12月30日 相場概況
東証一部の騰落銘柄数は値上がり736/値下がり1333
騰落レシオ(25日) 94.16%
空売り比率 45.9%
売買代金 東証一部 1兆8438億円
マザーズ 1720億円
業種
個別
出資する商湯集団(センスタイム)の香港市場上場が好感されてソフトバンクG(9984)が3日続伸になっています。
ナスダック安でグロース株に逆風が吹く中、東京エレクトロン(8035)やレーザーテック(6920)など半導体関連の一角はプラスで終わっています。
EV電池関連が物色され、戸田工業(4100)や日本電解(5759)が大幅上昇しています。
営業利益見通しを下方修正したものの、純利益見通しを上方修正したハイデイ日高(7611)が上昇し、アライアンス先の医療機関の病床数が増加したことを発表したグロームホールディングス(8938)が急騰しています。
以前このブログでも紹介したエフ・コード(9211)が3日連続のストップ高になり、アジアクエスト(4261)もストップ高まで買われています。
反面、ファーストリテイリング(9983)が連日の年初来安値まで売り込まれ、任天堂(7974)も軟調な動きになりました。
国内でコロナの感染者数が拡大傾向であるのを警戒して、HIS(9603)やオープンドア(3926)などレジャー関連が軒並み売り込まれ、小田急(9007)や京成電鉄(9009)など鉄道株も売り込まれました。
3Qの利益の伸びが物足らないとみなされた識学(7049)がストップ安まで売り込まれ、加齢黄斑変性疾患の治療薬として期待されたRBM-007の有意差が認められなかったと発表しているリボミック(4591)が2日連続のストップ安比例配分に沈んでいます。
日経平均は続落!
月末安アノマリーにあらがえず、「掉尾の三振?」になってしまいましたが、25日線(28486円)近辺まで下落すると切り返す下値の堅さも見ることができました。
海外市況次第とは思いますが、28500円±600円のレンジ相場が継続する可能性が高く、上値も重いかわりに下値も固い展開が続くと思います。
年明けは、レンジから離れれば、持合い離れの強いトレンドを形成することも想定され、上放れた場合、下放れた場合を想定して戦略を立てるべきではないかと思います。
買う時も売るときも、一度に売買するのではなく、何回かに分けて売買し、相場の推移を確かめながら慎重にトレードするのが有効ではないかと思います。
さて、今年も大変お疲れ様でした。
今年は外国人の先物に振り回される難解な相場になりましたがいかがでしたでしょうか?
私も、日々のトレードに翻弄されながらも、相場の気付きをブログに書くようにしてまいりました。
多少なりとも、お役に立てれば幸いです。
年初は家族と旅行にいきますので1/11(火)から再開いたします。
もしよろしければのぞいてみてください。
来年も、どうぞよろしくお願いいたしま
す。
皆様も、どうぞよいお年をお迎えください。