えのキングの投資日記

日本株投資日誌

5/17(水) 【本日のトピックは割愛します】

5月16日(火)



【相場概況】

日経平均 寄与度ランキング

【騰落レシオ】


空売り比率】


【売買代金】

東証プライム 3兆5529億円
東証スタンダード 2317億円
東証グロース 1657億円


少し前まで、東証スタンダードは東証グロースより売買代金が少ない状況が当たり前でしたが、最近は逆転しています。

上記比較チャートを見ても、ここ1か月はグロースが軟調で、プライム、スタンダードは好調です。

成長より割安を求める外国人投資家が主流であることがわかります。

【米株市況】

5/15(月)米株市況


恐怖指数

恐怖指数

Fear & Greed Index

Fear and Greed Index - Investor Sentiment | CNN


【業種】


【個別】

www.nikkei.com


京セラ(6971)が続伸し、年初来高値を更新しています。


同社が発表した、20
24年3月期業績は、売上高前期比3.7%増2兆1000億円営業利益同14.4%増1470億円を予想しています。

コンセンサス(1390億円程度)を上回る計画が好感されたようです。


また、あわせて806万6,000株(発行済み株式数の2.25%)、500億円を上限とした自社株買いを発表しています。

足元で調整が続いているスマートフォンや自動車関連の市場が緩やかに回復し、収益を押し上げると見込んでいるようです。

他社の決算等から、やや楽観的に感じますが、スマホ市場に回復の兆しがあるという見方は注目されます。


kabutan.jp


網屋(4258)ストップ高比例配分になり、年初来高値を更新しています。

 


同社は、2023年12月期の業績予想を上方修正しています。

営業利益予想を従来の2億8,000万円から前期比22%増3億2,000万円に増額修正しています。

脱コロナで営業案件が回復した他、前期実施した販売価格の値上げ効果が収益に大きく反映されたようです。

株価は売り板が薄い処を駆け上がり、1,420円台の戻り売りを順調に熟せればステージが変わりそうです。

kabutan.jp


fonfan(2323)ストップ高まで買われています。


同社は、
サイブリッジ合同会社が、同社株を1株455円TOBを実施すると発表しています。

サイブリッジ合同会社の職務執行者の水口翼氏は、同社の社外取締役で、サイブリッジコーポレーションの持ち分を合わせて筆頭株主となり、中長期的な企業価値の向上を目指すとのことです。

本日の株価はTOB価格を前に伸び悩みましたが、今後も同価格を意識した値動きが続くものと思われます。

 

kabutan.jp

ヘッドウォータース(4011)が急反発し、ストップ高まで買われています。


同社は、2023年12月期1Q決算を発表し、連結経常損益6,100万円の黒字に浮上したことを公表しています。

また、6月末の株主を対象に1株を2株にする株式分割を実施することも併せて発表しています。

株価は急反発していますが、目先は4月19日に付けた年初来高値18,440円を突破出来るか否かが焦点となりそうです。

kabutan.jp


ispace(9348)ストップ高まで買われています。


同社は、2024年3月期の業績予想を開示し、売上高前期比6.3倍61億9,600万円最終損益78億8,900万円の赤字前期は113億9,800万円の赤字)となる見通しを示しています。

大幅増収で最終赤字幅が縮小する計画が材料視されたようです。

 


説明資料によれば、月面着陸まで至らなかったミッション1の結果が、ミッション2、ミッション3の締結済み売上契約への影響は無いとのことです。

また、三井住友海上火災保険と締結した月保険を巡り、保険金の受領を見込むものの、現時点では確定しておらず、金額については業績予想には反映していないとしています。

今後の打ち上げスケジュールにも変更は無いとしていて、安心感に繋がり、改めて今後のミッションへの期待感から見直し買いが入ってきた様子です。

明日以降も買いが続くのか注目されます。


テクニカル分析


日経平均は4日続伸!

マドを開けて上昇し、十字足を形成しています。


仮に、明日もマドを開けて上昇ということになれば、30,000円到達とともに、坂田五法の「三空踏み上げ」が完成します。

いったんの調整は想定すべきと思いますが、すぐさま下落トレンドが始まるわけではないと思われますので、基本は押し目買いになると思います。


【本日のトピック】

本日は割愛します。

にほんブログ村 株ブログへにほんブログ村 株ブログ 株式投資情報へ
にほんブログ村

にほんブログ村

5/16(火) グローバルニッチトップのホソカワミクロン(6277)に注目!

