えのキングの投資日記

日本株投資日誌

8/18(水)

8月17日 相場概況

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日経平均 寄与度ランキング

東証一部の騰落銘柄数は値上がり613/値下がり1478
騰落レシオ(25日) 89.59
売買代金 東証一部 2兆0684億円
     マザーズ 1208億円

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日経平均 S&P500 日経VI VIX

日経VI 20.39 +0.21(+1.04%)
VIX  16.89 +1.44(+9.32%)
8/17 16:43現在

業種 海運倉庫医薬品
などが上昇。
   空運鉄鋼石油・石炭などが下落。

個別 
本日も引き続き海運株が物色される展開です。川崎汽船(9107)3%を超える上昇になり、商船三井(9104)日本郵船(9101)もしっかりの動き。
小型の船株に資金が集中し、内海造船(7018)明治海運(9115)玉井商船(9127)栗林商船(9171)ストップ高まで買われています。

船株関連の物色は、倉庫株にまで広がり、東陽倉庫(9306)住友倉庫(9303)などが大幅高になっています。

主力どころでは、直近決算が好感された富士フィルム(4901)や国産ワクチンの開発を進めている第一三共(4568)などが物色されています。

決算関連では、上期が大幅増益になったジモティ(7082)や今期営業黒字転換を見込むアイスタイル(3660)が大幅高になり、通期見通しの上方修正と増配を発表したFRONTEO(2158)ストップ高比例配分になっています。

反面、上方修正と増配を発表した東京エレク(8035)は買いが先行したもののマイナス転換し、ソフトバンク(9984)5日連続の年初来安値になっています。

レーザーテック(6920)エムスリー(2413)などの主力グロース株が売りに押され、日本製鉄(5401)JFEHD(5411)神戸鋼(5406)など鉄鋼株が大幅安になっています。

緊急事態宣言の対象地域拡大の観測からJAL(9201)ANA(9202)空運大手が売られ、決算関連では、1Qが大幅減益になったハークスレイ(7561)や1Qが営業赤字に転落したITbook(1447)が急落しています。

また、エン・ジャパン(4849)は1Qの大幅増益が好感されず8%を超える下落になり、Abalance(3856)も今期見通しが保守的と受け取られストップ安に沈んでいます。

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マザーズ指数 日足 MACD

日経平均は4日連続安!
買い先行からスタートするも、開始5分で天井をつけ安値引けになっています。
7/30安値27272円を守れるかが焦点になりそうですが、
今週は米国のSQ週にあたります。
先週の日本同様にSQ特需が終われば、潮目が変わる可能性があり、米株の下落が伴うことになれば、27000円を割れて、思わぬ急落に見舞われる可能性もありうると思われます。
マザーズは、本日も安値更新で、追証のぶん投げを余儀なくされている銘柄もでてきているようですが、日経平均の底打ちのシグナルとしては、ソフトバンクGが、いつセリングクライマックスを迎えるかがバロメータになるのではと考えています。

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米国10年国債利回り

さて、下落を続ける米国の長期金利ですが、私は、まもなく上昇に転じ、ここ半年ほどで、2%に向けた金利上昇がスタートすると思っています。

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米 失業率が回復していないゾーン

上記は先日の雇用統計から、失業率が回復していないゾーンを示したものです。
特に注目してもらいたいのは年齢のゾーンであり、25歳から34歳の若い世代が仕事に戻っていないことがわかります。
これはどのような背景があるのでしょうか?
元来、米国の雇用環境はレイオフといって、景気が悪くなると、簡単に首を切るのに対し、景気が回復すれば雇用を推進するという形式が一般的といわれています。
したがって、若年層の雇用回復は、他の年齢層に比べ回復が早いというのがこれまでの流れでした。

ところが、米国株が上昇をしたおかげで、従来高給取りであった50歳台の人たちが、年金だけでも億の資金を手にする人が増えて、早期退職をする人が増えているとのです。

その流れがあるため、若年層も高給の仕事につける可能性が増えており、簡単に仕事を決めずに、より待遇のいい仕事に就くタイミングをはかるため若年層の雇用回復が遅れてきているようです。

企業にとっては、必要な労働力を確保するために、賃金を上げざるを得ない状況になり、米国の賃金は上昇傾向にあるようです。

賃金が上がれば、当然インフレに直結しますので、長期金利も上昇してくると思います。

金利上昇を見越して、金融株不動産株を仕込んでいくのは一考ではないでしょうか?