えのキングの投資日記

日本株投資日誌

3/25 (月) 割安成長株 木村工機(6231)をマークせよ!

3月22日(金)



【相場概況】


日経平均寄与度ランキング】



【業種別】



【ヒートマップ】



【売買代金】



【騰落レシオ】



空売り比率】



【米国市況】

3/21(木)米株市況

3/22(金)米株市況



恐怖指数



【Fear and Greed Index】

Fear and Greed Index - Investor Sentiment | CNN



【個別】

www.nikkei.com

https://www.jal.com/


日本航空(9201)が7日続伸しています。


同社は、21日に2024年3月期連結純利益前期比2.6倍900億円と、従来予想を100億円上方修正しました。

燃油価格の下落や1月に発生した事故に伴う保険金の計上で大幅増益となる見通しです。

また、同社は、2025年3月期の業績見通しも発表し、本業のもうけを示すEBIT(利払い・税引き前利益)24年3月期予想比21%増1,700億円となる見込みとしています。


さらに、同社は、24年3月期配当前期比45円増年70円に引き上げ、25年3月期には更に10円上積みする方針であることを発表しています。

しんきんアセットマネジメント投信の藤原直樹シニアファンドマネージャー「苦しい事業環境が続いた航空会社が増配に踏み切ったことはインパクトが大きい」と分析しています。

同社は、2026年3月期EBIT2,000億円を目標に掲げていますが、市場ではやや強気な数字とする見方もあるようです。

「会社が想定する単価改善をスムーズに進められるかが今後の株価の焦点」東海東京インテリジェンス・ラボの加藤誉之アナリスト)との指摘もあるようです。


www.nikkei.com

https://www.cflogi.co.jp/


C&Fロジホールディングス(9099)ストップ高まで買われ、昨年来高値を更新しています。

アマゾンジャパン(東京・目黒)の配送業務を手がけるAZ-COM丸和ホールディングス(9090)が21日、同社にTOB(株式公開買い付け)による買収を提案したと発表しました。

TOB価格は前日終値に対するプレミアムは47%水準の3,000円としています。

2022年10月に、AZ丸和HDはC&Fロジに経営統合を持ちかけましたが、折り合いがつかず、今回、買収提案に切り替えて、株主にも理解を求めていくことにしたようです。

同社株は3,000円にサヤ寄せする形で値上がりしましたが、AZ丸和HDの株価も一時4.59%上昇しています。

モルガン・スタンレーMUFG証券の土谷康仁株式アナリストらは21日付リポートで「AZ丸和HDが2025年4月に稼働予定の大型食品物流センターの投資リターンが低い可能性を懸念していたが(買収が実現すれば)C&FロジHDの顧客層や運営ノウハウの活用による一定のシナジー効果はある」との見方を示しています。

ただ、C&FロジHDは、TOBの連絡は受けていないとしています。

株価は先ずはTOB価格を目指す動きになると思いますが、落ち着き処を見出し難く、続報・進捗次第ということになりそうです。


kabutan.jp

https://inforich.net/


INFORICH(9338)ストップ高まで買われ、上場来高値を更新しています。

 

同社は21日引け後に、オーストラリアのモバイルバッテリーシェアリング事業者であるEzycharge社子会社化すると発表しました。

Ezycharge社は黒字企業で、オーストラリアでの市場シェアは90%以上とのことです。

また、オーストラリアは更なる人口増加が見込まれる成長市場で、既にキャッシュレス決算が主流なため、スマートフォンは生活する上での必需品であることから、外出中の充電ニーズも高まっているとのことです。

同社は既に香港や中国、台湾、タイ、シンガポールマカオフランチャイズを中心に海外展開していますが、今後は欧米圏を含むグローバルでの展開加速を視野に入れているとのことで、オーストラリア市場参入は、グローバル展開の足掛かりになると期待されている模様です。


kabutan.jp

https://www.fronteo.com/


FRONTEO(2158)が大幅続伸しています。


同社は、21日、
経済安全保障対策ネットワーク解析システム「KIBIT Seizu Analysis」サプライチェーン解析ソリューションで、膨大な取引ネットワークの中から重要な部分を推定し、取引の流れを俯瞰的に可視化する技術について特許を取得したと発表しました。

