3/4の日経平均は28930.11円
-628.99(-2.13%)でした。
東証1部の騰落銘柄数は値上がり787/値下り1295。
売買代金は2兆7612億円でした。
日経VIは25.91 +2.68(+11.54%) ピークは27.80まで上昇しました。
業種別では海運や不動産、銀行が上昇した一方で、非鉄金属、情報・通信、その他製品などの下落が目立ちました。
個別では大規模な自己株取得と償却を発表したリコー(7752)が値つかずのストップ高。
日経で世界最大級の容量の全個体電池を開発したと報じられた日立造船(7004)もストップ高しています。
その他、証券会社レポートを材料に日本郵船(9101)商船三井(9104)川崎汽船(9107)など海運株が大幅高。
金利上昇を好感した九州FG(7180)西日本FG(7189)新生銀行(8303)など銀行株もしっかりの展開でした。
反面 ファーストリテイリング(9983)ソフトバンクG(9984)が5%を超える大幅安で、この2銘柄だけで日経平均を324円下落させてます。
任天堂(7974)やソニー(6758)、日本電産(6594)など値がさグロース株も売り込まれる展開でした。
日経平均は大幅下落でボリンジャーバンドのセンターラインである25日線(29292.61円)を明確に割り込んできています。次の下値メドになるのが-1σ(28520.40円)水準になります。
それで止まらなければ、75日線(27741.26円)あたりがメドになりそうです。
今週はボラタイルな動きになりますが、来週SQ週になれば、切り返しも期待できると考えています。
本日 日銀がETFを501億円買っています。
どうやら、前場にTOPIXが1%以上下落すれば出動する説があてはまる可能性が高いようです。
さて、ご存じのかたも多いと思いますが、昨日、約1年ぶりにヒンデンブルグオーメンが点灯しました。
ヒンデンブルグオーメンが点灯すると、1か月以内に80%の確率で5%以上の下落がおこると言われています。
日経平均でいうと約1500円くらいになると思います。
上記のグラフは縦線がヒンデンブルグオーメンが点灯した日をしめしていますが、やはり、コロナショック前の1/28に点灯したため注目をあびる指標になったようです。
確かに、→のように、下落の予兆になっているときもありますが、オレンジの縦線の時のように下落につながっていないときも多くあります。
一応80%の確率とのことですが、日経平均にあてはめると60%くらいの確率になりそうです。
その反面 日本銀行(8301)が謎の4日連続ストップ高をしています。
日本銀行の出資証券は、バブル時に急騰した経緯があり、強気相場の象徴と言われます。
本日の下落でも、日経寄与度の高い銘柄が売られており、全面安という状況ではありません。
恐らく、以前ブログに書いた3/19の日銀政策決定会合の思惑でポートフォリオの入れ替えがおこなわれているという状況と思われ、早晩落ち着きを取り戻すと考えています。