5月15日(月)


【相場概況】

日経平均 寄与度ランキング


【騰落レシオ】


空売り比率】


【売買代金】

東証プライム 3兆1715億円
東証スタンダード 1705億円
東証グロース 1583億円

【米株市況】

5/12(金)米株市況


恐怖指数

Fear & Greed Index

Fear and Greed Index - Investor Sentiment | CNN


【業種】



【個別】

www.nikkei.com


ゼンショーホールディングス(7550)が大幅高になり上場来高値を更新しています。

 

同社は、2024年3月期業績予想を発表し、売上高前期比15.2%増8,984億6,600万円営業利益同84.5%増400億9,000万円前期に続き過去最高を更新する見込みです。

また、配当も前期比16円増40円としており、これらが好感されているようです。

新型コロナウイルス感染症に伴う行動制限の緩和などを受け、個人消費が回復傾向にあり、外食事業の伸びを見込むとのことで、4月1日に完全子会社化したロッテリアも貢献するようです。

株価はどこまで買われていくのか注目です。

kabutan.jp


GENOVA(9341)が場中値つかずのストップ高比例配分になっています

同社が発表した2024年3月期連結業績予想で、売上高84億8,200万円(前期比30.2%増)営業利益22億700万円(同27.3%増)純利益15億500万円(同19.4%増)と大幅増収増益を見込むことが好感されているようです。

引き続き医療メディア「Medical DOC」をはじめとする主力のメディカルプラットフォーム事業でサービス契約件数、契約単価の上昇を見込むとのことです。

本日は差し引き108万株超の買いを残して終えていますので、明日以降も上昇が期待できそうです。

kabutan.jp


ヤプリ(4168)が高より後、ストップ高まで買われています。



同社は、2023年12月期1Q営業損益7,100万円黒字に浮上して着地したと発表しています。

サービス売上が好調かつ抜本的なコスト構造の見直しを行った結果、黒字に転換し、長期的に筋肉質な組織への転換を図ることが出来たとしています。

通期予想は2,400万円で据え置きましたが、1Q時点で既に上回っていることから上方修正への期待が広がっています。


kabutan.jp


守谷輸送機工業(6226)が一時ストップ高まで買われ、年初来高値を更新しています。


同社は、2024年3月期の業績予想を開示し、最終利益前期比2.1倍13億2,000万円の見通しを発表しています。

2期ぶりの過去最高益を計画した他、年間配当予想同1円増配16円としています。

 

また、同社は中期経営計画も公表していて、2027年3月期売上高210億円営業利益26億円(2024年3月期見通し19億5,000万円)に伸ばす目標を掲げています。

株価の一段高が期待できそうです。

kabutan.jp


長野計器(7715)ストップ高まで買われ、年初来高値を更新しています。


同社は、2024年3月期連結業績予想を発表し、売上高前期比12.0%増678億円営業利益同29.1%増61億円純利益同17.3%増40億円大幅増益の見通しを公表しています。

 


また、同社は、2026年3月期売上高753億円営業利益97億円を目指す中期経営計画も発表しています。

株価は昨年1月以来の高値水準を駆け上がる動きが期待できそうです。


テクニカル分析

日経平均 日足 MACD


日経平均は続伸!

ギャップアップからスタートし、陽線年初来高値を更新しています。

引き続き5日線(29301円)上を保っていて、上昇の勢いは継続しています。

次なるターゲットは2021年11月16日高値29,960.93円、そして大台30,000円となってきます。

引き続き、この勢いが継続するのか注目されるところです。


【本日のトピック】

ホソカワミクロン(6277)

 

https://www.hosokawamicron.co.jp/


さて、本日はホソカワミクロン(6277)に注目したいと思います。

 

同社は、微粉体関連機器のグローバル・ニッチ・トップメーカーです。

 


 
粉体に関する様々な事業を行っていますが、メインのビジネスは、細かく砕く、大きさで分ける、混ぜる、乾かす、供給する、計測する、粒子を設計するなど粉を処理する機器・装置の開発、設計、製造、販売、メンテナンスサービスの提供です。

 

 

 


ものづくりには複数の工程がありますが、原料状態、中間工程、最終製品など、いずれかの工程で粉であることが多く、そこには必ず粉を処理する粉体技術が必要となります。

つまり、同社の機器は、食品、医薬、化学、樹脂、金属、電子部品などあらゆる産業分野で活用され、“ものづくり”に不可欠な存在となっています。

 

