12月23日(木) 相場概況
東証一部の騰落銘柄数は値上がり1421/値下がり646
騰落レシオ(25日) 85.20%
空売り比率 38.1%
売買代金 東証一部 1兆8853億円
マザーズ 1854億円
業種
個別
レーザーテック(6920)や東京エレク(8035)など半導体関連が続伸し、日本郵船(9101)や商船三井(9104)など海運株もしっかりの動きでした。
主力どころではソニーG(6758)やリクルートHD(6098)、キーエンス(6861)など値がさ株の一角が大幅高になっています。
原油高を背景にINPEX(1605)が買われ、建機の値上げを発表したコマツ(6301)も3%近い上昇になりました。
直近12月上場IPOでは、このブログでも紹介した湖北工業(6524)、JDSC(4418)、三和油化工業(4125)ほか全部で8銘柄がストップ高まで買われています。
反面、認知症新薬の承認が得られなかったエーザイ(4523)が9%を超える下落になり、子会社の日立Astemoによるブレーキ部品の検査不正が報道された日立(6501)も3%を超える下落になりました。
ファーストリテイリング(9983)が逆行安になり、通期の利益見通しを引き下げた西部ガス(9536)も大幅安になっています。
トラスト(3347)や日水製薬(4550)が新市場選択のリリースを材料に大幅安になっています。
騰勢を強めた直近IPOの中では、ラバブルマーケティング(9254)が、一時連続ストップ安になる急落に沈んでいます。
12/24 新規上場IPO 初値予想(トレーダーズ)
長栄(2993) 不動産業
公募 1800円 初値予想 1700円
ニフティライフスタイル(4262) 情報・通信業
公募 2000円 初値予想 1840円
サスメド(4263) 情報・通信業
公募 1410円 初値予想 1297円
エフコード(9211) サービス業 12/22ブログ掲載
公募 2020円 初値予想 8000円
Green Earth Institute(9212) サービス業
公募 1160円 初値予想 990円
CS-C(9258) サービス業
公募 1010円 初値予想 1100円
タカヨシ(9259) サービス業
公募 1560円 初値予想 1700円
日経平均は3日続伸!
陽線を形成して25日線(28634円)を抜けてきています。
次のレジスタンスが200日線(28831円)になりますが、25日線の下落傾向が継続しており、年末要因で売買高も少ないため三角持合いを上抜けするようなトレンドを形成するかは微妙なところです。
本日、発表になった投資家別売買動向によりますと、12/13-17の週に海外投資家は▲3127億円(現物▲4660億円/先物+1553億円)の売り越しになっています。
日経平均が反発する中、足の速い投資家が先物を買い戻す一方で、現物は6週連続の売り越しになっています。
この売りを吸収したのは、信託経由の年金の買い越しになっていますが、海外投資家は売り継続でスタンスに変化はありません。
年内は「閑散に売りなし」で海外投資家も休みになりますので、持合いが続くかもしれませんが、思わぬ下落が起こる素地は残っていることを認識しておくべきかもしれません。
企業のDXを支援し、人口知能(AI)や、あらゆるものがネットにつながる「IoT」を活用したシステム開発を手掛ける会社です。
顧客はITや建設業界中心に多岐にわたります。
設計から実証実験、開発まで一貫して提供できるのが強みです。
インドネシアとマレーシアに現地法人を持ち、日系企業の海外子会社にもサービスを展開しています。
今後はタイやフィリピン、ベトナムなど東南アジア中心に拠点を拡げる方針のようです。
2021年12月期の連結売上高は前期比23%増の22億円
純利益は2.8倍の1億7600万を予想しています。
公募2430円 初値予想4800円
人気業種でありながら、PERは16.2倍
吸収資金も10.6億円 時価総額34億程度
クリスマス明けの12/27上場で、IPOラッシュも一息つくタイミングです。本日あたりはセカンダリーでも回転がきいてきており、本件も人気化する可能性が高いと思います。
セカンダリーチャレンジもありと思います。