企業は自社や取引先の取引ネットワークをより的確に把握し、評価することが可能になるとしています。


同社は、23年3月期に大幅赤字に転落したものの、巻き返しが急で24年3月期営業損益2億円の黒字予想と赤字脱却が見込まれるとともに、25年3月期は法律向けが牽引し大幅増益に向かう公算が大きいとみられています。

株価は一段高が期待できそうです。


kabutan.jp

https://www.cij.co.jp/


CIJ(4826)ストップ高まで買われて、昨年来高値を更新しています。

www.nikkei.com


19日に日立製作所と米エヌビディアが生成AIシステムの開発で協業すると伝わっており、日立製作所向けのウェイトが高い2次請けシステム開発と位置付けられる同社にも思惑買いが向かったようです。

同社は、
独立系ながら技術力の高さに定評があるシステムインテグレーターで、NTTデータグループ(9613)日立製作所(6501)からシステム開発を請け負い、この大手2社からの受託案件で売り上げの40%前後を占めています。

成長企業への投資で目利きとなっている光通信(9435)が同社の実質的な筆頭株主となっていることも注目されます。


業績は2024年6月期にトップラインが2ケタ増収で、営業利益3%増18億8,000万円連続過去最高利益更新が見込まれていますが、進捗率から、なお増額含みとの見方があるようです。


ロボティクス分野では自律移動できるAIサービスロボット「AYUDA(アユダ)」が脚光を浴びているほか、人工知能(AI)領域を深耕し、デジタルトランスフォーメーション(DX)分野のハイスペック人材の育成に注力する方針です。

株価は、差し引き97万株超の買いを残して終えており、上値余地は十分残されていそうです。


テクニカル分析

日経平均 日足 MACD

日経平均は4日続伸!

ローソク足は、売り買いほぼ同値の小陰線から上下に短いヒゲを出す「星」を示現して足元での売り買い拮抗状態を伺わせています。


ナイトセッションの日経平均先物40,500円 -210円で戻ってきています。


ボリンジャーバンドでは、2日続けて+2σ(40,803.74円)上を維持し、バンドも再びバンド幅が広がるエクスパンションの兆しがでてきており、+2σに沿ったバンドウォークが期待されるところです。

ただ週初は、配当取りの買いも期待できるものの、28日権利落ちをきっかけにトレンドが変わるケースも散見され、+2σを維持できなければ、+1σ(40,051.08円)や中心線の25日線(39,298.43円)近辺をメドとした調整があり得ることも想定しておいたほうがいいかもしれません。


上記は日経平均と日経VIの比較ですが、ここもと、コールの売買が活発におこなわれることにより、日経平均の上昇と日経VI正の相関であったのが、先週日経平均が史上最高値を記録する中、日経VIは下落する負の相関に変わっていることがわかります。

先週の上昇は、オプション主導ではなく、現物の買いであったものと思われます。

日経平均と日経VIの相関が、通常の負の相関に戻っていますので、ここからは日経VIの値動きも要注意になります。

現状は、楽観状態にありますが、日経VIが反発し、日経平均が下落する場合には、プットの売買が活発におこなわれるということを意味しますので、マーケットの下落が深くなる恐れがあります。

そのような状況で、SQが近づいてくると、思わぬ下落に見舞われることもありますので要注意と思います。


【本日のトピック】

木村工機(6231)

https://www.kimukoh.co.jp/


さて、本日は東証スタンダード上場の木村工機(6231)を紹介します。

 


