9月17日(火)
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https://eternal-hospitality.co.jp/
居酒屋「鳥貴族」を運営するエターナルホスピタリティグループ(3193)が大幅高になっています。
同社は、13日、2025年7月期(今期)の連結純利益が前期比21%増の25億円になる見通しだと発表しました。
2期連続で最高益を更新することになります。
国内で新型コロナウイルス禍からの人流回復や訪日客の増加による需要を取り込むほか、米国や東アジアなど海外で積極出店し、増収増益を目指すとのことです。
併せて、同社は、今期から配当額を毎年、前年の水準を原則下回らないようにする「累進配当」を導入すると発表しました。
今期の年間配当は前期比17円増の46円とし、配当性向は20.6%(前期は15.8%)になる見通しです。
岩井コスモ証券の清水範一シニアアナリストは「海外での成長性に加え、配当性向の引き上げにより、中長期目線で株式を保有する投資家が増えそうだ」と指摘しています。
モルフォ(3653)がストップ高まで買われています。
同社は、前週末13日の取引終了後、ソニーグループ(6758)傘下で半導体デバイス事業を行うソニーセミコンダクタソリューションズ(神奈川県厚木市、以下SSS)と資本・業務提携すると発表しました。
今回の提携は、財務基盤の強化を図るとともに、SSSが有するイメージセンサー関連の知見やノウハウと、モルフォの画像処理やAIに関する技術力や事業開発力を掛け合わせることで、企業価値の向上を図るのが狙いです。
9月30日を払込期日とする第三者割当増資により9万4,500株の新株を発行する予定で、調達資金1億4,727万円は車載カメラやスマートフォンなどへの応用を目的に、AIを用いた新たな画像認識技術や画質改善技術に関する研究開発投資などに充てる方針です。
また、同社は、2024年10月期の連結業績予想について、売上高を29億円から33億円(前期比38.5%増)へ、営業利益を2億円から2億8,000万円(前期2億4,400万円の赤字)へ上方修正しています。
中国のスマートフォンメーカーからの売り上げが大幅に増加したことや、車載/モビリティ領域で国内を中心に受託開発収入が増加したこと、更にDX領域で新規顧客開拓を強化したことなどが寄与したようです。
これらを材料視する動きで株価は2,000円大台復帰となりましたが、目先現水準で値固めできるか注目されます。
同社は、13日引け後に、ヒューリック(3003)が同社の完全子会社化を目指してTOBを実施すると発表しました。
TOB価格は5,913円で買付期間は9月17日から10月30日までを予定しています。
ヒューリックは、中期経営計画で開発・建替事業及びバリューアッド事業の強靭化やパイプラインの増強に注力しており、その一環としてレーサムをグループ化することでグループの更なる成長と持続的な企業価値向上を実現するのが狙いとしています。
本日は差し引き1,834万株超の買い物を残しており、明日もストップ高の一本値が見込まれます。
https://www.intloop.com/
INTLOOP(9556)が場中値つかずのストップ高比例配分になっています。
同社は、前週末13日の取引終了後、2024年7月期の連結決算発表にあわせ、2025年7月期の業績予想を開示しました。
2024年7月期の連結経常利益は前期比38.7%増の15.3億円に伸び、2025年7月期も前期比30.3%増の20億円に拡大を見込んでいます。
ITサービスの各市場は今後も継続的に成長すると想定し、同社が手掛ける「プロフェッショナル人材ソリューション&コンサルティング事業」の引き合いや発注も継続して増加すると見込むようです。
また、同社が同日発表した中期経営計画は、2030年7月期までに売上高1,000億円、営業利益150億円を目標としています。(少し風呂敷広げすぎのような気もしますが・・)
株価は年初来高値更新となり、目先この勢いがどこまで続くか注目されます。
【テクニカル分析】
日経平均は続落!
ローソク足は、下ヒゲをひくも陰線となり、5日線(36,279.44円)を下回っています。
しかしながら、9/9安値35,247円 9/11安値35,253円 本日安値35,828円と下値を切り上げてきています。
本日は、株価が大幅安となった割には、日経VIが下落しています。
警戒感の拡がりは限定的であり、FOMC、日銀政策決定会合を前に下値固めをしているとして捉えたほうがよさそうです。
【本日のトピック】
さて、WSJのニック記者に続いて、ニューヨーク連銀の前総裁、ウィリアム・ダドリー氏も、9月FOMCでは50bpの利下げが妥当であるとの見方を示しました。
FEDWatchをみても、50bpの利下げ可能性が65%まで上昇してきています。
NY連銀製造業景況指数が1年ぶりに拡大圏に浮上したことから、25bpの利下げに留まるのではないかとの見方もありますが、現段階で25bpの利下げを織り込ませようとするリーク報道が出ていませんので50bpの利下げになる可能性は極めて高いと思います。
ただ、ドル円は9/16に一瞬140円割れもありましたが、その後は底固く推移しています。
週末イベントが過ぎれば、ドル円もいったんは反発すると思います。
それより、怖いのは総裁選かもしれません。
日経CNBCでは、本日の下落要因は、石破氏が世論調査で「次の総裁にふさわしい人」で首位に立ったからだとコメントする解説者もいました。
『石破構文』 入門編
「なにかを質問された時」
●それはどうあるべきなのか…
●それがどういう意味なのか…
●ほんとうにそれでいいのか…
●それがどういう影響を及ぼすのか…
●みんなが
「それはどういうことなの?」
「それっておかしいよね?」
「それはこうあるべきだよね?」
と、疑問を持たれないか…
●みんなが納得するまで説明責任を果たしているのだろうか…
●それを自問自答し、そしてなお努力をし、議論していかなければならない…
※最後まで決して質問への回答はしない。
※口調はゆっくりと、詩を朗読するように。
※これで今日からあなたも石破茂に。
確かに、この場に及んで「金融所得課税」を実行したいというぐらいですから、ろくなブレーンもついてないのでしょう。
石破氏が総裁になれば、かなりの確率で「石破ショック」が起こると思います。
『私達は誰かが命がけで守った未来に生きている』
— 髙安カミユ(ミジンコまさ) (@martytaka777) 2024年9月9日
高市早苗は出馬会見でそう言った。
あれ?俺の目が曇って何も見えない。 pic.twitter.com/7qL2lzFSP3
やはり、「サナエあれば憂いなし。」ですね。