5月22日(月)
【相場概況】
【騰落レシオ】
【空売り比率】
【売買代金】
東証プライム 3兆0045億円
東証スタンダード 1194億円
東証グロース 1455億円
【米株市況】
【恐怖指数】
【Fear and Greed】
Fear and Greed Index - Investor Sentiment | CNN
【業種】
【個別】
東京海上ホールディングス(8766)が大幅高になり、上場来高値を更新しています。
同社は、2024年3月期(今期)業績見通しを発表し、連結純利益が前期比41%増の5300億円になるとの予想を公表しています。
アナリスト予想のQUICKコンセンサス(4月27日時点、10社)の4838億円を上回ったことに加え、年間配当は121円を計画し、実質増配で配当利回りは4%超となることが好感されたようです。
更に発行済み株式数の1.5%に相当する3000万株、金額ベースで500億円を上限とする自社株買いを実施することも発表しています。
年間では追加で500億円の実施予定ともしています。
本日はMS&AD(8725)も年初来高値を更新しています。
新型コロナウイルスの影響が一巡し、保険金支払いの負担が軽減するのが奏功しているようです。
しばらく株価は活気づきそうです。
アミタホールディングス(2195)が急伸し、ストップ高まで買われています。
同社は、インドネシア大手セメント会社のIndocement Tunggal Prakarsaと共同事業調査のための覚書を締結したと発表しています。
今年末を目途に産業廃棄物・一般廃棄物由来の代替燃料・原料を調達・製造・供給する事業について、実現性の分析などを行うとのことです。
本日の大幅高で株価は決算発表を受け先々週に空けた大きな窓を埋めており、上昇トレンド入りが注目されます。
EduLab(4427)が場中値つかずのストップ高比例配分になっています。
同社は、先週末19日引け後に、同社に対して東証が特設注意市場銘柄の指定を解除すると発表しています。
同社は、不適切な会計処理に絡んで内部管理体制等の改善の必要性が高いとして2022年4月1日に特設注意市場銘柄に指定されていました。
指定から1年経過した後に提出された内部管理体制確認書の内容などを確認し、内部管理体制などが改善され、対応が行われていることが認められたとしています。
本日はこのことを材料視した買いが集まっていますが、明日以降継続するか注目です。
AIAIグループ(6557)が大幅続伸し、ストップ高まで買われています。
同社は、先週末に、2026年3月期の営業利益目標を3億~5億円とする中期経営計画を発表しています。
保育・療育・教育のシナジー効果を高め、投資額を抑制しつつ安定的な収益基盤の維持・拡大を図るとしています。
また、訪問支援サービスや幼児教育プログラムなどの新たなビジネスモデルを構築するとのことです。
株価は75日移動平均線を突破し、目先この水準を保てるか否かが焦点となりそうです。
リンカーズ(5131)が急伸しストップ高まで買われています。
人工知能関連という以外に特段材料は見当たりませんが、時価総額50億円にも満たない超小型株で貸借銘柄だけに踏み上げ相場を狙って仕掛けてきた投機筋が入ってきたとの思惑もあるようです。
直近、有力投資家のトンピン氏が手掛けたと噂されるビューティ花壇(3041)が、派手な踏み上げ相場を演じた直後だけに期待感が出るのは当然ですが、逆に言えばビューティ花壇の例があるだけに空売りは早々入らないとの見方も多いようです。
空売りを多く誘い込むには、もっと派手に上げていく必要があるだけに明日も上昇が続くかどうかが鍵になりそうです。
ちなみに、トンピン氏が手掛けていると噂される銘柄はヘリオステクノ(6927)、三ツ星(5820)、ビューティ花壇(3041)、海帆(3133)、TBグループ(6775)あたりという噂がありますが、どれも怪しい動きをしています。
あくまで、材料株なので割り切った対応が必要と思われます。
【テクニカル分析】
日経平均は8日続伸!
ギャップダウンからスタートし、日経VIの下落から、オプションの「ガンマスクイーズ」が一巡し、スピード調整が始まるものと思っていましたが、13時すぎから上値追いが始まり、31000円をあっさり超えてきています。
日経CNBCの岡崎良介氏によると、日本でおこっている「ガンマスクイーズ」の現象は海外でも起こっているとのことです。
上記、ⅰシェアーズMSCIジャパンETFでは、62㌦近辺(日本でいうと、およそ31300円あたり)に約10万枚のオプションの売りが控えていて、そのポジションのショートスクイーズが始まってきているとのことです。
同氏によると、この踏み上げが一巡したとしても、SQまで間があるため、新たなポジションが組まれ、それがまた踏み上げられるという構図が続くかもしれないとのことです。
目先的には、昨日のブログに書いたPBR1.3倍、フィナボッチ・リトレースメント(76.4%戻し)水準の21300円~21400円が壁になりそうですが、仮に天井を打ったとしても、急落になるとは限りません。
横ばいで日柄調整に留まる可能性も十分にあると思います。
トレンドが転換するには、MACDのヒストグラムがダイバージェンスをおこしはじめ、5日線(30481円)を下抜ける動きが見られると思います。
ただ、指数が調整にはいったとしても、個別銘柄の物色は広がりつつありますので、安易なショートは控えるべきと思われます。
【本日のトピック】
本日は割愛します。