3/23の日経平均は28995.92円
-178.23(-0.61%)でした。
東証1部の騰落銘柄数は値上がり391/値下がり1748。
売買代金は2兆8900億円でした。
日経VIは23.89 -0.50(-2.05%)
VIXは19.89 -1.06(-5.06%)19:30現在
少し楽観すぎるような気がします。
業種別では上昇はその他製品の1業種のみで、大きく下落した業種は空運、海運、陸運などになっています。
個別ではNianticとアプリを共同開発していることを発表した任天堂(7974)が大幅高。
グロース株の見直し買いの流れで、東京エレク(8035)、エムスリー(2413)ソニー(6758)などの値がさ株も買われています。
その他、ミクシィと業務提携を発表したハブ(3030)がストップ高。今期営業黒字の発表をしたRIZAP(2928)も大幅高しています。
反面、米国長期金利下落を受けて、三井住友(8316)、三菱UFJ(8306)など銀行株が下落。
ここもと買われていたJAL(9201)、ANA(9202)などの空運株や日本郵船(9101)、川崎汽船(9107)、商船三井(9104)などの海運株など高値圏のバリュー株が大幅安になりました。
その他、連日ストップ高していて、本日より値幅がひろがった、わかもと(4512)が寄り付きより売られストップ安。海外でファイナンスを発表したフリー(4478)も大幅安しています。
ちなみに、このブログで以前紹介した船井電機(6839)が本日引け後、秀和システムにより918円でTOBされることが発表されています。
ここの筆頭株主の船井哲雄氏は、亡き創業者の長男で、船井電機の経営に関与していない旭川のお医者さんでした。
年齢も70歳をこえてきているので、こういうこともありかなと思っていました。
日経平均は終値ベースで心理的な節目の29000円を割ってきています。
週足のMACDもデッドクロスしており、今しばらくの調整が必要な動きと思われます。
次の下値のメドは13週線(28850円)になりますが、先物の手口などをみると、一段の下落もありえる展開で、私個人的には28500円~29500円のレンジで動くと考えています。
さて、昨日のブログで、米国発の不動産バブルが起こり始めていることを書きました。
日本の不動産バブルは米国の約1年遅れで発生しています。
長期目線では、上記の住友不動産(8830)をおすすめします。
前回、米国で不動産バブルが発生したのが2004年です。
住友不動産はその翌年の2005年から株価が2年で5倍になりました。
三菱地所とかでもいいのですが、住友不動産は傘下にREITを持っていません。
すなわち不動産を丸抱えしています。
不動産バブルのときは、開発ディベロッパーより、実際に現物資産を保有している会社のほうが、資産価値があがり、株価にも反映されると思われます。
REITも、利回りが高いものより、丸の内や港区など、値上がりが見込める不動産を保有しているものが評価されると思います。
他にも切り口はあるかもしれませんが、中長期資産形成を目指す方は資産の10%~20%は不動産関連を入れておいたほうがいいと思います。
参考にしてみてください。