 

エコカーや携帯電話に使われる充電できる二次電池や磁石、液晶パネル、紙おむつ、化粧品、洗剤、ペットボトル、化学繊維、調味料、お菓子、サプリメント、薬などの製造には同社の粉体処理装置粉体技術が活用されています。

同社のビジネスは“B to B”であるためあまり知られていませんが、粉体処理機器の業界での知名度は非常に高く、粉体技術の世界トップ企業として認知されています。

 

 

同社が発表した、2023年9月期第2四半期累計(22年10月-23年3月)連結経常利益前年同期比7.7%増33.6億円に伸び、通期計画65億円に対する進捗率は51.8%に達しています。

決算短信をみると、全体市況が軟調な中、いち早く受注を戻し始めていることがうかがえます。

市場環境も、米国市場はまだ弱いものの、欧州の製造系が戻りつつあることも書かれています。

 


PER10.7倍程度で、PBR0.86倍です。

財務も堅調で、有利子負債率2.4%と、無いに等しい状況です。

日本がインフレに転じて、利率が上昇してきても強い体質であると言えると思います。

 


週足のチャートを見ると、下値を切り上げるアセンディングトライアングルを形成してきているのがわかります。

海外投資家が割安な日本株に注目してきたのならば、世界になくてはならない同社のグローバルニッチトップな特性、及び割安な株価に関心がもたれると思います。

にほんブログ村 株ブログへにほんブログ村 株ブログ 株式投資情報へ
にほんブログ村 
にほんブログ村

5/15(月) 日本株は30年にわたる常識をあらためる時が来ているかもしれない。

5月12日(金)


【相場概況】

日経平均 寄与度ランキング


【騰落レシオ】


空売り比率】


【売買代金】

東証プライム 3兆9587億円
東証スタンダード 1467億円
東証グロース 1353億円

【米株市況】

5/11(木)米株市況

5/12(金)米株市況


恐怖指数

恐怖指数

Fear & Greed Index

Fear and Greed Index - Investor Sentiment | CNN



【業種】



【個別】

www.nikkei.com


東京エレクトロン(8035)が続伸しています。

 


同社は、2023年3月期の決算を発表し、営業利益6177億円前期比3.1%増となり、市場予想300億円程度上振れる着地になりました。

一方、2024年3月期3930億円同36.4%減市場予想300億円程度下振れています。


同社は半導体の前工程製造装置(WFE)について、2023年の市場規模は前年比25~30%減の700億~750億ドルとの予想を示し、半導体メーカーの設備投資が抑制傾向で需要が減少すると見ているようです。

一方で、今後の成長を見据えて、同社として過去最大となる約2000億円の研究開発投資を計画し、発行済み株式数の2.1%に当たる1000万株を上限とした自社株買いも発表しています。

市場では、「足元は厳しいが底が見えてきた」と見る向きも多く、騰勢を支えているようです。

kabutan.jp


ネツレン(5976)が場中値つかずのストップ高比例配分になっています。


同社は、2023年3月期の決算を発表し、減損損失の計上によって純利益従来計画17億円を下振れる3.8億円となっています。

また、2024年3月期営業利益28億円で前期比16.8%増の見通しですが、四季報予想を下回り、中期計画で示していた40億円も大きく下振れる格好になっています。


しかしながら、同社は同時に、配当政策の変更を発表していて、
ROE8%およびPBR1倍以上の早期実現に向けた施策を前倒しすることを発表しています。

具体的には今期からDOE3.0%以上に変更するとし、これにより今期配当1株48円と大幅増配になっています。(配当利回り5.44%

自己資本が棄損しなければ来期以降も同程度の配当が実施されることになるため、好感されたようです。

更に、同社は、271万7000株(発行済み株式総数の7.21%)・15億円を上限とした自社株買いも発表していて、株主還元に対する姿勢の変化が評価されているようです。

kabutan.jp


ジャパンエンジンコーポレーション(6016)が場中値つかずのストップ高比例配分になっています。

 

