-110.20(-0.38%)でした。
伸び悩んだものの、東京エレク(8035)やアドバンテスト(6857)等の半導体株はしっかり。昨日値をとばした太陽誘電(6976)は本日も大幅高でした。反面 JAL(9201)ANA(9202)等の航空株 京急(9006)や京王(9008)等の鉄道株が大幅安。 ファーストリテイリング(9983)やキーエンス(6861)等の値がさ株も終日売られる展開になりました。
しかしながら、東証1部の騰落銘柄数は値上がり1100/値下がり993と値上がり銘柄数が値下がり銘柄数を上回る形であり、移動平均においても、終値ベースで5日線(28523円)水準まで戻しています。
上記のボリンジャーバンドをみても+2σを割ったあとも、一気に+1σや25日MAに向けての下落がスタートするわけではなくヨコヨコで日柄調整をこなし+1σが上昇してくるのを待っている展開と思われます。
さて、2日前のブログでも、外国人の買いが一巡した際には、個人主導の小型株物色がスタートする可能性をかきましたが、本日マザーズ指数はわずかながら逆行高の動きです。
マザーズの売買代金上位をみると、12月上場IPOの売買が活発であることがわかります。
しかしながら、上記の表のように、12月IPOのなかでも、初値後のパフォーマンスで、はっきり明暗がわかれていることがわかります。
この違いは何でしょうか?
ビジネスモデルの目新しさや、財務内容の違いなどもあるのでしょうが、上記の2つの表を見比べてみると、はっきり明暗が分かれているのは「時価総額」であることがわかります。
時価総額が小さいものは、初値後下落しているケースが多く、時価総額が大きいものは、初値後上昇しているケースが多いことが見て取れます。
時価総額がある程度大きくないと、セカンダリー市場での参加するメンバーが限られてしまいます。
機関投資家や投信 外人が参加するには、ある程度の時価総額が必要になります。
参加者が多ければ、流動性ができて売買代金上位ランキングにも顔を出すようになり、結果、投機的な資金も入ってきやすくなるという構図です。
2月になれば、あたらしいIPOがスタートしますが、セカンダリーを狙うのであれば、「時価総額」も考慮したほうがよさそうです。