同社は、業務用空調機器の開発、製造、販売を手掛ける会社で、個別受注生産を基本とし、数多くの特許を保有しています。



特に、同社が開発したデータセンター用中温冷水式外気冷房空調機ASHRAE(アメリカ暖房冷凍空調学会)が定めた環境条件を満たす最先端省エネ空調機であり、同社の売上に大きく貢献しているようです。

t.co


また、今年の夏は、早くも猛暑になることが予想されていますが、気温が高くなると空調の引き合いも強くなり、学校や病院、ホテル等で同社の省エネ空調の需要が高くなるようです。

猛暑関連としても注目されます。

 



同社は、3/82024年3月期通期業績見通し上方修正を発表しました。

営業利益率13.43%→19.09%に大きく伸びる見込みです。


四季報では、来期も好調で【会社比強気】マークが載っています。


同社は業績が好調なため、自社株買い特別配当など、株主還元にも積極的に取り組んでいます。


PER8.4倍時価総額166億円です。

一般的に

時価総額≒営業利益×10倍

と言われていますので、同社の場合26.3億円×10=263億円ぐらい(約6,800円)時価総額があってもおかしくありません。


2020年6月につけた上場来高値4,695円を上抜けるのは時間の問題と思います。

割安高成長株としてマークしたいと思います。

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3/21(木) チームスピリット(4397)をマークせよ!

3月19日(火)



【相場概況】



日経平均寄与度ランキング】



【業種別】



【ヒートマップ】



【売買代金】



【騰落レシオ】



空売り比率】



【米株市況】

3/18(月)米株市況

3/19(火)米株市況



恐怖指数



【Fear and Greed Index】

Fear and Greed Index - Investor Sentiment | CNN



【個別】

www.nikkei.com

https://www.hitachi.co.jp/


日立(6501)が大幅続伸になっています。

www.nikkei.com


同社は、19日朝方、半導体大手のエヌビディアと人工知能(AI)システムの開発で協業すると発表しました。

生成AIの学習時間を20分の1に短縮できるデータ保存用のサーバーの製造・販売を手掛けるほか、電力プラントや鉄道の保守点検の現場をデジタル上で再現する産業向け「メタバース」を開発し、主力とするデジタルトランスフォーメーション(DX)の支援事業を拡充するとしています。

協業の第1弾として、4〜6月にAI搭載のデータ保存サーバーの販売を始める予定です。

エヌビディアの画像処理半導体GPU)を搭載し、生成AIを中心とした大量で複雑なデータ処理に対応するとのことです。

市場では「日立のDXのノウハウにエヌビディアの生成AI技術を組み合わせることで、日立のDX支援事業がさらに企業に選ばれやすくなる。ルマーダの経済圏が広がれば2025年3月期以降の業績拡大が期待できる」アイザワ証券の三井郁男ファンドマネージャー)との声が聞かれています。


www.nikkei.com

https://www.toray.co.jp/


東レ(3402)が6日続伸しています。

www.nikkei.com


19日付の日本経済新聞朝刊は東レリチウムイオン電池から希少金属レアメタル)のリチウムの80%以上を回収・利用できる新技術を開発する」と報じています。

同社は、高分子材料製で表面に微細な穴が開いた「ナノろ過膜(NF膜)」を開発しており、2028年3月期までに実用化を目指すとのことです。

しんきんアセットマネジメント投信の藤原直樹シニアファンドマネージャー「電気自動車(EV)市場の拡大などを受けてリチウムなどの需要がますます高まるなか、自国で資源を確保することは経済の安全保障の側面からも重要」と指摘し、「業績に反映するのはまだ先だが、実用化すれば確実に収益に貢献しそうな技術との期待から先回り買いが入っているようだ」とコメントしています。


kabutan.jp

https://exawizards.com/

エクサウィザーズ(4259)ストップ高まで買われ、年初来高値を更新しています。

エクサウィザーズ、第一三共と実施するAI創薬で成果、難易度の高い標的タンパク質に関するヒット化合物を短期で同定〜AI技術と構造ベース創薬を ...

