えのキングの投資日記

日本株投資日誌

4/17(水) マーケットはここ1~2週間が正念場⁉

4月16日(火)



【相場概況】



日経平均寄与度ランキング】



【業種別】



【ヒートマップ】



【売買代金】



【騰落レシオ】



空売り比率】



【米株市況】

4/15(月)米株市況



恐怖指数



【Fear and Greed Index】


FEARに移行!

Fear and Greed Index - Investor Sentiment | CNN



【個別株】

www.nikkei.com

https://www.sumiseki.co.jp/


住石ホールディングス(1514)が場中値つかずのストップ高比例配分になっています。


同社は、15日の取引終了後、集計中の2024年3月期連結業績について、売上高196億円から225億円前期比43.6%減)へ、営業利益58億円から80億円同2.1倍)へ、純利益57億円から75億円同2.0倍)へ上振れて着地したようだと発表しました。


また、同社は、配当金の支払いによる利益還元を経営の重要課題の一つに据えて、配当性向40%を目安とする株主還元方針に変更することも発表しました。

それにより、2024年3月期期末配当は1株あたり60円前期は7円50銭)と、従来予想20円から大幅に引き上げています。

市場ではインカムゲイン(配当収入)を重視する個人投資家からの買いが集まっている」(国内証券のストラテジスト)との見方がある一方で、配当性向40%といっても減益となれば減配になるため、今の株価では利回り妙味は乏しいとの見方もあるようです。

明日以降の株価の動きが注目されます。


www.nikkei.com

https://www.nidec.com/


ニデック(6594)が反発し、年初来高値を更新しています。


同社は、15日の取引終了後、サーバー用水冷モジュールを生産するタイの拠点において生産ラインを増強すると発表しました。

増産するのは、米サーバー大手のスーパー・マイクロ・コンピューターと共同開発した、AI半導体の冷却装置で、生産能力を、6月に現在の10倍の月2,000台に引き上げる方針です。

生成AIサービスなどを運用するデータセンターのサーバーは、処理するデータ量が多いため、従来のサーバーよりも、中核部品である画像処理半導体GPU)などが発熱しやすいと言われ、より優れた水冷機器の需要が拡大しています。

野村証券の秋月学リサーチアナリストは15日付のリポートでニデックの冷却装置は現在主流の液冷システムとは異なる形態で、より冷却能力が高い次世代製品になると指摘し、「ニデックは先行メーカーの1社で、20〜30%の市場シェアを獲得する可能性がある」との見方も示しています。


kabutan.jp

https://www.unisol-gr.com/


フルサト・マルカホールディングス(7128)が急反発しています。


同社は、15日引け後に、2024年12月期配当予想中間10円・期末50.50円年60.50円から、中間30円・期末45円年75円に増額修正しました。

2029年12月期を最終年度とする次期中期経営計画の期間内にDOE(株主資本配当率)3.5%以上を目指し、継続的に増配を行うことへ配当方針を変更したことが要因としています。

フルサト・マルカHD(7128)日足


株価は、3月27日に記録した直近高値2,261円を早期に捕らえ、上昇トレンドを形成できるか注目されます。


kabutan.jp

https://www.diaelec-hd.co.jp/


ダイヤモンドエレクトリックホールディングス(6699)が急反発し、年初来高値を更新しています。


同社は、16日、推進しているアンモニア燃焼技術開発において、アンモニアなど燃焼し難い燃料を安定燃焼させることが可能な超高エネルギー点火システムの試作品を完成させたと発表しました。

このシステムは、超高エネルギー出力化とエンジン搭載可能なサイズへの小型化を両立し、体積当たりの出力エネルギーは世界最大になるらしく、アンモニアのような難燃性のカーボンフリー燃料の安定燃焼だけでなく、さまざまなリーンバーンエンジンの性能向上も期待できるとのことです。

ダイヤモンドエレHD(6699)日足


株価は戻り売りをこなしながら、高値を更新してきており、一段高が期待できそうな状況です。


テクニカル分析

日経平均 日足 MACD


日経平均は大幅続落!

ギャップダウンからスタートし、4/5安値(38,774.24円)を割り込んでいます。

3/12安値(38,271.38円)は、なんとかキープして切り返しましたが、この水準を割り込めば、ダブルトップの完成となり中期下落トレンドを形成する可能性も出てきます。


ボリンジャーバンドをみても、-2σ(38,303.99円)はキープしていますが、これ以上下落すれば、-3σ(37,619.98円)に向けた下落のバンドウォークが始まる可能性があり注意が必要です。

まだまだ不確定要素は多いものの、早期の反発が望まれるところです。


【本日のトピック】

www.nikkei.com


さて、15日の米株市況は、イスラエルの戦時内閣が「明確に強力に」再報復する方針を決めたとの報道をきっかけに大きく崩れました。

サイドバーでクエリ検索

 

ネタニヤフ首相はこれまで、米国との連携することによって得られる「強力な安全保障」を自身の売りにしていたにも関わらず、ハマスの襲撃を許し、多数の犠牲者を出したことから、自国民からの支持率が急速に低下しています。

元軍人のガンツ氏が率いる野党のナショナル・ユニティが躍進してきており、ネタニヤフ首相としては振り上げたコブシがおろせない状況です。

バイデン大統領やマクロン大統領が自制を求めていますが、いまだ予断を許さない状況です。

 

 

www.google.com


加えて、15日発表になった3月米小売り売上高は予想を上回る伸びとなりました。

特に、コントロール・グループの前回値が0.0%から0.3%に上方修正されている点は注目です。

これまでは1月と2月のコントロール・グループが低調だったので1-3月期GDPもさほど強い値にはならないと見られていましたが、この調子では、今月下旬に発表される1-3月期GDP速報値も堅調な数字になることが予想されます。




これを受けて、米長期国債利回り4.6%超まで上昇しました。


地政学リスクと金利上昇が、マーケットに重くのしかかり、VIX指数19%台まで上昇してきています。

米国株式 決算スケジュール

流れが変わるとすれば、来週あたりから本格化してくる米株の決算でしょう。

サイドバーでクエリ検索

現状は、S&P500の益回り米2年国債利回りが肉薄している状態ですが、決算発表によりEPS(1株益)の上昇が見られれば、益回りが上昇することにより、株式に見直し買いが入るものと思われます。

地政学リスクは予測できませんが、決算発表が佳境を向かえるころには、織り込んでいると期待したいものです。

マーケットはここ1~2週間が正念場ということになりそうです。

にほんブログ村 株ブログへにほんブログ村 株ブログ 株式投資情報へ
にほんブログ村 
にほんブログ村