同社は、2024年3月期の単独業績予想を発表しています。

売上高前期比21.3%増185億円営業利益同13.1%増5億円純利益同36.0%増11億円2桁増収増益を予想しています。

また、年間配当前期比15円増55円を予定しています。

主機関で豊富な受注残高を確保済みであり、高水準の工場操業を見込むことが牽引するほか、販売台数の増加や販売単価が引き続き上昇基調にあることも寄与するとのことです。

本日は差し引き50万株超の買いを残しており、青天井圏を駆け上がる可能性が出てきています。

kabutan.jp


三精テクノロジーズ(6357)ストップ高まで買われ、年初来高値を更新しています。


同社は、決算発表において、
2023年3月期連結経常利益前期比46.6%増27.5億円に拡大し、従来予想の20億円を上回って着地したことを公表しています。

また、2024年3月期前期比5.2%増29億円に伸びる見通しになっています。

同時に前期の年間配当35円→37.5円に増額し、今期も前期比2.5円増40円に増配する方針を示しています。

国内外で遊戯機械分野の受注が拡大するとみているほか、舞台設備分野での仮設舞台装置向け需要の取り込みを見込んでいるようです。

株価は年初来高値を更新し、目先この勢いがどこまで続くか注目されます。


kabutan.jp


イオンファンタジー(4343)が大幅高になり、年初来高値を更新しています。

三菱UFJモルガン・スタンレー証券が強気なレポート出しており、それが刺激になっているようです。

コロナ禍の収束でレジャー需要回復期待から株価は上昇トレンドが続くと予想していて、潜在リターンの大きさやアフターコロナの営業利益成長力を考慮すれば、株価には割安感があると指摘しています。

投資判断「Overweight」を継続して、目標株価を従来の3,940円→6,400円へ大幅に引き上げています。

2024年2月期から新たな2桁営業利益成長局面に入るというシナリオを予想しているようで、今期業績は会社計画を大きく上回り、来期も大幅増益を続けるとのことです。

昨日終値の2倍近い目標株価となっていることから、レーティングインパクトも強かった様子です。

来週も買いが続くか注目されます。


テクニカル分析

日経平均 日足 MACD


日経平均は大幅続伸!

5日線(29165円)をキープしながら、年初来高値を更新してきています。


ナイトセッションの日経平均先物29570円 +150円で戻ってきています。


ここにきて、日本株の強さが際立ってきています。

米株のみならず、欧州株やアジア株の上値が重くなる中、日本株が独歩高になってきています。

この強さを演出しているのは、言うまでもなく海外投資家です。

海外投資家の先物累積売買代金は買い余力が残っている事を示唆していて、彼らが買い続ける限りこの流れに抗うのは賢明ではないと思われます。

日経平均 週足 MACD

日経平均の週足は、13週線(28136円)を下値支持線として、5週連続陽線を形成してきています。

日経平均がトレンド転換するとすれば、日足5日線(29165円)を下抜き、週足陰線に転換という流れになると思います。

そして、仮に13週線(28136円)を下抜ける動きになれば、下落トレンドのスタートとなると思います。

逆に言えば、13週線を下抜ける動きがない限り、上昇トレンドは崩れないと見るべきかもしれません。

日経平均の上値がいくらになるのか見通すのは難しいと思いますが、安易に値ごろ感でショートを振るのは危険かもしれません。

【本日のトピック】

「米国がくしゃみをすると日本は風邪をひく」

さて、バブル崩壊以来30年、このことは投資の常識としてとらえられてきたと思います。

日本株のパフォーマンスは、常に米株に劣後し、米株に下落の兆しが読み取ることが出来れば、日本株を売っておけば、それなりの成績を残すことができたのは確かです。

NYダウ 日足

ところが、少なくとも、ここ数週間の動きをみれば、NYダウが5/1の高値から、ズルズルと下落しているのに対し、日経平均は年初来高値を更新する動きになっています。

米株分析を的確におこなって、日本株のショートで持っていかれている投資家も多いのではないでしょうか?

この要因として考えられることはいくつかあると思います。


中央銀行の政策

www.nikkei.com

言わずもがな、欧米が金融引き締めを継続する中、日本は大規模金融緩和を継続しています。

植田日銀総裁は経済学者としても、知名度が高く、総裁の一挙手一投足が注目されています。

米国が金融緩和に転ずるまでは、日本の優位性が評価されるのかもしれません。


②政権の安定

www.nikkei.com


岸田政権の支持率が上昇してきています。


菅政権と違って、具体的なことはなにもしない岸田政権は政敵を生まず安定していると揶揄する向きもありますが、政権がコロコロ変わるよりはマーケットに好感されるところはあると思います。

 