同社は、18日の取引終了後、第一三共(4568)とのAI活用による創薬プロジェクトを巡り、病気の原因となる標的タンパク質のなかでも高難易度のターゲットに関して良質なヒット化合物を取得するといった成果を得られたと発表しています。

約60億種類の化合物群から大規模バーチャルスクリーニングを実施した結果、約2ヵ月という短期間で約400の有望な化合物を絞り込み、選択できたとのことです。

今回の成果を踏まえ、両社は複数の標的タンパク質に対する共同研究を続け、さらなる成果事例を積み重ねて革新的医薬品の創出に向けて邁進するとしています。



株価は、7日につけた直近高値605円を上抜けてきており、一段高も期待できそうです。


kabutan.jp

https://www.hpc.co.jp/

HPCシステムズ(6597)が大幅続伸しています。


同社は、18日引け後に、大規模言語モデルや生成AI開発に特化したGPUカード「NVIDEA H100 NVL」を販売すると発表しました。

同社はエヌビディアのパートナー認定制度において、最上位パートナーレベルの企業に認定されています。

AIインテグレーション技術などを生かすことで、GPUカードの性能を最大限に引き出し、顧客の研究・開発上の課題解決を促すとのことです。

HPCシステムズ(6597)日足

株価は、3月5日高値から15日安値までの急調整分の半値戻しを達成してきており、全値戻しに移行できるか注目されます。


www.nikkei.com

https://elementsinc.jp/


ELEMENTS(5246)が大幅高になっています。

19日の日本経済新聞では、同社傘下の生体認証サービス「Liquid(リキッド)」が、企業向けに業界横断の不正検知サービスを始めると報じられています。

 


銀行やクレジットカード、通信などの事業会社から集めた利用者の顔画像などを1つのシステムに集約し、異なる事業者が持つ利用者情報を共有することで、他人の情報を悪用した銀行口座の開設やアカウント発行を防ぐとのことです。

第1弾として後払い決済のペイディが不正検知サービスを導入するとしています。

ELEMENTS(5246)日足

株価は、節目の1,000円台に乗せてきて、一時ストップ高目前まで買われる場面も見られました。

休日明けも、物色が続くのか注目されます。



テクニカル分析

日経平均 日足 MACD

日経平均は続伸!

下影を形成する高値引けの陽線となり、節目の40,000円を回復しています。


ボリンジャーバンドをみても、+1σ(39,755.51円)を回復しており、再び上昇トレンドを形成する兆しが出てきています。


ナイトセッションの日経平均先物39,810円 +210円で戻ってきており、20日の14:30現在では40,010円 +410円まで上昇してきています。

配当落ち分が200円くらいあることを考慮すると、休日明けの日経平均3/7高値の40471.77円トライの動きが見られるかもしれません。


【本日のトピック】

チームスピリット(4397)


https://corp.teamspirit.com/ja-jp/


さて、本日は東証グロースに上場するチームスピリット(4397)を紹介します。

 


同社は、従業員が日々利用する勤怠管理、就業管理、工数管理、経費精算、電子稟議、カレンダー、SNSなどの機能を一体化したシステム「TeamSpirit」シリーズをクラウド経由で提供従業員が日々利用する勤怠管理、就業管理、工数管理、経費精算、電子稟議、カレンダー、SNSなどの機能を一体化したシステム「TeamSpirit」シリーズをクラウド経由で提供する働き方改革プラットフォームサービス会社」です。


同社の業績推移をみると、売上は一貫して伸びており、7期連続増収となるも、展示会への積極的な出展による広告宣伝費の計上とか、新規事業開発の業務委託費の増加、採用の進展を伴う人件費の増加等を吸収しきれず、ここ3年ほどは赤字を計上しています。


