あけましておめでとうございます!
大発会の日経平均は27258.38円
-185.79(-0.68%)でした。
寄り付きこそ、NY高を好感して上昇からスタートしたものの、1都3県で緊急事態宣言が発令されるとの警戒から、早々に値を消す展開になりました。
売買代金は1兆9400億円で2兆割れ!主力どころとしてはレーザーテック(6920)やエムスリー(2413)が4%以上の上昇をみせましたが、ファーストリテイリング(9983)や東京エレク(8035)が下落しており、日経平均も一時は400円をこえる下落になりました。
年末のブログにも書きましたが、日経平均については、深押しがあるかはわかりませんが、年始は調整にはいると思っています。
上記は日経平均の一目均衡表ですが、転換線(26982円)が、かろうじて、基準線(26928円)をうわまわっている状態です。まだうわまわっていますので崩れているわけではありませんが、もし、27000円をきるような展開になれば、「均衡表の逆転」という状況になり、いったん売りのシグナルになります。
その反面 マザーズ指数は1222.01 +25.52(+2.13%) これまで、頭をおさえられてきた25日線(1189.83)を明確にうわまわってきており、大型株から新興株に資金シフトをしていく循環がはじまりつつあるのかなと思っています。
ようするに、仮に全体が調整にはいっても、「森を見るより木を見る相場」になる可能性があり、銘柄を選別すればチャンスにもなりうると思います。
上記の表は4月の緊急事態宣言時に強かった銘柄群です。4月はもちろん5月も引き続き買われていることがわかります。上記は時価総額1000億以上の銘柄ですが、本日急騰しているブイキューブ(3681)やメドピア(6095)メドレー(4480)オイシックス(3182)などを追随するのも一考と思います。
しかしながら、追撃するのは抵抗もある人も多いと思います。上記は4月の緊急事態宣言直後に売られた銘柄群です。今回も同様に売られる傾向がありますが、この銘柄群は5月には切り返しをみせていることがわかります。いまは、様子見なのでしょうが、コロナの感染者数が下火になってきたタイミングで逆張りの買いを入れておけば、リバウンドも見込める展開があるのではないかと思います。
このように、過去の同様の事例をもとに、銘柄を選定するやり方を「イベントドリブン戦略」といい有効なケースもよくあります。