えのキングの投資日記

日本株投資日誌

4/14 (金) CPI通過!当面の米市場の関心事は企業決算に!

4月13日(金)


【相場概況】

日経平均 寄与度ランキング

東証プライムの値上がり銘柄943/値下がり銘柄787
騰落レシオ(25日)106.07%
空売り比率 41.9%
売買代金
東証プライム 2兆4060億円
東証スタンダード 1343億円
東証グロース 1728億円

4/12(水)米株市況


恐怖指数

Fear and Greed Index - Investor Sentiment | CNN


【業種】


【個別】

www.nikkei.com

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ソフトバンクG(9984)が引けでは売られたものの、一時1.8%高になる局面がありました。

英紙フィナンシャル・タイムスがSBGが保有する中国 アリババ集団株の残り、ほぼすべての株を売却する方向に動いたと報じています。

中国へのエクスポージャーを抑えるとともに、財務体質の改善につながると評価した向きが買いを入れたようです。

一方で、同社は、これまでも大きなマイナス決算の際に、アリババ株を売却してきた経緯があり、これ以降は背水の陣をひくことになります。

本格的に日本のグロース株相場が復活するのであれば、同社株の上昇は欠かせないはずです。

今後も注目すべき銘柄と思います。

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トレジャーファクトリー(3093)が急伸し、ストップ高まで買われています。

 

 

同社は2023年2月期売上前年同期比21%増282億円になり、経常利益2.5倍26.2億円で着地したことを発表しています。

 

また、2024年2月通期経常利益9.6%増28.7億円に伸びることを見込んでいます。

 

 

さらに、今期配当は前期の18.5円→21円増配し、取得総数20万株、取得総額2億円を上限とした自社株買いの実施を発表しています。

株価は年初来高値を更新し、コメ兵HD(2780)買取王国(3181)など、他のリサイクルショップ株にも波及しています。

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エヌピーシー(6255)ストップ高まで買われています。

 


同社は2023年8月期2Q累計決算を発表していますが、営業利益2億2400万円(前年同期比224倍)と大幅増収増益で着地したことを発表しています。

これを受けて、通期の見通しも大幅上方修正しています。

同社は昨年10月の本決算発表の時に、部品価格の上昇などを理由に、今期見通しを増収ながら大幅減益になる見通しを発表し、株価も売り込まれていました。

 


2Q決算では主要案件での原価低減などにより、売上総利益率が向上したようです。

受注はもともと好調なため、利益率が改善してくれば見直し余地も大きいとの声もあります。

明日以降の株価に注目です。

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オンラインゲームの運営を手掛けるケイブ(3760)が場中値つかずのストップ高比例配分になっています。

 


同社は2023年5月期3Q累計決算を発表し、売上前年同期比3倍35億8600万円になりましたが、営業利益6億800万円の赤字になっています。

 

しかしながら、3Q(12月~2月)でみると、9億300万円の黒字になっていることがわかります。

子会社でらゲーの損益連結を開始したほか、Nintendo Switch版「虫姫さま」海外パッケージ版が売上に貢献したようです。

 

また、延期していた東方projectのIP許諾を受けた新規ゲームのリリース時期を今年の11月22日とすることも発表しています。

株価は年初来高値を更新していますが、一段高が期待できそうです。

テクニカル分析

 

日経平均 日足 MACD

日経平均は5営業日続伸!


主要な移動平均線を上回る形で、「陽の陽包み」を形成し、目先の上昇トレンドが加速しやすい足形が形成されています。

まずは、4/4高値28287円を突破できるかが注目されます。

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ファーストリテイリング PTS

引け後にファーストリテイリング(9983)上方修正と増配の発表をしています。

同社株のPTSも大幅高になっています。

ファーストリテイリング日経平均の構成率の10.93%を占めていますので、日経平均上昇の強力な援軍になりそうです。

【本日のトピック】

 

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さて、ご存じのとおり、注目された米CPI総合は市場予想を下回る5.0%になったものの、コア5.6%と市場予想と同じ水準になったことが発表されています。



株価は発表直後こそ上昇したものの、その後に発表された3月FOMC議事録でも、ハト派的なメッセージは少なく、株安・金利上昇につながりました。

FED Watch 5月

FEDwatchをみても、65%以上が5月FOMCに0.25%の利上げがあることを示唆しています。


マーケットは、5月に0.25%の利上げをおこない、6月にも利上げが底止年内に利下げに転じることを織り込んできています。

 

マーケットの当面の関心事は、企業決算に移ってくるでしょう。

株式市場も、金利は、あと1回の利上げで終了になることを織り込んでいて、goodnews is goodnews ,badnews is badnews という正常な反応になってきています。

米決算は、14日ウェルズ・ファーゴを皮切りに、銀行の決算発表が先行します。

SVB破綻がありましたので、銀行引当金を積んでくると思われますので、いい決算は出にくいと思います。

株式市場が決算を失望して下落するのか、すでに織り込み済みという反応になるのか見ていく必要があると思います。

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