株価も上場してしばらくは3,000円以上をつける局面もあったのですが、業績悪化と共に低迷し、ここもとは400円台で低迷しています。

ところが、私は、そんな同社に地核変動が起きているのではないかと感じています。

同社は、昨年11/27に創業者の荻島浩司氏から道下和良氏にCEOが変わっています。

新社長の道下氏は日本オラクルCRM/HCM事業本部長→セールスフォースドットコム、コマーシャル営業部門常務執行役員→WalkMe日本法人のカントリーマネージャー兼代表取締役社長→LINE株式会社AIカンパニー カンパニーエグゼクティブCCOなどを歴任してきた営業管理のプロと言える人物です。


そして、新しい四季報にも書かれているに、セールスフォース時代の後輩で関西支社長であった若宮成吾氏を引き抜いて関西支社を開設。特に近畿と福岡で攻勢をかけているようです。

enterprisezine.jp

 

www.nikkei.com


そして、同社にフォローの風が吹いているのが、約4,000社の上場企業に対し、2023年3月期決算以降有価証券報告書に人的資本情報の記載が義務づけられたことです。

これにより、企業は人材育成方針や社内環境整備方針などを公表する必要に迫られ、従業員が持つ能力を資本として捉え、それを今後の事業戦略に生かす必要も出てきています。

これらを推進するためになくてはならないのが、「HCM(Human Capital Management)」のアプリケーションであり、同社が手掛ける「TeamSpirit」は、まさにそれに直結するものです。

同社は、優れたコンテンツを持ちつつも、収益につなげることのできない典型的な会社ですが、経営が変わり体質が変われば様変わりになる要素を秘めていると思います。

チームスピリット(4397)日足


同社のチャートをみると、ところどころで上ヒゲを引いているところが見て取れます。

大口が仕込んでいるのではというのは妄想でしょうか?


この時期に従業員に新株を発行し持たせるのも、経営の自信の表れではないかと思います。


まだまだ赤字で無配の会社ではありますが、次回4/12中間決算で改善の兆しを読み取ることができれば、株式も大きく動いてくると思いますがいかがでしょう。

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3/19(火) 四季報春号が発売されました。

3月18日(月)



【相場概況】



日経平均寄与度ランキング】



【業種別】



【ヒートマップ】



【売買代金】



【騰落レシオ】



空売り比率】



【米株市況】

3/15(金)米株市況



恐怖指数



【Fear and Greed Index】

Fear and Greed Index - Investor Sentiment | CNN



【個別】

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https://www.his.co.jp/


エイチ・アイ・エス(9603)が大幅続伸になっています。

同社は、15日、2024年10月期(今期)連結営業利益予想前期比7.2倍100億円上方修正することを発表しました。

旅行事業とホテル事業が好調に推移していることを反映し、従来予想から10億円上方修正しています。

市場予想であるQUICKコンセンサスの90億円(6社、5日時点)も上回り、好感した買いが入ったようです。

同日発表した23年11月〜24年4月期連結決算は、営業損益33億円の黒字前年同期は34億円の赤字)に修正しています。

 モルガン・スタンレーMUFG証券の尾坂拓也株式アナリストらは15日付のリポートで、「11〜1月期は繁忙期に相当する海外拠点の旅行事業の営業利益が想定以上に強かった」との見方を示し、短期の株価はポジティブに反応しそうだとみています。

一方、日本発の海外旅行への見方を強気に変更する材料は見当たらないとして、「株価上昇後は利益確定をすすめたい」とも記しています。


kabutan.jp

https://corp.karadanote.jp/


カラダノート(4014)が場中値つかずのストップ高比例配分まで買われています。


同社が、先週末15日引け後に発表した、2024年7月期第2四半期累計経常損益5,800万円の黒字に浮上し、通期計画5,000万円に対する進捗率116.0%と既に上回りました。


家族向け事業で、予定利率が高まったことで貯蓄性の高い一時払い保険の加入が伸びたことや、コロナ禍による食材宅配需要が一巡し事業者によるプロモーションが再開されたことなどが底上げ要因となったようです。