よくも悪くも、岸田首相が米タイム誌の表紙になるということは、それだけ注目されてきたということでしょう。


③加速する日本投資

www.nikkei.com


投資の神様であるウォーレン・バフェットが、日本の投資を高める方針を表明したのは記憶に新しいところです。

www.nikkei.com

www.nikkei.com


TSMCサムスンが、日本に半導体拠点を新設してきている動きに代表されるように、海外勢が日本に投資する動きも確実に増えてきているように感じます。

ほかにも、理由はあるかと思いますが、日本の注目度が上がり、日本株を取り巻く環境も変わり始めていることは確かでしょう。

www.nikkei.com


確かに「セル・イン・メイ」に気をつけろとか、PERが19倍近くにも上昇してきていることを警戒する見方はあると思います。

しかしながら、米株の平均PERは20倍~25倍であり、環境が変わってきているのであれば、日本株のPERはむしろ割安と捉えるべきかもしれません。

ここ30年ほど、投資家にしみついてきた「米国がくしゃみをすると日本は風邪をひく」という大前提を見直すべき時が来ているのかもしれません。

にほんブログ村 株ブログへにほんブログ村 株ブログ 株式投資情報へ
にほんブログ村 
にほんブログ村

5/11(木) 公開間もない銘柄のロックアップ解除一覧。

5月10日(水)



【相場概況】

日経平均 寄与度ランキング


【騰落レシオ】


空売り比率】


【売買代金】

東証プライム 3兆1887億円
東証スタンダード 1541億円
東証グロース 1206億円

【米株市況】

5/9(火) 米株市況


恐怖指数

恐怖指数

Fear & Greed Index

Fear and Greed Index - Investor Sentiment | CNN



【業種】


【個別】

www.nikkei.com


三菱商事(8058)が大幅続伸し、上場来高値を更新しています。

同社は、2023年3月期の決算を発表し、純利益1兆1807億円前期比25.9%増益となり、2024年3月期9200億円同22.1%減の見通しとしています。

実績値、ガイダンスともにほぼ想定線ですが、減益見通しながらも、2024年3月期配当金200円前期比20円の増配を計画しています。

また、発行済み株式数の6.0%に当たる8600万株3000億円を上限とする自社株買いの実施も発表しています。

積極的な株主還元策を評価する動きが優勢になったようです。


kabutan.jp


丸井グループ(8252)が大幅続伸になり、年初来高値を更新しています。


同社は、取得総数2200万株(自己株式を除く発行済み株式総数の11.62%)、取得総額400億円を上限とする自社株式の取得枠設定を決めたと発表しています。

 


また、2024年3月期年間配当予想42円増配101円としていて、材料視されたようです。

同社は、今期から資本政策を変更する方針です。


株主資本配当率(DOE)8%程度を目安に長期安定的な増配の実現を目指すとしています。

自己株式の取得については、財務状況や株価水準などを総合的に勘案し、資本効率と株主利益の向上に向け、機動的に実施する方針です。

 

同社は、あわせて24年3月期の業績見通しも開示しています。

売上収益前期比7.4%増2340億円最終利益は同21.1%増260億円を見込んでいます。

小売セグメント、フィンテックセグメントともに好調で営業増益を見込んでいるようです。



kabutan.jp


日本冶金工(5480)が大幅続伸になっています。


同社が、発表した本決算は前期業績計画超過となったものの、今期見通しは大幅減益計画となっており、四季報予測を大きく下回っています。

しかしながら、嫌気する動きは見られず、本日は朝から買われています。


今期配当1株200円で据え置いた他、
最大20億円の自社株買いを発表したことが好感されているようです。


また、同社は、
中期経営計画を策定していて、株主還元については安定的且つ継続的な配当を実施し、必要に応じて自己株式の取得を機動的に行うなど、総還元性向35%を目指すとしています。

前中計期間は、総還元性向25%程度で、中長期的な視点では時価総額1,000億円超をターゲットに、企業価値向上に向けて財務基盤強化と収益力向上に取り組んでいくとのことです。

明日以降、株価は年初来高値4,770円を取りに行けるか注目されます。

kabutan.jp


トーモク(3946)が急騰し、年初来高値を更新しています。

 


同社は昨日引け後に、2024年3月期通期の連結業績予想を公表しています。

営業利益の見通しを前期比54.3%増115億円とし、年間配当前期比10円増配70円としていることが好感されたようです。

主力の段ボール事業では、顧客の多様化したニーズに的確に対応できる高品質・高付加価値製品の供給体制をデザイン部門や紙器部門と一体となって強化するとしています。

株価は昨年来のレジスタンスレベルを明確に上回ってきており、2021年9月以来の2,000円台を目指すことになりそうです。

kabutan.jp


True Data(4416)ストップ高まで買われています。

 

