5日ぶりに大幅反発しています。
同社と英アストラゼネカ(AZN)は前週末22日、転移性乳がん患者を対象とした「ダトポタマブ デルクステカン」の第3相臨床試験の結果を公表し、「統計学的に有意かつ臨床的意義のある改善を示した」と発表しています。
「ダトポタマブ デルクステカン」を巡っては、7月3日に一部の主要評価項目で「統計学的に優位な改善を示さなかった」と発表し、翌7月4日の第一三共株が急落した経緯があります。
発表を受け、22日のロンドン株式市場でアストラゼネカの株価は上昇し、週明けの東京株式市場でも、第一三共に対し新薬の実用化と収益貢献を期待した買いが入ったようです。
両社は今回の治験結果に基づき、日本を含めたグローバル承認申請に向けた準備を進めるとしています。
モルガン・スタンレーMUFG証券の村岡真一郎株式アナリストらは22日付のリポートで「今回の成功は、7月の同抗がん剤に関するプレスリリース以降、低迷が続いている株価の再上昇のきっかけとなる重要な第一歩」と指摘しています。
エーザイ(4523)が反発しています。
22日付の日本経済新聞で、厚労省は同社と米バイオジェンが開発した認知症薬「レカネマブ」の製造販売を25日にも承認する方向で調整に入ったと報じられています。
既に8月に厚労省専門部会が承認を了承していだけに、正式承認も既定路線で織り込み済みと言えますが、正式決定を受けて、改めて今後の新薬普及を期待した買いが入ったようです。
短期資金やアルゴリズムが反応し物色されたとの見方があり、同様にアルツハイマー関連製品を手掛ける免疫生物研究所(4570)も動意付いています。
これらの買いが明日以降も続くのか注目されます。
ダブルスタンダード(3925)が急騰しています。
同社は先週末22日引け後に、発行済み株式数の5.0%にあたる68万株、10.2億円を上限とする自己株式の取得実施を発表しています。
取得期間は10月1日から2024年3月31日までです。
また、SBIファイナンシャルサービシーズとの資本業務提携深化として、同社のデータクレンジング技術を活用した顧客データ整理とマーケティング活動の推進、同社株式の追加取得などを発表しています。
提携深化の一環としてSBIファイナンシャルサービシーズがダブスタ株を追加取得し、持ち株比率を18.67%から19.90%へ高める方針です。
株価は安値圏で推移していたこともあって押し目買いも旺盛で、目先は75日線へと向けた動きが見込まれます。
久世(2708)が大幅続伸になり、年初来高値を更新しています。
東証が先週末22日引け後に、信用取引による新規の売り付けおよび買い付けに係る委託保証金率を50%以上(うち現金20%以上)とする信用取引の臨時措置を25日売買分から解除すると発表しています。
また、日証金も25日から貸借取引自己取引分および非清算参加者毎の清算取次貸借取引自己取引分に係る銘柄別増担保金徴収措置を解除するとしています。
株価の上値余地は残されていそうです。
【テクニカル分析】
日経平均は5日ぶりに反発!
ギャップアップからスタートし、25日線(32,591円)、75日線(32,652円)を上抜けてきています。
下向きの5日線(32,783円)を上抜ける、もしくは5日線が上向き転換してくれば、短期上昇トレンドを取り戻すことに繋がりますので要注目です。
【本日のトピック】
さて、本日は、バリュー株の銀行株、海運株が売られる中、レーザーテック(6920)を代表する、半導体株、マザーズ株などグロース株が買われる動きになりました。
結局、日経平均は乱高下して右往左往してしまいがちですが、個別銘柄は
金利上昇→バリュー株
金利下落→グロース株
という単純な構図で動いているのかもしれません。
そして、常に買われているセクターがあるということは、日本株から資金が逃げているわけではなく、9月特有の調整が今年もおきただけで、10月以降は年末ラリーの準備に入るのではないかと思います。
そして、不安材料も少しづつ織り込んできていると思います。
米企業EPSの低下要因にもなり得たUAWとビッグ3のストライキも落としどころを探る動きが見えてきました。
そして、もう一つのリスク要因である中国ですが、ここにきてPM2.5の濃度が高い日が増えてきています。
つまり、「工場が動き始めている」ということではないかと考えます。
PERが33.3倍、PBRが2.31倍の中国関連グロースのファナック(6954)が底をつけてくれば、マーケットも中国リスクを織り込んできたとみなしていいと思います。
ぼちぼち、グロースの逆張りも考えるべきではないでしょうか?