また、社会向け事業で、引き続き保険領域・製薬領域でのPoC(概念実証)案件を継続実施していることなども寄与したようです。

カラダノート(4014)週足


株価は、直近で頭を抑えられていた550円付近を超過しましたが、上値の節目水準に達しており、同水準を突破出来るか否かで方向性が定まりそうです。


jp.reuters.com

https://www.towajapan.co.jp/


TOWA(6315)が大幅反発になっています。


18日、ロイターで、半導体受託生産大手TSMCが、AI向け半導体の生産に不可欠な先端パッケージング工程を日本に設置する検討をしていることが分かったと報じられています。

AI半導体の需要急増でTSMCは同工程の処理能力が不足しており、製造装置や材料メーカーが集積する日本を候補として考えているとのことです。


同社は、TSMC封止装置などを出荷しており、半導体の後工程関連事業を手掛けていることから、恩恵を受けるとの見方があるようです。

TOWA(6315)日足

株価は、足元は調整気味の動きをしていたことから、この報道を受け押し目買いが入ってきた様子です。

明日以降も確りと買われるか注目されます。


kabutan.jp

https://www.access-company.com/

ACCESS(4813)ストップ高まで買われ、年初来高値を更新しています。


同社が、
前週末15日取引終了後に発表した2024年1月期決算営業損益1億500万円の赤字前期は17億700万円の赤字)と赤字幅が大幅縮小することになりました。

事前予想3億5,000万円の赤字であり、予想からも大きく上振れての着地となっています。

円安効果もあってネットワーク事業の売上高が過去最高を更新し、IoT事業も生成AI関連の引き合いが活発で全体業績に貢献したようです。

更に2025年1月期業績見通しについては営業損益5億円の黒字化を見込んでおり、業績急改善を材料視する形で投資資金が流入したようです。

ACCESS(4813)日足

株価は7日に高値を付けて以降調整を強いられてきましたが、早期に高値を更新した意義は大きく、新しい展開に入っていくものと思われます。


テクニカル分析

日経平均 日足 MACD


日経平均は大幅反発!

先週末の25日線(38932.71円)
割れから25日線を一気に上放れるとともに、上向きに転じた5日線(38949.79円)25日線を下から上に抜いて短期ゴールデンクロスGC)を示現しています。


本日の急上昇はショートカバーを巻き込んだ上昇である可能性が高いと思われます。

本日の空売り比率35.7%と低水準ながら、その内訳を見ると、上記のヘッジファンド空売りしている分の「価格規制あり」27.7%と前日の32.7%から大きく減っていることがわかります。

ちなみに「価格規制なし」個人や裁定取引の分で「価格規制あり」+「価格規制なし」=空売り比率になります。

今回は、日銀のマイナス金利解除は相場の下落要因と当て込んだヘッジファンド空売りが溜まっていたため、本日ショートカバーを巻き込んだ大幅高になったものと思われます。

したがって、真空地帯を駆け上がっている可能性が高く、ショートのポジション整理が進み燃料がなくなったり、悪材料がでると、急落する可能性もあると思われ注意が必要と思います。


【本日のトピック】


さて、四季報が発売になりました。


私は、四季報オンライン紙の四季報を両方併用しています。

四季報オンラインは、月々1,100円のベーシックプランですが、いろんな記事の掲載もあり、このブログでも内容をパクらせていただくこともままあります。

紙の四季報は、老眼がやや辛いのですが、巻頭の「〇号のポイント」とか「巻頭ランキング」は参考になります。

「〇号のポイント」は企業業績見通しの全体像を確認するのにいいと思いますし、「巻頭ランキング」では、自分の保有株や目のつけている銘柄を見つけて、ニンマリとしています。(病気⁉)

また、四季報の内容自体は証券会社のサイトでも見ることはできますが、紙の四季報は、前号と比べて、営業利益がどう変化しているかなど比べることができますし、目当ての銘柄の周辺銘柄の情報を流し読むこともできるので買うようにしています。

(以前、嫁に四季報のバックナンバーをメルカリで売られていたこともありましたが・・・)

証券会社の新人時代は、四季報を覚えてこい!というメチャクチャな指示が出たり、四季報が飛んできたこともあったなー!
(今は絶対そんなことはありません。)


上記は、以前、四季報の見方でわかりやすいものを見つけたので載せておきます。

睡魔と戦いながら銘柄を発掘したいと思います。

 

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3/18(月) 日銀政策変更後に銀行株は買い?

