えのキングの投資日記

日本株投資日誌

11/19(木)

昨日の日経は286円安の-1.10% TOPIXは-0.81%なのでNT倍率も14.95と少し縮小しました。
売買代金も2兆3157億円なので、少し落ち着きを取り戻す展開と思います。
ただ、テクニカル的には、本日の値動きが重要になると思われます。本日 もし窓を開けて下落ということになりますと高値圏のアイランドリバーサルが完成してしまい、その後も下落の可能性が高くなります。
ただ、昨日かろうじて5日移動平均を維持してますし、このブログを書いている時間(5:00)では先物もプラスに推移していますので、窓開け下落は回避するかもしれません。
ボリンジャーバンドもバンドウォーク9日目にして+2σを割り込みました。このまま、ヨコヨコで加熱を冷まし、再度上値トライとなるか、+1σを割り込み下落となるか見極める必要がありそうです。
気になるのは為替 104円の水準を割ってきました。
ファイザーワクチンの話が出る前の103.16水準を割ってしまうと、テクニカル的にも商いをやっていないため、101円台まで一気に円高が進行してしまう恐れがあります。
昔ほど為替に影響されにくくなってきたとはいえ、主な輸出産業の想定為替は106円前後で、今のマーケットは円高による企業業績悪化というシナリオは織り込んでいません。コロナの拡大と為替動向も、長期国債利回りと同様注意深く見ておく必要があると思います。

本日はケネディクス(4321)576円 -6円 を紹介しておきます。
独立系の国内最大のアセットマネジメント会社です。
11/9に3Q決算 経常42.1%減を出しストップ安したところから、徐々に切り返しを見せる展開。
昨日 ビットコイン時価総額が過去最大というニュースが出ていますが、金余りの資産は株以外にも流れ出します。
コロナで経済がストップしないことが前提ですが、株の動きに少しタイムラグをおいて不動産が動き出すことは、バブル時代の地価上昇が証明しているし、私も実感しています。
時価総額1271億でPER11.0倍 PBR1.3倍 独立系で受託資産を2兆5046億持つのだからM&Aの対象になってもおかしくないと思います。
配当もほぼ毎年増配 17円 配当利回り2.95% 配当性向33.1%で今後も増配余地は十分あると思われます。
流動性も十分あり、安いところを拾っていくのは有効と思います。