5月8日(月)
【相場概況】
【騰落レシオ】
【空売り比率】
【売買代金】
東証プライム 2兆9924億円
東証スタンダード 1097億円
東証グロース 1435億円
【米株市況】
【恐怖指数】
Fear and Greed Index - Investor Sentiment | CNN
【業種】
【個別】
JT(2914)が全般軟調相場に逆行して上値指向を強め、3000円大台に乗せるとともに年初来高値を更新しています。
同社が、発表した23年1~3月期決算は、最終利益が前年同期比17%増の1446億8400万円と2ケタ伸長を達成しています。
同社の海外売上高比率は7割超と高く、為替の円安が追い風となったほか、ロシアや英国などでのタバコの製品価格引き上げによる効果が収益押し上げ要因として発現したようです。
市場では「通期業績の上振れ期待を高めるポジティブな決算内容」と評価する声があるようです。
東京鉄鋼(5445)がストップ高まで買われ、年初来高値を更新しています。
同社は、2024年3月期の業績予想を開示し、売上高は前期比6.0%増の840億円とし、最終利益も同23.0%増の45億円を計画しています。
コンセンサスはありませんが、四季報予測は大幅に上回っています。
また、前期の期末配当を1株100円、年間で110円にするとも発表し、今期配当見通しは1株150円の大幅増配計画を出してきています。
今期からの株主還元方針について、連結配当性向30%以上を目指すとし、資本効率の更なる向上を目的に自社株式取得を機動的に実施するとも発表していて、一気に高配当銘柄に浮上した格好です。
低PBR銘柄だけに株主還元強化への期待もあった銘柄ですが、想定以上の結果になり、明日以降も見直し買いが続きそうです。
本日は、9日に決算発表を予定している中山製鋼所(5408)も連想的に買われています。
インテリア卸大手のリリカラ(9827)が場中値つかずのストップ高比例配分になっています。
同社は、2023年12月期1Q決算を発表し、経常利益は前年同期比68.7%増の7億円に拡大しています。
上半期計画の4.6億円をすでに上回っていて、通期での大幅上方修正が期待されています。
また、同社株はTKP(3479)による大量保有から、元社長による現社長の解任要求の株主提案が出されています。
お家騒動も勃発していて、株価を乱高下させる材料になるかもしれません。
赤阪鉄工所(6022)が場中値つかずのストップ高比例配分になっています。
同社は、2023年3月期の業績上方修正を発表していて、最終利益がこれまでの予想8,000万円から前期比50.6%増の2億5,000万円に上振れて着地したことを公表しています。
収益性の高い部品や修理工事の売り上げの増加が寄与、補助金収入等の営業外収益も計画を大幅に上回ったようです。
本日95万株超の買いを残しており、株価は更なる高値を目指す動きになりそうです。
いつも(7694)が一時ストップ高になるまで買われ、年初来高値を更新しています。
同社は、2023年3月期の連結業績の再上方修正の発表をしています。
売上高が計画の121億3,300万円から前期比5.6%増の123億1,000万円、経常利益が1億7,300万円から同49.7%減の2億9,300万円に上振れて着地したようです。
ECマーケティングサービスやマーケットプレイスサービスにおけるブランドバリューアップが堅調に推移し、全社的なコスト効率化の進展も奏功したとのことです。
株価は中期上昇トレンド入りが視野に入ってきたと思われます。
【テクニカル分析】
日経平均は反落!
ギャップダウンからスタートし、心理的な節目の29000円を割り込んできています。
5日線(28909円)水準はキープしていて、明日以降もこの水準で値固めできるか注目されます。
もし5日線を割り込む動きになれば、25日線(28342円)や75日線(27755円)あたりまでの調整は覚悟しないといけない局面になると思われます。
米株次第なのかもしれませんが、ボラタイルな動きになることは想定しておくべきと思います。
【本日のトピック】
本日は割愛します。