3月15日(金)


【相場概況】



日経平均寄与度ランキング】



【業種別】



【ヒートマップ】



【売買代金】



【騰落レシオ】



空売り比率】



【米株市況】

3/14(木)米株市況

3/15(金)米株市況


恐怖指数



【Fear and Greed Index】

Fear and Greed Index - Investor Sentiment | CNN



【個別】

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https://www.abalance.jp/


Abalance(3856)場中値つかずのストップ高比例配分まで買われています。


同社は、14日引け後に、2024年6月期第2四半期累計(7~12月)連結決算を発表しました。

経常利益前年同期比87.6%増105億円に拡大し、通期計画158億円に対する進捗率66.5%に達しています。

12月中間期は太陽光パネルの単価下落が売上高を押し下げる要因となりましたが、セル工場の稼働と太陽光パネル製造事業での生産効率の向上が利益を押し上げる要因となったようです。

Abalance(3856)週足

LAホールディングス(2986)HPより

同社株は、昨年、一世風靡をおこし、13,620円まで駆け上がりましたが、その後、IR職人?の堀内信之氏LAホールディングス(2986)への突然の華麗なるとらばーゆ(死語?)や決算発表延期等で株価は大きく下落していました。

今回、過年度の決算短信の訂正も行われましたが、影響は比較的軽微なものにとどまったとの受け止めもあって、アク抜け感につながったようです。


株価はPTSで、3,000円台を回復していますが、この勢いがどこまで続くか注目されます。


kabutan.jp

https://www.brains-tech.co.jp/


ブレインズテクノロジー(4075)が場中値つかずのストップ高比例配分まで買われています。


同社は、14日の取引終了後、2024年7月期第2四半期累計(2023年8月~2024年1月)単体決算を発表しました。

売上高前年同期比10.5%増4億6,300万円で、営業損益2,100万円の黒字前年同期4,200万円の赤字)に浮上しています。

新たな顧客創出や各製品の機能強化に注力したことに加え、他社との製品連携や共同実証実験などのアライアンスや営業体制の強化に努めた結果、黒字に転換したとのことです。

ブレインズテクノロジー(4075)日足


下落基調にあった株価の刺激材料となり、目先は2/26高値1,369円を目指す動きになりそうです。


kabutan.jp

https://www.kamakura-net.co.jp/


鎌倉新書(6184)ストップ高まで買われています。


同社は14日引け後に決算を発表し、2024年1月期連結経常利益前期比18.7%増8.1億円に伸び、2025年1月期前期比35.0%増10.9億円に拡大する見通しを示しました。

既存事業の拡大に加え、顧客視点で生まれた新たなサービスの拡大にまい進していく方針とのことです。


また、同時に2027年1月期を最終年度とする中期経営計画を発表し、最終年度に売上高120億円営業利益25億円を目指すとしています。

売上高、営業利益共に前期に続き過去最高を更新する見通しであることと業績成長への期待感から投機資金が攻勢を仕掛けているようです。

鎌倉新書(6184)週足


株価は過熱感が台頭していますが、上値の節目水準を抜けてきており、上値余地は残されていると見る向きもあるようです。


kabutan.jp

https://www.konoike.net/


鴻池運輸(9025)が急伸しています。

 