岸田首相の経済対策は、相変わらずバラマキ中心のようですが、マーケットは着実に年末高の準備をしてきていると感じます。
9/25(月) 月末は需給イベントでボラタイルな動きか?押し目買いの好機到来‼
9月22日(金)
【相場概況】
【業種別】
【騰落レシオ】
【空売り比率】
【売買代金】
【米株市況】
【恐怖指数】
【Fear and Greed Index】
Fear and Greed Index - Investor Sentiment | CNN
FEARまで低下してきました。
【個別】
日本テレビホールディングス(9404)が、一時ストップ高になるまで買われ、年初来高値を更新しています。
同社は、21日の取引終了後、傘下の日本テレビ放送網がアニメ制作会社スタジオジブリ(東京都小金井市)の株式を取得し、子会社化すると発表しています。
10月6日付で、議決権ベースで42.3%のジブリ株を取得する予定で、同社のコンテンツを生かした海外展開などによる収益拡大への期待を集めたようです。
東海東京調査センターの山田健三郎アナリストは、ジブリ作品の放映やキャラクターを使った商品の海外展開などを通じ「放送事業以外の分野で収益を拡大することへの期待が高い」と指摘しています。
株価の勢いがどこまで続くか注目されます。
また、ビーグリー(3981)も大幅高になっています。
同社の筆頭株主は日本テレビ放送網であり、共同IP(知的財産開発)や既存IP利活用拡大などで、資本業務提携しているだけに、スタジオジブリが日本テレビHDの傘下となれば、同社事業にも何らかの恩恵があるとの思惑で買われたようです。
ジブリ効果が来週も続くのか注目されます。
ヨンドシーホールディングス(8008)が小安く始まった後に反発しています。
22日付の日本経済新聞朝刊が「2023年3〜8月期は、連結営業利益が前年同期比約6割増の10億円規模になったことがわかった」と報じています。
同24%増の8億円としている期初時点の会社予想を上回ったようです。
前期に不採算のブライダル店を閉店したことで収益性が改善したほか、あえて「4℃」ブランド名を隠した「匿名宝飾店」などのユニークなマーケティング戦略も話題を呼んでいるようです。
同社のPBR(株価純資産倍率)は現時点で1.06倍程度となっていて、auカブコム証券の山田勉マーケットアナリストは「配当利回りが高く投資妙味もある。経済活動の正常化が進んで宝飾品需要の回復が見込めることを考慮すれば、PBRは割安な水準」と評しています。
SANKYO(6417)が場中値つかずのストップ高比例配分になっています。
同社は21日引け後に業績・配当修正を発表しています。
非開示だった2024年3月期第2四半期累計の業績予想は連結経常利益が前年同期比63.9%増の440億円を見込んでいます。
また、配当方針についても、100円を下限とした配当性向40%を目安にすることを発表し、今期の上期配当、下期配当共に従来計画の75円から150円へと大幅増額しています。
更には、発行済み株式数の17.21%にあたる1000万株上限の自社株買いを立会外取引で実施することも発表していて、上昇局面にある株価へ弾みが付き年初来高値を更新しています。
株価は、目先この勢いがどこまで続くか注目されます。
木徳神糧(2700)が大幅反発になり、年初来高値を更新しています。
同社は21日引け後に、2023年12月期の連結業績予想について発表しています。
営業利益を15億8,000万円から前期比52.0%増の20億円へ、純利益を11億円から同30.1%増の13億5,000万円へ上方修正し、併せて期末配当予想を30円から50円へ引き上げ、年間配当予想を80円としています。
中期経営計画で掲げる事業拡大に向けた体制再構築で、構造改革を強力に推進したことがコスト削減につながったほか、米穀の国内仕入れで機動的かつ独自の調達を推進したことで競争優位性を高めたことが寄与したとのことです。
株価は20日、21日の大幅続落分を本日一気に埋めていて、2022年6月高値6,330円を目指すことになりそうです。
20日に東証グロース市場に新規上場した揚羽(9330)が連日のストップ高まで買われています。
同社は、人的資本経営に特化したブランディングを提供している会社ですが、2023年9月期の営業利益予想が前期比19.9%増の1億3,500万円と好業績見通しであることや、上場初日は公開価格1,400円を6.4%上回る1,490円で初値を付け初値と公開価格との乖離が小さかったこと、上場時の市場からの吸収額が7億円強と少なく時価総額も大きくないことなどから資個人投資家を中心とした短期筋に物色されたようです。
株価は一段高も匂わせる値動きです。
【テクニカル分析】
日経平均は4日続落!
