7日の日経平均は27490.13円
+434.19(+1.60%)でした。
ご存じの通り、6日の米国では上院を民主が獲得し「トリプルブルー」が実現することになり、景気刺激策によるGDP押し上げ期待から景気敏感株主体のNYダウは高騰! 逆に長期国債利回り上昇を受けグロース主体のナスダックは下落でかえってきました。
日本でも、三井住友(8316)第一生命(8750)オリックス(8591)等の金融株が高騰 バリューと言われる景気敏感株も広く物色された反面 マザーズ指数はマイナスで終わりました。
問題は、はたしてこの動きが明日以降も継続するのか?
だと思います。
日本は2/7まで1か月 緊急事態宣言に入ります。
上記のグラフをみると、前回の緊急事態宣言の時には、圧倒的にグロース優位であったことがわかります。
緊急事態宣言中に、本日のようなバリューリバーサルが継続するのでしょうか?
そもそもデフレの日本において、景気敏感株が本格的に買われるのは、まだ時期早々ではないかと思います。
それでは、マザーズが有効なのか?
上記の表は前回 緊急事態宣言発令時との比較です。
前回 緊急事態宣言時のマザーズ指数は636ポイントで時価総額も4.6兆円でした。しかしながら今回は1212ポイント 時価総額も9.6兆円までふくれあがっています。
要は、前回の倍のパワーが必要ということになります。
昨日のブログでも書きましたが、すでに前回主役であった銘柄群は今回も同じような上昇波動を描くのはむずかしいと思います。
コロナが続く以上、高水準のマネタリーベースの伸びは継続されると思います。
強いマーケットの時には、チェンジ(3962)やBASE(4477)のようなシンボリックなテンバガー銘柄が出現します。
次の主役はなにか?見極める嗅覚が必要だと思います。