8日の日経平均は28139.03円
+648.90（+2.48％）でした。
東証1部の騰落銘柄数 値上がり1725 値下がり384。例のごとく先物のシﾖートカバーもはいり、ファーストリテイリング（9983）1銘柄で121円の上昇を見せる展開でした。
ボリンジャーバンドをみても、いきなり+3σ突破です。
2日前に+1σを割り込み、バンド幅を収縮させるスクイーズ状態になるのかと思いきや、いきなり上限突破のバンド幅を拡大させるエクスパンションの形を形成しています。
11月の高騰時のように+2σ～+3σに沿って上昇するバンドウォークが始まるかはわかりませんが、少なくとも+1σを明確に割ってくるまでは、売り方にとっては苦しい状態だと思います。
このような環境下で、市場の大きなテーマになりそうなのは半導体です。
上記は1/9の日経ですが、半導体がスマホにとられて、車の生産に影響が出てきているというものです。日産も主力のノートの生産を減産すると発表しています。それくらい、半導体の需要がひっ迫しているということです。
上記は10/24の東洋経済の特集です。半導体そのものはインテルやTSMC サムスンにシェアを握られているものの製造装置や材料ということになると景色が一変します。
8日も上場来高値をとった東京エレク（8035）やレーザーテック（6920）信越化学（4063）SUMCO（3436）JSR（4185）東京応化（4186）あたりは引き続き注目されると思います。
私のブログでも、12/25に関東電化（4047）をパワー半導体関連で紹介していますが、本日はもう一つの穴株としてリンテック（7966）を紹介します。
同社は粘接着素材で最大級の会社ですが、半導体チップの製造・実装工程で使用される特殊粘着テープとその特性を最大限に引き出すための装置、また積層セラミックコンデンサの製造に不可欠な剥離フィルムを提供しています。
11月の2Qの決算では下方修正をだしていますが、半導体部門のアドバンスマテリアル部門は前年同期比25％アップの262億をたたきだしており、同社の収益柱に成長していることがうかがえます。
また12/23には、抗ウィルス加工を施した特殊粘着フィルムの発売も発表しています。
コロナ関連銘柄として注目されることもありうるのかもと感じています。