同社は、実店舗におけるYouTube広告の売上効果の検証・予測が可能となる新サービスの提供開始を決定したと発表しています。

Googleオープンソースで公開する統計モデル「Causal Impact」を活用したサービスにより、実店舗での売上効果を定量的に把握することで、効果的な広告戦略の立案が可能になるとのことです。

同社は、この売上効果の検証サービスを、YouTube広告を対象にスタートし、将来的にはテレビCMやその他のウェブ広告など、さまざまな広告配信へと拡大していく予定とのことです。

本日の株価は高寄り後も、長い下影を残しており、新値更新へ態勢が整いつつあるように見えます。


テクニカル分析

日経平均 日足 MACD


日経平均は反落!

ギャップダウンからスタートするも、5日線(29119円)は、なんとかキープしています。

陽の陰はらみ

ローソク足「陽の陰はらみ」を形成していて、明日の値動きが重要になりそうです。

明日の動きが、上振れるようなら一段高につながり、30000円に向けた上昇が継続する可能性がある一方、下振れるようなら、下落トレンドに転換する可能性もあります。

今晩のCPIをふまえた米株市況も、トレンドを決定づけるファクターになりえますので注意が必要です。

 


【本日のトピック】

さて、本日は、5月~6月にロックアップ解除になる銘柄一覧を見つけましたので掲載しておきます。

上場から間もない銘柄、特にVC(ベンチャーキャピタルが大株主に並んでいるような銘柄は、いつロックアップが解除になるか、もしくは、いくらの水準で解除になるか把握しておけば、売買の判断に役立つと思います。

参考にしてみてください。

 

にほんブログ村 株ブログへにほんブログ村 株ブログ 株式投資情報へ
にほんブログ村 
にほんブログ村

5/10(水) ユークス(4334)はネクスト バンクオブイノベーション?

5月9日(火)



【相場概況】

日経平均 寄与度ランキング

【騰落レシオ】


空売り比率】


【売買代金】

東証プライム 3兆2746億円
東証スタンダード 1012億円
東証グロース 1429億円

【米株市況】

5/8(月)米株市況


恐怖指数

恐怖指数

Fear & Greed Index

Fear and Greed Index - Investor Sentiment | CNN


【業種】


【個別】

www.nikkei.com


JFEホールディングス(5411)が急騰し、年初来高値を更新しています。


同社が発表した2024年3月期の業績予想は、最終利益前期比17%増1900億円と2ケタ伸長を予想しています。

これは事前のコンセンサスを大きく上回る水準で、買いを呼び込む流れになりました。

更に、今期年間配当見通しを1株100円とし、前期実績から増配となる計画も発表しています。

中国経済の回復が市況押し上げ効果をもたらすほか、鋼材需要は自動車向けを中心に好調を見込んでいるようです。

同社株の決算と株価反応を受け、日本製鉄(5401)神戸製鋼所(5406)など、これから決算発表控えている他の鉄鋼株も大幅高になっています。

立花証券は、「(JFEが)期初に年間の配当計画を出すことは珍しく、今期の増益に対する会社側の自信の表れだと評価できる」と評する一方で、SMBC日興証券では、「外部環境は急速に悪化している」と指摘し、「会社計画の販売数量では業績リスクがあり、配当に関しても業績が悪化した場合は、引き下げのリスクもある」と指摘しています。


鉄鋼株の決算も踏まえて、見ていくのが得策と思われます。

kabutan.jp


Abalance(3856)
後場に入り、カイ気配になり、ストップ高まで買われています。

 

同社は、この日、2023年6月期の連結業績予想の再々上方修正を発表しています。

今期の売上高1750億円→2150億円(前期比2.3倍)最終利益34億円→57億円(同6.6倍)に予想を見直ししています。

太陽光パネルの製造販売を手掛けるベトナムのVSUN社において、欧米市場向けの販売が想定を上回って推移し、利益率も改善したとのことです。

また、2月24日に上方修正した中期経営計画については、合理的な将来見通しが可能となった時点で、改めて目標値の見直しを行う予定とのことです。

同社株は先月増担保規制が入ったことを機に調整していましたが、今回の上方修正を受け改めて上値を目指す展開になるのか、明日以降の動向が注目されます。

 

