4月1日(月)
【相場概況】
【日経平均寄与度ランキング】
【業種別】
【ヒートマップ】
【売買代金】
【騰落レシオ】
【空売り比率】
【米株市況】
3/29(金)グッドフライデー(聖金曜日)で休場
【恐怖指数】
【Fear and Greed Index】
Fear and Greed Index - Investor Sentiment | CNN
【個別】
楽天グループ(4755)が反発しています。
1日付の日本経済新聞朝刊が「楽天グループは金融子会社を再編する方針を固めたとし、10月をめどに上場中の楽天銀行(5838)を含め、カードや証券を一つのグループにまとめる」と報じました。
屋台骨の金融事業を一体化することで、全社の財務改善につながるとの見方から買いが入ったようです。
同社は、傘下の携帯電話事業で基地局の整備に巨額を投じ、その多くを社債でまかなってきました。
2024年と25年に合わせて約8000億円の償還が控え、財務体質の強化が急務と言われています。
再編後の金融会社の株式を売り出せば、追加の資金調達につながると見られています。
同社は、報道について「当社がフィンテック事業の再編について検討していることは事実であり、開示すべき事象が生じ次第、速やかに公表する」とコメントしています。
株とは関係ないですが、東大生の就職先ランキングは、3年連続で同社が1位とのことです。
同社は、社内公用語が英語で、入社前にTOEIC800点の取得を課しているとのことですが、最近の東大生は激務でも構わないからスキルを身に着けたいと考えるようです。
地域新聞社(2164)が場中値つかずのストップ高比例配分になっています。
同社は、29日、2024年8月期第2四半期累計(2023年9月~24年2月)の単体決算を発表しました。
経常損益は2,900万円の黒字に浮上し、従来予想の600万円の黒字を上回って着地し、通期計画の1,400万円に対する進捗率が207.1%と既に上回りました。
不採算エリアの撤退効果が出た他、HR事業や販売促進総合支援事業が好調に推移して業績回復に寄与したようです。
同社はグロース市場の上場維持基準を早期に達成するため、外部企業とのアライアンスや資本政策などの実施を検討しており、期初に見込んでいなかった経費が発生することが予想されるとし、通期の業績予想は据え置いています。
戻り場面にあった株価に弾みが付き、目先この勢いがどこまで続くか注目されます。
https://www.commseed.net/
コムシード(3739)が急反発し、年初来高値を更新しています。
同社は本日9時頃に、子会社HashLinkとコムシード・コリアとの合弁プロジェクトであるユーティリティトークン「Multi Universe Central」が、4月19日付で暗号資産取引所Gate.ioに上場することが決定したと発表しました。
MUCは、ゲーム、NFTなど多様なブロックチェーンプロジェクトを擁し、上場前から10万人に迫るホルダー、10万個を超えるオンチェーンデータを有する「Mongz Universe」経済圏のトークンシステムです。
現在、MUCのエコシステムに属しているNFTプロジェクトは、今年リリースを控えている競馬P2Eゲーム「UNIVERSAL STALLION」のほか、PFP(プロフィール画像)プロジェクト「Tokyo Mongz Hills Club」「PEACHz.MOMO」の3つで、各プロジェクトに紐づくトークンがMUCと一定の割合で交換できるのが特徴とのことです。
同社は、今回のGate.ioへの上場によって、「Multi Universe Central」をゲーム内で利用可能な「UNIVERSAL STALLION」についても、より一層の認知度向上が期待できるとしています。
株価は直近底値圏を放れようとしています。
サノヤスホールディングス(7022)がストップ高まで買われています。
同社は、前週末3月29日取引終了後に2024年3月期連結業績予想の修正を発表し、営業利益は5億円から4億円に下方修正しましたが、純利益を3億円から4億円(前の期比5.9%減)へ上方修正しています。
建設資材の値上げの影響で営業利益予想は引き下げたものの、投資有価証券売却益が発生したようです。
また、同社は、発行済み株式数の2.96%に当たる100万株、1.5億円を上限とする自社株買いの実施も発表しています。
取得期間は4月1日から25年3月31日までとしています。
更には、同社は、2027年3月期を最終年度とする中期経営計画を公表し、最終年度に売上高300億円、営業利益10億円とする目標を掲げました。
株価は、あく抜け感が出ており、戻り相場の継続を匂わせています。
【テクニカル分析】
日経平均は大幅反落!
ローソク足は大陰線を形成し、短期的な下落パターンの「陽の陰包み」を至言しています。
昨日のブログで、日経平均が200日線(34,096.22円)と20%以上の乖離を形成した場合は、高値から1,000円を超える下落になる傾向があることを書きましたが、今回も当てはまる形になりました。
終値ベースで25日線(39,741.45円)上はかろうじてキープしていますが、ここが正念場になりそうです。
下落トレンドが始まっているのであれば、25日線は下値抵抗線になりにくく、下抜ける形になると思います。
その際は、3/12安値の38271.38円を割り込んでダブルトップを形成するかが重要になります。
例年、4月の第一週は機関投資家の「期初の益出し」がでる傾向があり、今年はデンソー(6902)が政策保有株として持っていた豊田自動織機(6201)を全株売却方針であることを発表したことがきっかけになったとの指摘があります。
明日以降、25日線で下げ止まり、レンジの下限から切り返す動きになるのか、それとも、あっさり割り込んで、深めの調整局面を迎えるのか見極める必要がありそうです。