4月24日(月)
【相場概況】
東証プライムの値上がり銘柄1135/値下がり銘柄614
騰落レシオ(25日)133.10%
空売り比率 40.4%
売買代金
東証プライム 2兆507億円
東証スタンダード 1371億円
東証グロース 1678億円
【恐怖指数】Fear and Greed Index - Investor Sentiment | CNN
【業種】
【個別】
tripⅼa(5136)が大幅高になっています。
先週末の日経新聞で、ゴールデンウィークのホテル宿泊料金が急伸していると報じられています。
日経新聞が5都市のホテルを対象にゴールデンウィーク初日(4月29日)の平均客室単価を調査した処、前年から50%以上上がったとの回答が6割超を占めたとのことです。
単価上昇は客室稼働率が高まっているためで、予約数が大きく伸び、満室に近いとの回答が多かったとのことを受け同社株の他、HANATOURJAPAN(6561)、旅工房(6548)、エアトリ(6191)など旅行関連株には買われているものが目立っています。
ANA(9202)が年初来高値を更新し、JAL(9201)、JR西日本(9021)、富士急行(9010)など空運・鉄道株にも強い買いがはいっています。
21日に、観光庁が全国旅行支援を利用する際の新型コロナワクチン接種証明書や陰性証明書の提示が5月8日以降は不要になると発表したことも追い風になっているようです。
ゴールデンウィーク明けも旅行需要の旺盛さは続くとの期待に繋がっている様子です。
Retty(7356)がストップ高まで買われ、年初来高値を更新しています。
同社は、台湾大手旅行代理店・五福旅行社と共同で、訪日台湾人旅行者を対象とする地方創生・インバウンド施策を2023年4月24日から展開すると発表しています。
五福旅行社で訪日旅行を予約した旅行者に、同社が旅行先地域の飲食店情報を提供するとのことです。
施策で得た訪日外国人旅行者の行動データを活かし、地方創生・インバウンド需要拡大への新たな施策にも繋げていく計画のようです。
同社株は物色し易い低位株で、しかも小型の貸借銘柄ということもあり、短期資金も集まりやすい銘柄です。
明日も物色が続くのか注目されます。
グッドパッチ(7351)が場中値つかずのストップ高比例配分になっています。同社は、サイバーエージェント(4751)と資本業務提携契約を締結すると発表しています。
サイバーエージェントが獲得したDX支援案件に対し、同社がUI/UXデザイン支援を提供するとのことです。
同社はサイバーエージェントに新株71万7300株を割り当て、募集後の持株比率は7.88%となります。
調達資金の約4.9億円はデザイナーの採用費や人件費などに充てるとしています。
株価は年初来高値を更新し、目先この勢いがどこまで続くか注目されます。
東京自働機械製作所(6360)が場中値つかずのストップ高比例配分になっています。
同社は、23年3月期の業績上方修正を発表しています。
売上高が110億円から前期比50.9%増の133億600万円、営業利益が5億5,000万円から同2.6倍の9億8,500万円、純利益が4億5,000万円から同2.1倍の7億9,900万円へ上振れて着地したことを公表しています。
生産機械事業で海外特定顧客向けの受注が大幅に増加したことが要因としています。
株価は2015年3月以来の高値水準を目指す動きになりそうです。ispace(9348)が大幅高になっています。
昨日の日経新聞朝刊で「国内新興ispace、民間初の月面着陸に26日挑戦 日本の探査、試金石に」との記事が報じられています。
記事には、着陸への難しさが書かれていることもあり、失敗した時の警戒感も強いと言えますが、成功出来れば出尽くしとはならず、好材料視されるとの見方にも繋がっているようです。
未だイベントドリブンは終わっていない模様で、明日も物色が続くのか注目されます。
【テクニカル分析】
日経平均は小幅高!
ギャップアップでスタートするも、上値が重く、上ヒゲの陰線になり、5日線(28616円)を下回っています。
引き続き、売買代金の少ない中、日柄調整が続いています。
今週は、米国で決算発表が佳境を迎えますので、米株の動き次第かもしれませんが、上下どちらかに離れた方向にトレンドを形成する可能性が高くなってきていると思います。
少し、ポジションを減らして様子をみたいところです。
【本日のトピック】
本日は割愛します。