12月20日(月) 相場概況
東証一部の騰落銘柄数は値上がり115/値下がり2051
騰落レシオ(25日) 73.52%
空売り比率 47.6%
売買代金 東証一部 2兆4541億円
マザーズ 1800億円
日経VIが急上昇してきています。
業種
全業種値下がりです。
個別
ほぼ、全面安になる中、任天堂(7974)やエムスリー(2413)は逆行高になっています。
11月後半から下落が続いていたFRONTEO(2158)に東海東京証券が新規に「アウトパフォーム」 目標株価4700円の評価をつけて大幅高になっています。
ファンケル(4921)やコーセー(4922)、花王(4452)など化粧品関連が上昇しています。
自社製品の30%割引の株主優待新設を発表したバルミューダ(6612)が大幅高になっています。
期末配当の増配を発表した竹本容器(4248)も逆行高になりました。
反面、レーザーテック(6920)や東京エレク(8035)など半導体関連が売り込まれています。
米国で金融株が売られたことから、三菱UFJ(8306)や三井住友(8316)など銀行株が大きめの下落になりました。
新生銀行(8303)は村上ファンド系のシティインデックスイレブンスの株式売却発表が嫌気され8%を超える下落になりました。
トヨタ(7203)やスズキ(7269)、マツダ(7261)など自動車株が大幅安になり、デンソー(6902)や豊田通商(8015)なども大きく下落しています。
3Q累計で減益となった西松屋(7545)や株主優待休止を発表したKeyHolder(4712)が大幅安になっています。
海外子会社においてライブ配信アプリの開発中止を発表したケイブ(3760)が22%安と急落しました。
本日上場したJDSC(4418)は公募価格近辺からスタートしストップ高。HYUUGA PRIMARY CARE(7133)もストップ高。反面、グローバルセキュリティエキスパート(4417)は高い初値をつけた後ストップ安となり明暗をわけています。
12/21 新規上場 トレーダーズ初値予想
ライフドリンクカンパニー(2585)
公募 1535円 初値予想 1427円
湖北工業(6524)
公募 4000円 初値予想 4500円
ラバブルマーケティンググループ(9254)
公募 1260円 初値予想 2900円
YCPホールディングスリミテッドJDR(9257)
公募 830円 初値予想 900円
日経平均は大幅続落!
期待された反発はおこらず、ほぼ寄り付き天井の形から大幅下落になり28000円割れになっています。
11時前に中国の利下げが公表され、先物主導で一気に下げ幅を拡げる動きになりました。
日本株は、海外イベントのヘッジの手段に使われていて、買い向かう力もないまま海外ファンドのおもちゃにされている様相です。
日経平均は三角持合いを形成していて、収れんしてきています。
どちらかに放れるタイミングが近づいている状態ですが、先週、レンジ上限未達で反落したことから上昇圧力低下が鮮明になってきています。
12/3安値の27590円維持が持合い継続の条件になりますが、明確に下抜けた場合は18年の「クリスマスショック」のような下落を覚悟しなくてはいけないかもしれません。
さて、マーケット環境は不透明さが目立ちますが、こういった環境であっても、日々をなりわいにしてトレードしなくてはいけない人たちは少なからずいますし、お金がないわけではないので、毎日なにかが動意づき、説明しにくい動きをする銘柄がでてくるものです。
ここもと、カカムーチョやウルフが手掛ける材料株はなりを潜めており、そういった資金が直近IPOに流れてくる可能性が高くなっています。
本日JDSCやHUUGA PRIMARYがストップ高になったのも、そういった短期資金が動いた可能性が高いと思われます。
12/21上場のラバブルマーケティンググループ(9254)も短期で高騰が狙える案件であると思います。
・SNSアカウント運用、SNS運用支援ツールの開発・提供、マーケティングオートメーションツールなどの導入・サポート、教育を手掛ける人気業種です。
・時価総額17.5億円の超小型案件です。(テンバガーになっても、わずか175億円!)
・公募・売出しわずか34.25万株
・超小型でも2Q累計EPS74.7円の好業績
・ロックアップ180日 1.5倍など解除条件なし
・公募価格 1260円 初値予想2900円(PER54.3倍)
直近11/24に上場したサイエンスアーツ(4412)
(公募1710円 初値4545円 最高値18690円)
のような動きになってもおかしくないと思います。