 

kabutan.jp

 

マクニカホールディングス(3132)が大幅高になり、約2カ月半ぶりに年初来高値を更新しています。

 

同社が発表した、2023年3月期決算では営業利益前期比68%増616億4600万円と急拡大し、過去最高益を大幅に更新しています。

年間配当も、前期が140円(前の期実績100円)と大幅増配になっています。

 


半導体スマートフォンやパソコン向けメモリー需要が停滞しているものの、産業機器向けが好調で収益に貢献しているようです。

また、注力するセキュリティー関連がエンドポイントセキュリティ分野を中心に大幅な伸びを示しています。

一方、2024年3月期620億円前期比0.6%増の見通しになっています。

増益率鈍化を見込むものの、年間配当金150円と一段の増配を計画しているのが好感されているようです。

また、PER5倍台と株価指標面から割安感が顕著なことも、物色人気を増幅させているようです。

kabutan.jp


ピアズ(7066)が場中値つかずのストップ高比例配分になっています。

 

同社は、2023年9月期業績予想の上方修正を発表しています。

純利益4億8000万~5億2200万円(前期1億100万円の赤字)とし、従来予想のレンジ(300万~6500万円)から大幅に引き上げたことが好感されているようです。

非対面型で接客を行う「オンライン接客サービス」の需要が想定を上回り、オンライン接客による成約率向上など収益率が大幅に改善したことが寄与しています。

また、イベントプロモーション案件の受託が回復傾向にあるようです。

株価は、高値圏での揉み合いとなっていた刺激材料となり、目先この勢いがどこまで続くか注目されます。


kabutan.jp

 

ラバブルマーケティンググループ(9254)が急騰し、一時20%を超す上昇になっています。



チャットボットツール「autou(オウトウ)」、リリースから1ヵ月間で複数企業での導入が決定 ~大手ディベロッパー、大手食品メーカーなどでの ...

同社は、同社子会社で企業のSNSマーケティングを支援するコムニコのチャットボットツール「autou」が、提供開始から1ヵ月間で大手食品メーカーやディベロッパーなど複数の企業で導入することが決まったと発表しています。

「autou」は、Instagramのダイレクトメール(DM)の自動応答に対応するチャットボットツールで、担当者の業務負担軽減とInstagramのエンゲージメントやリーチ数などを増やすために重要となるシグナルを向上させることができると期待されているようです。

本日の株価は高寄り後、売り買いが交錯しましたが、上昇トレンドを確立できるか注目されます。


テクニカル分析


日経平均は反発!

5日線(29066円)上をキープし、5/2高値(29278円)に肉薄しています。


しかしながら、騰落レシオが、6日、10日、15日、25日すべてが140%になるという、ここしばらく見たことない過熱を示しています。


米株もナスダック100ダイバージェンス現象を引き起こしていて要警戒と見る人もいます。

日本株も、今週末には決算発表が佳境を迎えますので、決算期待が一巡すれば、いったんは要警戒と思われます。


【本日のトピック】

ユークス(4334)

https://www.yukes.co.jp/


さて、本日はゲームソフト受託開発を手掛けるユークス(4334)を紹介します。

同社の事業は主に4つの事業で成り立っています。

① パブリッシング事業


②ゲーム事業

③遊技機事業


④XR事業

 


同社は、プロレス格闘ゲームの開発を手掛け、人間のリアルな動きを再現する技術に定評があり、リアルタイムでCG化するライブイベントなど、さまざまな状況で応用が可能とのことですが、なんといっても、今年の目玉といわれているのが、今夏にリリースする予定の「DCデュアルフォース」と言われています。


同ゲームは、全世界で歴史的人気を誇るDCコミックスのキャラクターをテーマにしたオンライン・トレーディングカードゲームで、海外で注目度が先行しているようです。

スーパーマンバットマンなどお気に入りのキャラクターを組み合わせて自分だけのデッキを構築し、世界中のプレイヤーとゲームを楽しむことができるとのことです。

バンクオブイノベーション(4393)



私はゲームをやらないので、ピンときていないのですが、一説によると、一世風靡したバンクオブイノベーション(4393)メメントモリに匹敵するとの声もあるようです。

 

業績は、今期最高益の見通しで、成長株でありながら、PERも13.2倍程度です。

 