同社は、14日、従業員による不正行為発覚などで遅延していた第3四半期の決算をしました。

累計営業利益前年同期比22.9%増133億円となり、通期予想は従来の143億円から164億円へ、前期比23.8%増上方修正しています。



また、業績上振れに伴い、年間配当金も従来計画の51円から62円にまで引き上げています。

鴻池運輸(9025)週足


株価は、昨年10月以降のレジスタンスラインであった2,030円処を上抜いており、9月の昨年来高値2,119円を目指す動きになりそうです。



kabutan.jp

https://www.tomo-e.co.jp/


巴工業(6309)が急伸し、上場来高値を更新しています。


同社は、14日取引終了後、2024年10月期第1四半期(23年11月~24年1月)連結決算を発表しました。

営業利益前年同期比2.0倍11億2,000万円となり、通期計画41億8,000万円に対する進捗率26.8%となりました。

機械製造販売事業と化学工業製品販売事業の販売がともに増加したことが寄与したようです。

 

巴工業(6309)日足

株価は、昨年末12月の急騰時に付けた高値4,330円を更新したことで、更に上値追いに拍車が掛かることも考えられます。


テクニカル分析

日経平均 日足 MACD


日経平均は反落!

ローソク足陽線になるも、終値25日線(38,817.62円)を下回り、5日線(38,765.80円)25日線デッドクロスしています。


ナイトセッションの日経平均先物38,660円 +270円で戻ってきています。

配当落ちが約262円あることを考えると、月曜は持ち直す可能性が高いものの、25日線は下値支持線にはなりにくく、上値抵抗線にはなりやすいことが知られています。

25日線を明確に上抜き、上昇トレンドを取り戻せるか注目されます。


【本日のトピック】


さて、今週は、いよいよ、3/18~19日「日銀金融政策決定会合が開催されます。

www.nikkei.com


日銀会合については、先々週あたりから、時事通信を中心にリークと思われる記事が頻出し、すくなくとも「マイナス金利解除」については、マーケットが、かなりの部分を織り込んだものと思われます。

その上で注目したいのは「マイナス金利が解除された後の話」です。

マイナス金利の解除自体はタカ派寄り(引き締め)の変更になりますが、「その先はしばらく利上げをしない」と日銀が示唆する場合には金融緩和の継続が強く意識されるものと思われます。

その場合は、イベント通過として、ドル高円安株高の動きを取り戻すと思います。(銀行株にはマイナス

三菱UFJフィナンシャル・グループ(8306) 日足

三菱UFJフィナンシャル・フィナンシャルグループ(8306)を筆頭とした銀行株は、この流れを先取りしてか、株価が調整する動きが見られます。

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ブルームバーグでは、前回の利上げ局面の2006年3月の量的緩和解除時が銀行株のピークになったことを引き合いにだし、銀行株の上昇が終わりを告げると指摘しています。


たしかに、日銀が2022年12月にイールドカーブコントロール(長短金利操作、YCC)政策を微修正して以降、東証株価指数TOPIX)の銀行業指数68%上昇し、TOPIX39%を大きくアウトパフォームしています。

ウォール街の相場格言「うわさで買って事実で売れ」に従えば、銀行株の調整は続くのかもしれません。

www.nikkei.com


ただ、今回が2006年時と大きく違うのが、賃金の大幅上昇が実現されるというところです。

連合は、15日、24年の春季労使交渉の第1回回答の集計で賃上げ率平均5.28%となり、焦点の中小企業の賃上げ率4.42%32年ぶりの高い水準となったことを公表しています。

ベースアップ3.70%に達し、企業は人件費の増加となる3.70%分を価格転嫁しないと利益率が下がるので価格転嫁されて行くものと思われます。

つまり、日本は、2006年時と違い、本格的なインフレ時代を迎えることになり、円安と物価上昇を止めるためには、遅かれ早かれ金利を上昇させていくことが求められることになると思います。

そして、金利上昇は銀行の業務純益を向上させることになりますから、銀行株は、しばらくは調整する局面があったとしても見直し買いが入ってくるものと考えます。


そもそも、今回の銀行株の調整年金等のリバランス売りの影響が大きいと見る向きもあります。

月末に、リバランスが概ね終了するタイミングで、銀行株を仕込んでみるのも面白いのかもしれません。

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