21日の日経平均は26714.42円
-48.97(-0.18%)
寄り付きこそ、米国の追加景気対策が与野党で合意に至るとの観測から年初来高値を更新するも、英国で、「コロナ異変種」確認され、イタリア等大陸側に及んでいるという観測が流れ、一時200円以上売られる展開になりました。後場から日銀のETF買いが701億入り、下げ幅を急速に縮小させるも、ソニー(6758)や、お祭りになっているIPO以外は総じて沈黙する展開でした。
12/19のブログでも書きましたが、米国市場はメジャーSQを通過し、機関投資家はクリスマス休暇にはいり、短期的な調整を迎える可能性が高いと思います。
上記はナスダック指数になりますが、青は高値での
「陰線包み足」です。3回とも短期で切り返しています。赤は高値での長い下ヒゲです。
勘違いが多いのは高値での売りサインは「陰線包み足」ではなく、陰線の翌日に大陽線が出現する「陽線包み足」です。
高値で短い実線(寄り・引けが短い)で長い下ヒゲが出現すると売りサインですが、通常実線の3倍以上の下ヒゲが必要です。
9月2日は3倍以上の下ヒゲ出現で翌日から急落。
12月18日の下ヒゲは実線の3倍にはなってないものの、2倍強になっており、翌日から下落にはいってもおかしくないと思います。
現状の超金融相場はコロナへの対応によって創出したものであるため、コロナ拡大に起因する調整であるなら、短期的なものに終わると思われ絶好の買い場になる可能性が高いと思われます。しかしながら、「コロナ異変種」が米国に広がり、ワクチンを無効化ということにつながれば、深押しは避けられません。
メジャーSQ後は6~9日の調整になることが多いと思いますが、まずは今週 警戒をしながら見ていたほうがいいと思います。