えのキングの投資日記

日本株投資日誌

12/6(日)

ゴリラでもわかる!?

有望銘柄発掘法①

今日は、有望銘柄の調べ方を、先日紹介したラクーンHD(3031)を例にとり、ファンダメンタル面から解説いたします。

⓵銘柄コード 株探

まず、気になる銘柄があった場合 スマホで銘柄コードと株探と入力すれば上記画面が出てきます。
ここの業績推移 売上高と経常益の推移をチェックします。
ここ数年 連続で売上高と経常益が2ケタ以上で伸びる傾向が ある会社は、今期もその傾向が続く可能性が高く有望銘柄候補とします。

⓶銘柄コード 株予報

 

 次に 銘柄コードと株予報と検索すると、上記画面が出てきます。会社の通期計画に対し、クオーター決算でどの程度進捗しているかを見ることができます。ラクーンHDの場合は2Qで57.1%なので、まずまずの進捗状況といえます。(1Qあたり25%が通常の進捗状況です。)
次に 通期の会社予想とコンセンサス予想をチェックします。ラクーンの場合には11/30に通期経常を1160(百万円)と上方修正を出したのですが、それにもかかわらず株価が下落に転じたのは、コンセンサスの1220(百万円)に届かなかったため、材料出尽くしとみなされたということです。

⓷会社HP (経営者の思いと決算短信
私はここが、一番大事と考えます。
まず、成長株投資において、経営者が大株主になっていないということは、雇われ社長であり論外です。
時価総額を経営目標に入れるような会社は、当然株価を意識した経営をおこないますのでIRもしっかり出してきます。
経営者の顔写真が載ってないもの 経営者のコメントが、あたりさわりのないものも、あまり魅力を感じません。

決算短信は、会社のホームページのIR欄に必ず載ってます。
直近のものと前期のものも読んでみましょう。
会社の今後の業績の伸びに対する見通しが数字以上に感じ取れることがあります。
例えば、通期は据え置きでも、コロナの影響で・・・などと書かれている場合は、少しうたがってかかったほうがいいと思います。
IRや経営者のコメントを動画で配信する会社は積極的に情報発信をする会社なので評価できると思います。
ホームページを開いて、単純に「この会社スゲェー!」と思える会社は投資の候補にしてもいいと思います。

以上 他にもいろいろ見方はあると思いますが、今回は「ゴリラでもわかる
!?」がテーマですのでこれくらいにしときます。
また、時期をみて テクニカル編や需給編も書きたいと思いますのでよろしくお願いします。