ユークス(4334)日足

株価は、ここもと上昇してきていますが、監視しておいてもいいと思います。

にほんブログ村 株ブログへにほんブログ村 株ブログ 株式投資情報へ
にほんブログ村 
にほんブログ村

5/9(火) 【本日のトピック】は割愛します。

5月8日(月)



【相場概況】

日経平均 寄与度ランキング


【騰落レシオ】


空売り比率】


【売買代金】

東証プライム 2兆9924億円
東証スタンダード 1097億円
東証グロース 1435億円

【米株市況】

5/5(金) 米株市況


恐怖指数

 

Fear & Greed Index

Fear and Greed Index - Investor Sentiment | CNN


【業種】


【個別】

www.nikkei.com


JT(2914)が全般軟調相場に逆行して上値指向を強め、3000円大台に乗せるとともに年初来高値を更新しています。

同社が、発表した23年1~3月期決算は、最終利益前年同期比17%増1446億8400万円と2ケタ伸長を達成しています。

同社の海外売上高比率は7割超と高く、為替の円安が追い風となったほか、ロシアや英国などでのタバコの製品価格引き上げによる効果が収益押し上げ要因として発現したようです。

市場では「通期業績の上振れ期待を高めるポジティブな決算内容」と評価する声があるようです。

kabutan.jp


東京鉄鋼(5445)ストップ高まで買われ、年初来高値を更新しています。

 

同社は、2024年3月期の業績予想を開示し、売上高前期比6.0%増840億円とし、最終利益同23.0%増45億円を計画しています。

コンセンサスはありませんが、四季報予測は大幅に上回っています。

また、前期の期末配当を1株100円、年間で110円にするとも発表し、今期配当見通しは1株150円の大幅増配計画を出してきています。

今期からの株主還元方針について、連結配当性向30%以上を目指すとし、資本効率の更なる向上を目的に自社株式取得を機動的に実施するとも発表していて、一気に高配当銘柄に浮上した格好です。

低PBR銘柄だけに株主還元強化への期待もあった銘柄ですが、想定以上の結果になり、明日以降も見直し買いが続きそうです。

本日は、9日に決算発表を予定している中山製鋼所(5408)も連想的に買われています。

kabutan.jp


インテリア卸大手のリリカラ(9827)が場中値つかずのストップ高比例配分になっています。

同社は、2023年12月期1Q決算を発表し、経常利益前年同期比68.7%増7億円に拡大しています。

上半期計画4.6億円をすでに上回っていて、通期での大幅上方修正が期待されています。

また、同社株はTKP(3479)による大量保有から、元社長による現社長の解任要求の株主提案が出されています。

お家騒動も勃発していて、株価を乱高下させる材料になるかもしれません。

kabutan.jp

赤阪鉄工所(6022)が場中値つかずのストップ高比例配分になっています。

同社は、2023年3月期業績上方修正を発表していて、最終利益がこれまでの予想8,000万円から前期比50.6%増2億5,000万円に上振れて着地したことを公表しています。

収益性の高い部品や修理工事の売り上げの増加が寄与、補助金収入等の営業外収益も計画を大幅に上回ったようです。

本日95万株超の買いを残しており、株価は更なる高値を目指す動きになりそうです。

kabutan.jp


いつも(7694)が一時ストップ高になるまで買われ、年初来高値を更新しています。

同社は、2023年3月期の連結業績の再上方修正の発表をしています。

売上高が計画の121億3,300万円から前期比5.6%増123億1,000万円経常利益1億7,300万円から同49.7%減2億9,300万円に上振れて着地したようです。

ECマーケティングサービスやマーケットプレイスサービスにおけるブランドバリューアップが堅調に推移し、全社的なコスト効率化の進展も奏功したとのことです。

株価は中期上昇トレンド入りが視野に入ってきたと思われます。


テクニカル分析

日経平均 日足 MACD

日経平均は反落!

ギャップダウンからスタートし、心理的な節目29000円を割り込んできています。

5日線(28909円)水準はキープしていて、明日以降もこの水準で値固めできるか注目されます。

もし5日線を割り込む動きになれば、25日線(28342円)75日線(27755円)あたりまでの調整は覚悟しないといけない局面になると思われます。

米株次第なのかもしれませんが、ボラタイルな動きになることは想定しておくべきと思います。

【本日のトピック】
本日は割愛します。

にほんブログ村 株ブログへにほんブログ村 株ブログ 株式投資情報へ
にほんブログ村 
にほんブログ村