えのキングの投資日記

日本株投資日誌

11/25(水)

3連休明けの日経は、ここ数日の下げを完全否定するような強烈な上昇!638円高の26165円!!
現在のCMEも26460円の日経比+294円!!(4:30) 
本日も大きな上昇からスタートする可能性大!
ワクチンとかイエレンとか、いろいろ材料はあるのでしょうが、日本株にいたっては、結局需給!
昨日からドコモのTOB決済が始まり、本日より中間配当が始まります。ドコモ4兆円、中間配当4兆円で合計8兆円が12月初旬までに支払われることになり、12月のメジャーSQまでは、強烈な好需給が見込まれます。
売り方の買戻しも誘発し、強烈なスピードでの上昇が続いているのが現状でしょう。
巷では、強気のコメントが目立ち、はやくも28000円とか30000円の声も聞こえるものの、死角はないのか?
未来永劫上昇し続ける相場はなく、山高ければ谷深しというように、今はいいとこどりの理屈でマーケットも上昇しているが、いずれ悪材料ばかりがクローズアップされる下落相場が来ることも、経験上想定しておかなければいけないと思います。
考えられるシナリオとしては
①為替の円高
歴史的にみて米国は現状のように、経常収支が赤字拡大 物価が安定 米金融が安定という3拍子がそろうとドル安政策をとってきます。
投機筋も絡んだ100円を割れるような円高が進んだ場合
現状の日銀にとれる政策はほとんどなく、政府による為替介入が防衛策となります。一般的に、介入には米国との話し合いが前提にあるので、菅政権の米国との関係が重要になってくると思います。

②ワクチンによる死亡
早ければファイザーのワクチンは12/10にFDAに緊急承認され、12/11から摂取開始になります。
言うまでもなく、今回の相場の起爆剤はワクチンであり、もし、仮に死亡者のでるような副作用が確認されればマーケットは大きく動揺すると思われます。

金利上昇
現在の米株価はトランプノミクスの持つ構造的な「歪み」がエネルギーとして溜まっています。
いつになるかはわかりませんが、どこかのタイミングで噴出すると思われます。
問題は金利急騰とドル安が財政赤字拡大とともに起こる局面です。一例を挙げればレーガノミクスの「歪み」が噴出した1987年のブラックマンデーです。
長期金利実体経済に悪影響を及ぼす節目は3.0%と言われています。現状の長期金利は0.885%で安定しているものの、ひとたび急上昇がはじまれば、あっという間に起こりうります。それは、トランプであろうがバイデンであろうが変わりなく、私が、再三 長期金利の動きにを注視すべきと申し上げているのはここにあります。