2/18の日経平均は30236.09円
-56.10(-0.19%)でした。
東証1部の騰落銘柄数は値上がり406/値下がり1713です。
日経平均小幅安の割には値下がりが多い状態です。
売買代金は2兆8854億でした。
業種別の値上がりは電気・ガス、空運、医薬のみ 値下がりは証券、鉄鋼、鉱業の下げが目立つ動きでした。
個別ではファーストリテイリング(9983)が4.5%の大幅高です。1銘柄で日経平均を169円引き上げる動きになっています。特に材料はなく、日経平均の10%以上の寄与度を占める同社株は、指数を操作する杖になっており、もはやファンダメンタルは関係ない動きになっています。
日銀のETF買いで、日銀が実質、柳井社長に次ぐ2位の株主になっており、浮動株が極端に少なくなっています。
100株で1000万以上する同社株は、おいそれ個人が買える状態ではなく、日銀のETF買いの弊害をもっとも受けている銘柄と言えると思います。
他の値上がりでは、自社株買いが好感されたアドウェイズ(2489)が上昇。仮想通貨上昇でマネーパートナーズG(8732)が10%以上の上昇になりました。反面 決算が嫌気されているガンホー(3765)が続落。スクロール(8005)JMS(7702)メドピア(6095)等が値下り率上位に入っています。
日経平均は5日線(30120.05円)上をキープしており、依然上昇基調を保っています。ただ、上ヒゲ陰線で上値の重さを感じさせる形状です。
ボリンジャーバンドでは+2σ(30394.43円)を下回りバンドウォーク終了になっています。しばらくヨコヨコで調整か+1σ(29660.17円)あたりまでの下落になる可能性が出てきています。
個人的にはトヨタ(7203)がトレンドを崩しつつあり、米国SQを通過する来週あたりから調整にはいっていってもおかしくないと感じています。
さて、本日圧巻だったのが、ブログでも紹介したアクシージア(4936)です。私もセカンダリートライをさせてもらいましたが、QDレーザー(6613)同様大商いです。
マザーズでは443億の売買代金を記録し、全市場においても、10位にはいる大商いです。
社長が本日東証で会見を開いていましたが、売上の約90%が中国。 コロナ過で中国向けEコマースが200%の伸びになったとのことです。日本でもインバウンド狙いの目算があるようで、アフターコロナの銘柄としても見ることが出来そうです。
本日は流通株の約2.5倍の売買がおこなわれ、短時間で乱高下しました。
腕のあるデイトレーダーの中には、本日8回転したという猛者もいたぐらいです。
昨年12月の時もそうでしたが、時価総額の多いIPOに資金が集中する傾向があり、億トレーダーも多数誕生しています。
明日は、WACUL(4173)が上場になりますが、おそらく明日は寄らないと思いますので、引き続き注目されると思います。
今後もセカンダリーが狙えそうなIPOは紹介していきますので参考にしてください。