大幅ギャップダウンからスタートし、一時400円を超える下落になるものの日銀金融政策決定会合での追加緩和修正見送りが伝わると反発し陽線を形成しています。
しかしながら、終始プラスになることはなく、25日線(32542円)で頭を押さえられる形で上ヒゲを引いています。
テクニカル的には、まだまだ予断を許さない状況です。
そして、一番不安なのは米株市況です。
S&P500やナスダック100等は持合いを下放れてきていますし、ストライキや政府閉鎖など、一時的現象とはいえ、まだ織り込み切れていない悪材料も見え隠れします。
そのような中で、日経平均CFDは、32508円 +106円で戻ってきています。
本
ADRでは、週末も強かった銀行株などのバリュー株が引き続き買われていて、二極化が進んでいます。
恐らく、バリュー株の買い手には、従来の欧米の海外投資家だけではなく、オイルマネー等、新しい投資家も参戦していると思われます。
来週は27日の権利付き最終日に向けた権利取りの買い、28日の権利確定後の売り、年金など指数運用投資家の「配当再投資」、10/2の日経平均入れ替え(メルカリ、レーザーテック、ニトリHD新規採用、日本板硝子、松井証券、三井E&S除外)に伴い、29日に約4000億円のリバランス売りが出る見通しです。
昨年の9月末の日経平均も-484円(-1.83%)になりましたが、来週は需給関係でボラタイルになりやすい週です。
引き続き、しっかり引き付けて押し目買いに徹する局面と考えます。
して的資本経営に特化したブランディングを提
9/22(金) 今年最大のチャンスが巡ってくる⁉
9月21日(木)
【相場概況】
【騰落レシオ】
【空売り比率】
【売買代金】
【米株市況】
【恐怖指数】
日経VIが16割れから反発しています。
【Fear and Greed Index】
Fear and Greed Index - Investor Sentiment | CNN
【業種別】
【個別】
JMC(5704)がストップ高まで買われ、年初来高値を更新しています。
同社は、20日引け後に、新たな生産設備として大型低圧鋳造設備の導入を完了し、10月から稼働すると発表しています。
低圧鋳造設備は自動車部品などの製造に用いられており、今回導入する大型低圧鋳造設備は定盤面積2,000mm×2,000mm、溶解重量500kgの大型低圧鋳造炉を擁しています。
次世代型バッテリーEVの開発で部品の機能集約化・大型化が進む中、新設備導入で大型鋳造部品の製造が可能になるとのことです。
巨大な車体部品を一体成型する技術「ギガキャスト」工法の試作に対応した大型鋳造部品の受注も可能になるようです。
株価は、この勢いがどこまで続くか注目されます。
サンウェルズ(9229)が急反発しています。
同社は20日引け後に、2024年3月期の業績予想を上方修正しています。
営業利益は従来見通しの29億4,700万円から前期比2.3倍の33億5,300万円に大幅増額しています。
また、今期の年間配当を従来計画の10円から12円に増配しています。
さらには、中期経営計画も最終年度の2026年3月期の営業利益を従来の59億9,000万円から73億6,500万円に大幅に引き上げています。
パーキンソン病専門の有料老人ホーム「PDハウス」への入居希望者が多く高稼働状態にあり、業績は会社側の想定を上回って推移しているようです。
株価は、直近底値圏脱出に期待が掛かる状況です。
八洲電機(3153)が急反発しています。
同社は20日引け後に、2024年3月期の連結業績予想の上方修正を発表しています。
営業利益を29億円から前期比18.1%増の33億円へ、純利益を20億円から同9.6%増の21億円へ上方修正しています。
プラント事業を中心に老朽設備の維持・保全案件などの大型工事案件が好調に推移し、付加価値の高いエンジニアリング案件に注力したことで売上総利益率が改善しているとのことです。
株価は6月29日の年初来高値1,435円を目指す動きになりそうです。
DDグループ(3073)が大幅反発し、年初来高値を更新しています。
同社は首都圏中心にカフェやレストラン、居酒屋など複数の飲食店業態を展開しています。
いちよし証券ではレーティングを新規に「A」、フェアバリューを3,300円としています。
不採算店舗の閉鎖など体質改善効果によって24年2月期業績は会社計画を上回ると予想しているほか、ライフタイムバリューの最大化を推進することにより、持続的な成長も期待できるとしています。
同業他社比でPER水準も割安と判断しているようです。
2024年2月期営業利益は前期比6倍の28億円を予想し、会社計画22.5億円を大きく上振れるとみているようです。
株価は、通期業績上振れ期待を背景に2018年以来の高値水準をどこまで駆け上がれるか注目されます。
【テクニカル分析】
日経平均は大幅続落!
結果的に、日経平均は「三川宵の明星」→「下放れ二本黒」という酒田五法の下落パターンを形成し下落してきています。
本日は、75日線(32,643円)を割り込んでしまい、今後9/11安値(32,391円)を割り込めばダブルトップも完成してしまいます。
ここにきて、9/11の時には無風であった日経VIが16割れから急反発してきています。
プットオプションを使ったヘッジニーズが旺盛になっていることが推測できますので、一段安は覚悟すべきと思います。
場合によっては、8/18安値(31275円)までぐらいの下落は想定しておいたほうがいいのかもしれません。
ただ、過去の統計をとってみると、9月は日経平均が最もパフォーマンスの悪い月であり、10月から年末にかけて上昇しやすい傾向であることがわかります。
そして、以前のブログにも書きましたが、セル・イン・メイ、正確には「Sell in May, and go away; don't come back until St Leger day.」(相場が高い5月に売って、9月半ばに再び市場に戻ってこい! )に概ね合致しています。
www.nikkei.com
21日の日本経済新聞は、「中東のオイルマネーが、本格的な日本株買いに向けて準備を進めている」と報じています。
権利付き最終日まで、あと4営業日です。
今年最大の押し目買いのチャンスが巡ってきているのかもしれません。
9/21(木) 本日はブログ休みます。
本日はブログ休みます。m(_ _"m)